----------------------------------------------------------------------------
『TOO MUCH』(2025) TV Mini Series/米・英/カラー
/1話 約30分・全8話/制作:Lena Dunham, Luis Felber』
-----------------------------------------------------------------------------
先日ネットフリックスで見たドラマ『The Four Seasons 2025』が気楽に見られてよかったので、また30分で楽に見れるドラマがないかと探していた。そしてオススメに出てきたのがこの『TOO MUCH』。(懐かしの)ロンドンの話しならそれは面白いだろう。30分ならもっといいと視聴開始。
なんと3話見て匙を投げた。残念。
失恋した米国ニューヨークの女の子が仕事でロンドンに住むことになり、そこで出会った英国人の男の子とのロマンス…のロマンティック・コメディ。
最初は懐かしいロンドンの風景…あれは Wellington Arch だっけ?…主人公がハイドパークのアーチを車の中から見る場面を見て「これは楽しいだろう」とワクワクした。
ところが…これはもう、なんというか…世代の違いだろう。コメディにノレない。なんか…これ、おもしろい?と第1話から思った。
ドタバタのコメディだと思うので、細かいことをチクチク言ってもしょうがないのだけれど、まぁ…この面白くなさはたぶん世代的なものでしょう。いや~キビシイキビシイ。なんだろうね、これは。うまく説明できない。ああいう主人公の女の子みたいな人、実際にいる?いないよね。
主人公の相手の英国人フェリックスを演じる俳優さんは、以前『Giri/Haji/義理/恥』(2019)で金髪のジャパニーズ・ハーフの男の子 Rodney Yamaguchi を演じた Will Sharpe さん。『義理/恥』からもう6年か。なんだか彼はずいぶんゴツくなったな。筋肉モリモリで大きくなった。お若い方かと思っていたら、彼はもう38歳なのですね。
ともかく第3話で視聴を断念したのは第3話をご覧になればおわかりになると思う。だって全くストーリーが進まない「話がすすまね~」。二人で一晩中いちゃいちゃしていて30分が終わってしまった。それでもういいやと思った笑。
あのダラダラ…、翌日のことも考えずにうだうだダラダラするのが許されるのは大学生ぐらいまででしょう。大学生ならだらだら夜更かししてうっかり試験の日に寝すごして英語の単位を落とした…などなどありそうだけれど(ありましたよ笑)、30を過ぎた大人は違うやろ。あまりにもお子様過ぎますね。
よくわからないのだけれど、要するに若い世代 GEN G 向けのゆるいドラマなのですかね。おばちゃんは退屈してしまった。ぼ~~~~りんぐ…と何度も口に出た笑。まぁしょうがないわ。だってワタクシの世代は彼らの親の世代にあたるのだもの。ノリについていけるはずもなし。
ところでGEN Z/Z世代/Generation Zとは…Z世代とは、一般的に1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代。今のティーンから30歳ぐらいまでの世代のこと。
おっと、主人公の Megan Stalter さんは34歳。Will Sharpe さんが38歳ということは…、彼らはGEN Zでもないのですね。なんと 30 代の彼らはミレニアル世代(1981年から1996年の間に生まれた世代)だった。なんとなんと…。
え~、彼らと同世代の今の30代ってこういうのが面白いと思うのか。
ダレてるな。