毎年恒例でございます。ショーがさっき終わった。本日アメリカは2月5日・日曜日。アメフトには全く興味が無いのでゲームは見ていないのですが、毎年ハーフタイムショーだけは見る。
今年はガガ姐さんです。
ワタクシはね…ガガさんにはどうも気持ちが入らないのよ。嫌いじゃないんです。ニューヨークの生まれのお嬢様が、強い意志でぶっとんだアートポップスターをやってるのもいい。ご本人も気さくでとてもいい人らしいです。多くの社会貢献活動もやっているらしい。インタビューなどで話す声の感じもお嬢さんっぽいし、このお方を嫌いになる理由は無い。キャラとしてはたぶんかなり好き。
なのに彼女は彼女のスター性ばかりが記憶に残って、音楽・曲が記憶に残らない。それは問題。歌は上手い。ドスの効いた声もいい。だけど曲が記憶に残らない。「Born This Way」がマドンナの曲にそっくりなのも印象がよくなかった。
衣装や、MVやステージでのぶっとんだスーパースターぶりが現代の若い女の子達の憧れの対象になっているのは、おそらく30年前にマドンナが若い女の子の間で大変な人気だったのに似ているんだろうと思う。
Lady Gaga - Lady Gaga's Pepsi Zero Sugar Super Bowl LI Halftime Show
しかしカリスマは流石です。今回のショーも派手派手。まー本当に派手。最初にガガさんはスタジアムのトップで歌う。いい声。空には星?星の色が…形が変わる。それからガガさんはケーブルに釣られて地上に降りてきた。ステージ上には大勢のダンサー。小さめのステージを囲むファンにはライトを持たせてそれも演出の一環。これはどうやってリハーサルしたんだろう。
曲は有名どころ…私はよくは知らない。一番良かったのは、冒頭の歌いあげ。それから真ん中あたりでピアノを弾きながら歌ったバラード。ガガさんのような声は、この曲のように昔ながらのスタンダードな曲の方が向いてますよね。歌声を聴かせるタイプのバラード。彼女にはわらわら踊りながら歌うよりも、こういうタイプの曲の方が似合ってると思う。思わず聴きほれました。ファンの持つライトの演出も綺麗でしたね。
彼女はとにかく必死。一生懸命、持てる力を全て投げ出してなりふり構わず真剣全力投球で歌って踊っているのが大変素晴らしい。カリスマのスーパースター。やっぱり特別なお方ですね。
最後にクレジットが…
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おおおおおおおっおいっ
冒頭のあの空の動く星はドローンだったのかよっ!?
すげぇええええっっっ!!!