Merry Christmas everyone!
今日は日本はクリスマスイブです(アメリカでは現在23日)。日本の20年前、バブルの頃はイブはデートの大イベント日。25日はイベントの終わった日と決まっていたものですが(←私にはご縁が無かった)、日本は今でもそうなんでしょうか…。
さて西洋のクリスマスの当日12月25日とは、そのまま日本のお正月です。お店も会社も仕事も学校もみんなお休みで、みんな家族の元に帰り食卓を囲むのが慣わし。
国や土地によって、ハムだったり羊だったり魚料理だったりと料理は色々みたいですが、七面鳥が一般的でしょうか。私も何度が焼いたことがある。今日はクリスマスイブらしく、クリスマスの当日
12月25日に家族で食べる七面鳥の丸焼きのレシピを簡単に紹介したい。
●七面鳥の丸焼き(ロースト・ターキー)
材料
3~4kgの七面鳥(生) 丸ごと1羽
(冷凍も見かけるが私は買ったことがない)
1.
小ぶりな七面鳥3~4kgを買ってきます(10kgのもいる)。一抱えあってずっしり重い。首の無い皮のついた生の大きな鳥なので怖いです。足は足首で落とされてます。ひぇ~。
2.
内臓は除いてあるので、大きく開いたお尻のほうから開いて綺麗にします。私は洗ったかも…覚えていない。ちゃんと水気をペーパータオルで拭きます。
3.
首のあたりに詰め物をします(=スタッフィングのレシピは後述)。首の余った皮を伸ばして背中に金串で止めます。
4.
両手羽の肘を背中に伸ばし、
5.
大きく開いたお尻のほうからお腹にも詰め物をします。詰め物は膨らむので軽く詰めること。両足を曲げたまままとめてお尻の皮に止める。お尻の皮を引っ張って適当に閉じます。
6.
説明で分からなかったので、とりあえずタコ糸で脚をしばったりする。手足ばバラバラにならない様に身体にくっついていればいい。
7.
ロースト用のトレイに置いたラックの上に、鳥のお腹を上にして置く。
8.
植物油やバターなどを表面に塗る。
9.
オーブン用温度計を、太腿に刺す。
10.
165℃に熱したオーブンに入れて、鳥が3~4kgキロなら3時間から3時間半焼く。動かさない。こんがりと色がついてきたらアルミホイルで覆う(10kgの七面鳥を焼くには、7時間だそうです)。時間は鳥の調理時の温度によって違うので、太腿に刺した温度計が85℃になるのを目安に。85℃になったら焼き上がり。
11.
焼けたら、オーブンから出して20分そのままに。
12.
グレービーソースを作るならここ。(インスタントでもいい)
13.
スタッフィング(詰め物)を取り出して皿に盛る。
14.
鳥の脚をはずし、胸からスライスをカットして皿に盛る。
●ブレッド・スタッフィング(詰め物)これを鳥のお腹に詰めます
材料
セロリ (葉付きを刻む) 1と1/2カップ玉葱 (みじん切り) ¾カップ
バター ¾カップ
食パンの1~2cm角切り 9カップ
塩 小匙1
乾燥セージ (ハーブ) 小匙1/2
胡椒 小匙1/4
セロリと玉葱を刻んだものをバターで炒めて、柔らかくなったら火を止めて、残りの材料(パン、塩、セージ、塩、胡椒)と混ぜる。(上の材料は目安。鳥の大きさで必要量は変わってくるので適当に。おおまかでOK。これを鳥のお腹に詰めます。詰め物は殆どがパン。そのパンが、鳥が焼ける間に鳥のお腹の中で肉汁を吸っておいしくなるというもの。鳥が焼けたら取り出して別に皿に盛る。)
★(うちの)クリスマスディナーは、
1.
切った七面鳥のピース
2.
マッシュポテト
3.
角切りにしたベーコンを炒めて出た油で、ニンニクのみじん切りと、芽キャベツを半切りにしたもの、ニンジンの角切り、松の実、パセリを炒めたもの(塩コショウ)。(家庭によってレシピあり)
4.
スタッフィング(詰め物)
これにサラダがあることも。グレービーソースと市販のクランベリーソースをかけて、ぜーんぶひと皿に盛って食べます。なかなかアメリカンで豪快で野蛮な料理だと思う(笑)けっこう美味しい。
イギリスならこの後に、
鍋で熱々に沸かしたブランデーに火をつけ、それを(別に熱々に温めた市販の)クリスマスプディングにかけてそのまま燃やし、青い火が消えてから取り分けて、そこにブランデーバターという、これまた洋酒に砂糖とバターを混ぜたものをかけてこってりと食べる。死ぬほど甘くて美味しい。
書くだけでお腹いっぱい…。
★翌日は上記の七面鳥、マッシュポテト、芽キャベツなどを全部パンに挟んでクランベリーソースと共にサンドイッチにする。
★翌日は上記の七面鳥、マッシュポテト、芽キャベツなどを全部パンに挟んでクランベリーソースと共にサンドイッチにする。