能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2017年2月13日月曜日

59th Annual GRAMMY Awards/第59回グラミー賞!面白かったMoment



米国に住んで8年にもなるのに、今年グラミー賞を初めてTVで見たわ。数週間前から深夜のトークショーのホスト、ジェイムス・コーデン君が司会をやると言っていたので見ようと思っていたのだけれど、昨日晩御飯を食べてうだうだしていたら、番組が始まってから1時間半以上も過ぎてしまっていた。最初の方を見逃してしまった。早速後半を見ながら録画。見始めたのはアデルがジョージ・マイケルのトリビュート歌でやりなおしをした辺り。

後で見逃した分も動画サイト等でチラホラ見た。全部は見ていない。アデルとかビヨンセとか…いろいろと話題みたいですが、見たもので心に残ったものを書きとめておこう。


1.BRUNO MARS Princeトリビュート+THE TIME


 やっぱこれよ。我らがブルーノ君がやってくれました。流石です。プリンス先生の「Let’s Go Crazy」の完コピ。完コピ以上ですこれは。すごいよ。メイクも紫のキラキラスーツも、小さいカラダも肌の色もギターのリフも雄叫びも…嗚呼…ブルーノ君ありがとうね。切ないよ。おばちゃんは思わず涙。やっぱり我らがブルーノ君はやってくれる。流石ね。世界一の完コピ大王。途中のコーラスのみブルーノ君風味。それ以外は雄叫びも最後のギターリフもカラダのくねらせ方も素晴らしい素晴らしい素晴らしい❤❤❤❤涙涙涙。

おばちゃんはね、30年程前に映画『Purple Rain』をオールナイト上映で一晩に連続5回見たのだ。Prince先生のライブも初来日を含め何度か見た。だから「Let’s Go Crazy」にはうるさい。当時から耳が腐るほど聴いたからブルーノ君の完コピの出来もよくわかる。もう惚れるわ やっぱり彼は最高やね。さすが子供の頃からエルビスの物まねをプロでやっていただけある。今でこそ自作の音楽をやるスーパースターのブルーノ君だけれど、このお方のルーツは既存のスターの完コピ・エンターテイナー。かっこいいよっ! さすがやねぇ。おばちゃんは嬉しい。ありがとうねブルーノ君。大好きだ。できればWendy & Lisaをスペシャルゲストで呼んで欲しかった。

そしてそしてその前座で出てきたTHE TIME。おおおおおおおおモーリス・デイ。まだやってたの? ほおお嬉しい嬉しい嬉しい。「Jungle Love」「The Bird」嬉しいねぇ。彼らもかっこよかったのよ。例の『Purple Rain』ではプリンス先生のレボルーションのライバルバンドでした。あの「う おおおお あ ああああっ」も健在。嬉しいな。あのダンスももちろん真似した。昔はこの辺りの曲で踊ってました。「Jungle Love」は延々と聴ける。そういえば以前ミネアポリスに行ったときに、あの『Purple Rain』の舞台になったクラブの前に行ったのよ。小さい子連れの親戚と一緒だったので中には入れなかったけど、記念に写真ぐらい撮ってくればよかった。

しかしグラミーの会場の若い観客はみんなキョトンとしてましたね。彼らはTHE TIMEなんて知らないんやろうねぇ。みんなボーっと突っ立って「誰?」見たいな顔をしている。その横でアラフィフのオジチャンオバチャンがわいわい踊っている。笑。時間が長い間経ったことを実感しますね30年。THE TIMEはかっこよかったんだぞおまいら。ちっと昔の音楽の勉強もしろっ!😄😄😄😄😄


2.METALLICA先生とガガ姐さん「Moth Into The Flame

 
最初ジェームスさんのマイクが入ってませんでしたね。しかしこの共演は見もの。ガガ姐さんはいいとこのお嬢さんなのに昔からメタルが好きなんだそうだ。彼女は面白い。ここのところガガ姐さんを見直してるんだけど、彼女は好きな事を思い切り全力でやるのがいい。気持ちいい。この共演ももしかしたらBABYMETALちゃんに影響を受けてたりして…「あたしにだってできるわっ」と言わんばかり。気合が入ってます。ノリノリです。楽しそうだ。
 
途中ガガちゃんがカークさんの隣に寄って胸に手を置いた時は「カークさんは照れてるのかなぁ」と思ってしまった(勝手な想像)。ジェームスさんは後でガガさんと同じマイクで歌ってましたね。いい感じ。この二人は一緒に画面に納まると絵になる。大きなジェームスさんの隣で小さなガガちゃんが負けてないのね。肉食ってるな。みんなノリノリ。ロバートさんはいつも重心が低い。ガガちゃんを下から抱えるようにベースを弾くのがいい。ガガちゃんがラーズさんの背中にもたれかかる。
 
ガガちゃんが思い切りカラダをぐねぐねくねらせてガチのメタル女をやっているのがとてもいい。彼女はいつも真剣なのね。迷いが無い。他の女性フロントのメタルバンドを蹴散らしましたね。全然いい。迫力が違う。大人よ。ガガちゃんは声にパワーがある。彼女のガナリ声はとてもいい。あっガガちゃんがスーパースターなのにステージ前のメタリカファンの群集にダイブっ!おおおっすごいーっ!

れはいい。すごくいい。ゴツイ男と若い女性はやっぱり絵になる。メタリカもいつも以上にとても素敵でかっこよく見えた。いい化学反応。ガガちゃんのカリスマと声はメタリカの音に負けていないのね。すごいなぁ。この共演は私はとても楽しみました。またやってほしい。…この競演のアイデアはやっぱりBABYMETALちゃんに影響されたんじゃないのかなぁ。こちらは両者とも現役の世界的なスーパースターですからね、ちょっと桁外れの迫力でした。かっこいい。ガガちゃん好き。


3.BRUNO MARSThat’s What I Like ItLIVE

これはテレビでは見れなかったもの。後で動画サイトで発見。ああこれもまたいい。ブルーノ君いいわ。これは後で映像を取り上げましょう。


3.ADELEさんいろいろ

なんと故ジョージ・マイケルさんへのトリビュートでアレンジを変えた「Fastlove」の音程を間違えてしまいF言葉を発して歌うのを止めてやりなおし「これは去年みたいにしくじれないのよ。ごめんなさい。やりなおしさせて。」そして無事歌い終えて拍手喝采を浴びてましたね。テレビをつけたら直ぐこれが始まったのでちょっとびっくりした。このトリビュートのアレンジはちょっと神妙で、私はジョージ・マイケルさんのトリビュートならもっと明るく騒がしいほうがいいかな。

実は今回のグラミーは暫く見て途中で他にやる事が出来てしまって、最後まで見ずに録画をして、後から残りを見たんだけど、賞の最後が録画されていなくてアデルさんの受賞スピーチが話題になっていたこともさっきまで知らなかった。彼女は今年Album of the Year,  Best Pop Vocal Album,  Record of the Year,  Song of the Year,  Best Pop Solo Performanceと、5つのカテゴリーで受賞したらしいのだけど、自ら「ビヨンセのレモネードがいいと思う、ビヨンセさんあなたが好き好き」と受賞スピーチでF言葉を交えて喋り、なんとグラミーのトロフィーを壊したり…なんだかいろいろとお騒がせだったらしい。

特に彼女のファンというわけではないけれど、彼女の声は好き。それにグラミーの大会場で思わずF言葉を言ってしまうような正直で飾り気の無い人柄も人気の理由なのかなとも思う。大スターなのに普通の人。飾らない人ですよね。すぐ友達になれそう。いかにもイギリスの普通の人。地に足がついていて舞い上がったところがないのね。なんだか見ていて安心する。
 
それになによりもこういうキチンと歌える人が大衆に受け入れられているのはいいこと。どうもここのところ近年、また「歌の上手い歌手」が注目を集め始めているのかな…と感じる。10年ぐらい前に世界を席巻したオートチューンのEDMももう終わり。近年は人の声、オーガニックな人の声の力がまた注目され始めているのではないか。ブルーノ君も、ガガさんの去年のアルバムも、アデルさんの大ヒットも、そのあたりの空気を感じる。それはとてもいいことだと思う。