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2014年3月16日日曜日

BABYMETAL:3月16日付『The Guardian/ガーディアン』紙米国版の記事



なんと、またまたガーディアン紙です。オンラインの米国版です。ライターの方は日本在住のJustin McCurryさん。これ単なる記事だけじゃなくて、16日のオンライン版のタイトルページに大きな写真入りで出ているんです。これがなによりも凄い。

なんと表紙です!

昨日も書いたのですが、この新聞のオンライン版の読者は(Wikipediaによると)世界中で900万人らしいです。こういうJ-POPの記事なんて、普通は文化蘭の音楽カテゴリーの端の小さな記事だったりすると思うんですが、
思いっきりカバーページの
一番大きな写真です。

これ大きな事件だと思います。凄い凄い凄い…。
 
要は、(1日だけとはいえ)世界中の誰でも16日のオンラインの『The Guardian/ガーディアン』紙米国版を開くと、まずBABYMETALちゃんの写真が目に入るということ。これ信じられない。破格の扱いだと思うんですけど…大事件じゃない?
 
 
そのカバーページの写真をクリックすると本分のページが開くのですが、さて内容は…?
 
この記事は非常に一般的な紹介記事でした。昨日翻訳した313日付のDom Lawsonさんの、英メタルマニアの視点からの非常におかしな記事に比べると、とても一般的な内容。BABYMETALマニュアルに書かれた情報をそのまま写したような紹介記事です。
 
Dom Lawsonさんの記事に比べるとそれほど面白いものではないですが、このMcCurryさんの記事は、米版のガーディアン紙が一般の人々に向けてBABYMETALとはなんぞや?…という疑問にお答えするというものなんでしょうか。
 
しかしガーディアン紙の表紙を飾るほどBABYMETALちゃんて一般に知られているんでしょうかね。それがびっくりですよね。せいぜいビルボードチャート200圏内に入っただけなのに、凄い扱いだと思います。それぐらいこの珍妙なBABYMETALのパッケージは面白く受け取られているんだろうと思います。
 
それではまた粗い意訳です。こういう真っ直ぐな記事は、もっと翻訳の上手な方がいらっしゃると思いますが(私はあまり上手くない)とりあえず…。
 
 
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元記事はこれ
http://www.theguardian.com/world/2014/mar/16/babymetal-j-pop-thrash-metal-japan
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J-pop meets thrash metal in Japan's latest music phenomenon
(J-POPがスラッシュメタルと融合:日本の最新の音楽現象)
By Justin McCurry
2014316日日曜日 09:20

Teenage girl band Babymetal pair rah-rah skirts and ribbons with metallic riffs to produce unlikely worldwide online hit
ティーンの女の子のバンドBABYMETALは、フリフリのスカートとリボンをメタルのリフに組み合わせてありえない世界規模のオンラインヒットを作り出す


デスメタルの無慈悲な喧騒の上に散りばめられた砂糖菓子のように甘いティーンアイドルポップスは、レコード会社の重役の想像の中だけに閉じ込められた音楽の組み合わせに聞こえる。

しかしBABYMETAL=この3人のジャパニーズのティーンの女の子達は、フリフリのスカートとヘアリボンを地獄のメタルリフに合わせて、おそらく今年一番のありえない音楽の現象を作り上げた。

バンドのセルフタイトルのデビューアルバムは、米iTunesのロックチャートで3位。それに英国を含む6カ国の国々では、オンラインのトップ10チャート入りを果たした。ニューシングルギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』のビデオはYoutube上で370万ヒットを記録。そしてそんな彼女達の国際的なメタルシーンへのドラマティックな登場は、最新の『Kerrang! /ケラング』誌の表紙上の位置さえも勝ち取ることとなった(←ケラング誌の表紙に載るんだそうです。スゲー)。


BABYMETALの音楽は、スリップノット(Slipknot)のような骨太のメタルサウンドというよりも、長年培われてきたJ-POPとロリータファンタジーの居心地の悪い融合に負う所が多いだろう。ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』のビデオでは、ギタリストとドラマーはほとんど見えないし、キャッチーなコーラスはむしろJ-POPアイドルAKB48の方に近いだろう。

BABYMETAL=中元すず香(16歳)と菊地最愛、水野由結(共に14歳)は、アイドルグループ・さくら学院で育った。彼女達の使命(甘ったるいJ-POPの音とスラッシュメタルの融合)は、今までメタルなんて全く知らなかった女の子達にとって(彼女達の所属事務所・アミューズの重役から言い渡された)大変難しい問題だった。しかし彼女達はそんな音楽的要件を簡単にこなしてしまったのだ。

バンドの最初のメジャーシングル『イジメ、ダメ、ゼッタイ』は、19000枚のコピーを最初の1週間で売り、日本のオリコンの週間シングルチャート上に6位でデビューした。

オンラインの音楽サイト「McClure Music 」のエグゼクティブ・ディレクターSteve McClure氏は、カラオケに向いた『ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』を「そういうものとしてはよくやってる」と説明した。

BABYMETALはいくつかの上手なマーケティングと巧妙な制作の力が働いている。彼女達は「カワイイ」型の中の作品のいい一例だろう。歌は若干AKB48っぽいカワイイタイプのもので様式的だが、それでもキャッチーである」


AKB48や他の女性アイドルの日本国内でのとてつもない成功にもかかわらず、J-POPは北東のアジアの圏外ではあまりいい結果を出していない。しかしながら韓国の少女時代は国際的なK-POPの波に乗っている。

そしてMcClure氏は、BABYMETALが今後の日本のポップシーンにおいて新しい顔となることはないだろうと言う。彼ははBABYMETALとライバル・きゃりーぱみゅぱみゅとのあまり好意的ではない比較をした。(きゃりーぱみゅぱみゅは、オンライン上のクチコミで成功し、2012年にパリのジャパンエキスポ会場で売り切れのコンサートをし、翌年には世界ツアーを行った。)

「私はBABYMETALは珍しいアイデア商品のようなものだと思う。つまり彼女達は一発屋ということだ。」と彼は言う。「それにBABYMETALは実際にはジャパニーズのアクトとして売り出されているわけではない。彼女達は外野から例外的に出てきたもので、だからこそ私は、彼女達が(今後の)J-POPにとっての大きな動きの始まりだとは思わない。」


2012年の夏にサイの『江南スタイル』が大ヒットした何年も前から、韓国人がサイの音楽を聴き続けていたように、BABYMETALも決して新しいものではない。彼女達は3年前に結成された。そして東京と大阪のサマーソニックに二度出演するなど、日本のフェス回りをし続けている。

去年の終わりには、日本での「デスマッチツアー」に合わせて、シンガポールでも初めての海外のショーを成功させた。そして今月の初め、彼女達はアノ武道館でプレイした最年少のバンドとなったのである。

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以下、亀の感想…

…ふーん…なんか、あまり中身の無い話の上に特に褒めてくれているわけでもないみたいですね。それにしてもBABYMETALちゃんを音楽的にスリップノットというよりAKB48に近い…いやAKB48のコピーみたいなカラオケソングだと言ったり、きゃりーぱむぱむちゃんや、K-POP、少女時代にサイさんと比べるなんて…なんだか論点がずれていて非常に薄っぺらで全く説得力がないですね。この人はBABYMETALちゃんの音楽をあまり聴いていないと思いますメタルのこともあまり好きではなさそうだ(←ワタクシの想像)。

確かに私もK-POP は一時代を築き上げた素晴らしいものだと思いますが、BABYMETALちゃんが今回欧米にウケたのって、K-POPとは全然違う事をやってるからじゃないのかなぁ…。簡単にアジア括りだけで比べられるものじゃないですよね。外野から例外的にやってきて一発屋だろうなんて…まあ多少当たってるかもだけど、それもこれからどうなるかはまだ分からないですよね。論点が薄っぺらだな。なんだかこういう分野にあまり詳しくない人が数曲だけ聴いて書いたやっつけ仕事という感じ…。あまりいい評論ではないでしょう(笑)。

それでもあの『The Guardian/ガーディアン』紙のカバーページはやっぱりすごいことだとと思います。



2014年3月15日土曜日

BABYMETAL:3月13日付 英国『The Guardian/ガーディアン』紙の記事



これはでかいですよ。The Guardian/ガーディアン』紙。英国の大手新聞がきました! 超有名メディアです。紙の発行部数は約19万部。しかし同紙のオンラインver. は世界で3番目の読者数を誇るらしく、現在オンラインと新聞の両方の読者を合わせると、世界中で900万人の読者がいるらしい(←驚愕)。読者はリベラル寄り。英国国内では労働党及び自由民主党の支持者が多い。自由な考えの人々に多く読まれる。デザイナー、アーティスト、ファッション関係、映画、音楽関係、メディア…その他クリエイティブな職の人々も読者に多い。保守系の『The Times/タイムズ』紙と肩を並べるリベラル系の超大手一般新聞です。

さてこの記事は、項目に「MUSIC BLOG」とあるのですが、もしかしたらネット上だけの記事なんでしょうか。紙面に印刷されたのかどうかは分からなかったのですが、アノ『The Guardian/ガーディアン』紙の記事なのでネット上だけでもかなりの人に読まれたんじゃないでしょうか(世界中で読者900万人だそうですからすごいですよ)。

…というわけで、この記事のライター・Dom Lawsonさんも、プロファイルの写真を見ると金髪ロン毛のちょっと強面のお兄さん。しかしながらこの記事、超ふざけていておかしいです。ご本人は自他共に認める誇り高きメタルマニアだと言っているのですが、どうやら日本発のカワイイBABYMETALちゃんに思わずハマってしまったことに大変戸惑っているらしい…(笑)。なので、文のいたるところに「しかしアイアンメイデンのファンはやっぱり喜ばないと思う」とか「スレイヤーのファンは怒っているはずだ」…などと書かずにはいられない。ちょっと後ろめたいんでしょう(笑)。しかし、BABYMETALちゃんはやっぱり素晴らしいのだ…と最後は自暴自棄になって日本文化の大絶賛BABYMETALちゃんは世界征服も出来るとまで言っている。もうやけっぱちだな。このお方、今まで築き上げた真面目なメタルファンの信頼を無くしかねないリスクを犯してBABYMETALちゃんを褒めてくれているんです(大笑い)。いや…彼も迷ったと思いますよ…ほんとに。

ちなみにこの記事を読んだうちの旦那Aは涙を流し身をよじって大笑いしてました。

さて今回も雰囲気重視の意訳です。正確ではないです。読みにくいと思いますが大変申し訳ない。
この文章、非常にユーモラスでおかしいので、その雰囲気が出ればいいなと思って訳してます。英国人の記事らしく、文章の中にいくつもの例えが出てきて、かなり混乱する文体なので、段落ごとに簡単なまとめと、出てきたアーティストの簡単な説明を入れました。

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元記事はこれ
http://www.theguardian.com/music/musicblog/2014/mar/13/babymetal-craze-japan-rockers-knee-socks
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Babymetal: Japan's rockers in knee socks
BABYMETAL・日本のハイソックスをはいたロックスター)
By Dom Lawson
2014313日木曜日 08:52
 
Fronted by three dancing Japanese teens and sounding somewhere inbetween Skrillex and Aqua: the Babymetal craze is a perverse a pop confection but resistance is futile
3人の踊るジャパニーズ・ティーンに率いられ、スクリレックス(Skrillex)と アクア(Aqua)の中間みたいな音…BABYMETALをめぐる狂気は超ひねくれて手のこんだポップス作品だが、抵抗するのは無駄なのである。(←ダース・ベイダー調で)


日本人は違うやり方でやる。本当にそのとうり。事実、俺自身のヘビーメタルとメタル関連の様々な事柄(メタル文化や信念)に対する熱情にもかかわらず、この不可解なバンド・BABYMETALの出現と、(彼女達の)明らかに莫大な人気(=彼女達のセルフタイトルのデビューアルバムは現在、米iTunesのロックアルバムチャートで4位、それに彼女達のビデオはYoutube上で100万の視聴数が上昇中)は、こちらの予想に反して思っていたほど驚かされるもの(怒るほどのもの)ではなかった。
まとめ---------------------------------------
日本人はやっぱり違う。俺は誇り高いメタルマニアだが、BABYMETALちゃんは思ったより悪くなかったぜ

もしあなたが、彼女達のたくさんのYoutubeビデオを見る悦びをまだ味わっていないのだとしたら、BABYMETALとは「皮肉というものが永遠に消え去る瞬間を表したもの」だと思えばいい。おそろいの衣装を着たこの3人のティーンの女の子達は、(正直なところ)俺が今まで存在するなんて思いつくことさえできなかった(甘ったるいかわいらしさとメタル寄りの鋭さの間の)細い境界線上をふらふらとよろめきながら歩いている――轟音で驚くほど納得のいくモダンなメタルのバックに乗った陽気なポップスのメロディーを(彼女達は)嬉しそうに歌う。それに加えて途中で荒っぽいレイヴのシンセ音を割り込ませ、そこに大量のEDMのトリミングと、時々2000年代初期に流行った下品なクランクビートが顔を出す。BABYMETALは今まで存在したものの中で何よりも狂っていてとんでもなくけしからんポップスの作品だが、それでも、彼女達の全てがあまりにも元気で活気と力に満ち溢れているので、実際問題…抵抗するのは無駄なのである
★まとめ---------------------------------------
さすがの俺もこんなものは思いつかなかった。素晴らしい。降参だ

もちろんBABYMETALはどう考えってメタルの現象ではない。これはJ-POPなのである――これは悪魔のように手段を選ばぬ切れ者の策謀家の天才が、シーンの後ろで作り上げたものなのだ。ある日真夜中に彼が突然「ヤッター!」と閃いたもの…「そうだ、日本人の観客は、全くありえないほどバラバラな寄せ集めの最先端な音の組み合わせのアイデアも、何の疑問もなく受け入れてくれるだろう…。」 世界中の頑固なメタルファンはこのバンドの全てのコンセプトに大変苦しむに違いない。映画『バトルロワイヤル』のエキストラみたいな女の子達3人が、いきなりスリップノットSlipknot アクアAqua)の対バンライブにパラシュートで降下してきて参加、そこにスクリレックスSkrillex)もやってきて、蛍光色のMacBookの後ろで言葉に出来ないような惨事をもたらす…などということは、普通のアイアンメイデン・ファンにはおそらく受け入れられないだろう。(←大爆笑)\(^o^)/ しかしながらBABYMETALは、オープンに正直に悪びれることもなく、いかにも(大人から)制作されたものなので、(今回)彼女達に対する冷笑や皮肉(おそらくそれがこの予想外の大きな成功の原因)に対して不平不満を言うことは全く余計なお世話なのだ。
★まとめ---------------------------------------
もちろんこれはメタルではない。作られたJ-POPだ。しかし本人達だって分かってるんだから、あざ笑うよりも祭りに参加して楽しんだ方がいい
●注
スリップノット=現役米国産のメタルバンド、超うるさい
アクア=デンマーク産カワイイポップ、甘ったるいロリ声のボーカルで有名
スクリレックス=現役米国人の重低音ダブステップで有名なDJ、かなりうるさい   
アイアンメイデン=英国産ヘビーメタルの重鎮80年代初期メタルブームの立役者

(そもそも)ポップミュージックとはアホであるべきで、重苦しく高潔で真面目なご意見には動じるべきではない…そうだよな? そうそのとうり、ともかくこういう風にでかいギターの音を使ったポップバンドというのはとても大満足できるものなのだ。これは、あのワン・ダイレクションOne Direction)がアンダートーンズThe Undertones)の『Teenage Kicks』を下手なカバーで惨殺したのとは全然違うのである。
★まとめ---------------------------------------
ポップスはアホでいいのだ。うるさいギターは素晴らしい。ワン・ダイレクションはゴミ
●注
ワン・ダイレクション=英国産男子5人のアイドルグループ。平均年齢ほぼ20
アンダートーンズ70年代後期80年初期頃のアイルランド産パンクバンド

BABYMETALのアルバムで何よりも一番驚かされるのは、いかにこれが愉快で面白いものかということだ。「俺はコレを嫌うべきなのだ」…最初に、ご近所さんを『ギミチョコ!』や『ドキドキモーニング』などという不可解なタイトルの「一緒に歌いましょう賛歌」のギラギラ爆弾の爆音で激しく攻撃したときに俺はそう思ったのだ。…しかし俺は…この…あー…バンドに惚れてしまったらしい。(←爆笑)\(^o^)/ 近年、メタルコアシーンにも感染した退屈なカット&ペーストのポストモダニズム(率直に言ってぞっとするほど醜悪なイシューズIssues)の不器用なポップスとメタルの混合を聴いてみるといい。後で口の中にいやな後味を残すほど酷い代物)とは違って、BABYMETALの曲は陽気で爽快なイノセンスと喜びに満ち溢れている(もちろんそれでもスレイヤーSlayer)のファンは脳卒中をおこすほど激怒するだろうけど)(^o^)。しかし俺は、これが(新世代の)活発すぎるよちよち歩きの赤ちゃん達に(間違いなく中年の不機嫌な音楽評論家の両親から受け継いで)激しいリフの素晴らしい魔法、肋骨がガクガクするようなキックドラムの振動の驚き、そして何よりも、いかに、本当に、ジャパニーズのポップカルチャーが夢のように素晴らしくアホなのかを紹介してくれる事を望む。(^o^)/ 
★まとめ---------------------------------------
このアルバムは素晴らしい。すっかりハマった。これが新世代の子供達にメタルの素晴らしさと現代日本文化のアホ面白さを教えてくれることを望む
●注
イシューズ=現役米国産メタルコアバンド2012年活動開始
スレイヤー=米国産スラッシュメタルの雄1981年結成 超高速うるさい

これからBABYMETALが日本での成功と同じように世界中でも成功する事が出来るのかはまだ分からない。もし彼女達の米iTunesでのポジションと、満杯の武道館と、(日本国内で)とんでもなく大量のアルバムを売りつくすことが、レコード会社の人達にとって満足できるものでなければ、俺はこれから、世界中が長期のBABYMETALプロモーション攻撃に晒されることになるだろうと予想する。そしてそれはBABYMETALとどまる事を知らぬ世界的な現象に仕立てあげるだろう。たった10分間の楽しみの後、無愛想に「こんなの日本だけだよなぁ…」と却下されてしまうようなことにはならない。正直に言う。俺はもう降参しました。次はあなたの番。
★まとめ---------------------------------------
これからBABYMETALはどうなるか。もし日本のレコード会社ががんばれば、世界規模の現象になるかもしれん。俺はもうハマったぜ。次はお前。


2014年3月14日金曜日

BABYMETAL:3月1日付『JEZEBEL』の記事



昨日の『USA TODAY』の記事でリンクされていたサイト『JEZEBEL』です。「ノルウェーのメタルファンが泣いとる…」という話の元記事です。

このサイトはアメリカの女性用インターネットメディアらしい。毎日20万人のビジター数(すごい)。内容はジェネラル・インタレストと言っているので面白そうなことはなんでもあり。ニュース、メディア、芸能人のゴシップ、政治、性、ファッション、文化、健康などいろいろ。普通の女性向けメディアよりちょっと辛口、いろんな意見をかなり自由に討論する場所らしい。

へぇー120万ヒットですか…。すごいですね。

記事は短いですがBABYMETALちゃんの『ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!』のビデオを紹介しています。

これもざっと意訳です。この記事もふざけて面白がってます。だいたいこんな雰囲気だと思う…。

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これが元記事
http://jezebel.com/somewhere-in-norway-there-is-a-metalhead-in-corpse-pain-1534377252
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Babymetal Is a Beautiful Mix of Pop and Heavy Metal
BABYMETAはポップとヘビーメタルの美しい融合)
By Mark Shrayber,
2014317:00pm

いろいろと…とんでもなく真面目にカワイくなってきてますよ。だってこれが私達が話してたメタル…コレです。BABYMETAL…世界で一番(そしてたぶん唯一の)半ポップ/半メタルのエンタメ・センセーション…が、初めてのフルのアルバムをリリースしました。…で、とんでもねえ音ですよコレ…で、すごくキャッチー…でまた頭がおかしくなるくらいとんでもねぇ。

この3人(ショーでは豪華な衣装を着て、時々怒り爆発の怖い顔をするんです)は、超危険なくらいカワイイをやってるときは、あのポップで魅力的な旋律(フック)に対して大変真面目なんです。だから、もしあなたがこのビデオを見ながら、思わず彼女達と一緒に歌って混乱して頭をブンブン振り回したとしても、驚きませんように…(笑)。

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そしてこれがあの投稿者のご意見

Somewhere in Norway there is a metalhead in corpse paint standing in a forest crying tears of blood.
That being said, holy shit, I love this. That guitar solo was SO good and I love that it started out by telling me to give them chocolate.
(ノルウェーのどこかで、死体のボディペイントをしたメタルファンが、森に立ち尽くして血の涙を流しとるぞ。
…とは言ったけれど、オイちょっと待て…コレ超いいじゃねーか。このギターソロがすんげーいいし、まず俺に「彼女達にチョコレートをあげるように」って歌い出すのもいいよな…
 
なんだ…ウケてるじゃないか…(笑)。