能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2019年3月7日木曜日

LIVE★Larry Carlton/ラリー・カールトン LIVE!!!– 2 March 2019



今年の最初のライブはギターの大御所です。
ラリー・カールトン様よっ!
  実は海亀はラリーさんのことをよく知らない。
 
10年ぐらい前に東京でちょっとだけフュージョン系にハマった時も、結局J-Fusion界隈の日本の音楽家の方々のライブに日々通うばかりで、めったに来ない海外の有名な方々までは探求を深める事ができなかった(ほんのちょっと有名どころを数名数曲齧っただけ)。
 
それでもラリー・カールトン様もパット・メセニー様もリー・リトナー様もワタクシが中学生ぐらいの頃からのギターの大スター。お名前はよくお聞きするのだけれど…音楽を聴いていない…聴かねば…いや聴きたい…。
 
というわけで、御本人が近所にいらっしゃるならぜひぜひ拝見拝聴したい。ライブを経験してもっとラリーさんのことが知れればいいな…と出かけることにした。
 
今回は予習も無し。フュージョンやジャズは演者を見てなんぼライブを見てなんぼ聴いてなんぼ。そもそもジャズやフュージョンはライブが要。スタジオver.よりもライブver. のほうがいいのがあたりまえ。楽しめることは確実。だから曲を知らなくても全く心配はしていない。それに大御所を拝見できるだけでも大変有り難や。感謝感謝とても嬉しい。
 
 
 

ラリー様かっこよかったです。

この日32日はなんとラリーさんのお誕生日でした。71歳キャー。ラリーさんすごくかっこいいお方なのね。実は70年代の頃のお姿はよく覚えていて…、眉毛の太い面長のロン毛のお顔の濃いお兄さんでしたよね。現在のラリーさんはほぼスキンヘッドです。でもすご~~~~く

かっこいい。

若い頃より今のほうがいいかも

曲もいい。ギターの音も綺麗。うわーこんな大御所が目の前にいらっしゃる…すごいなぁ…なんという贅沢。宙を舞うようなギターの音が綺麗です。


ラリーさんの曲はほとんど知らないのですが、すごく聴きやすい曲が多くてびっくりしました。もっと…いかにも70年代の古いタイプのフュージョンフュージョンした曲が多いのか、それとも(ギタリストにありがちな)難しいジャズ寄りに変わってしまったのではないかと…思っていたら結構キャッチーな曲が多い。昔70年代にフュージョンと呼ばれた方々というのは、その後Smooth Jazzに形を変えていたのかもしれない。とても聴きやすい。Smooth Jazzなら海亀得意分野だ。
 
途中でカバー曲も…The Doobie Brothersの「Minute by Minute」に、Michael Jacksonの「She's Out of My Life」。後でセットリストを調べていて知ったのだけれど「Josie」はSteely Danのカバーだそうだ。近年のベテランのミュージシャンの方々はカバーもよくなさるのかな。先日トッド・ラングレンさんもカバー曲ばかりやってましたね。いろんな曲をやったほうが楽しめるのかもしれませんね。
 
1曲目の「Deep Into It」や(たぶん)2曲目の「Oui Oui Si」からノリノリ。それにアンコールのへヴィーな「Burnable」はメンバーそれぞれソロがあってかっこよかった。もっとラリーさんの曲が知りたい。
 
バンドメンバーは長年一緒にやっているドラマーのGene Coyeさん以外は、いろんな所からスケジュールの合う方々がいらしていたらしく、今回一緒にやるのが初めてとか、2回目とかおっしゃっていました。みなさん楽譜を見ながら演奏しているんだけれど、それにしてもあまり共演していないということは、ショーによってグルーヴが出たり出なかったりするんだろうか。ドラマーが一緒なら大丈夫なのかな。
 
フュージョン、スムースジャズ系はとにかく気持ちが良くていい。これからももっと知らないアーティストのショーにも飛び込んで見に行くべきだと思いました。ほぼ確実に楽しめるし世界も広がっていい。ラリーさんのことももっと知りたいと思った。
 
楽しかったです。
またいらしたら見に行きたい。
ラリーさんHappy Birthday!!! ❤❤
ありがとうございまーすまた来てね

 
↓セットリストはだいたいこんな感じ。私は曲を知らないので、動画サイトにあった当日の映像や、ちょっと前の他のライブのセットリストを参考に記憶を探った。4曲目まではこの順番だったと思うけれど、その後の順番はよくわからない。抜けている曲もあると思います。ところでラリーさんと言えば「Room 335」が有名なのだけれど、このライブでは演らなかった気がする。どうだったろう…。

Setlist  March 2 2019
 Deep Into It
 Oui Oui Si
 10 PM
 Minute by Minute (The Doobie Brothers cover)
 Smiles and Smiles to Go
 Hill Street Blues  (Mike Post cover)
 She's Out of My Life (Michael Jackson cover) 
 Josie  (Steely Dan cover)  
Encore:
 Burnable

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The band:
 Larry Carlton - Guitar
 Andy Hess - Bass
 Mark Stephens – Keyboard
 Don Aliquo - saxophone
 Gene Coye - Drums

2019年3月4日月曜日

お猫様H :冬の情景




この時期は毎日こういう感じです。





2019年3月2日土曜日

お雛様

 



今年はお雛様を出した。

数年前に母が亡くなった時、色んなものを段ボール箱につめてこの地に送ってきた。実家にあったお雛様も持ってきたのだけれど、今まで箱を開けられずにいた。数年間箱に入ったままになっていた。みんな梱包材にぐるぐる巻きにされて箱につめられていた。毎年3月「あぁ今年もまた箱を開けなかった。また来年」と数年が過ぎた。

思いついて今年初めて飾ることにした。このお雛様は私が赤ちゃんの時に母が選んで買ってくれたもの。この人形達ももう50歳以上ということになる。18歳で家を離れたので今までず~っと30年以上も会っていなかった。

母は私が家を出てからも毎年お雛様を飾ってくれていた。毎年33日には親戚や近所のおばちゃんたちを招いてお雛様と共にお茶会をやっていたらしい。その話をよく電話で聞いていた。何十年間も母が人形達を大切にしてくれていた。

そういえば今までお雛様を自分一人で飾ったことはなかった。子供の頃も母が飾ってくれていたのを側で見ていた。自分で箱から出して飾るのは初めてだ。ぐるぐる巻きの梱包を解いてひとつひとつ人形を並べる。みんな綺麗。子供のころに見たままの姿。ずっと綺麗でいてくれた。しみじみと嬉しい。長い間ぐるぐる巻きにされて苦しかったね。みんなごめんね。



飾り棚は持ってこなかったので家具の上にお雛様を並べた。ひなあられを買ってきてお供えする。毎日みんなの顔を覗き込んで話しかける。最初はちょっと不機嫌そうに見えたお雛様の表情も次第に嬉しそうに見えるようになってきた。そんなふうにここ半月ほどお雛様と一緒に過ごしている。しみじみと嬉しい。

これからは毎年お雛様を飾ろう。
お母さんどうもありがとう。大切にします。

2019年2月27日水曜日

Betty Who - I Remember (2019)



これからのEDM/シンセポップはどうなるのか?




Betty Who - I Remember (2019)
Album:  Betty
Released: Feb 15, 2019
℗ 2019 Betty Who under exclusive license to
 AWAL Recordings America, Inc.



またまたBetty Whoさん。彼女はこの曲を深夜番組『The Late Late Show with James Corden』に出て歌ってました。214日の出演。それが彼女を知ったきっかけ。

Betty WhoJessica Anne Newhamさんはオーストラリア出身・米国在住のシンガー/ソングライター。27歳だそうです。彼女のプロフィールでのジャンルを見るとSynth-pop · nu-disco ·  dance-pop ·  electronic ·  power pop ·  electro house ·  indie popなどとあるので、今どきのダンスミュージックをやるアーティストなのだろうと思います。

ところでこのTV出演では彼女がやたら大きく見えたのですが、なんと彼女の身長は188cmだそうです。おおぉすごいねぇ。ちょっと中性的なのは彼女の魅力ですね。かっこいいわ。コーラスに被せ気味ですが、よく踊りながらよく歌ってますね。パワフル。


一般的にEDMというのは…、2005年ぐらいからですかね…じわじわと大きくなって201120122013年あたりでピークだったのではないかと思うのですが、あれからダンスミュージックはいったいどうなったのだろう?

今は個人的にEDMへの興味も薄れてしまったので、その後のダンスミュージック界隈がどうなっているのか、私にはよくわからないのですが、今でも踊ることは好きなのでリズムの踊りやすい曲が嫌いなわけではない。

だからこのBetty Whoさんや、(前回書いた )SUPERFRUITみたいな音は今聴いても気持ちがいいです。こういうのは、今ならEDMとは言わずにSynth-pop と言うのだろうな。いずれにしても機械で作りこんだ音ですが、どこか80年代のシンセポップに似ている音が多くて、私のような年寄りにはとても気持ちがいい。とてもいい。

Betty Whoさん。いいアーティスト発見かも。


Betty Who – Marry Me (2019)



いい音です



Betty Who – Marry Me (2019)

Album:  Betty
Released: Feb 15, 2019
℗ 2019 Betty Who under exclusive license to
 AWAL Recordings America, Inc.



暫く前に見ていた深夜のトークショーに出てきたオーストラリア出身・米国在住のBetty Whoさんのアルバム曲を探していたら出てきた曲。これだこれだ。これが今いいタイミングの曲だ。Nao☆ちゃんおめでと~😊

この音の質感は私の大好きなSUPERFRUITとほぼ同じですね。イイ感じ…と思ったらこのBetty Whoさんの最新アルバムBettyのプロデューサー・Pretty Sister/Zak Watersさんは、SUPERFRUIT2年前のアルバム『Future Friends』の中の2曲をプロデュースしてました。どこか音が似ていたのはプロデューサーが一緒だったのね。なんといい発見。

いや実はこのBetty Whoさんの声がSUPERFRUITのミッチさんの声にかなり似ているんですよ。プロデュースも同じなら声も似ている。いっそのことコラボをすればいいのに…と思ったら、Betty Whoさんの曲「Just Thought You Should Know」のMVSUPERFRUITのスコット君が出てました。これは将来コラボがあるかも…。



Superfruit - GUY.EXE (2017)


2019年2月26日火曜日

NegiccoのNao☆ちゃん❤❤❤❤❤




  おめでとうございます!!!  

  

 
 
  

第91回・米アカデミー賞受賞式…を見逃したのだ



今年はアカデミー賞を楽しみにしていたのよ。ブライアン爺とロジャー爺が出るというし、ラミちゃんもがんばったしね。マハーシャラ・アリ様も出るし『女王陛下のお気に入り』も頑張ってるみたいだし、今年はしっかり見ようと思っていた。…のに、

放送時間を知らずに見逃したわっ。テレビをつけたらオリビア・コールマンさんがスピーチをしていたヒャ~もうほとんど終わり?…ぇええええ???ブライアン爺は?ロジャー爺は?

というわけで海亀撃沈。残りの方をちょっとだけ見て『グリーン・ブック/Green Book』が作品賞を取ってよかったね…と思ったら放送もお終い。結局最後の20分ぐらいしか見られなかったぞ ぉぃ。

こういう受賞式番組というのは、ライブで見て「ギャー勝ったギャー落ちた」とその場で騒いで見るのが正しいので番組を逃すともういけない。見たいなら後で動画サイトでスピーチを見ればいいのだけれど、なんだかめんどくさくてまだ見ていない。後でブライアン爺とロジャー爺の頑張りとラミちゃんとアリ様を見なくちゃね…。


というわけで、とりあえず主な結果を記そう。
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★作品賞 グリーンブック
★監督賞 アルフォンソ・キュアロン - ROMA/ローマ』
★主演男優賞 ラミ・マレック - 『ボヘミアン・ラプソディ』
★主演女優賞 オリヴィア・コールマン - 『女王陛下のお気に入り』
★助演男優賞 マハーシャラ・アリ - 『グリーンブック』
★助演女優賞 レジーナ・キング - 『ビール・ストリートの恋人たち』
★脚本賞 『グリーンブック』 - ニック・バレロンガ、ブライアン・ヘインズ・クリー、ピーター・ファレリー
★脚色賞 『ブラック・クランズマン』 - チャーリー・ワクテル、デヴィッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット(英語版)、スパイク・リー - ロン・ストールワース(英語版)の回想録『Black Klansman』より
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おおっ『グリーン・ブック』おめでとうございます。ラミちゃんよくやった。オリヴィアさんあっぱれ。アリ様素敵 レジーナさんかっこよかった。『ブラック・クランズマン』面白かったです。なかなかいい結果ではないですか。
 
毎年このブログでは、ワタクシアカデミー賞にはよく文句を言ってきたんですけど、今年はそんなに嫌じゃないぞ。どうしてだ。賞を取った映画ばかりを見たからなんですかね。実は海亀、去年もロクに映画を見ていないのだ。だからあまり文句は言えない。
 
しかし見た映画はそれぞれよかったと思います。『ビールストリート…』は監督が頑張りすぎたか…と思った以外は、それぞれ佳作。それぞれ満足したことは感想にも書いた。
 
しかしながら、思ったより全体に話の規模が小さい?かな?ポリコレの影響なのかなんなのか…、どうも今年は受賞作のテーマが小粒なような気がする。スピルバーグ、リドリー・スコットあたりの大歴史エピックとか、宇宙大ロマン巨編タイプの映画とかじゃないのね。あ~『ブラック・パンサー』と『バイス』がそのあたりの大きなテーマなのかな。私はその2作も『ローマ』も見ていない。『女王陛下のお気に入り』も歴史とは言っても女の喧嘩…小さい話ですもんね。今年は個人テーマの話が多い。
 
 
近年の米のエンタメ業界と言えば、実際映画よりもNetflixやその他配信サービス、ケーブルテレビ局製作の長編ドラマの方が面白いものが多いんですよね。それが映画が小粒になった理由だろうか。
 
ワンシーズン8話で評判が良ければ次のシーズンと、延々話を展開していけるドラマの方が今は元気がいい。私はドラマもそれほど見てはいないんだけれど、見たものだけでも、ちょっと前の80年代オマージュSF『Stranger Things(Netflix) とか、英国エリザベス女王の伝記『Crown(Netflix)80年代ゲイカルチャー『Pose(FX) 等々は面白かったですもんね。エンタメ業界も映画よりドラマにエネルギーが向っているのはわかる気がする。
 
それでも私はやっぱり映画には映画の面白さがあると思うんですよ。映画にはドラマには無い映画の魔法がある。映画は見ている観客が武将になったりお姫様になったり、宇宙人になったり、空を飛べたりするんだもの。やっぱり映画には頑張って欲しいと思います。誰かアーサー・C・クラークの原作で宇宙浪漫の巨編映画を撮って欲しい。