だんだん面白くなってきた。
もしかしてこの薄~い脚本にも慣れてきたのか…。相変わらず薄いところは薄いんですが要点は抑えてると思うし、今のところ官兵衛君も田舎の若者ですからね。だんだん中央の有名人に近づいていくと思えば、今はこういう感じでいいのかなとも思う。
本格大河として史実をやるのなら、播磨近辺のもっと詳しい話をするべきなんだろうけど、結局そのうち信長・秀吉との絡みの話が中心になるわけで、今の地元関連はさらっと早く流しているのかも。
今は政治の話をするよりも(官兵衛君が若いうちに)身内の人物達のキャラ立てをしてますよね。この人達が将来官兵衛君の手足になると思えば今後の話も面白くなってくるんでしょう。
今はまだ信長も秀吉も義昭も、官兵衛君にとっては手の届かない都会の有名人で、噂だけを聞いて「へぇ~。ほぉ~。」と言ってるだけですもんね。知り合いの荒木ちゃんが、その有名人に会って来たのを聞いてちょっと羨ましくなったりして。芸能人にあこがれる田舎の若者という感じなのかも。だから官兵衛君目線で言えば、信長サイドの薄い描写もあれでいいんでしょう。
だって今年はアクション娯楽時代劇なんだもの。だからいいんです本格じゃなくても。去年の前半、本格的にやったらちっともウケなかったんで、もう本格大河をやるつもりもないんじゃないかな。まあいいじゃないか…。妙に狙ったりわざとらしいと嫌味なので、普通でいてくれればもうそれでいい。
★唐突ですが今週のダメだし
今、濃姫はいらない。どう見てもすごく違和感。そもそも信長サイドが薄い話なのに女は余計。濃姫に台詞を言わせるのならもっと喋った方がいい武将がいっぱいいると思う。必要ないから出てくると非常に変な感じ。信長さんも奥さんにいろいろと説明しなくてもいいのよ。
官兵衛君の声は耳元で囁かれるにはセクシーでいい声だと思うのですが、非常に聞き取りにくいです。マイクで拾いにくい声質なんですかね。なんだかぼそぼそ言ってて聞こえない時がある。
★それでは本編の感想
とにかく時間が経つのが早いです。先週生まれた男の子はもう5歳(可愛い)。5年も経った。
次の子供が生まれないので叔父さん達も心配している。夜のうなぎ
母里もこみち太兵衛君も面白いです。脳筋バカ? こういう面白いキャラはいた方がいい。「戦では負けたら死ぬ…」そう!そのとおり!大変正しい!立派立派。槍をブンブン振り回して大酒呑みで面白いわ~。このまんまこのキャラには脳筋で突き抜けてほしい。
善助君と太兵衛君の凸凹コンビも面白いです。善助君もお兄ちゃんキャラがとてもいい。
今のところ無口な井上九郎右衛門君は何を考えてるのか分からなくて、ちと薄気味悪いキャラですね。善助君と太兵衛君がうるうるしてるのを冷たい目で眺めてるし…。
休夢叔父さんはかっこいい。
荒木ちゃんはもちろん可愛い❤。饅頭事件はこれだな。彼も急に出世しましたね。この人が信長や中央の話、それに茶の文化を語ることで、官兵衛君にそういう都会の話との接点を持たせるのはいいと思う。
だしさんもなかなか美人でいいと思います。声がちょっと子供なんであらら…なんですが、綺麗でミステリアスで何を考えているか分からない美人というのはいいと思うぞ。なんと官兵衛君を誘ってましたね。あまり喋らない方がいい。目だけで魅了して「うふふふ…」と笑いながら、実は強情で旦那なんか全然好きじゃなくて、内心「旦那なんか死んでしまえばいいのに…」なんて思ってるような怖い美女だったら面白いけどな…。桐谷さんの美貌なら可能性はあると思うぞ…。
だって戦国なんてそういう時代ですもん。女は政治の道具として敵地に嫁に行ったりするんだから、旦那なんて全然好きじゃないぐらいの方が面白いと思うの。
最後に毛利・小早川・吉川が出てきた。信長の鉄甲船も一瞬出てきたぞ。東に織田、西に毛利…はぁはぁ…モリアガル…。