毎週感想を書くつもりはないのだけれど、やっぱり今週も面白かった。中井貴一パパはかっこいい。ほんとにいい。今日は見せ場があった。『王家の犬になるつもりはない』そうだ。清盛君もとても嬉しそう。
よかったね。
よかったね。
この中井貴一パパ、昔「ふぞろいの林檎たち」で若いのかトシなのか微妙な大学生を演じていらしたのだけれど今ほんとにかっこいい。あれから30年近くたった。彼が出てくると画面がピシっと引き締まる。声がいい。所作が美しい。清盛との親子関係も素晴らしい。やんちゃ坊主な息子を、言葉少なくも暖かく見つめる懐の大きな親父の姿がとてもいい。これからも、もっとビシビシ清盛を叱り飛ばしてほしい。
画面も相変わらすゴージャスでとてもいい。贅沢な画面だ。NHKさんの公式のサイトを見たら、今年は製作の方々、とても気合が入ってるらしい。「坂の上の雲」も終わったので予算が多く使えるんだろうか。ますます楽しみだ。
それにしても、男のドラマはやっぱり面白い。日本の歴史、ほとんどは男が作ってきた歴史だ(世界中そうだけど)。そのせいだと思うが、やっぱり男主役の歴史ドラマの方が断然面白いと思う。儒教などで世の中がそうだったのだからしょうがない。これは女性がどうがんばってもどうにもならないことだ。これからも質の高い歴史ドラマをやるのなら、きちんと男らしい男を演じられる若い俳優さんを育てていくしかないと思う。
NHKさんこの調子で迷わずがんばってください。オネガイ。もっともっと平安の時代にタイムスリップしたい。この調子ならDVDも購入するワ。