旦那Aにこの映画がどうかと聞いたら「懐かしい」と楽しんだ様子。私が「まったくリアリティがない。人物達が魅力的に思えない」と言うと「ああそうか」と反応。もう少し聞いてみると「あの時代の雰囲気は覚えてるんだよね、ああいう人達にも会ったことがある。ニックみたいな人もいた。Met opera のシーズンチケット持ってて、いつも綺麗な女の人と一緒にいたかっこいいおじさん。でも彼はずーっと独身だったかな」などと言う。なるほど旦那Aには当時の雰囲気を十分懐かしく感じられる映画だったらしい。
Micah McLaurin – Satisfied (Until Dawn Remix) (2025)
Satisfied (Until Dawn Remix) – Single
Micah McLaurin
Released: June 4, 2025
℗ 2025 Micah McLaurin
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Original
Micah McLaurin – Satisfied (2025)
今週の英国 Commercial Pop Club Chart に入っていた曲。 まずはキャッチーな曲にビジュアルが綺麗ねということで取り上げようと思った。そういえばこのお方は少し前にも「バブバブーン」と歌う歌がダンスチャートに入っていたのを覚えている。チャートは英国のチャートなのですけど、このアーティストは米国のお方でした。
チャートに入っていたのは Until Dawn Remix のディスコ調。「Let me keep you, Satisfied- satisfied…」がゲイクラブで鳴っているのが想像できますね。
★Micah McLaurin 米国のピアニスト。1994年生まれの30歳。元々はクラシックのピアニストを目指したが、クイアに目覚め現在は Virtuoso pianist、composer、avant-garde artist としてポップスのシーンでも活動中。
米国サウスキャロライナ州のチャールストン生まれ。8歳からピアノを習い始める。18歳でペンシルバニア州フィラデルフィアのカーティス音楽院/Curtis Institute of Musicに学び卒業、その後ニューヨークのジュリアード音楽院/Juilliard Schoolに進んだ。2016年には Gilmore Young Artist Award を受賞。その他にもピアノで数々のトップ賞を受賞…それらの賞のリストは Ettlingen International Piano Competition、Thomas and Evon Cooper International Competition、2011年のHilton Head International Piano Competition、Verbier Festival Tabor Prize。2018年にはフィラデルフィア・オーケストラとの共演デビュー。その後も米国各地、各国のオーケストラと共演。2019年には Lincoln Center でリサイタル。2020年にはライブ・アルバムをリリース。2022年にはショパン作品のスタジオ・アルバムをリリース。
★UNTIL DAWN オランダのDJ/プロデューサー・デュオ。メンバーは Joey van Zanden さんと Lars van Jole さん。コロナ禍の頃から活動開始。現在 drum and bass のシーンで良く知られた存在で、各フェスにも出演。彼らの作品の特徴はハイエナジーのビートのダンス・アンセム。少しの neurofunk に jump-up vibes の元気のいいサウンドで知られる。
--------------------------------------------------------------------- Writer: Ramiro Padilla, Fernando Garibay, Micah McLaurin, Daniel Padilla, Simon Wilcox
● Con 2 ドラマのコンセプトが、1981年の同名の映画を元にしていて…四季の移り変わりを通してストーリーの流れを追う話…になっているからしょうがないのだけれど、あまりにも事件を詰め込み過ぎではないか。「春」が終わって「夏」以降は全員がニックの行動に振り回される話になってしまっている。そして「冬」。…なかなか急ぎ足だなと思ったが、これはしょうがないのかな。あまりいい結末ではないと思う。
iPadで農業ゲームにも…ぅぁ…苦しいな。しかしまだ農業ゲームには手を出してない。あれははまりそうだから意図的に避けている。面白そうだと思ったのよ。『Hay Day』だっけ?かわいい広告を見て何度かココロ惹かれた。 さすがにベッドルームにiPadを持ち込むことは無いけれど、旦那Aが寝てしまった後もリビングで『Tile Match 3D』や積み木崩しゲームをやってる。そうそう、ちょっと前に3000面クリアしたとここで報告したやつです。
Oden & Fatzo x m.O.N.R.O.E. feat. Matluck - Only For Tonight
Only for Tonight (feat. Matluck) – Single
Oden & Fatzo, Monroe
Released: June20, 2025
℗ 2025 Defected Records Limited
これもUK Commercial Pop Club Chart か UK Upfront Club Chart に入っていた。リリースからチャートに入ってくるのが速かった曲。この曲はフランスのDJトリオの曲らしいですが、いい意味で米国の70年代のディスコを現代の曲に仕上げてます。ディスコの温故知新は本家の米国よりも欧州のほうが上手い。米国は一度ディスコを拒絶したからだろう…ディスコを拒絶した後は米国は Hip Hop に行ってしまった。欧州はディスコを上手く温め続けていますね。
曲としては展開が少ないけれど、気持ちがいいのでよし。冒頭のベースラインがCHICの「Good Times」を思い出すけれど、今聴き直してみたらCHICの「Good Times」はずいぶん曲がゆっくり。今の曲は House のアレンジなのでスピードが速い速い。その速いスピードに私も慣れてしまっている。
★Oden & Fatzo フランスのパリで結成されたエレクトロニック・グループのトリオ。NASAのロゴ入りユニフォームを着てライブのパフォーマンスをする。メンバーは(ファーストネームのみ)Williamさん、Alexさん、Abelさん。彼らのジャンルは House,、solar minimal、breakbeat electro、UK Garage 等々。funk や jazz、hip hop の影響を受けた。2023年に英国のレーベル Defected Records と契約。世界中でライブを行っている。 ★m.O.N.R.O.E. Jordan Postrelさん。米国人の Producer と DJ。最初はファッション業界にいたが19歳でDJに方向転換。その才能を早い時期に認められ様々なレーベルから曲をリリース。Berlin、Paris、 New York、Ibiza などでレジデントになり、様々なフェスでもライブを行っている。
★Matluck 米国フロリダ州マイアミ出身のシンガー・ソングライター。フロリダ大学在学中から音楽活動開始。 有名DJ(Armin Van Burren、Nicky Romero、Felix Jaehn、Dzeko, Mike Williams、Afrojack, Elephante 等)とのコラボワークも多い。英語とスペイン語のバイリンガル。作曲では他アーティストへも曲を提供している。エミー賞受賞、グラミー賞にもノミネートされた。
Only For Tonight Oden & Fatzo, Monroe ---------------------------------------------------------------------
数週間前に英国のCommercial Pop Club Chartに入っていた曲。この曲もナイジェリアのアーティストの曲。Tiwa Savage さんはナイジェリアで生まれ、ティーンから英国ですごし、米国ボストンの名門・バークリー音楽大学で学んだ後にナイジェリアに帰国している。ナイジェリアは音楽シーンが盛んなのですね。ナイジェリアから発信した曲が英国のダンスチャートに入ってくる。すごくお洒落な曲。音も凝ってます。後ろでプログレ風シンセギターも鳴ってる。ダンスのリズムのとり方もかっこいい。
★Tiwa Savage Tiwatope Omolara Savageさん。ナイジェリアのシンガー・ソングライターと女優。1980年生まれ。彼女は英語とナイジェリア・ピジン語とユルバ語で歌い、音楽的には afrobeats、R&B、afropop、pop、hip-hopの混合スタイル。11歳の時に英国に移住。ティーンの頃からGeorge MichaelやMary J. Blige等のバックコーラスを務めた。オーディション番組『The X Factor』の英国版に出演した後、米国ボストンのBerklee College of Musicで学んだ。ナイジェリアでの音楽シーンの盛んな様子を見てナイジェリアに帰国し、2012年にナイジェリアのMavin Recordsと契約。2013年リリースのデビュー・アルバム『Once Upon a Time』がNigeria Entertainment AwardsでBest Album of the Yearにノミネートされた。ナイジェリアの国内のみならず、英国と米国のアフロチャートの常連。今までにアルバムを3枚リリース。それから現在もコンスタントにシングルをリリースし続け、欧米各国でツアーを行っている。
㊟Slangなどの意味 ● I know you're fiending for my bigger back, ooh fiending=In slang, "fiending" (also spelled "feening" or "feenin'") refers to an intense and urgent craving or desire for something/強烈で切迫した渇望や願望
[chorus :Tiwa Savage & Tamia] (I really like) あなたは私の (I really like) あなたは私の (I really like) oh, あなたに夢中 (I really like) (I really like) あなたは私の (I really like) 私に全てをちょうだい (I really like) mm, 誰とも比べられない (I really like)
[chorus: Tiwa Savage & Tamia] (I really like) あなたは私の (I really like) あなたは私の (I really like) oh, あなたに夢中 (I really like) (I really like) あなたは私の (I really like) すべてをちょうだい (I really like) mm, 誰とも比べられない (I really like)
[hook] Ọmọ to ba re′di, lo ma gba dollar… Gba dollar, gba dollar
[outro] I really like…
--------------------------------------------------------------------- Writer(s): Tamia Washington, Lionel Richie, Tim Kelley, Ronald C. (sr) La Pread, Donel Mangena, Bob Robinson, Josiah Bassey, Tiwatope Omolara Savage, Taiwo Sotonwa, Segun Michael Ajayi, Kareem Olasunkanmi Temitayo, Anyanwu Obiora Uzoamaka
1964年生まれのスコットランドの少年は、ティーンの初期にパンクに出会った。15歳の時に Clashの『London Calling (1979)』等を聴いてクラスメートとよく議論をして拳を振り上げていたのかも。しかし19歳になった今は、中学の頃に憧れた Clash のギタリスト Joe Strummer のポスターも壁から剥がれ落ちてそのままになってる。その後その場所に貼るポスターも見つからなかった(憧れる人もいなくなった)。周りを見ると、少し年上の青年達/大人たちはパンの配給や失業手当の列に並んでいる。それを見てイライラして憤る。彼らのようにはなりたくない。未来には壁が立ちはだかっているように見える。夢を語るばかりではなく、現実を見て冬の厳しい寒さにも踏み出そう。チャンスはきっと白い雪の下に隠れているのだから。
歌詞の「You burn in the breadline and ribbons and all」の リボンの意味をAIに問うと、このような文が出てきた…
During the 1980s in the UK, a symbol of unemployment emerged in the form of unemployment ribbons. These ribbons, often worn by individuals who were unemployed and claiming government benefits (also known as "on the dole"), symbolized solidarity and the difficult economic conditions of the time. 英国1980年代、リボンが失業者のシンボルとなった…このリボンは「on the dole」と呼ばれる失業中で政府の給付金を受給している人が身につけていた。このリボンは連帯感と当時の厳しい経済状況を象徴していた。
● Walk out to winter, swear I'll be there 冬に向かって歩こう 僕はきっとそこに行くと誓うよ …はくどいので、「僕はきっとそうするよ」とした ● And breathless we talked, it was tongues =熱のこもった議論/主張の様子だそうだ