★あらすじ
信長(染谷将太)が将軍足利義昭(滝藤賢一)のために二条城を建設。各方面から資材を集め工事は急ピッチで進む。城内の調度品も寺社から強引に集められ多くの反発の声が上がっている。明るみになる幕府の腐敗。光秀(長谷川博己)は信長に腐敗した幕府を正すよう進言するが信長は…幕府に口出しはせぬ…将軍奉公衆の光秀が何とかしろと言う。また光秀が将軍から与えられた土地は、以前政所が横領した土地。そのため光秀は訴えられる。光秀は摂津晴門(片岡鶴太郎)を直接問い詰める。4月 二条城完成。
信長(染谷将太)が将軍足利義昭(滝藤賢一)のために二条城を建設。各方面から資材を集め工事は急ピッチで進む。城内の調度品も寺社から強引に集められ多くの反発の声が上がっている。明るみになる幕府の腐敗。光秀(長谷川博己)は信長に腐敗した幕府を正すよう進言するが信長は…幕府に口出しはせぬ…将軍奉公衆の光秀が何とかしろと言う。また光秀が将軍から与えられた土地は、以前政所が横領した土地。そのため光秀は訴えられる。光秀は摂津晴門(片岡鶴太郎)を直接問い詰める。4月 二条城完成。
様々なことが起こっているのですごいなと思う。この大河は信長や秀吉の話ではなくて、将軍義昭の側の話なので初めて知ることばかり。面白いです。
その複雑な京の内情を様々な人物達にそれぞれ語らせ、光秀が聞き役になる…という構成。光秀くんは聞き上手。
✻ ✻ ✻
●二条城建設と幕府(細川藤孝(眞島秀和)の話)
信長が建築素材や調度品を寺社から強制的に集めていることに反発が上がっている。将軍の名を借りて金目のものを集めているという者もいる。幕府には寺社が営む金貸しと繋がった者もいる。
●幕府と関白二条(近衛前久(本郷奏多)の話)
現関白・二条晴良(小薮千豊)は摂津と幕府を味方につけ近衛を追い出し、近衛の土地を奪った。幕府内の腐敗を正すよう信長に伝えてほしい。
●帝(伊呂波太夫(尾野真千子)の話)
帝には金がないが幕府は助けてくれない。御所の塀は崩れたまま。
●京の公家(木下藤吉郎(佐々木蔵之介)の話)
京の様々な方向へ探りを入れている。公家の動きは摑んでいる。京は公家の機嫌をとるのが一番。近衛が使えるかどうか見ている。将軍の周りの者が信長を裏切らないように見張っている。公家には気をつけろ…寺やどこかの大名と繋がっている。油断をすれば足をすくわれる。
●京と美濃(信長の話)
幕府に口出しはしない。将軍の側の光秀がなんとかしろ。越前の朝倉家に三好の一党が出入りし、儂の留守に美濃を攻めると企てている。美濃を失えば京も危ない。帰って戦の準備をする。京のことは光秀、藤吉郎、権六/柴田勝家にまかせる。
京の様々な方向へ探りを入れている。公家の動きは摑んでいる。京は公家の機嫌をとるのが一番。近衛が使えるかどうか見ている。将軍の周りの者が信長を裏切らないように見張っている。公家には気をつけろ…寺やどこかの大名と繋がっている。油断をすれば足をすくわれる。
●京と美濃(信長の話)
幕府に口出しはしない。将軍の側の光秀がなんとかしろ。越前の朝倉家に三好の一党が出入りし、儂の留守に美濃を攻めると企てている。美濃を失えば京も危ない。帰って戦の準備をする。京のことは光秀、藤吉郎、権六/柴田勝家にまかせる。
●帝と将軍(信長の話)
父は言った…将軍は帝の門番…その門番のために城を作る…将軍は帝を守る事を忘れている。父も御所の塀を直した。塀が気になる 。
★事件 at 本国寺
光秀が東寺の領地を横領したとして訴えられる。土地は将軍義昭から与えられたものだった。将軍はその土地の事情を知らない。そこで光秀が摂津に直接訊ねる
父は言った…将軍は帝の門番…その門番のために城を作る…将軍は帝を守る事を忘れている。父も御所の塀を直した。塀が気になる 。
★事件 at 本国寺
光秀が東寺の領地を横領したとして訴えられる。土地は将軍義昭から与えられたものだった。将軍はその土地の事情を知らない。そこで光秀が摂津に直接訊ねる
光秀君 喧嘩してるのにキラキラの笑顔 |
●幕府の腐敗実情(摂津晴門と光秀の対決)
光秀:政所がやっただろ
摂津:誰が横領して政所が土地を手に入れたかはわからない。そのような訴えは沢山あるから気にしなくていい。それぞれ5年10年かけてのらりくらりと対処。
光秀:政所がやっただろ
摂津:誰が横領して政所が土地を手に入れたかはわからない。そのような訴えは沢山あるから気にしなくていい。それぞれ5年10年かけてのらりくらりと対処。
光秀:そうやって帝の丹波の土地も仲間の武家に与えたのか?
摂津:いやなら土地を返せばいい。寺社の領地は武士が長年守ってやったもの。謝礼代わりにいただくのは当たり前。
光秀:政所で詮議の上、事の顛末を私に伝えろ。その上でお返しする。この訴えを見逃すわけにはいかん。
摂津:困ったお方じゃ。世の仕組みを教えて差し上げたのに。
摂津:いやなら土地を返せばいい。寺社の領地は武士が長年守ってやったもの。謝礼代わりにいただくのは当たり前。
光秀:政所で詮議の上、事の顛末を私に伝えろ。その上でお返しする。この訴えを見逃すわけにはいかん。
摂津:困ったお方じゃ。世の仕組みを教えて差し上げたのに。
↑このシーンはすごくおもしろかったです。鶴ちゃんの顔芸すごいの。長谷川さんの長身を下から撮って光秀がのしのしのしと歩いてくるのがいい笑
●御所の様子(伊呂波太夫)
崩れたままの塀。昔太夫が子供の頃、崩れた塀から中に入って遊んでいたら(今の)帝に会った。このままではいけない。
●御所の様子(伊呂波太夫)
崩れたままの塀。昔太夫が子供の頃、崩れた塀から中に入って遊んでいたら(今の)帝に会った。このままではいけない。
●二条城完成(信長)
浅井長政もいる…築城では世話になった。光秀は美濃に来い…朝倉について話を聞いておきたい。その後信長は岐阜へ帰る。二条城は塀も綺麗だ。
浅井長政もいる…築城では世話になった。光秀は美濃に来い…朝倉について話を聞いておきたい。その後信長は岐阜へ帰る。二条城は塀も綺麗だ。
●その他
将軍が駒を本国寺に呼びだす。将軍は駒ちゃんラブなの?えええぇ??
ま~とにかく光秀が話を聞く形で様々な情報が描かれてます。状況をただナレーションで説明するのではなく全てドラマにしてるからすごいなと思う。
信長は近隣に号令をかけて将軍の城を築く…二条城の守りの塀もしっかりと築く。しかし将軍の幕府は腐敗。幕府は帝も守らず御所の塀は崩れたまま。その幕府の腐敗の一例を、光秀の与えられた土地に関して掘り下げる。その頃三好勢は、越前の朝倉に近づき信長の美濃を狙っている。
信長は近隣に号令をかけて将軍の城を築く…二条城の守りの塀もしっかりと築く。しかし将軍の幕府は腐敗。幕府は帝も守らず御所の塀は崩れたまま。その幕府の腐敗の一例を、光秀の与えられた土地に関して掘り下げる。その頃三好勢は、越前の朝倉に近づき信長の美濃を狙っている。
それにしても二条城の建設現場の様子といい、完成後の内装といい、セットやCGにお金かけてるな~と思う。。