能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20...

2025年6月10日火曜日

伊トスカーナ州/Tuscanyキャンティ地方のキャンティ・クラシコ/Lamole di Lamole, Maggiolo Chianti Classico DOCG 2021とボロネーゼ・パスタの伊ご飯



ワインで訪ねる旅シリーズ。
今回はまたフランスから迷い出てイタリアのトスカーナ州に寄り道です。


先日Netflixでアメリカの映画『マンジャーレ! ノンナのレストランへようこそ/Nonnas』を見てから、イタリアンを作ってイタリアのワインを試したいねぇと思っていた。スーパーに伊ワイン・キャンティのいいのがあったので買ってきて先々週の週末、イタリアご飯にすることにした。

…とは言ってもうちはイタリアご飯をよく作るので全く特別感がない。ごちそう感を出すには肉料理かと思ったのだけれど最近はお肉をあまり食べないので(年を取ったからだと思う)お肉…うーん…さてどうしようかと迷った。

買ってきたキャンティ・ワインの情報を調べていたら、幸いキャンティ・ワインは肉入りのトマトソースのパスタが合うと出てきた。なんだそうなんだ。キャンティ・クラシコならボロネーゼ(ミート)ソースがよく合うとのこと。なんだなんだそうか笑。ミートソースなら目をつぶってても出来るわ。だったら頑張らなくてもいい。というわけでボロネーゼ・ソースを中心に簡単イタリアご飯決定。

そんなことを話していたら、また旦那Aが「じゃあ僕が作るわ」と言う。いいですねぇ。じゃあ私はズッキーニを焼いてサイドにするわ。グリーンビーンを煮て、サラダでOK?そうしようそうしよう。

というわけで出来たご飯。
今回の食前チーズは料理をしながら…パルメザン・チーズの角切りを摘まみながらワインを飲む。キャンティにはパルメザンが合うのだそう。もちろんパルメザンは後でパスタの上にもかける。


ルビー色のワインの色が明るくて綺麗です
デザートはBRUG Bakeryさんのタルト モモかな

 

というわけで開けました

Lamole di Lamole, Maggiolo Chianti Classico DOCG 2021




スーパーで見つけたワイン。お値段は比較的お手頃なのに2021年はいい年でVIVINOでは4.0点だそうで、それならいいだろうと買ってきた。

キャンティと言えば名前を聞く(六本木の有名なイタリアンのお店の名前だ…私は行ったことがない。旦那Aは仕事仲間と35年ぐらい前に行ったそうだ)。このワインを私は飲んだことが無い。さてキャンティ様はどのようなお味でしょう。初キャンティ・クラシコです。


さてワインのお味は…

あ、おいしいですねこれは。飲みやすい。なんか…軽い?重くない。色も明るくて綺麗。少しピンクがかっている?少し酸味が多めなのかな。なんか…明るいワインという感じ。いいですね。この軽くて明るい感じがパスタに合うということかな。軽さが丁度いいのか。それでもこのワインは牛肉や仔牛肉、ハム関連にも合うのだそうです。

なんだか料理をしながら飲み始めて、おいしいおいしいこれは軽くていいわ~などと言っていたら、「何味、何の香り」を考える前に酔っぱらった。あまり複雑な印象はない。ただ飲みやすくておいしい。

レビューを読んでみると、ストロベリー、ラズベリー、チェリー、バニラ、オーク、ペッパー、トマトの葉…などなどと皆さん仰ってます。私は…なんだろう…何かフルーツを感じるというよりも、ただ明るく飲みやすく美味しいワインという感じでした。色が明るくてルビーのようにすごく綺麗なのも素敵。楽しいワイン。

さて問題のアルコール分はどうでしょう。私はアルコールに強くないので、アルコール味が強いかどうかはとても重要。アルコールのピリピリした感じが全面に出ていると美味しく思えない。しかしこのワインはアルコール分をあまり感じなかった。おいしい。全体の印象が軽く飲みやすく軽やかで酸味があって爽やかでパスタにも合う。アルコール分は14%なので低くはないのだけれど、どっしりと重い感じもない。前回のボルドーの赤よりずっと爽やか。軽い酸味がいい感じ。


1日目はおいしいおいしいと2杯飲んでもOK。あまりアルコールも身体に長く残らなかったような気がする。2日目以降から少しアルコールが前に出てきたかと思ったけれど、酸味のバランスがいいせいか2日目以降も十分においしい。3日目もそれほど味は変わらない印象

実は…ボトルを開けた初日の土曜日に二人で飲んだ後、旦那Aが翌日から仕事で飲めなくなったので、私だけが飲むことになってしまい…やっぱり持て余した。翌日もイタリアン、次の日もイタリアンと頑張ったのだけれど、もう飲みきれない…ということで、4日目に仏のチキンのワイン煮を作って何とか消費しました。チキンはとても美味しかった。今度からご馳走は旦那Aが2日間は飲める金曜日にするべし。

翌日は豚肉の白ワインとレモン+オリーブのソース
次の日の昼にも少し飲んだ
夜もなんちゃってイタリアン
3日目の昼もソーセージで飲んだが飲みきれず、
結局夜にナンチャッテ Coq au Vin で使い切った 
煮込みには足りなかったので料理用の赤ワインを足した


ところで…
開けたワインのボトル内の空気をポンプで抜く器具を今は使っているのだけれど、そろそろワインのボトルの空気を窒素に入れ替える本格ワイン・キーパー/Nitrogen wine keepers, WineKeeper systemsを買うべきなのかもしれぬと思った。それならゆっくり飲んでも飲み残すことがない。



それではワインの情報
まずはキャンティ地方から…


● キャンティ/Chianti

そもそもキャンティというのはイタリアのトスカーナ州内の地方。トスカーナ州の真ん中辺りに位置するエリア。キャンティのワインとはその地方で育てられる葡萄サンジョヴェーゼを主に原料とするワイン

このワインは以前は涙の形の瓶を藁で包んだボトルのデザインが有名(そういえばこの藁に包まれた涙の形のボトルが高校の美術室にあった。これを静物画のデッサンでよく書いていた。美術の先生が飲んでいたのだな)。

キャンティ地方でのワインの生産の古い記録は14世紀まで遡り、「キャンティ山のワイン」として知られていた。1398年にはこの地方の白ワインと赤ワインが記録されている。1427年の古文書には、「フィレンチェ市が地方のワインに関税をかけた事」が記録されており「キャンティ」の名前もそこに記録されているそうだ。

この地方のサンジョヴェーゼ種の葡萄は、19世紀の土地の男爵がサポートしたことから定着し、今のキャンティの元となったそう。ワインの名前として「キャンティ」の名前が最初に使われたのは1716年。1932年までには、キャンティ地方の中で7つの区分けが行われ…Classico/Colli Aretini/Colli Fiorentini/ Colline Pisane/Colli Senesi/Montalbano/Rùfinaの地方に分けられることになった。その後もキャンティ地方内の土地の区分けが行われ地方名が追加された。「クラシコ」というのはキャンティ地方の土地の名前であり、そこで生産されるワインの名前でもあるのですね。


キャンティ・クラシコ/Chianti Classico とは

キャンティの地方の中で一番大きなエリアが「クラシコ/Classico」と呼ばれる。北はフィレンチェから南はシエナの間に位置する地方。この土地内で一番古い歴史を持つ「キャンティ」のエリアを中心とした土地で出来るワインを「 キャンティ・クラシコ/Chianti Classico」と呼び、それらはDOCGの認定を受けている。このキャンティ・クラシコ 地方内のワインメーカーはキャンティ・クラシコ協会(地元の生産者協会)に所属していて、協会メンバーの作る「クラシコ」のワインのボトルにはその印…黒いニワトリ(gallo nero)のロゴが印刷されている。

裏側に黒いニワトリがいました

● DOCGとは

=Denominazione di origine controllata e garantita。イタリアの原産地認定の印。イタリア語で「原産地統制呼称」の意味。このDOCGは、1963年に制定されたDOC(Denominazione di Origine Controllata)の上位分類として1984年に新設された。キャンティ・クラシコは1996年にDOCGに認定された。


● キャンティ・クラシコ・ワインの決まりごと

使用される葡萄の80%以上が葡萄種サンジョヴェーゼ/Sangioveseであることが厳しく制定されている。それ以外の20%までは決められた地域で収穫された黒ブドウならブレンドが可能。熟成したキャンティ・クラシコは「Riserva」と呼ばれている。またその上にはキャンティ・クラシコの最上級のDOCG「グラン・セレチオーネ/Gran Selezione」(2014制定)がある。



このワインの情報…

Lamole di Lamole, Maggiolo Chianti Classico DOCG 2021


● ワイナリー:ラーモレ・ディ・ラーモレ/Lamole di Lamole

この名前Lamole di Lamoleとは「ラーモレの中のラーモレ」の意味。ラーモレの土地はローマ時代に発見され耕作され始めた歴史あるエリア。1350年にはフィレンツェ出身のゲラルディーニ家が城を建設した。その後ラモーレ・ディ・ラモーレ・エステートが第二次世界大戦直後に設立される。そしてこのワイナリーは元ラモール城の熟成庫と貯蔵庫を現在も使用している。

ワイナリーの現在の当主は、イタリア最大級の家族経営のワイン生産者 グルッポ・サンタ・マルゲリータ/Gruppo Santa Margherita社の(ワイン事業の)4代目 ヴィットリオ・マルゾット/Vittorio Marzotto氏。それまで白ワインで成功していたGruppo Santa Margherita社が、1993年にラモーレ・ディ・ラモーレ社を配下に置いた。また同社で25年以上醸造家を務めるのはアンドレア・ダルディン/Andrea Daldin氏。 ダルディン氏は近隣の町サン・ジミニャーノ/ San Gimignanoの葡萄生産農家の出身。

🍀…余談だけれど思い出話。1995年の年末に旦那Aとサン・ジミニャーノの側の葡萄畑の中のホテルに1週間ほど泊まった。元は農家の家だったホテルの部屋からはサン・ジミニャーノの塔が遠くに見えた。そのホテルは葡萄畑に囲まれていて、一度だけホテルからサン・ジミニャーノの町まで葡萄畑の中を徒歩で歩いてみた。1時間以上かかったと思う。あの旅行は私が旦那Aとロンドンに移住してから最初の旅行。10月にロンドンに移住して一か月後の11月にトスカーナ州を2週間旅行したので思い出深い。あの葡萄畑の辺りで育った人がこのワインを作っているのだと知って嬉しくなった。


● 産地

イタリア/LAMOLE
ラーモレは、グレーヴェ・イン・キャンティ/Greve in Chiant自治体の高地にある村落で、キャンティ・クラシコの北部に位置する。ブドウ畑は標高350~600メートルの南西向きで、トスカーナのサンジョヴェーゼの産地の中で最も高い標高の土地。何世紀にもわたって地元の岩石を使い(手作業で築かれた)何キロメートルにも及ぶ乾式石垣は、サンジョベーゼのブドウにとって重要な役割を担っている。排水性に優れる砂岩泥灰岩が混ざった土壌は、栄養分とミネラルが豊富で、夏の降雨量が少なく、風が強く、日照時間も豊富、日中の気温差も大きいという恵まれた環境にあり、そこに育つ小粒で果皮と果汁の比率が高い特徴の(独自に開発された)サンジョベーゼ・ラーモレ・クローン種からは、芳醇で余韻の長いワインが生まれる。


● 葡萄

🍇 サンジョベーゼ

イタリア中部地方を原産とする赤ワイン用ブドウ品種。トスカーナ州はイタリア国内最大のサンジョヴェーゼ栽培地。この葡萄はイタリアの各地で異なる栽培文化が根付いており、同じサンジョヴェーゼを用いたワインであっても、産地ごとに異なるスタイルや味わいが生まれることで知られる。

「キャンティ・クラシコDOCG」はこの葡萄を80%使用することが決められている。粘土石灰質の土壌によく適合する葡萄で、特にキアンティ・クラシコ地区やモンタルチーノに発達するガレストロと呼ばれる泥灰土からは優れたワインが産出される。このワインの産地ラーモレ/LAMOLE村は標高が高く、この土地のサンジョベーゼはラーモレ独自のクローン種として発達した。

サンジョベーゼからできたワインは、強い酸味と、マイルドからやや強い渋み(タンニン)が特徴的で、イチゴやサクランボやプラムなどのフレッシュな果実香に、スミレのフローラル香やスパイス香なども。

サンジョヴェーゼはのワインは、高い酸味と程よいアルコール度数のため、料理との相性が非常に良い。イタリア料理の定番の組み合わせの一つとして、トマトベースのパスタやピザソースにはサンジョヴェーゼ・ベースのキャンティを合わせることが多い。また他のブドウ品種とのブレンドにより、比較的軽いミートローフやローストチキンから、グリル料理やスモーク料理、そしてステーキなどの重めの料理や、リボリータや豆のピューレスープなど様々な料理に合わせるのもいい。


● このワインの特徴は…

Sangiovese 80%、 Merlot 、Cabernet Sauvignonのブレンド
鮮やかなルビーレッドの色合いから、シクラメンとスミレの花のブーケ、そしてマルベリー、ブラックベリー、ブルーベリーのフルーティーな香り、そしてほのかな甘いスパイスとカカオの香り。口に含むと、力強く躍動感があり、躍動的でありながらエレガント。凝縮感と深みのある味わいは、特に食事との相性が良いワイン。


● 組み合わせ

スパイスを使った料理やピリッとした風味のある料理、ハーブを使った料理と相性抜群。またひよこ豆、野生の豆、レンズ豆などを使った風味豊かなスープ、ジビエソースを使ったパスタ料理、スパイスとハーブをたっぷり使ったじっくり煮込んだ肉料理など。また熟成チーズとの相性もいい。エキストラバージンオリーブオイルでシンプルに味付けしたスープにも最適。アジア料理や南米料理の肉料理にも。



★ 見た目がルビー色で透き通っていて綺麗。軽くて飲みやすい。味はドライかな。アルコール味を強く感じなかったので飲みやすかった(アルコール分が低いわけではない)。2日目も3日目も十分美味しいと思った。今まで飲んだ重めのワインは2日目から少しづつ味が変わったことを思い出したが、それと比べてこのワインは数日後も美味しいのでとてもいい。ただ私があまり飲めないので最後は煮込みに使ったのはもったいなかった。初めてのキャンティ・ワインは美味しかったです。特にこのワインは料理に合わせてこそ美味しいのだろうとも思った。伊ご飯はうちでよく食べるのでこれからもキャンティ・ワインは注目していこうと思う。

そういえば前回のボルドーワインを飲んだ時にチーズとワインの組み合わせを調べたことを思い出した。また今度文を書こう。



ワインメモ
🍷Lamole di Lamole, Maggiolo Chianti Classico DOCG 2021
Vivino.com Score: 4.0
Winery:Lamole di Lamole
Grapes:Sangiovese, Cabernet Sauvignon, Merlot,
Region:Italy / Central Italy / Toscana / Chianti / Chianti Classico
Wine style:Italian Chianti Classico Red
Alcohol content:14%


2025年6月4日水曜日

Jonas Blue Ft. Izzy Bizu – Lifeline (2025)



美しい



Jonas Blue Ft. Izzy Bizu – Lifeline (2025)
Lifeline (Acoustic)
Lifeline – Single
Jonas Blue, Izzy Bizu
Released: February 25, 2025
A Positiva / EMI release; ℗ 2025 Blueprint Music Limited, 
under exclusive licence to Universal Music Operations Limited



暫く前にUKのCommercial Pop Club ChartとUpfront Club Chartに入っていた曲。すごくいい曲。歌詞は恋人に愛と感謝を伝える歌でしょう。ポップソングの歌詞には色んなものがあるけれど、話しかけている相手にありがとうを伝える歌というのはとてもいいものです。幸せな歌ですね。

 ボーカルのIzzy Bizuさんは彼女のルーツの半分であるエチオピアの音楽にも影響を受けているそう。この曲も不思議で珍しい曲調だと思ったのだけれど、もしかしたらアフリカ系のメロディーなのかもしれませんね。ふわふわと多幸感のある曲調だと思う。いい気持ち。


★Jonas Blue
Guy James Robinさん。英国ロンドンのDJ、record producerそしてsongwriter。1989年生まれ。2015年に彼が手がけたTracy Chapmanによる1988年の曲「Fast Car」のカバー・リミックスが英国のシングル・チャートで2位を記録。欧州各国と米国を含む英語圏で大ヒットとなる。2016年にはJP Cooperの歌う「Perfect Strangers」で英国シングル2位。また世界各国でヒット。またRayeの歌う「By Your Side」が英国15位。その後も各アーティストとのコラボ…Craig David、Arlissa、Sabrina Carpenter、Becky Hill、Rita Ora、Ava Maxなどのよく知られたシンガーとのコラボが続いている。2022年には米国のアイドルグループ Why Don't We とのコラボ曲「Don't Wake Me Up」をリリースし、日本のグループ BE:FIRST がその日本版カバーをリリースした。Jonasさんはヒット曲多数。彼の名前はよく見かける。よく売れている方ですね。

★Izzy Bizu
Isobel Bizu Beardshawさん。英国とエチオピアのミックスのシンガーソングライター。1994年生まれ。父親の仕事で幼少期にエチオピアとバーレーンで暮らし、ティーンの頃にロンドンに移住。2009年から活動開始。2013年に歌のコンペで優勝した後 EP『Coolbeanz』をリリース。すぐにiTunesのSoul and RnBチャートで3位となる。その後大物アーティストのサポートを務め、グラストンベリー・フェスのコンペに参加(2位)したり翌年はステージに上がり、英国BBCの音楽番組に出演、また大物アーティストのサポート、そしてDJとのコラボワークも続いている。様々なアーティストに影響を受けsoul, funk, jazz and popを合わせた作風で知られる。



Lifeline
Izzy Bizu and Jonas Blue
---------------------------------------------------------------------


誰も 誰も私のライフラインにはならない
あなただけが私のライフライン 
あなたが私のライフライン


ただ一目見るだけで 私の問題は消え去っていく
あなたのハートは私の海 私を守ってくれる
あなたが私に羽をくれるなら 私は飛び立てる 遠く

Oh, 嘘じゃない 
私は地獄を経験した
でもあなたが光を見せてくれた
自分の内面を愛する方法を教えてくれた
条件を課すこともなく なぜかと問うこともない
あなたは私の命を救ってくれた, yeah


もし私が助けを求めて泣いたら
あなたが命綱になってくれる
空に雲があれば
あなたは太陽の光になる
真夜中に暗くなっても
あなたが日の光になる
誰も 誰も私のライフラインにはならない

もし私が助けを求めて叫んだら
あなたが命綱になってくれる
空に雲があれば
あなたは太陽の光になる
真夜中に苦しくなっても
あなたが日の光になる
誰も 誰も私のライフラインにはならない…

あなたこそが 私のライフライン


嘘じゃない 
あなたは変装した私の守護天使
私は話す必要も無い あなたが私の心を読んでくれる
どの河も深くはなく どの山も高くはない
あなたがいつも側にいてくれる


もし私が助けを求めて叫んだら
あなたが命綱になってくれる
空に雲があれば
あなたは太陽の光になる
真夜中に暗くなっても
あなたが日の光になる
誰も 誰も私のライフラインにはならない…

もし私が助けを求めて叫んだら
あなたが命綱になってくれる
空に雲があれば
あなたは太陽の光になる
真夜中に辛くなっても
あなたが日の光になってくれる
誰も 誰も私のライフラインにはならない…
(Ain't nobody, ain't nobody on my lifeline)
(あなたこそが 私のライフライン)


誰も 誰も私のライフラインにはならない…
あなたこそが 私のライフライン
(you'll be my lifeline)

誰も 誰も私のライフラインにはならない…
(you'll be my lifeline)

あなたこそが 私のライフライン

---------------------------------------------------------------------
Songwriters: Guy James Robin / Izzy Bizu / Neil Ormandy / Paul Harris / Toby Scott


2025年6月3日火曜日

お猫様H:愛



猫さんは元気になった。特別療法食を毎日食べて安定している。缶フードは(ビーフシチューに似ている)美味しいらしく、数時間毎にお腹が空いたと言うので大さじ1~大さじ1.5 杯ぐらいの量をあげている(それくらいでお腹一杯になるらしい)。うんちも健康。特別療法食は定期購入をすることになった。

前回猫さんのことを書いたのは先週だったのであれから1週間。もう大丈夫だと思う。本当によかった。

この写真は5月25日。ふたりでなごんでいるところを旦那Aに撮ってもらった。

うちの大切なお姫様。



2025年5月29日木曜日

BABYMETAL:今日5月30日はロンドンでO2アリーナSHOW!!!



お久しぶりです。BABYMETALさんの情報を見ていたのですが、なんと今日の夜はロンドンのO2アリーナでBABYMETALさんがライブをなさるそうだ。すごい~!

BABYMETALさん関連でここに入らっしゃる方々は、すでに情報に詳しい方が多いと思うので詳細は書きませんが、とにかく今日はロンドンのO2アリーナでのヘッドライナーのショーです。

なんと SOLD OUT だそうです!

本当にすごいね。BABYMETALさんはもう本物やで。キャパが20000人だそうだ(←あ、これ昨日書いた時に20万と打ち間違ってた!キャパは2万です2万。ゴメンネ)。このO2アリーナと言えば2000年の頃にはミレニアム・ドームと呼ばれておりました。あれからもう25年も経った。

いや~それにしてもすごいな。このブログでは初期の頃にBABYMETALさんの海外活動を追っていたのですが、最初にこのブログに彼女達のことを書いたのは2013年の8月13日です。「お、また日本から面白いものが出てきたな😁」と思った。

あれから12年。BABYMETALさんは本物のロック・スターになりましたね。彼女達は今年は世界中のアリーナをツアーで回っているそうだ。本当にすごい。押しも押されもせぬガチのメタル界の大物スターでしょう。O2アリーナをSOLD OUTなんて大物よ。正直私も驚いてますよ。いつの間にこれほどの大物になったのだろう…。

BABYMETALさんはメタル界では誰もが納得のスターなのだと思います。昨日はSlaughter to Prevailとのコラボ新曲「Song 3」が解禁になって私も見たのだけれどいい感じですね。女の子達がすごくかわいい😄 そしてたった1日なのに既に沢山のファンによるリアクションビデオがYouTube上がっていて、私も昨日はそれをニヤニヤしながらいくつも見た。ムサイお兄ちゃん達が皆笑顔で喜んでリアクションしてた。ポピーさんとの「from me to u」もいい感じ。どちらの曲も慣れると癖になる。

もうガチですね。BABYMETALさんはメタル界隈でしっかりと地位を築きましたね。もう世界中のファンがBABYMETALさんのロイヤリストになってしっかりと支えてくれている。人気も安定しているのだと思います。本当にすごいこと。長い間努力を重ねて一歩一歩前に進んだBABYMETALさんと皆様の頑張りが今の素晴らしい結果になった。心からおめでとうございます。

今これを書いている時間はロンドンの午前中。今夜O2アリーナでのライブです。各地でライブ・ビューイングも行われるそうだ。

BABYMETALさんO2アリーナSHOWおめでとうございます!
今晩も楽しんで、ガンバレ~!!!😍


🌺ハワイの翌日に追記 
チラチラっと流れてきたのを後から見ましたよ。ライブ大成功だったみたい。O2アリーナ満杯。皆笑顔。最後スーメタル様が観客に向かって「ソニスフィアの時から支えてくれた…」と言ってた。泣く😭 美しい。みんなよかったね💕 本当におめでとうございます。


2025年5月27日火曜日

映画/Netflix『マンジャーレ! ノンナのレストランへようこそ/Nonnas』(2025):お婆ちゃん達の美味しいご飯





-----------------------------------------------------------------------------
『 Nonnas (2025)/米/カラー
/1h 51m/監督/Stephen Chbosky』
-----------------------------------------------------------------------------



猫が病気になる前に見たので5月10日あたりかな。Netflixで人気チャートに上がっていたので鑑賞。

食べ物の映画ははずれが少ない。美味しいご飯を描く映画は、家族の話であったり人と人の繋がりであったり…温かいフィールグッド映画が多いからだろう。Netflixで予告/トレイラーを見たときもすぐに「よさそうだ」と思い見始めた。旦那Aも参加。


実話を元にしたレストランの話だそうだ。最愛の母を亡くした男が料理の上手なイタリア人のお婆ちゃんたちを集めてイタリアン・レストランを開く話。いかにもいい話。イタリアのお婆ちゃん達のおいしいイタリア料理の話というだけでもうフィール・グッドは約束されている。

いい話でした。イタリア料理好きだし、自分でもよく作るし、私も年寄りなのでお婆ちゃん達がワイワイ元気にキャッキャと言いながら料理をするのもとても楽しい。これが実話を元にしたというのだから…何と素晴らしい。いい話だな。


さっそく実際のニュージャージー州のレストランのネットのページを見に行きましたよ。今は多国籍のお婆ちゃん達(お姉さま方も含む)が参加して日替わりでシェフを努めているのだそうだ。ああ本当にいいアイデア。この映画が人気なら、これからきっとこのレストランも予約待ちになるのだろうな。いつか行ってみたいな。


ヴィンス・ヴォーンさんがいい感じです。彼は若い頃はやんちゃ男の印象だったのに、今すごくいい俳優さんですね。ちょっと前に見た映画『Fighting with My Family (2019)』の彼もいい役だった。味のある俳優さんになった。

映画『Fighting with My Family (2019)』:全てがいいFeel Good Movie笑わせにこないヴィンス・ボーンに泣く 

イタリア系のそれぞれのストーリーのあるお婆ちゃん達もいい。皆素晴らしい女優さん達。元気のいいお婆ちゃん達が楽しい。最初は北と南の出身で喧嘩していたのに、それぞれ次第に心を開いて皆で打ち解けて仲間になっていく姿もいい。ああ…わたしやっぱり女性同士が打ち解けていく様子に感動するのだ。好きなのですよね、女性同士が仲良くなる姿。女性同士ならではの心地よさとか温かな関係とか…心の底から打ち解け合う女同士の友情はいいものです。いいな。


最初はペースがゆっくりで、旦那Aが少し退屈しそうになっていたのに、どんどん良くなっていって最後は私以上に泣いてた。うちは二人とももう両親もいないし家族も遠くにいて子供もいないので映画やドラマの家族ものの話はすぐに泣いてしまう。フィールグッド。とてもいい映画です。

まぁそれにしても、冒頭でも書きましたけど美味しい食べ物を描く話はたいていいい映画ですね。特に家庭料理…お母さんやお婆ちゃんが作る…もしかしたらお爺ちゃんやお父さんの作るご飯の話、またシェフの師匠の話とか…美味しいご飯にまつわる映画やドラマに悪い話なし…かもしれないですね。美味しい家庭料理は人の基本的な幸せなのだろうなと思う。子供の頃の母のコロッケとかオムライスとか…私にも幸せな思い出。こういうタイプの映画をこれからもチェックしていこう。  グルメレストランの食べ歩きの話はそれほど感動しないのですよね。ご飯に関するフィールグッド映画は料理をすること=愛情が大切なのだろうな…。


仏/英ドラマCanal+/BBC『Marie Antoinette』シーズン2 (2025):フランスの歴史と実在の人物達に対する侮辱でしょう





-----------------------------------------------------------------------------
『Marie Antoinette (2025) Season 2 -8 Epsode/仏/カラー
/1話52 m/クリエイター:Deborah Davis』
-----------------------------------------------------------------------------



18世紀フランスの宮廷。王妃マリー・アントワネットのなんちゃって伝記大河ドラマ。なんと…こんなにありえないほど酷いドラマをシーズン2までやってしまうとは。あきれかえる。

米国での放送は公共放送ネットワークPBS(Public Broadcasting Service)。米国での放送スケジュールは2025年3月23日から5月11日まで。

シーズン2は首飾り事件を中心に革命の始まりの頃(1789年)までを全8話で描いた。




これから辛口以上の毒を吐くので、このシリーズを楽しんだ方はお読みにならないように。



これはゴミ。もう何の疑いも無くゴミ箱行き。こんなに酷い…歴史上の人物の名前で描くエログロの下品な茶番ドラマ。さすがにもう見なくてもいいと思った。一応最後まで見たけれど、毎回毎回腹が立ってしょうがない。それに見どころの創作ゴシップの茶番は本当につまらなくて、見ながらウトウト寝そうになった。最悪です。

クリエイターはDeborah Davis氏。このお方は(シーズン1でも私は文句を言ったのだけれど)…英国のアン女王の名前を借りただけの下世話なオンナの戦いの映画『女王陛下のお気に入り/The Favourite』の脚本を書いただけでなぜか沢山の賞をとってしまい…。ロクでもないですね。あんな下品な映画。オンナのドロドロを描きたいなら現代劇で描けばいいのに。なぜ王族の名前を引っ張り出してくるのよ。

映画『女王陛下のお気に入り/The Favourite』(2018):醜い女の戦いに笑う ◀レビューは結構褒めてますけど下品だとは言っている

その悪いやり方を…このお方はこんどはフランス国のマリー・アントワネットでやらかした。もうやめてくれよ。Deborah Davis氏がその『女王陛下のお気に入り/The Favourite』の後で何を書いたのかを調べたら、あれ以降何も書いてないのですね。『The Favourite』の脚本の一発屋。そんな人にマリー・アントワネットを書かせるのは無謀でしょう。この人の視線は下品。女同士の争いごとにしか興味がないのだろう。歴史上の人物に対するみじんのリスペクトも感じられない。吐き気がするぐらい酷い。


主人公のマリー・アントワネットが、髪の毛ボサボサのフェルゼンとソファーでいちゃいちゃしている場面にルイ16世がやって来て一緒に会話をする?バカですね。感覚がおかしい。無茶苦茶腹が立った。

なんかゾッとするように酷い場面の連続で怒り爆発。これは俳優さん達が可哀そうだと思う。あれじゃいい芝居なんてできない。これだけイライラさせられる主人公のその後の悲劇を(もしシーズン3があるのなら)これからどのように描くのか?今の時点でマリーさんの好感度はゼロです。なぜこのドラマは大切な主人公をあんなアバズレに描くのだろう。歴史上の人物に対してあまりにも酷い扱い。


まずこのドラマで何を見せたいかのコンセプトが不明。綺麗な衣装のキラキラ貴族生活を描きたかったのなら、仏革命の時代はあまりにも重すぎる結末。脚本も笑止千万。なぜか俳優を欧州各国から集めているのに(英語の劇に慣れていないのか)皆大根。だったらフランス語でやればいいのにと思うが、クリエイターが英国人なので出来なかったのだろう。衣装のことは私にはわからないがあの髪型はだめでしょう。みな白いウィグを被ってくれなきゃ困る。マリーさんはポマードでゴチゴチに固めた巨大な髪に金粉を振っていた大爆笑。歴史を描く意志なし。政治を描く意志もなし。思想もなし。哲学もなし。描いているのは何の中身も無いクリエイターの創作ゴシップのみ。とても退屈。見る価値は一ミリも無し。本当にゴミ作品。

せっかくベルサイユ宮殿のロケまで許可してもらいながら、これだけ酷い作品にしてしまうのならやらないほうが良かったですねと思う。

(よくある事だけれど)英国/アングロサクソン人に他国の歴史を描かせてはいけない笑。よその国を馬鹿にするにもほどがある。もしフランスの人々がこのドラマを、彼らの歴史と歴史上の実在の人物達に対する侮辱だと受け取っても私は驚かない。いや調べたらフランスの批評家はこのドラマを酷評しているそうだ。やっぱりね。彼らに同意する。だから今度はフランスの制作の「マリー・アントワネット」を描いて欲しい。


というわけで最悪最低のドラマ。見る価値は無し。


最後は突然民衆がベルサイユに押し寄せる場面で終わったけれどあれは1789年10月5日のヴェルサイユ行進?あそこに至るまで何が描かれてた?もう最後の方は見る気が無くなっていてきちんと追っていなかったせいか、突然10月になっていてビックリした笑。ジャンヌの最後も早過ぎ。デタラメですね。


仏/英ドラマCanal+/BBC『Marie Antoinette』シーズン1 (2022):子供だまし!『ベルばら』を読んだ方がいい


2025年5月26日月曜日

Chris Lake x Abel Balder - Ease My Mind (2025)



フュージョン風




Chris Lake x Abel Balder - Ease My Mind (2025)
Ease My Mind – Single
Chris Lake, Abel Balder
Released: February 14, 2025
℗ 2025 Black Book Records



これは少し前にUK Upfront Club ChartかCommercial Pop Club Chartに上がってきていた曲。

ここでは今どきのダンスチャートに上がってくる曲を集めているのですけど、面白いなと思うのは、今どきのダンスチャートの曲は、今までの過去の(踊れる)音楽の様々なジャンルの曲調を温故知新して再構築する作品がとても多いこと。R&Bにファンクやディスコ、80年代のシンセポップやテクノもそうだし…とにかく今は踊れるならどの時代の音でもそれらしくアレンジして新しいダンス曲としてリリースできるみたいですね。

このスムースな曲で思いついたのは1970年代のフュージョン。フュージョン系のディスコ。エレガントなCHIC風ディスコでもあるし、ハービーハンコックあたりがやっていたフュージョンの音の雰囲気もある。時々入るシンセの音はあの頃のフュージョンの香り。これも温故知新でしょう。面白いですね。とてもエレガントで気持ちのいい曲。


★Chris Lake
英国人のelectronic dance music producer、DJ。1982年生まれ。2002年に活動開始。様々なリミックスを手がける。House, progressive house, Tech houseで知られる。2006年のLaura Vをフィーチャーしたシングル「Changes」がヒット。その後も継続して様々な曲のリミックスを手がけている。

★Abel Balder
オランダ・アムステルダムのアーティスト。インストのダンス曲がSpotifyで2.5億のストリーミングされるほどの人気だそうだ。ANOTRとのコラボで、以前「 Relax My Eyes」では歌を担当することに。その声の評判が良く、この曲でもボーカル担当。



Ease My Mind
Chris Lake, Abel Balder
---------------------------------------------------------------------


何処に行ったの?
Baby, 僕を安心させて
Phoneで
君が恋しい でも僕は大丈夫
どうにもできないんだ
僕は焦ってる 今夜は何も感じられない


君の光を輝かせて


何処に行ったの?
Baby, 僕を安心させて
Phoneで
君が恋しい でも僕は大丈夫
コントロールできない
僕は焦って落ち着かない 今夜は何も感じられないんだ


君の光を輝かせてよ


僕を安心させてくれる?…
Baby, can you ease my mind?
僕を安心させてくれる?…
So, baby, can you ease my mind? (Mind)

しっかりと抱きしめて
君の光を輝かせて (Mind)
僕をしっかりと抱きしめて


何処に行ったの?
Baby, 僕を安心させて
Phoneで
君が恋しい でも僕は大丈夫
コントロールできない
僕は焦って落ち着かない 今夜は何も感じられない


Can you shine your light?


何処に行ったの? (Mind)
Baby, 僕を安心させて
Phoneで
君が恋しい でも僕は大丈夫 (Mind)
どうにもできないんだ
僕は焦ってる 今夜は何も感じられないんだ


Can you shine your light?


君の光を輝かせて…


Can you shine your light?
Can you ease my mind?
僕を安心させて…
Baby, can you ease my mind?

僕をきつく抱きしめて
君の光を輝かせて
強く抱きしめて

---------------------------------------------------------------------
Songwriters: Chris Lake / Vaughn Richard Oliver / Abel Bader


 Chris Lake

Abel Bader