王道顔芸劇場。やっと録画を見終わった。
日本での放送は2017年4月16日から6月18日まで。
ぶっちゃけストーリーはよくわかんなかったです。最初はちゃんと見ていたんですけど、話が二転三転とするうちにわからなくなった…いやストーリーなんてどうでもよろしい。このドラマはとにかく
顔芸。
すごいです。まーなんやろう…これは演出的には『半沢直樹』の二番煎じというか…最近多いんですかね。画面が漫画風のレイアウト。演技は顔芸大会。真面目なドラマなはずなのに妙にコミカル。
内容も…主人公が悪い上司と大きな組織に立ち向かう『半沢直樹』の基本フォーマット。助け合う仲間もいる。そういえば主人公が外では男達とガミガミ怒鳴り合い、お家に帰ってくれば可愛い奥さんとほのぼのするのも『半沢直樹』に似ている。あ…そうだ悪役上司が香川照之なのも同じだ。
時間がとれなくて今日まで最終回を見ていなかったんですけど、最終回の最後の長谷川さんと香川さんのバトルが素晴らしかった。熱い。お二人ともものすごい熱演。すごかったです。香川さんが全身を震わせ目から涙を溢れさせて熱演なさってます。いつもは冷静な長谷川さんも吼える吼える。お二人とも真剣。10分に及ぶガチバトル。なんだか舞台劇のようだった。
ともかくストーリーはよくわからなかったんだけれど、顔芸が面白いので最後まで楽しめました。絵心をそそられる…。というわけでお絵かき。
★香坂 真一郎 - 長谷川博己
長谷川さんは以前『セカンドバージン』と『八重の桜』で拝見。『セカンド…』の時に思ったのは「カマキリのように細長い人…走ればガッシャンガッシャンと音がするような…」。あれからもう7年。男らしい硬派な雰囲気の俳優さんです。『八重の桜』の時には、八重ちゃんとイチャイチャするより、軍の大砲を指揮して怒鳴ってるほうが似合っていた。このドラマもそうなんだけど、長谷川さんは軟派な色恋の話よりも、ゴチゴチにおとこおとこした硬派な役柄がお似合い。軍人とか武将とか気性が激しくゴチゴチに無骨な人物がいい。『シンゴジラ』が見てみたい。…そういえば可愛い芳根京子さんを怒鳴る様子もほほえましくてよかった。
★小野田 義信 - 香川照之
日本一の顔芸大王。香川さんは『半沢直樹』といい『龍馬伝』といい、演技が大袈裟な漫画みたいな役の印象が大きいんですけど、大昔に見た『ゆれる』という映画では抑えた演技をなさっていたと思う。最近はああいう抑えた演技はなさらないのだろうか。実は私はこのお方のお顔がかなり好き。なぜだかわからない。
★山田 春彦 - 岡田将生
ちょっと可愛いかったので。猫ちゃんみたい。