深刻になってきました。
やっぱり時代が違うんですね。なんだろう…今だったら結婚に親の承認なんていらないじゃないですか。だから蝶子さんがあんなに岸部一徳親父さんに認めてもらうことにこだわるのがよくわからない。正式な結婚を否定されただけで、どうして自ら死を選ぶほど傷つくのか…。
維康の苗字をもらうから…? どうも当時は結婚も親の承認次第だったらしく、岸部一徳さんに許してもらわなければ晴れて夫婦とは言えないらしい。つまり内縁の妻…ということになってオフィシャルに妻を名乗れない…ということかな。永遠に日陰の身? 岸部一徳さんも厳しいよなぁ…しかし当時は家の名をしっかりと繋いでいくこと=けじめのほうが大切なんですね。
今だったらどうでもいいことじゃないですか…親の承認なんて。そもそも水商売で知り合った仲なんだし。正式なお見合いでの出会いじゃないんだから…。勘当されてるんだし、二人とも覚悟は決めていたと思ったのに、そのあたりの深刻さは今とはずいぶん違うなと思う。
岸部一徳親父さんの危篤をめぐって、またまた柳吉の本音も見えてね。いやー辛いですね。あの男はやっぱりダメだな。蝶子さんも言ってたけど、結局維康の家と蝶子さんを天秤にかけて、家をとったんですね。もう妹さんが婿をとって跡継ぎも決まってるのに、それでもやっぱり実家にしがみつきたい男。ボンボンのプライドかな。やっぱりイヤな男なんだよなぁ。
蝶子さんもそんなヤツを100%信じてるのが困る…。だってカフェでもなんでも彼女が切り盛りしてるわけだから立派に事業主として自立が出来るだろうに。
ま…いろいろとあったけど、蝶子さんが無事回復してよかった。
しかしまた父親が亡くなってから勝手にグレてしばらく行方不明になってたのに、ある日突然帰ってきて「別府へいこう」と言う柳吉。んまー!!!なんと勝手な!!!ったく許せんああいう男!
それに蝶子さんが一人でカフェを切り盛りしてたのに、承諾も無しに勝手に店の権利を売ったなんて、ひどいじゃないか…もうそんなヤツ別れればいいのに…ほんとに別れればいいのに。
それでもアホな柳吉が帰ってくれば嬉しい蝶子さん。柳吉のことを好き過ぎ。それが分かっているから柳吉も蝶子さんのところに帰ってくる。しょうもないな…。
でも来週も見るわ。
しかし妹の婿さんは、あんな場面で畳み掛けるように柳吉に説教をしてヤナ奴だね。情は無いんかい情は…。