2014年2月23日日曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第7回「決断のとき」



うーん…これはまた地味な回。なんというか…毎回毎回、今日は良かったですとか今週はつまんないとか…あまり1話ごとの短絡的な批評はしたくないのですけど、どうもこの大河、毎回そういう風に見てしまいますね。合戦があれば面白い、家の中の話だと薄いな…とか、今後もすごく単純な感想を書いていきそうな気がしてきた。先週までは面白いと思ったんですが…。

というのもこの大河、以前にも書いたのですが、それぞれの場面場面がぶつ切りのエピソードを繋いだようにどうも流れが悪いんですよ。脚本ですかね。信長をサラサラっとやり、秀吉をちょっとだけ、姫路に戻ったら官兵衛君と奥さんの話、子供の話、…それにオイオイわざわざ光の不妊問題にお姉さんが口を出す場面は必要なかろう…。

戦国を書きたいのか、家族の話を書きたいのか、官兵衛君の女話を書きたいのかわかりませんもん。全部が薄~く進んでいくんだもの。当然のことながら政治を書こうなんて気配も全く見えませんもんね。歴史の具体的な流れが全く見えない。これはつまらない。

今週の最後、いよいよ信長と会うことになったので、これから官兵衛君も表舞台に出てくるのかと思いますが…、はて…官兵衛君、もう30歳なの?

えええええええぇ?


オイ今まで何をした? 一人の男として…将来の天才軍師として何か面白いことやったっけ?記憶に無いんですけど。もう30歳なのに官兵衛君がどういう人なのか全く見えてないです。いつも下を向いてモゴモゴ言ってる。エピソードが地味。おたつちゃんで泣いて、奥さんに出会って、だしさんで赤面して、ウナギを食べて精をつけたぐらい?

黒田家の家臣団も、母里もこみち君が槍を振り回し、善助君が小さいお兄ちゃんで、ミステリアスな九郎右衛門君…と出てきたのはいいけれど、まだまだ描写が足りなくて心を寄せられるほど興味がわかないです。彼らももっと掘り下げてもいいのに。

黒田家や小寺家の政治的な状況もほとんど見えないですし、織田家に関してはコチラの予備知識があるのでなんとか状況は分かるものの、毛利さんちに至っては3人が先週と同じ位置に座って喋ってるだけ。なんだかあのまま3人とも同じようにずーっと座ったままで、毎回顔を見合わせながら3人コントをやるのかと思えてきたぞ(笑)。

そんなわけで、全体的にやっぱりどうも薄い。歴史ドラマとしても人物ドラマとしても掴みが足りないんじゃないのかな…。全体の印象がとても薄いです。脚本の問題でしょう。いくらアクション娯楽大河と言っても、こんなに話が薄いとちと問題だと思い始めた。

こんな風にガミガミと書くのももう7回目だからです。そろそろキャラがステキに見えてこないと、このまま摑みどころが無いままサラサラと1年が過ぎてしまうぞ。


それに以前から気になってたんですが、どうも官兵衛君には女がらみの場面が多いです。ご本人は堅物らしいのでこれも殆ど意味はないですよね。アイドル俳優さんと女優さんの場面を見せるためだけに女性をちらつかせているのだとしたら、ドラマとしてあまりいい結果は出ていないと思う。殆ど女に意味がないんだものこのドラマ。史実でも官兵衛君、浮気の一つもしない人でしょ。そもそも女に興味の無い人を女と絡めてもつまんないと思うのよ。

女性視聴者を惹き付ける為…だかなんだか知らないけれど、戦国時代の出しゃばり女は目障りなだけ。今回も濃姫が急に家臣の前で信長に意見をするのがとても変。制作の方々は、ああいう風に妻が部下の前で夫に意見をするのが、どれほど夫に恥をかかせることになるのかが分からんのだろうか。もう感覚がおかしいと思う。あの時代の女性なら夫への意見・助言はひそかに寝屋で囁けばいい。

秀吉の奥さんも品が無い。なんだかガチャガチャしてる。昔の佐久間良子さんや沢口靖子さんの上品なねねさんの方がいいわ。十朱幸代さんはもっと温かくて可愛いかったし。官兵衛君の奥さんの光さんも、お母さんというよりまだお姉さんなんですよね。女性的な包容力が足りない。ドラマ中、せめて1人や2人でいいから、若くても優しく包みこんでくれるような古風で穏やかな女性キャラが見たいわ…。

この時代の素材は面白いはずなんでなんとか頑張っていただきたい。

とにかく戦国は

男のドラマ!
 
女はいらない。

それにしても黒田長政の子役は可愛い。


しかし私はまだ冬眠をしているはずなんですけど…。