Sprig of
LifeのTeaserのビデオも、んまーっうれしいです。3体のロボットだ、Made
in Japanの女性型ヒューマノイドだとさんざん言ってたの、そのまんまのイメージなんだもの…。これはうれしい。やっとやっと軌道修正……だと思うな。(いや綺麗な女の子風もいいんだけど、それだけだと普通すぎて面白くないんだもの。時々これくらいのギミックで遊んでくれた方がいい) これはまた面白くなりそうだ。この世界観はたまらない。ほんとのロボットみたい。ちょっと怖い…(笑)
2年前の「不自然なガール」の頃は、まだまだ成長途中の子供な感じだったのに、今、全然違う。まるで別人。「Voice」の頃はまだ不安が見えたし「ねぇ」でちょっと自信がついてきて、「レーザービーム/微かなカオリ」でちょっと一休み(この頃一番心配した)。「スパイス/グリッター」で余裕が出てきて(まずここでびっくり)、今回「Spring
of Life」。まだ氷結のCMとMTV司会のCMしか見てないけど、もう自信がみなぎっていてスターオーラ全開。これはユニバーサルへの移籍とか、全国長期ツアーの成功とか、彼女達の周りの状況がどんどん変わってきてることが顔に出てるんでしょう。ほんとにたいしたもんです。
たぶん私のような年齢の方々は覚えていると思う。昔マドンナがLike a Virginの頃までのガツガツしたやる気満々の鼻息の荒い小娘から、
Papa Don’t Preachでいきなり洗練されたスターになってびっくりしたこと。で、Like a Player、Express
Yourselfの頃にはもう押しも押されもせぬ大スターのオーラバリバリになってしまったこと(この頃のマドンナは見てるだけで面白かった)。
余談だが、もっと面白いのは、そんなフランスのトンガリっ子のあいだで、日本のビジュアル系のバンドが人気らしいのだけど、ちょっとまて…。そもそも日本のビジュアル系は、大昔のロンドンのバンドJAPANや DURAN DURAN、BAUHAUSあたりを真似していたんじゃないのか(おっと、タイプが違うのか…?)。それに一部に人気のロリータファッションだって、もともと日本人の女の子がフランス人形の格好を真似したものではないのか?? それをフランス人の女の子が「『ベルサイユのはら』を読んでマリーアントワネットが好きだからこういう格好をするのよ。日本にはあこがれるわ。」などと、もうね…なんだかよく解らないけど、いろんなことがいろんなところをぐるぐる回っているみたいでシュールです。
------------------------------------------------------------------------------------------------ 『The Iron Lady (2011年)/英・仏/カラー /105分/監督;Phyllida Lloyd』 ------------------------------------------------------------------------------------------------