能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年4月2日火曜日

Perfume:ULTRA KOREA 2013(ULTRA MUSIC FESTIVAL)出演決定!!


きたね。きたきたコレ。やったな…。とうとうきました。ダンス系の本格海外フェス。やったじゃん。韓国ソウルだそうですよ。こういう音楽は日本より韓国のほうが流行ってるの?

★こちらはPerfume公式のニュース
1999年より、アメリカ・マイアミを本拠地としてスタートしたエレクトロ ダンス ミュージックの大型FES、「Ultra Music Festival」! 昨年からは韓国でも「Ultra Korea」としてスタートし、今年も同じく開催が決定しています。その今年行われる「Ultra Korea」に、Perfumeの出演が決定いたしました!

 [日時] 2013614()
 [場所] 韓国:JAMSIL OLYMPIC COMPLEX (Main Stadium, Aux. Stadium, Parking Lot)

 
やたやたっ!それではオフィシャルサイトに行ってみよう。

お、アーミン君が来るのか。Fedde君も?  KaskadeAfrojackAvicii…有名どころね。えっボーイ・ジョージも来るそうな。ほー。なんかよく知らんけど。
 
今回のPerfumeちゃんの対バンは…、わっなんかロゴばっかりで読めん…。アーミン君はとりあえず同じ日なのかしら。Fedde君とボーイ・ジョージ君は翌日ね。とりあえずこれ2日間で2日ともいったほうがよさそうだな…。
 
ま、いいや。ヨシッ元気が出てきたぞ。Perfumeがやってくれると元気が出る! だいじょぶだいじょぶ。ダンスフェスのDJなんてみーんなムッサイおっさんばっかりだろうから(←想像)、美しいPerfumeちゃん達は大人気だと思います。あんな綺麗な若い女の子達なんて他にいないですから。ドッカーンと自信を持ってイッテラッシャイ。よしっ! 面白くなってきたぞ!! 
 
ワタクシの希望としましては、ガンガンブリブリゴンゴンバリバリバキバキドッカーンと音圧のデカイ超うるっさいヤツを何発もお見舞いして、近所のビルのガラスぐらい割ってきていただきたい! いやそれぐらいのつもりで。この際上品とか可愛いとかあまり考えずにドッカーンと思いっきりやってきてよPerfumeちゃん!!! たのみまする。何曲やるのかな。
 
皆の衆Perfume活動開始!!!ヨシッ!



2013年4月1日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第13回「鉄砲と花嫁」


白無垢の花嫁姿というのはいつ見ても泣ける。八重ちゃん(綾瀬はるか)が綺麗。花嫁姿からあっという間のエンディングでしたが、桜の花びらの舞う中、静かに歩を進める八重ちゃんを見ながらちょっと泣けました。よかったね…。

仲人の秋月さん(北村有起哉)が八重ちゃんの花嫁姿をみておおっと驚くのも、いかにもありがちなのですが、いくらベタでもいいものはいい。西郷頼母さん(西田敏行)の思いやりで秋月家から嫁入りをすることになったそう。八重ちゃんは周り中のみんなに祝福されているんです。いい話だ。

というわけで、今回のメインは八重ちゃんの嫁入り話。先週が戦でしたからね。こういう連続ドラマでの押して引いてのメリハリはいいですね。

さて、とうとう尚之助さん(長谷川博己)が動きました。新しい銃が出来て自信がついたそうです。「どこに行っても生きていける…。」なるほどな…。嫁をもらう責任をしっかり考えてくれてるんですね。いい人だ。

それでも八重ちゃんはまだ「ダメです!」…結局この真面目なお二人は今まで「私は貴方を会津に縛り付ける」「ボクはキミを幸せにできないかも…」と相手のことばかりを思ってうじうじ遠慮し続けているわけです。ところが今回、とうとう男川崎尚之助が動きました!よしっ! こういう真面目な人は一旦心を決めると急に押しが強い。押せ押せで男らしいです。女性はこんな真正面からの直球プロポーズに一番ドキっとするんですね。とうとう八重ちゃんも「ハイ…。」目には涙。いい話…。

権八パパ(松重豊)も青いほっかむりをして興奮してます。母上(風吹ジュン)もうらさん(長谷川京子)も家族全員みんな嬉しそうです。

弟の三郎君(工藤阿須加)が憎まれ口をきいた後に、深々と頭を下げてきちんとお祝いの言葉を言うんですが、この場面でジーンときました。この子は小さいときから礼儀正しいですね。このドラマはこういう細かい人物描写がすごくいい。

そんなわけで、今回は八重ちゃんの嫁入りがメイン。会津の人達がみーんないい人っていうのもいいな。八重ちゃんが幸せになるのがしみじみ嬉しい。
 
 
京では会津から佐川さん(中村獅童)が上京。長州は外国と戦争。おまけに幕府は長州征伐に向けて準備中。長州は大変です。大阪では西郷どん(吉川晃司)が勝さん(生瀬勝久)と会って何かを納得して帰っていきます。そして長州征伐をキャンセル。その後慶喜さん(小泉孝太郎)は「江戸は分かってくれない」と容保公(綾野剛)に愚痴ってます。会津の殿様も辛いところ。

ところで長州はこの外国との下関戦争で負けた事により方向転換して開国派になったそうです。あーそうだっけ…。幕末の歴史はほんとに難しいのでまた勉強しなくては…。

来週はいよいよ八重ちゃんの嫁入りよ。権八君はどうする…。

 
 
 
 

2013年3月31日日曜日

映画『スーパーエイト/SUPER8』:ボクはおうちに帰りたいの


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スーパーエイト/SUPER82011年)/米/カラー
112分/監督: J.J. Abrams
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 オンライン映画サービスNetFlixにて鑑賞。

んまーなんとワタクシが中学や高校の頃に見た映画と似てるんでしょうか…と思ったら、監督のJ.J.エイブラムスさんが同世代。なるほどあの時代のアメリカ映画の雰囲気がよく出てますもんね。お話の時代は1979年。おおーっだからマイシャローナなのか、ドントブリングミーダウンなのか、ハートオブグラスなのか、おしゃれフリークなのか…おーい懐かしいじゃないかい(←これだけでもう高評価決定)。

内容もワタクシが見て育った映画のまんまです。要するに私と同世代の監督が中年になって子供の頃に見た映画をそのまんま再現したようなノスタルジーSF映画。

…と思いながらおおいに楽しんで映画を見終わったら、プロデューサーはなんとスピルバーグ大先生ご本人じゃないですか。あーやられたっ。やっぱりなー…といかにもなセッティングに大笑い。現在アラ50世代の人間には嬉しく嬉しくててたまらんSF映画です。

 

ネタバレ注意

昭和35年から昭和40年ぐらいに生まれて、1980年頃に洋画が好きな中高生だった世代の皆様、これは楽しめますよ。全編パロディのよう。未知との遭遇(夜の青い光、謎設定)、エイリアン(ホラー、巣)、ET(おうちに帰りたい)、グーニーズ(子供)、スタンドバイミー(子供)、それに当時全世界で流行っていたホラー映画(ワッとびっくり演出)の数々。そんなものを思い出してニヤニヤ出来ます。

時代設定は1979年、まず画面の色が70年代の映画、これわざわざ努力して再現してるんでしょうか。いかにも当時の映画っぽいの。色合いが当時の映画のまんま。夜の光がなぜかやたらと青いのもそう。たぶんカメラワークも考えてそれっぽくしてると思う。人物の顔を急に大写しにしたりね。音楽もちょっと大げさ。テーマがそもそも当時流行りのエイリアンものだし、ホラーものだし…。子供の服も髪型も子供部屋の飾りも、アノ頃の憧れのアメリカ映画のまんま。あー懐かしいわー。

音楽もELO, ナック、シック、ブロンディー…でどうよ…。

プロデューサーがスピルバーグで全てがガチ。おーい…やっぱりそうか…スピルバーグがもう一回あの頃のような映画を撮ろうかなと思ったら、20歳年下の後輩がまんま同じ様な映画を撮ってくれたからプロデュースしちゃったのかなと思える映画。

エイブラムス監督がスピルバーグ師匠に心をこめて贈るオマージュ。あれもこれもとスピルバーグ映画の記号がたっくさん出てきます。それを大先生も喜んで受け止めてプロデュースを引き受けてくれたんでしょうか。なんと微笑ましい。

79年には出来なかったCGによるトレイン・クラッシュの大参事は見もの。こういうの、やりたかったんだろうな…。おーいあんなに大げさに爆発して一人も怪我してないなんて、あるわけないじゃないのー(笑)。

大先生の映画が超プレミアムA級なら、この映画はたぶんBプラス級。いろいろとアレレな場面もあるけどね…まあいいじゃないですか。エイブラムス監督のスピルバーグ大先生へのリスペクトで帳消しにしていいでしょう。この映画にあるのは監督から大先生への愛、愛、愛です。

当時のあの頃を知る世代にとっては、それはそれはもう嬉し恥ずかし懐かしのノスタルジー映画なんだもの。見てる間はあの頃に戻れます。ニヤニヤしながら全編楽しめる。同世代の旦那Aも大変盛り上がって見ておりました。ワクワクしてほんとに面白かった。

エイブラムス監督が、アノ頃のスピルバーグ映画の感動をもう一度…と思いながら作ったBプラス級SF映画。大先生も話にのってくれたぞ。ちょっと大先生の映画よりもツメが甘いのはご愛嬌。世界中のアラ50の世代が'70年代後半を懐かしく思い出せるノスタルジーSF映画。まるでエイブラムス監督とスピルバーグ大先生と一緒に同窓会に参加するような楽しみ…。

昭和35年から昭和40年ぐらいに生まれた中年の皆様、これはお勧めです。
 
 
 
 

2013年3月30日土曜日

The Sunburst Band- Rough Times (2008)


 
70年代か…。



The Sunburst Band- Rough Times (2008)
Rough Times EP 
Released: Feb 18, 2008
℗ 2008 Z Records

 

またまたThe Sunburst Band。トニーさんのギターもチャカチャカ元気。イケイケですな。

2008年の曲なのに、1978年、9年ごろの音に似てます。知らなかったんだけどこういうタイプの温故知新の音を、Nu Discoというらしい。ほんとかな…。ともかくイギリスはこういう懐かしい物を大切にしてくれるのでとてもいい。


 
The Sunburst Band - 'Free Bass' (Joey Negro's Extended Mix) (2008)


2013年3月28日木曜日

キャンディーズに学ぶアイドルと生バンド



ポイントは生バンドでしょう。


まずYoutube等の動画サイトでキャンディーズの「春一番」を検索して、キャンディーズのテレビ出演時やライブの映像を見て聴いていただきたい。


ドライブ感というんですかね。勢いか…。生バンドに生の歌声は迫力が違う。

近年のアイドル売りというのは、いかに投資を少なくして利益を得るか…ということが第一らしいので、駆け出しのアイドルに生バンドをつけてライブをやるなどという金のかかる方法は考えられないのかもしれないけど、やっぱりこれはいい。

ライブの新しい形を確立したPerfumeの口パクは、あのダンスを生み出したわけで、あれはあれで素晴らしい。彼女達は特別です。別次元の存在。だけど一般的にアイドルが、ろくに踊れもせず歌も歌ってないのであれば、単に「顔の可愛い女の子」を数人連れてきてCDをかければば済むわけで…。

純粋に音楽や表現の面白さを楽しみたい人間から見れば、そんな売り方は論外。ダンスや特殊な演出が無いのなら、いい歌を歌うのは基本でしょう。それは私が頭の固い年寄りだということもあるのだろうけど…。

数日前に紹介したNegiccoさんと生バンドを組み合わせるのがいいと思うのも、彼女達が歌えるから。声も響きが綺麗ですごくいい。ちょっとここ数日Negiccoさんの歌の脳内リピートが止まらない。やっぱりすごくいいグループだと思う。曲もすごくいい。キャンディーズを受け継ぐと言ったのも、彼女達ならこういう伝統的な「バンドとアイドル歌手」の組み合わせが可能だろうと思ったから。いいと思うけどな…。

話は変わるけど、私にとって初音ミクのライブが面白かったのも、あれが生バンドの演奏だったから。単にCDをかけて映像のミクさんが踊るだけのライブではつまらなかったろうと思う。

生バンドの演奏はやっぱりいい。勢いが違う。きちんと歌えるアイドルとバンド、誰かやってくれませんかね…。


Negicco(ネギッコ)さんというグループ



 

2013年3月27日水曜日

Perfume;欲しい商品を考えてみる



昨日はいろいろと愚痴りましたが…。要はPerfumeファンとしては、CMだけじゃなくてもっともっとPerfumeが見たい聴きたい知りたい…と、それが言いたかった。

さてそれじゃあPerfumeがアイドルなら、じゃあ何をして欲しいかな…と考えて見ることにした。とりあえずモノです。欲しいモノ。

 
そやね…まず、

1.写真集かな…。

ワタクシはね、今のPerfumeは宝石のように輝いていると思うのよ。ほんっとに綺麗なの。こんな時はもう二度とこないかもしれない。女性が美しい時期は短い。だから今のこの瞬間を何かのメディアに記録して残しておきたい。

何人かのいいカメラマンさんを雇っていろんなPerfumeを撮って貰えませんかね。芸術PHOTOやファッションPHOTO枠ならなんでもいい。とにかく美しく美しく限りなく美しく今のPerfumeを記録して欲しい。美脚ショットは必須。あの、のっちのムチモモとかしゆかのスタイル、あ~ちゃんの笑顔を永久保存しておきたい。とにかく美しく…今のPerfumeを閉じ込めて欲しい。

イケイケだった頃の80年代の日本は、海外の有名ファッションカメラマンを連れてきてアイドルの写真集を出したりしてたのよ。…もちろん日本のカメラマンさんにもいい人がいると思います。アート枠の写真集…Perfumeならやれるって。あの脚なら出来る! 最近はほんとにフォトジェニックなんだもの。ネット界隈で出回ってる写真もすっごく綺麗だ。
 


自然光での普通の可愛いアイドル写真というよりも、しっかり作りこんでゲージツ的にして欲しい。いくつかのテーマでページを分けてもいいな。スタジオでみっちり接写編。海外風景編。近未来Spring of Lifeロボット復活編。アシモ君はお友達編。超豪華ゴージャスドレス編。靴オタク狂喜美脚アート編。○億円の宝石を持たせてみる編。変態レインボーウィグ編(のっちのアフロ頭をここに)。猫まみれ編。ちょっと薄着編…などなど。

本と同じ写真入りのコピー不可能なディスクメディアも付録につけてもらえると尚嬉しい。

それからPTA限定などとは言わずに一般書籍にして欲しい。海外からオンラインショップで買いたい。5000円でも6000円でも出せるな…。うんうん。真面目な写真集を出しませんか…。

ほんとに今のPerfumeなんて踊るモデルみたいなんだもの…。

2.PerfumeダンスDVD

このようなものが実現するとはまさか思えないけれど…。今の大人な美しいPerfumeさんに、今まで出した曲全曲をもう一度踊っていただいて、そのダンスビデオを出していただきたい。

ちょっと前にグローバルサイトのダンスの映像がPTAで出たらしいじゃないですか。そんなダンスを堪能するためだけのDVDが欲しい。

とりあえず固定カメラがいいけど、スイッチ可能なマルチアングルもいいな…。前、横、それに斜め上からの固定カメラなんて最高。Perfumeダンスアートビデオです。

もちろんPTA限定などせずに一般向けに売ってください。

これはむちゃくちゃ売れると思うぞ。

3.ワールドツアーアジアのライブDVD

ライブビューイングの映像って残ってるのかしら。だったら出して欲しい。これも見たい見たい見たい…。

4.PV

たぶん100人のPerfumeファンがいたら90人は買うと思う。これなんで実現しないんだろう。欲しい欲しい欲しい…。

5.代々木「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」のDVD

ファンの間では有名ですね。欲しいわ…。

 

2013年3月26日火曜日

Perfume:日本でアイドルでいるということ

 
㊟ 長くて辛口です
 
Perfumeのファンになってほぼ3年経った。彼女達を知ったのは2010年の4月。当時出たばかりのシングルは『不自然なガール』。あれからずいぶん時間が経ったんだな…。

もう30年以上も洋楽にしか興味の無かったこの私が、まさか日本のアイドルのファンになるとは思わなかった。最後に日本のアイドルのレコード(笑)を買ったのは、ピンクレディーかキャンディーズ。そうそうキャンディーズの解散コンサートのライブアルバムを買ったな…。

あれからの30年以上、私はアイドルどころか日本の歌さえ一部を除いては一切聴かなかった。95年以降は日本に住んでいなかったのでなおさらのこと。歌うよりも踊るほうがいいのでカラオケもやらない…となると、ほとんど日本の歌の必要性も感じなかった。

そんな私の前にPerfumeは突然現れた。「まぁーなんと可愛いんでしょ、まぁーなんと面白いダンス、アラ曲もいいじゃないの…、お、ライブも凄いぜ…、CD買っちゃおうかな…ついでにDVDも…」と徐々にはまった。

その後リリースされたシングルは『VOICE』『ねえ』『レーザービーム』『スパイス』『Spring of Life』『Spending All My Time』に『未来のミュージアム』。いくつかのシングルとアルバム『JPN』、『Tokyo Dome Live』『JPN TOUR』のDVD。過去に出たものも含めてずいぶん買った。思えば遠くへ来たもんだ…。

ここ3年の間にPerfumeは驚くほど綺麗になった。3年前はまだ子供だったのに、今は光輝く美女オーラバリバリの大スターだ。

彼女達はPerfume」という特殊な存在のあり方も確立した。歌い手としてCDでは歌ってもその歌声はむしろ音の部品として存在する。まるでロボットのような響きの声。ステージでもライブの常識を書き換えた。メンバーはステージ上では殆ど歌わない。それを補うかのような完成された独特のダンスと凝ったステージ演出。たまたまスタイルがよかったことも幸いした。まるで未来からやってきたロボットのような美しいアイドル。それが「Perfume」。私もそこに惚れた。今までに無い宝物を見つけたようにワクワクした。

だから、もちろん私の中でのPerfume」はアーティスト。歌もご本人達も演出のスタッフさん達もライブも全部含めてのアートな存在。世界中探してもこんなグループは他にいないと断言できるユニークさ。だからこそ「海外に行け行け」ともう1年間もしつこくこのブログで叫んでいる(笑)。

どころが、Perfumeご本人達とその所属事務所アミューズさんはどうも違う考えらしい…。そのことに私は(この期に及んで)やっと気付いたらしい。彼女達はあくまでも日本の「アイドル」なんですね。あーそうなのか…そうかそうか…。

Perfumeは日本のアイドル…。言葉や理屈では分かっていてもその本質を理解していなかったらしい。だからファンでいながらも3年間、いろんな違和感があったんです。

3年前から、出す曲出す曲全てタイアップ。Perfumeが過去3年間に売った商品は、洋服、チューハイ、ペプシ、自動車、携帯電話、ドラマの主題歌、グミキャンディー、ドラえもん…うわぁっ…そういえば『Glitter』の「白い箱(冷蔵庫)を開けると…」なんてふざけた歌詞もありましたぜ。

その他の活動の場所は、週一で音楽番組の司会。シングルを出せば34回歌番組でダンスをお披露目。ライブはフェス以外はめったにやらないらしい。…ということは(昔の『ザ・ベストテン』みたいな番組がない現在)PerfumeTVでの露出って殆どタレントさんとTVコマーシャルだけ? …うわぁーそこなのか…そこなんだ…このバリバリの違和感。

ココで言わせてくれ! ヲイヲイPerfumeぐらい凄いグループならもっと他にやることがあるじゃろー!!! あれだけ美しくて世界一のダンスグループなのに、CMタレントで終わりなのかよー…。もっと攻めていかんかいっ!!!

…と…まあ…そういうことです…。今まで3年間もふつふつと感じ続けていたこの違和感。要は私は(勝手に)Perfumeに「アーティスト」の自負と活動を求め続け、Perfumeご本人達とアミューズさんはどうもPerfumeが「アイドル」として業界に存在する事を求めているらしいこと。←あたりまえのことなんですよね。

あ-でももったいないなー…そんな~…。
 
うすうす感じてはいたんだけれど、そう思えばなんとなく理解できるのだ。どうして公式YoutubeでのPVが一部だけなのか。どうしてキリン氷結のホログラムライブの映像が消えたのか(ああいう映像は事務所が買い取ってくださいよ…涙)どうしてまともな海外向けの公式サイトがないのか。どうしてきゃりーちゃんみたいにガンガン海外まで攻めていかないのか…。今現在、何故か知らねど『未来のミュージアム』のアメリカでのiTunes配信は無し。←これどういうことよ?

要は国内売り、それもTVCMタレントとして出来るだけ露出して、売れるうちにシングルCDを売りつくす…みたいな売り方がまず第一。海外なんて言う以前に「アーティスト」らしい売り方さえも望んでいないのかも。うわーじゃあどうしてレコード会社を変わっちゃったの?もっと自由になれるはずじゃなかったの?

ま…いろいろと大人の事情というのはあるのでしょうが、日本の業界の(大人の)方々は才能のある若いタレントさん達を大切にしていただきたい。私のような大人の曇った目は、今の業界の「搾取できるうちに一滴残らず搾り取れ」的なものをついつい見てしまう。←もちろんこれは私の想像なので、そうでない事を祈るけど。

もしPerfumeのご本人達が「CMタレント上等!」というのであればそれもよし。いずれにしても曲が良ければいつものように私も喜んで聴くと思う。しかしタイアップ曲というのは文字通りCMソングなわけで、CMソングを個人の大切なイベント=例えば結婚式にかけたいと思うだろうか…CMソングが人の心に染みる大切な曲になり得るのか…ということは考えたほうがいいと思う。

現在の日本のエンタメ業界で、まさか今さらPerfumeの事務所さんがタレントを売る戦略を変えるはずはないだろうから、これは私がPerfumeのファンである限り受け入れなくてはならない事実なんだろうなとも思う。今の日本で「アイドル」でいるということは、今の業界の流れに合わせたタレント活動をしていくということ。そんな日本のアイドルのファンになるということが、私にとってはそもそも新しい学びなのかも。それでもこの違和感は続いていくだろうな…。

そんなことを言ってはいても、やっぱりピュレグミのCMソングはイイ曲っぽい…。