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2013年10月7日月曜日

Perfume:思いつくまま「Level 3」の曲別寸評



えーその前に、雑誌やネット上のインタビューもほとんど読んでないし「Perfumeのただただラジオが…」もまだ聴いてません。ワタクシの聴いたまんまの曲の印象。歌詞もまだあまり見てません。

1. Enter the Sphere

…!!ドッカーン!これ入れてくれたんだ!初っ端から飛ばしてくれる。最初からヘドバンギャーーーーでござる。うひゃー!かっこいいかっこいいかこいいかこいい。待ってました!おっとこれはプログレ枠でいいでしょう(笑)やってくれるよなぁ。上等上等!この曲もダンスと曲ががっつり組んで1作品。グロバサイト以外の部分はライブではどうなるんでしょう。まあ最初から低音がすごいんだわ。ブンブン言ってる。
 
2. Spring of Life

…ドンテンツクツクポクポク…よしっ!ここで手が上がる!うしっ!いいぞっ!あがるっ!腕を振り回して座ったまま踊る。頭に血がのぼる。思わずサビは腕フリコピ。これはね、Perfumeちゃん一番の攻め曲である。ベタだけど一番好きかも…。陽気さと可憐さと甘さに一粒の悲しみを閉じ込めたメロディー。イノセントなロボット少女が踊るSFマニア涙のMVの傑作。あの頃の僕達の夢…ロボットPerfumeのテーマソング。この曲はやっぱり泣ける。世界感が素晴らしいのよ。ユニバに移籍後第1弾シングルで中田クンも頑張っちゃた的な勢いが感じられる。何から何まで素晴らしい。リミックスは長いんで盛り上がります!最後も魅惑のドンテンツクで終わる。

3. Magic of Love

おおお…いきなり綺麗じゃないか…ほおお。あまいこぉ~い~とぉ~…いきなり一緒に歌い始める。これも踊る。人差し指を空に突き上げてぐるぐる回す。のっちサン… あまいこぉ~い~とぉ~…とまた歌う。この跳ねリズムはやっぱいいね。カメ好みのトランス系。この曲はただただワタクシが気持ちよ~く踊る曲。曲がいい。シングルに比べると楽曲としてまとまりました。バックにピアニカも聴こえる。ありゃ…なんで最後はものがなしピアノ?

4. Clockwork

声の響きがいいです。Perfumeの魅力は声もあるんだなぁ。この曲の声はすごくいい。カチカチしたリズムは「Handyman」にも似ている。ライブでのダンスがちょっと楽しみな曲。面白くなるんじゃないかな。わぁ~わぁ~わっ…。おっいきなり偽Funkyベースがブイブイ踊ってますよ。どうした…中田クン、珍しいじゃないか偽Funkyベース音なんて。あまりキレイじゃないけど…。こういう音を入れるのなら生ベースを入れるといいと思います。マーカス・ミラーぐらい雇いなさい…(笑)。

5. 1mm

これはね、カメ好み。ツボ曲。ほんとに好き。ええ。ただただ堪能する。ステキな大人Perfume。チャルメラが主張してますね。大人っぽいあ~様とゆか様のリードも素晴らしいですが、「そんなわけな~いた~だ」からの、のち様の低音部コーラスがとてもいい。あらためてとてもいい。ちょっとのちサンが物悲しい声なのよ。やっぱりワタシは彼女の低い声が好きだ。ベースはUltravoxを思い出す。この曲はとにかくダンスがかっこいいからな…。最終電車で思わずステップを踏む…そのうちこのことも書かなくちゃ。

6. 未来のミュージアム

いきなりJ-POPなのね。いい曲です。この曲の癒し効果は過去にこのブログでも書いた。いい曲であることは間違いないんだけど、アルバムとしてはここでちとノリが止まる。ま、息抜きですな…。どうも1mmに比べると3人の声が子供っぽいんですね。それだな…。

7. Party Maker

最初のリズムはすごく投げやり(笑)。これEDMバリバリじゃん。スポーツカーの偽エンジン音で盛り上げるなんて…オイ(笑)。このPerfumeさんの声はいつもと違います。ずいぶんいじってますね。さてドンツク始まる。よしっ待ってました!また踊る。ひゃっほー!…Capsuleにこういう曲あったよな。スペイン語で女性がラップするやつ…まぁいいや。このサビの声はPerfumeじゃないみたいだけどいいぞ。また踊る。とりあえずドンタクいってる間は踊る。ベタやね。この曲はドームを巨大ダンスフロアにする曲でしょう。5万人全員にダンスの神が降臨して皆で馬鹿になって踊り狂う曲。いいぞPerfume、やっちまってくれぃ。

8.ふりかえるといるよ

ほぉ…なんだっけこのどっかで聞いたような音。だれだっけ? YMOは絶対はいってますな…。実はワタクシこの曲もかなりツボ。まったりといい。フワフワとか夜な夜なの音の響きもいい。このブーンというベースは、ワタクシ勝手に「未知との遭遇ベース音」と呼んでいるのですが…70年代からある音。これなんだっけ…Prophet 5とかいうやつ? 誰か教えて。他のひゃらひゃらした音も昔のYMO好きには懐かしい音じゃないかな…。アメリカだったらラッパーがむにゃむにゃ言葉を被せそう。イヤ…ヤンナイ ホウガ イイデス ケド。

9.ポイント

これも昔シングルのレビューで書いたんですけど、どこかYMOの匂いがする。いやドラムン的なリズムなんだけど、上のメロディの楽器が80年代っぽい。綺麗なメロディーですよね。こういう曲のPerfumeの声はほんとに清らかでいい。ほんっとに「汗と涙の歌い上げ系」にいかなくて良かったと思います。このサラっと清らかなボーカルだからいいのよ。

10.だいじょばない

Perfumeというのは踊りで歌を表現するという独特の表現方法をとった世界でも珍しいグループなんですが、この曲はまさにその代表曲。最初はシングルで曲だけ聴いて「デデデデ」が面白い…などとレビューを書いたのですが、今はあの英Shepherd’s Bush Empireや韓国のダンスフェスでのファン動画を思い浮かべずには聴けない。曲を聴くとあの動きがすぐ目に浮かぶ。ダンスの印象が強すぎてもう曲単体で聴けなくなってる。これはすごいことよ。世界でもこういう曲の見せ方が出来る人達はめったにいない。音楽の新しい聴き方です。ま…マイケル・ジャクソンが30年前からそうなんですけど。Perfumeのこういう曲って時々ありますね。「Voice」のサビの振りもそんな感じ。MIKIKO先生は天才。ワタクシこの曲もゴンゴン踊るよ。

11.Handyman

…ん…これはなんともならないな…ワタクシハ…。何度聴いても無理。まぁそれもよろし…好みは人それぞれ…。アルバムの変わり曲としては面白いと思う。

12.Sleeping Beauty

Butterfly」です。リズムもほぼ同じ。このリズムは踊れない。着替え曲かな。この曲の声もPerfumeっぽくないですね。なんか中近東系の飾りが入ってるぞ。しかしこの手のあっさりした曲も今回はライブで大化けしそうな気もする。まだまだ油断は出来ない(笑)

13.Spending All My Time

Sleeping Beauty」の細かいリズムの後にこういう大きな括りのリズムがくるのがいい。すごく印象が強くてあっと思う。この曲もダンスがまず思い浮かぶ曲になりました。特にインスト間奏部では、あのカンヌで披露されたプロジェクションマッピングの演出が目に浮かぶ。あれ何度も見たら音とセットで癖になった。最初に聞いたときはあまり好きなリミックスじゃなかったのに、あらためていい音響で聴くとすごくいい。ただ曲としての構成はバラバラ。この曲もライブ用。

14.Dream Land

おいガムランか…南国風ね。Dream Landだもんな。お…ジブリっぽい? イノセントやね。この声もちょっといつもと違うぞ。途中で声が初音ミクさんになる。これがまた別世界っぽくっていいんですよ。もともとPerfume人間とバーチャルが半々のポップスター(←ミステリアスで得体が知れないけど魅力的)というコンセプトがあると思うのでそんなあいまいな感じの声もいい。なぜかのち様の声もかわいい。ちょっとPerfumeっぽくないのもまたよろし。これすごくいいビジュアルのイメージが想像出来そう。


総評はまた今度…。すぐには出ません。