2013年12月31日火曜日

Paul McCartney And Wings - Maybe I'm Amazed (1970)



たぶんこの曲が一番好き。




Paul McCartney And Wings - Maybe I'm Amazed (1970) 
 
Paul McCartney And Wings - Maybe I'm Amazed
 (1976 LIVE)




中学生の頃、同級生がビートルズとポールさんの大ファンで、勝手にテープを作って押し付けてくれた。私も当時洋楽ならなんでも興味があった頃で、有難く受け取って部屋で学校の宿題をしながらよく聴いた。それが『Wings over America (1976)。カセットテープにみっちりライブの音源が入っていて、そのおかげで当時のWingsの曲を知る事が出来た。同じ友人は数あるビートルズのアルバムコレクションの中から、適当に良曲を集めた自作のビートルズ・ベスト・テープも押し付けてくれた。おかげでビートルズの曲にも中学で出会うことが出来た。

そうやってポールさんの曲を聴いていた頃の1980年、ポールさんはWingsを連れて来日公演…のはずが大麻所持で逮捕されてしまう。日本での数日間の拘留中に他のインメイトと打ち解けてビートルズの曲を一緒に歌った…などというまことしやかな噂も流れてきた(笑)。なんだかのんびりした時代だったのかな…。


その後、ポールさんの名前が日本のメディアに出ることはあまりなかったように思うが、1995年に私が英国に移住した後は、あちらのメディアでポールさんの名前をよく見かけた。英国では彼は今でも日常的な国民的大大大スターなんですね。1997年にアルバムをリリースしたときは、ロンドンのCDショップにご本人がサイン会だかなんだかで来たらしく、若い女の子達が路上に座りこんで並んでいたのを見てびっくりした。おじさんでも若い女の子に人気なんだなと驚いた。

彼のインタビューやドキュメンタリーもよくTVで放送されていた。もちろんゴシップもよく聞こえてきた。奥さんリンダさんのベジタリアン料理本も本屋で見かけたし、そのリンダさんが亡くなったのが1998年。その後ヘザーさんとの再婚話でもロンドンのメディアはよく騒いでいた。娘さんのステラさんもファッションデザイナーとして成功してよく雑誌や新聞に出ていたし、ポールさん関連の話は日常的によく聞こえてきていたと思う。

2003年にはロンドンのEarls Court Exhibition Centreでの「Back in the World tour」のコンサートも見に行った。けっこういい席で、ものすごく楽しかった。若いバンドメンバーを引き連れてポールさんは元気一杯。かっこよかった。この時代に生まれて、この正真正銘の天才音楽家・巨人をたった1度だけでも拝めた事は本当に有難い。中学の頃によく聞いた曲を思い出して心が震えるほど感激した。


実は数日前、NHKのあさイチで黒柳徹子さんがポールさんの日本でのコンサートの事を語っていらしたことでこの文を書くことを思いついた。そうそう彼は今年来日したんですね。11月に東京ドームだったそう。本当にお元気だなぁ。 黒柳さんほどのお方が「ポールさんは3時間一切座ることなく歌いっぱなし。残る人が残るべくして残った…」と感嘆していらしたのが印象深い。そんなポールさんは今年71歳。

Wings over America』のライブアルバムは、今年再リリースされたそうだ。また聴きたい。買おうと思う。聴くのは中学・高校の頃以来だ。今でもビートルズやポールさんの曲に親しみがあるのは、あの中学の時の同級生のおかげ。心から彼に感謝している。彼は今頃どうしているだろうか…。


追記:なんとこの曲、邦題があったんですね。たった今知った。「恋することのもどかしさ」と「ハートのささやき」だそうだ…。へー全く知らなかったぞ…へぇー!