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2017年6月27日火曜日

BABYMETAL:英国はどうする?今後のBABYMETALを考える



考えついでにもう少し書こう。BABYMETALさんは今年の夏は日本でツアーだそうですが、このブログは日本のことは書けないのでこれからの海外事情を妄想しておこう。

お題は、今後英国をどうするのか? このことは以前からいくつか考えていた。ここでまとめておこうかと思う。またまた勝手で余計なお世話な妄想独り言。


さて、英国での前回のBABYMETALのワンマン・ライブは、去年の42日のウェンブリー・アリーナ。去年の4月まで英国のロックメディアはBABYMETALでよく盛り上がってました。そのウェンブリー・アリーナのライブ当日はグッズがよく売れて記録を作ったとか何とか…。あれからもう1年が過ぎた。その後英国では去年の12月にレッチリの前座ツアーがあったものの、ここのところ現地のメディアはBABYMETALに関して全体に少しおとなしくなってきているかも。

…というのもBABYMETAL公式からここ1年以上全く新しいマテリアルが出ていないぞ!

ニュースはあった。去年9月の東京ドームのライブ。年末のレッチリの前座英国ツアー。それに今年冬のいくつかの前座ショー。そして春の米レッチリ前座に今回の米KORN前座。

しかしながら、英国のファンと世界中のファンがネット上で盛り上がってBABYMETALを具体的に語るための素材が無い! 公式の映像は「KARATE」と「The One」のMV去年の3に出たきり。それ以来、シングルもプロモ用のMV、またはライブからの映像等も公式からは一切出ていない。BABYMETALは公式でもう1年以上もマテリアルを出していない。

LIVE AT WEMBLEY」のトレーラーも「LIVE AT TOKYO DOME」のトレーラーも地味。どちらとも海外のコアなファンには届いたようだが、ファン以外の一般にはほとんどニュースさえ聞こえてこなかった。プロモ用のライブ映像がほとんど出なかったせいなのか、いつの間にか話題にものぼらなくなってしまった。それではあちらのメディアがちょっと静かになってもしょうがない。

マテリアルが出てこないことの影響は、おそらく英国だけの問題でもないのだろう。欧州各国、それに北米でも、BABYMETALを語るための素材がファンカムしかない。


いやしかしまだまだ遅くはないぞ。今からでもなんとかなる。

…その前にBABYMETALは英国/欧州を今後どうするつもりなのだろう…という疑問はある。もう英国はウェンブリーで完結しちゃったのだろうか。しかしなんだかもったいないんですよね、去年まであれだけ盛り上がっていたのに…英国では『Metal Resistance』はチャートの15位まで上ったんだもの。

というわけで、もしBABYMETALがまだ英国/欧州に望みを捨てていないのならどうするかを考えよう。

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ところでその前に、海亀はもう以前のように「BABYMETALはなんとしてでも海外にいけいけ」とは思っていません。英国では最初の勢いでいける最高の結果はもう十分に出たと思う(ウェンブリー・アリーナ!)。これからの海外はBABYMETALさん次第。たとえ活動の中心が日本に移っても反対しない。しかしこれからも海外に出て行くのならもちろん応援する。ここに書く文章も海外に出て行くことが女の子達にとってポジティブである場合でのお話です。
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1 今さらでもライブ映像を出す
 
LIVE AT TOKYO DOME』からBABYMETALプロモ用の映像が欲しい。「Tales of The Destinies」ですね。いや「NO RAIN, NO RAINBOW」「シンコペーション」もいい。去年のウェンブリーでやらなかった『Metal Resistance』からの曲のライブ映像をプロモ用に解禁。「Tales of The Destinies」なら誰が見てもびっくりするだろう。BABYMETALは「ギミチョコ」だけのグループじゃない…もっと音楽的に面白い事をやっていると一般の音楽ファンに向けてもいい宣伝になるだろう。
 
いや実は英国用なら今さらながらLIVE AT WEMBLEY』からの映像を出してもいい。あくまでもプロモ用。既存のファンに向けてというよりも、これから新規のファンがBABYMETALのことを知るための資料。シングル扱いにする必要は無い。
 
要は、映像を出すことで海外のメディアにもファンにも話題を提供。一般に向けてはBABYMETALの名刺がわり。上記の東京ドームでのレア曲のライブ映像なら、それを呼び水にしてまたBABYMETALのライブに客を呼びこむこともできるかもしれない。
 
何かきっかけが欲しい。またBABYMETALを面白いと思わせるきっかけになる素材が欲しい。そのための映像解禁。本当に1年以上何も出さずにいたら忘れられてしまってもしょうがない
 
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ちなみに(日本の)巷では映像を出せば、その再生回数のカウントで人気の有無を語り始める輩がいるようだけれど、そのようなものは無視してよろしい。そもそも組織票で数を増やせるような物でぐだぐだ人気競争を論議してもくだらない。もし公式がそういうものを恐れてプロモ映像を出し渋っているのなら残念。映像を出す理由は、もしかしたらBABYMETALを忘れかけているかもしれないファンに向けての再プロモーション。そして前座ツアーで「面白いね」と思った新規/未来のファンに対しての素材提供。目的はそこ。
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2 英国『Metal Resistance』ライブをもう1
 
これは1度やる必要があるでしょうね。前回のウェンブリーは、アルバムの発売日の翌日がライブだったので、実質ニューアルバムのためのライブではなかったですよね。客はほとんど『Metal Resistance』からの曲を知らない状態でライブを見たわけで、楽曲を心から楽しめなかった音楽ファンもいたのではないか。そんなわけで英国では、もう一度きちんと『Metal Resistance』からのレア曲をやるライブをやったほうがいいと思う。英国で同アルバムを15位にまで上がらせてくれたファンに感謝のつもりで改めてきちんとライブをやったほうがいい。
 
プログレ発祥の地英国のファンに「Tales of The Destinies」を。もしかしたら「From Dusk Till Dawn」を。そして英国人なら間違いなくQUEENを思い出すバラード「NO RAIN, NO RAINBOW」を聴かせてあげて欲しい。古参のロックファンならきっと泣いて喜ぶはずだ。
QueenSave Me」や「Bohemian Rhapsody」のGソロの入り方が似ている

3 英国に向けてライブのやり方を考える

BABYMETALは今まで3年間(ミュージカル仕立てとも言われる)同じような構成の同じような演目の同じようなライブをずーっと続けてきているんだけれど、今度英国にワンマンで行くのなら4度目。そろそろBABYMETALのあり方を考え直す時期に来ているのかもしれないとも思う。

最初の頃は「言葉の通じないアジア人だから、日本語の歌だから、特殊なJ-POP枠だから…」と、(存在したかもしれない「キワモノ枠」の偏見を吹き飛ばすために)MC無し、休憩無しの全力疾走型パワーライブをやって、実際にそれが成功したわけだけれど、英国のファンにとっては、もうBABYMETALはお馴染み。そろそろライブのやり方を変えてもいいかもしれない。

もし今までのように「ノンストップの全力疾走型ライブ」を続ければ、いつか「女の子達が体力的に辛くなる日も来る」かもしれない。また現行の「女の子達が体力を消耗するから長いライブができない弱点」もいつか考え直さなければいけない時がくるだろう。

それなら、今後のことを考えて女の子達が無理をしない新しいライブの構成をそろそろ考え始めてもいいだろうと思う。激しい曲のエネルギーはそのまま。その上に女の子が無理をしなくてもいい場面を加える。一つのショーの中でエネルギーの緩急をつける。例えば、

     神バンドのソロを曲間にいくつか入れて女の子達を休ませる。
     バラードなら踊らなくてもいいアレンジにする。
     今後新曲、新しいアルバムを出すときには、激しい踊りをしなくてもいいような曲もいれる。ゆいちゃんともあちゃんがすぅさんのリードにコーラスを添える曲があってもいい。
     神バンドを活かす。以前の「紅月」のように、女の子と神バンドが同じレベルでステージに立つ場面があってもいい。

4 キャラ設定の枠を超えて

もともと「アジアからのキワモノ枠」と受け取られていたかもしれない最初の頃に比べれば、今のBABYMETALは英国ではそれなりに知られるバンドになった。メタル雑誌に何度も取り上げられ、女の子達は「ベスト・ライブ・バンド賞」を受賞するほどに成長した。

今のBABYMETALは、英国のファンには女の子達それぞれの顔も知られ馴染みのロックスターとして受け入れられているわけで、必ずしも以前のように(女の子達を守る為の)キャラ設定+(偏見を覆すための)全曲突っ走り型のライブをしなくてもファンは喜んでくれるのではないかとも思う。そろそろ彼女達をもっとリアルな生身のスターとして見せるライブに変えていってもいいのかもしれない。

MCも紋切り型の台本どおりではなく(ライブの流れを中断させない程度なら)少しだけ観客に話しかけてもいい。ライブの最後は紙に感謝の言葉を書いてステージ上で読み上げたっていい。確かにキャラ設定から出ればミステリアスではなくなる。しかし生身のスター個人として観客にもっと親しく受け入れられる可能性もある(前座ツアーでのSU-METALの観客への呼びかけへの反応を見ていてその可能性が見えた気がした)。

5 尺を長く

ライブに緩急をつけるなら、セットリストももう少し長くしてもいいだろう。観客は他のバンドのライブも見ているはずなので、いつまでも13曲のみのライブでは物足りないと感じる客も出始めるかもしれない。女の子達が無理をせずに公演時間をせめて1時間45分ぐらいまで伸ばすことができるなら観客もそのショーを短いとは思わないだろう。BABYMETALとしてこれからまだ先の事を考えていくのなら、そういうことを考えるのも必要になってくるだろうと思う。

6 海外でも「シンコペーション」

そういえば日本盤の『Metal Resistance』に入っていた「シンコペーション」を、改めて海外の客引き用に使うこともできるかもしれない。例えば東京ドームのライブ映像を公式でプロモ用に解禁したら、今度は海外のファンに向けてiTunesでこの曲だけバラ売りしてもいい。まず新しい話題の提供…本当の目的は海外のライブでもこの曲が演奏できるようにするため。楽曲が配信されていれば、今後海外のセットリストにもこの曲を組み込むことができる。

要は海外のファンのための話題作り。レア曲のライブ映像も「シンコペーション」もいずれ海外のライブで使えるように素材を出しておく。そして観客に「いつか見たい」と期待させるのも重要。海外は、日本のような飢餓商法は出来ないんですよ。海外の大物スターはアルバム曲をライブの予習用に動画サイトでリリース。曲をあらかじめ客に覚えてもらってライブに来てもらう…そういうことをやっている。
Bruno Marsの『24K Magic』は、公式Youtubeチャンネルでアルバム全9曲中6曲を解禁。リミックスもいくつか出して出血大サービス(笑)現在ツアー中。


まとめると、ネット上でもっと映像素材を解禁してプロモーション。そして英国では再度ライブ。客が飽きないようにレア曲や趣を変えたライブもいい。ライブの構成も成長に合わせて少しづつ変化させていく。そういうことをちょっと考えた。


おそらくこれから英国とアメリカでは売り方が違ってくるだろうとも思います。

アメリカは、アニメとか何とかこれからどうなるかわからないです。大物バンドの前座ツアーで露出を増やし、地道に少しづつ客を呼びこむしかないのかもしれない。そんなアメリカへのプロモ用としてもレア曲のライブ映像は役に立つ。「J-POPの妙な子供だまし」の偏見をなんとしてでも覆す。それには今までどおり全力疾走型のパワーで圧していくライブがいいのだろう。これからもアメリカは時間がかかると思う。

英国は、もう既にある程度名前を知られるようになっているので、これからはいかに既存のファンを満足させるライブができるかを目標に。音楽が好きでBABYMETALのことをよくわかった上で見に来てくれるファンも多いだろうから、紋切り型のパワー・ライブから「面白いライブ/興味深いライブ」をやるように構成を変化させる。定番の数曲に、中堅の良曲をランダムに加え、23のレア曲を加え、時には既存にの曲にアレンジを変え、バンドソロを増やし、時にはアンプラグドですぅさんに歌わせ、観客に話しかけ、たまにはQUEENのカバーをやらせてもいい。曲数を増やし、時間を延長し、勢いばかりでなく内容で満足させるライブを考え始めてもいい。

BABYMETALの英国での目標はおそらく定期的にアルバム、楽曲を出して、いいライブをその都度行う安定した位置を確保することいつ英国に戻っても必ずファンが見に来てくれるバンドになること。それで採算が合いさえすればいい。

もしかしたら去年のウェンブリーのようなお祭り騒ぎはもう望めないかもしれない。今度ああいう盛り上がりがあるとしたら、3枚目のアルバムを出した時だろうか。現実的にはO2 Brixton Academyを毎回満杯にするくらいが丁度いいのかもしれない。1回質の高いライブをやればファンはついてきてくれるだろう。英国の音楽ファンは一旦ハマるととても忠実です。いいライブを続ければずーっと見守ってくれるはず。

まぁ私は現在のメタルのライブを全く知らないので、最終的にBABYMETALとしてこういうやり方がいいのかどうかはわからないけれど、BABYMETALの観客には子供や女性もいて、様々な年齢層のファンもいることを考えたらこういう方向もあるんじゃないかと思った。


またいろいろと書いた。結局日本人が海外でスターになるには、グラミー賞とかMSGでワンマンとかそういう手の届かない頂点を目指すのではなく、現地で忠実なファンベースを築くことが何よりも大切なのではないかとも思い始めた。毎回チケットを買ってくれる忠実なファンの数を増やして採算さえ合えば、ライブを継続してファンとのいい関係を築いていけると思う。

そういえばHR/HM系のバンドのファンというのは、妙にバンドに忠実な人達が多くて不思議ですね。私も以前アメリカの懐メロHRバンドを20年間追いかけたけれど、英国では1970年代から30年間ファンだという人もかなり見かけた。5年間10年間ライブをやらなくても忠実にライブを見に来てくれるファンがいる。それがバンドの堅実な成功ということなのだろうと思う。メタリカがファンをとても大切にしているのも元は同じようなところなんだろうと思います(もちろん彼等は桁が違うけれど)。BABYMETALも英国では目標をそういう方向にシフトしていってもいいのかもしれない。

さて1年分の文を書いた。あくまでも個人的な妄想の独り言。これでまたBABYMETALに関してはしばらくお休みです。

夏のツアーも頑張ってください!




2017年6月26日月曜日

BABYMETAL:フェス/前座ショーでのメモ



忘れる前に書いておこう。

BABYMETALに出会った最初の頃、海亀はエラソーにこうしろああしろと上から目線で駄文を書いていたのですが、BABYMETALさんが大きくなるにつれて、ある時期からもう外野はうるさい事を言うのをやめようと思ったんですよ。BABYMETALをライブで一度も見ていない者がうだうだ言っても意味はない。万年在宅の薄いファンが何を言っても無意味。しかし…、

…まー1年や2年に1度や2度くらいなら駄文を書いてもいいかな…それぐらいはいいやろう…。もちろん文句ではない。あくまでも応援です。今回KORN前座ツアーのファンカムを見ていて思った事を書いてみる。

前座ショー、フェスで、BABYMETALが初見の客に向き合う時のことちょっとだけ考える。 こういうのを書くのは久しぶりだわね。


1 衣装を遠くからでも見えるように

624日のKISW Pain In The Grass 2017で、ステージから離れた場所で撮ったファンカムで思ったこと。BABYMETAL3人の女の子が見えない。

黒いロゴ、黒い機材、光の演出も望めないフェスや前座の野外のシンプルなステージでは、女の子達の黒い衣装が遠くから見えにくい。もったいないです。バンドの音はよく聴こえる。女の子達の声もよく聴こえる。神バンドの白装束も動いているのがよく見える。しかし3人の女の子達はほとんど見えない。ダンスも見えない。バラければそれぞれがどこにいるかもわからない。せっかくダンスが面白くて、凄いボーカルのフォーカルポイントがいるはずなのに、見えないのは問題。
 
中規模のライブハウスで既存のファンに向けてのワンマンのショー…ライティング等で演出できるショーなら、BABYMETALのコンセプトに沿った黒い衣装もいいけれど、前座やフェスの何万人クラスの大きな会場ではもっと遠くから見える衣装のほうがいい
 
初見のメタルファン(フェス)や、他のバンドのファン(前座)が、音だけ聴いて興味を持ち見に来てくれるのなら、何十メートル先の彼らから見ても3人が見える衣装がいい。黒のバックならポイント的に衣装に白を入れてもいい。白や光を跳ね返す明るい銀なら赤・黒のコンセプトのイメージからもそれほど離れないのでは。フェス、前座ショーの初見の客用、野外の大きな会場用にデザインされた遠くからでも見やすい衣装があってもいいと思う。
 
 
2 アメリカではGODに注意

特にアメリカのBABYMETALをよく知らないフェスや前座の客に対する時の注意。
すぅさんがMCで「FOX GODと一緒にジャンプして(たぶんそういう内容だと思う)」と呼びかけた時の反応が微妙。それ以外の呼びかけにはいい反応が返ってきているのを見る限り、観客は意味がよくわかっていないのかも。アメリカは「God」「god」関連はめんどくさいので、シンプルに「私達と一緒にジャンプしましょう」でOKなような気もする。これも私がファンカムを見ていて個人的に感じたもの。「FOX GOD」を言わなければ無難。もちろんBABYMETALのコンセプト遊びを楽しんでくれている既存のファンなら「FOX GOD」も何の問題もない。ワンマンなら自由にやっていい。ちなみに「KAMI」なら問題なし。「KAMI BAND」も問題なし。
 
 
3 キャッチミーを延長したら

「キャッチミー」がなぜ受けるのか。神バンドのソロが面白いのももちろんなんだけど、あの曲はBABYMETALの個々全員が輝く曲だから特別なんだろうと私は思う。実はゆいちゃんともあちゃんの最初の掛け合いがたまらなくいい「あっちかなぁこっちかなぁ…」の一連の二人のやりとりがバックの音の上に重なると何とも言えず気持ちがアガル。尋常じゃない。あの声・音で興奮する。そして満を持してすぅさんの声。あの曲は全体のバランスがいいんですよ。そしてもちろん冒頭の神バンドソロ。特にフェスや前座の初見の客に対しては、あのソロが一番の目玉と言っても言い過ぎではない。メタル好き/楽器好きならあのソロは燃える。「BABYMETALは子供だまし」だと偏見を持っていた客も、あれだけで「おおっ」と見直してくれるかもしれない。
 
…だからあのソロを延長するか、もう一つ加えるかしたらいいのにと思う。例えば最初のコーラスが終わる「デンジャラスだもん」の後にもう一回ソロパートを入れる。神様にはまた前に出てきてもらう。そして暫くピロピロギュイーンとやってもらった後で、激しい3人のダンスに移行…等等。神様が再度ソロをやっている時は、3人の女の子達は後ろで仁王立ちをしていてもいい(休憩)…まぁそういうようなやつです。要は「ソロがもう少し見たいよ」ということです。「キャッチミー」があれだけウケるのなら曲の尺を伸ばしてもいいなと思ったのでございます。
 
 
以上。思ったこと。今回の前座ツアーの情け容赦ない攻め曲のセットリストは大変興奮いたしました。とてもいい❤❤❤
BABYMETALはいつもとてもいい


2017年6月25日日曜日

BABYMETAL: KORNサポートツアー完走!おつかれさまです。



おぅ…かわいいねぇ。

 


 
BABYMETALさんは本日米国625日、無事KORNさんのサポートツアーを完走なさいました!やっほー!おめでとうございます!皆様おつかれさまです!


今回の米ツアーは、616LAのワンマン初日から大盛り上がり大会。その後のKORNサポート・ツアーも毎回観客を沸かせていい感じだったみたいです。特にこのサポートツアーでは神様方がソロで頑張ってましたね。

すぅさんは絶好調。会場に声が響き渡る。彼女はすごいですよ本当に。音の粗いファンカムでもよくとおる声。強力です。ゆいちゃん、もあちゃんもますます元気いっぱい。大変素晴らしい。

このライブはセットリストも元気がいい。キャッチミー、メギツネ、カラテ、ギミチョコの流れは最高。いや全部…DEATH~ヤバからギミチョコの最後まで一気に攻めてましたね。速い曲の勢いで観客を圧倒していくのはとてもいい。ギミチョコの(客に歌わせる)煽りも止めて最後まで一気に突っ走ったのもとてもいい。疾走系の曲は中断せずに突っ走った方がいい。


最初はメタルのエリーティストが心配などと思っていましたが全く問題なかったですね。よかったです。ネット上で昔見かけた米の怖いアンチ野郎は一体どこにいるのだろう…?もしかしたらKORNの観客はそれほど激しくないのだろうか。いやそもそもBABYMETALを前座に誘ったのはKORNなんだからファンも文句を言うはずがない。ともかくKORNさんはありがたい。(強面のファンはまだ会場に来ていなかったのかもしれないけれど)

BABYMETALは一旦ライブを見れば「おおっ」と思ってくれる人は多いと思う。だから色んな場所に出て行って露出するのはプラスになる。今回メタルの大物バンドがツアーに誘ってくれたことは、米のメタルバンドの観客がどんなものかをリサーチするためにもとてもいい機会だったのだろうと思います。ガガさんの前座をするのとは意味が違うのだろう。


さてこれからBABYMETALはどこに向っていくのか?ゴリゴリのメタル畑に挑戦し続けるのか?それとも(米向けには)制作が進んでいるらしいアニメシリーズで子供向けのポップスターになるのか?

アメリカはとにかく大きい。だからどうなるのか予想がつかない。面白いもの…珍しい物を短期間ですぐに受け入れてくれた英国に比べ、米国は実際まだ始まったばかりだと思う。今回西海岸で仮にKORNの客の5%にウケたとしても、国の真ん中辺りでどう受け入れられるのかはまた不明。ともかく一歩一歩進んでいくしかないのだろう。

BABYMETALに幸あれ。BABYMETALのライブはいつも素晴らしいです。たとえファンカムでもBABYMETALが頑張っている様子を見れば感動する。皆様お疲れ様でした。

 

BABYMETAL:神バンドのメンバー増えた?😃



Kornさんサポート・ツアーの最終日の本日、BABYMETALの最後の曲「ギミチョコ」で、怪しい2人が曲の最後に参加した模様!ややっこれは誰?神バンドのメンバー増えたか?


たのしそうやね…
 
どうやらこのお二人はKornの、Brian "Head" WelchさんJames "Munky" Shafferさんらしい(←追記・おっとMunkyさんではないらしい)。オモシロイ~なんとノリのいい。いいですねぇKornさん…Headさんいい人なのね。

これは…BABY Choco Korn か?😊 カワイー。オイシイヨネ。
あ、あれはCoco popsだった。
 
Kornさんに関しては(BABYMETALとのツアーが決まったときに)15年ぐらい前のカバー曲1曲だけを思い出して「しょぼい音のバンドね」などと思っていたけれど…、反省して動画サイトでKornのライブの様子でもきちんと見ようかと思った。
 
BABYMETALちゃんも最後まで絶好調だったみたいです。ちょっとだけ様子を見たんですけど、本日最後のアイダホでは小神様のソロが振り切れていたキャー。すぅさんの声もよくとおる。みんなすごいです。❤❤❤
 
Kornのサポートツアーも大成功!やったー!