イインデス。あの曲はPerfumeさんの曲としてあってもいいんです。妙なものをいくつか入れるのも将来アルバム的には大変面白いと思う。亀が一匹キライだと言ったところでどうでもいいのだ。
Perfumeって2、3年前から癖の強い曲が結構あるんです。民族っぽいのも多い。Laser Beam(野球拳)、Voice(中華)、Communication(東欧・ロシア?)、時の針(鼓笛隊?)、575(和?)、Fake
It(民謡・盆踊り?)、そして今回のHandy Man(中近東トルコテイスト?)
なんだか土着なメロディーなの。不思議。あの近未来テクノのPerfumeの音楽が実は土着かもしれない…。
私は民族テイストというのがどちらかといえば苦手。最近流行の4つ打ちも実は余り好きじゃない…。中田さんの曲は、音の飾りつけがすっごく上手いのでPerfumeの曲もすんなり馴染むんだけど、いくつかの曲は実は最初は抵抗があったりもする…ほんと。
ところがね…思った。実はこういう民族テイストっていうのは、西洋に持っていくと結構異国趣味で面白く受け取られるんではないかと…思い始めた。昨日ちょこっと言った「ボニーM」なんて、わざと異国趣味なダンス曲をやってたんですよ。それに似てるのかも…ロシアとかね…。
こういう異国趣味的な曲調って「GAME」と「⊿」にはなかったと思う。それがJPNのあたりから急に増えた。こういうのが海外を意識して出てきたことなのか、中田さんの元々の土着なメロディーセンスなのかよくわかりませんが、Perfumeの楽曲群にちょっと異質の風を吹き込んでるのは間違いないと思う。海外から見てもちょっと面白い味付けなんじゃないか…。
だって、Daft PunkやDavid Guetta、Armin
Van BuurenやCalvin Harrisがこういう曲調を書くとは思えないもの…あまり。いやよく知らないんで東欧風ならもしかしたらやってるのかも知れないけど。
ともかく今回の「Handy Man」で浮かんだのは、4つ打ちで(30年ちょっと前に)流行ったタイプのダンス曲。いやーキライでしたね(笑)…あの頃のあの手の歌。でもこういうタイプの曲って実はとても良く売れるのだ。ボニーMの「怪僧ラスプーチン(←これはいい曲)」とかね、アラベスクも日本では良く売れたな。「恋のメリーゴーランド」「ハローミスターモンキー」、ジンギスカンの「ジンギスカン」「めざせモスクワ」(←全て旧西ドイツ製)、そういえばビレッジ・ピープルの「YMCA」(←米製) ぎゃーキライよっキライっ中学生の頃からキライ!うひゃひゃ…でも「YMCA」はかかれば踊るけど。
ついでにペットショップボーイズの「哀しみの天使/It's a sin」も、Queenの「地獄に道ずれ」も、David Guettaの「Turn
Me On (ft. Nicki Minaj)」もキライ…。
でも売れるんですよこういう曲…まいったな…。
追記:ところでMagic of Loveのインストがすごくいい。