能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2013年11月26日火曜日

Penguin Prison - The Worse It Gets (Shook Remix)(2011)



Shookさんはやはり上手いんだろうと思う…



Penguin Prison - The Worse It Gets (Shook Remix)(2011)




というわけで、先日キンブラちゃんの「Cameo Lover」のShookさんリミックスを聴いた後で、うろうろしてきたら、またいいのが出てきた。Shookさんて何者?

本名はJasper Wijnandsさん。オランダ人だそうです。子供の頃からピアノをやってた鍵盤弾きで、音大を出た後すぐにプロになったそう。現在27歳。公式サイトには上手いイラストが載ってたりして自己プロモーションはかなり上手いと思うんだけど、なかなか個人情報が出てこない。今年8月には初のソロアルバム『SHOOK』をリリース。世界中いろんなところで地道にライブをやってるらしい。

上の曲は、Penguin Prisonさん元曲「The Worse It Gets 」をShookさんがリミックスしたもの。メロディはそのままで、コードとテクスチャーを変えて雰囲気を変えてる。私はこのリミックスの方が元曲より好き。特にBメロとサビはこっちのほうがずっといい。これShookさん公式なんだけどちょっと音質が悪いかも


元歌はニューヨーク在住のシンセポップ・アーティスト、Penguin Prisonさん=Chris Gloverさんの作品。彼の元歌も聴いてみたけど、ものすごく80年代風味。悪くはないけど佳作。


Penguin Prison - The Worse It Gets (2011)

Album:Penguin Prison
 Released: Oct 18, 2011 ℗ 2011 (RED) Downtown Records


それにしても元曲は2011年。この80年代風味はどういうことだろう…。巷でバリバリEDMがかかってるのに、NYの若い人達はこんな昔風味を聴いてるんだろうか…。こんなの私の若い頃の音楽よ。面白いな。


 

2013年11月25日月曜日

Perfume:のっちさん大人のガチャガチャがきてるらしいです!



たった今記事を発見。


★440万個の大ヒット!大人の「ガチャガチャ」って!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131122-00010000-takaraj-ent
(たぶん記事はそのうち消えると思います)


半年前ぐらいに、のっちさんがガチャガチャをやると言うのを聞いて、ワタクシ勝手に盛り上がったのですが、なんと巷でもきてるらしいですよ!のっちさん。

やっとこういうものが好きな ワタクシタチのような大人にも、朝日があたるようになったようである。今度ワタクシも日本に帰ったらぜひやってみたい!

それにしても可愛いな…。「コップのフチ子さん」もいいが、「ここは俺がくいとめる!お前は先に行くニャー!」を旦那Aにプレゼントして嫌がられたい。

…こういう新製品があってもいい…



NHK大河ドラマ「八重の桜」第47回「残された時間」



毎週文句を言いながらもなんとか感想マラソンを繋いできたのですが、どうもここら辺で息切れし始めたらしい…。感想が書けない。

新島襄さんの熱演だって素晴らしいと思うし、いろいろと同志社関連で頑張っているのも、歴史ドラマといえば歴史ドラマっぽい。

しかし、なんというか…全く心が動かなかったです。

理屈では分かるんですよ。襄さんが心臓を患って志半ばにして……という感動的な場面なはずなのも。しかしなぜか唐突な感じがしてちっとも泣けなかった。心も動かなかった。

だってね、先週、先々週と八重ちゃんの家族の不倫や駆け落ち問題をやってるときは、襄さんは完全に蚊帳の外。存在感ゼロでしたもん。何をやってたのか殆ど記憶が無い。

そもそもこのドラマ、八重ちゃん周りの事件が中心なせいか、同志社関連の話も(襄さんがそれほど情熱を注ぐほど)きちんと描かれてきたようには見えないんです。流れが全く見えない。

そんなわけで、突然の悲劇が襄と八重を襲う…と言われても「ああそうですか…」という感じ。やっぱり京都編になってから脚本が荒くなって、個々の人物描写もあまりなされていないし、いろんなエピソードがバラバラに出てくる感じなんで、話しに集中出来ないんですな…もったいないですね。

だいたい覚馬君なんて、なにやってる人なの?この人ももったいない。

それにしても襄さんは最初から最後まで優しいだけのいい人キャラで、ちっとも歴史を動かした人物に見えなかったです。だってこの襄さんは八重ちゃんにとってただ都合のいい優しい旦那ってだけなんだもの。これは脚本が悪い。だから女大河はダメなのよ…。

そんなわけで今週は…
すまぬ…

2013年11月24日日曜日

Perfume:やはりのっちさんとは…(おしゃれイズム)


気が合うらしい…。

ムーミンのファンなんだそうだ。私も大好きである。一人遊びが好きなのも同じ…。今度ムーミンさんと3人でお茶をしたいものである…。

 
 
ムーミン関連はアニメが有名ですが、トーべ・ヤンソンさんの原作本・小説もいいですよ。素晴らしいファンタジー。ワタクシは7歳の頃からムーミン本の大ファン。あれほど夢のある本を私は他に知らない。小学生の頃、ジャングルに変貌する家や、当時味も知らないラズベリージュースの川を想像してドキドキしました。
 
『たのしいムーミン一家』
『ムーミン谷の彗星』
『ムーミン谷の仲間たち』
『ムーミン谷の夏まつり』
『ムーミン谷の冬』
『ムーミンパパの思い出』
『ムーミンパパ海へ行く』
『ムーミン谷の十一月』


Kimbra - Cameo Lover (2012)



キンブラちゃんはやっぱり可愛い…



Kimbra - Cameo Lover(2012)

Album: Vows
Released: May 17, 2012 ℗ 2012 Warner Bros. Records Inc.
 

 
声がね…好きなのよこの子。最初に聴いた時はまず出だしでおっかっこいいね…と思い、しかし途中でなんだか60年代ポップス風に変わって…なんだこりゃ…いかがなもんか…な印象だったんだけど、何度か聴いてるうちにハマった。なんか…カワイイ。
 
このビデオも妙に可愛い。最初にたった一人でぽつんと立つ姿とか…おもちゃみたい、カワイイヨ。
 
元々あまり可愛げのない実力派のキンブラさんが、この歌のためにかわいいドレスを着て、可愛い系のメイクをして、細いぎこちない身体でブリブリブリッ子の演技をしてるっぽい…(笑)。青い目に睫もバシバシよ…。髪型も好き…カワイイ。しかし細いな…もう少し食べましょう…。
 
キンブラちゃんはマイブームになるかも…。
 
 
こちらはライブ。やっぱり上手いですね。


Kimbra - "Cameo Lover" (Live at Sing Sing Studios)

 


こちらはリミックスです。

Kimbra - Cameo Lover (Shook Remix)

 


地味ですが成功してる…悪くない。おしゃれですね。元曲の勢いを無くしてサラっと軽いポップスに仕上げました。リミックスをやったShookさんは、1986年生まれのオランダ人らしいが…よく分からない。他にもいい仕事してるのに情報が少なすぎますね。オフィシャルサイトの情報もわけがわからん。ナルだな…。

 
 

2013年11月21日木曜日

Perfume:関和亮監督と田中裕介監督の違いを考える



このエントリーは昨日「Sweet Refrain」のMVのレビューと一緒に書いたのですが、長くなりすぎたので分けることにしたものです。そのため田中さんのPVのことを多く書いてますが、意図は関さんと田中さんの作品の世界感の比較です。


★関さんと田中さんの違いとは

まず関さんの撮るPerfumeは本当に綺麗。顔が綺麗。いつも輝くように3人が美しい。3人も関さんの前ではリラックスしてるせいなのか、表情も豊かで非常に魅力的です。カメラ=関さん=私達に向かって、微笑み、視線で訴え、歌いかけ、話しかけてきます。まさに輝くようなアイドルがアイドルであるべくして撮られた王道のアイドル映像。おそらく関さんは世界中で一番Perfumeを綺麗に撮れる人でしょう。関さんのPVPerfumeがアイドルでいてこそ成り立つ世界感。(以前書いたあ~ちゃんの存在とともに)Perfumeが常に帰ってくるMothershipのようなものだろうと思う。


Perfume - Glitter


Perfume - Magic of Love



ただ関さんのPVは、彼があまりにもPerfumeを知り尽くして愛しているせいなのか、びっくりするような意外性はあまりない。彼が撮るPerfumeはいつも綺麗でいつも魅力的。ほぼ毎回確実に王道アイドル的な映像。だからこその安定感です。

それに比べると独立したストーリー性のある田中さんの映像はちょっと趣向が違う。関さんの作品群に比べるとずいぶん異質の世界感。いつもびっくりさせられる。


関さんのPVと田中さんのPVとの一番の違いは、カメラ(監督)とPerfumeの距離です。

関さんの撮るPerfumeは、妹のようににこにことカメラに笑いかけて、毛穴が見えるほど近くて親密。…すましていてもふてくされていても退屈していても泣いていてもやっぱり親密。視線が近いんです。それに比べて田中さんの映像は、物理的にも感覚的にもなんだか突き放したような冷たい印象。カメラの視線もどこか彼女達を冷静に観察するようなよそよそしさがある。

PVの中で完結した世界感、完結したストーリー性のある田中さんの映像では、ロボットはロボットのままだし、エスパーの女の子達も決してカメラには微笑みかけない。アニメの綺麗なお姉さん3人組も話しかけてるのは劇中の男の子にだけ。今回の「Sweet Refrain」のマネキンのような彼女達も、遠くにいて決してカメラに近づいてきて微笑んだりはしない。

要は、関さんのPVPerfumeがいつもの「あ~ちゃん・かしゆか・のっち」ご本人達であるのなら、田中さんのPVでのPerfumeは女優のように別の誰かを演じているんですね。田中さんのPVでのPerfumeが妙に異質な感じかするのはそのせいでしょう。そしてそんな(誰かを演じる)彼女達を観察するような突き放した視線…


Perfume - Spending All My Time



しかしそういう距離感だからこそ出せる魅力もあるんです。

例えばSpring of Life」のPVでの設定。(私達・観察者は)ガラス張りの実験室の中のロボットガールズ(Perfume)を観察はできても、近づいていって話しかけることは決して出来ないんです。彼女達は実験室の中にいる。こちらは外からモニターで観察するだけ。だから彼女達が無邪気に外出を計画してニコニコしてるのを見ても、間違いを教えてあげる事ができない。こちらからコミュニケーションが出来ないんです。それがたまらなく切ない。そんな距離感のせいでグッときたりする。(「Spending all my time」の不安な感じも同じです)


Perfume - Spring of Life



田中さんのPVでは、そんなPerfumeとの距離感や手の届かないもどかしさがPVのストーリー性とともに非常に効果的に使われています。Perfumeの映像作品としてまた違った色が見えてくるのも楽しい。Perfume3人も女優のようにPerfumeじゃない「誰か」を演じていろんな顔を見せてくれる。また、ストーリー性も含めて映像の世界感そのものが、独立した作品に見えるほど完成されているので、時には曲の印象さえも変わったりする。そんなところが田中さんのPVは非常に面白いです。


 関さんのPV………私とPerfume会話する関係
田中さんのPV………私が(Perfumeの演じる)誰か観察する関係

こういう二人の監督さんの違いも面白いですよね。関さんはPerfumeご本人達の王道アイドルMV。田中さんは素材として突き放した女優・PerfumeMV。それぞれ違う方向でこれからも進化していくんでしょう。いつも両方ともにワクワクさせられます。


2013年11月20日水曜日

Perfume:「Sweet Refrain」のMV



公式にフルが解禁されるまでMVの感想は待つつもりだったのですが、もうそろそろいいかな。いや…とある所でフルを見たんで感想を書きます。(今公式に上がってるのはshort ver.ですよね…Perfume Locks!でフルって言ってたけど)


さて今回のMVの監督は「Spring of Life」「Spending all my time」「未来のミュージアム」の田中裕介さんだそうです。この監督さんの作品、ワタシ 好きです。

特に(私個人的には)Spring of Life」は傑作中の傑作。なんと音楽のPVで泣いてしまったという…。そんな経験はおそらく後にも先にもこれ一つでしょう。なんなんでしょうかね…。あの囚われたイノセントなロボットガールズにSFのロマンを見たんだなきっと。琴線に触れられちゃったわ…という感じ。あのPVは今後もPerfume最高のPVであり続ける可能性がありますね…私の中では。

Spending all my time」もいい。あの禁断の世界感が素晴らしい。「Spring of Life」も「未来のミュージアム」もそうなんだけど、この監督さんの撮るPVにはストーリー性がありますね。Perfumeが存在するストーリー。そんな物語性のある内容のためなのか、田中さんのPVに出てくるPerfumeはまるで別人のように見えるんです毎回。表情も毎回全然違う。それが本当に面白い。アートですよね。だからこの監督の作品はすごく好き。


★「Sweet Refrain」のMV


[MV] Perfume 「Sweet Refrain」 (short ver.)

2013.11.27 release


今回はストーリーというよりも見せ方にこだわった感じですが、なんというか…Perfumeのいる風景を見てるようなMVです。今回のPerfume3人は現代美術の動く彫刻かオブジェ3体。そんなマネキンみたいなPerfumeが何体も動いたり踊ってたりして展示されてる美術館の中を、こちらも歩いて見てるような感じ。

彼女達の動きも画面の構成もすごく面白いです。見れば見るほどいろんなものを発見できる。何度見ても飽きない。彼女達を彫刻に見立てて遠くから全身を眺めるような感じなので、3人のそれぞれの衣装の形が違うのも効果的で面白い。複雑なダンスも動く彫刻のようにステキです。高度なダンススキルのあるPerfumeだからこそできるPVでしょう。ほれぼれとする。黒っぽい衣装が白い空間に映えるのも綺麗だし、それぞれの立ち位置や動きも綿密に計算されつくして構成されているのですごいです。本当に面白い。

なによりもこのPVではPerfume3人がPerfumeに見えない。これは一大事。今後のいろんな可能性も見えてきて大変期待できます。田中さんのPVは本当に面白い。

さて明日はそんな田中さんのPVと関さんのPVの世界感の違いを比べてみたい…。