ヤッホ~!…というわけで先週の週末はソウル+ファンク+バラードのジェフリー・オズボーン先生の大歌謡ショーを見に行く。
素敵だった。キャ~……このおじさん…かっこいい…❤❤❤❤❤❤キャー。
すっごく楽しかった。
実はワタクシ、全くこのお方の事を存じ上げておりませんでした。旦那Aも2曲ぐらいしか知らないと言う。しかしお名前は聞いたことがある。ソウル+ファンクの大先生だそうだ…。
それなら見に行こう。こういうベテランのお方は長年磨きこまれたプロの技で、ショーはきっと素晴らしいに違いない。それにこういう方のライブはバックのミュージシャンも間違いなく凄腕。見に行かなくては!というわけで今回は少し離れた席にひっそりと座る。初心者らしくおとなしくしていよう。
ジェフリーさんは70年代にファンクバンド「L.T.D.」のドラマー+ボーカルを経て、80年代にソロに転向。ディープなお声のバラードが有名。
まずバンドが4人出て来て、ファンキーなインストを演奏。いきなり頭を振ってしまう。このインストが結構長い。そして待ちに待ったジェフリーさんが登場!曲を全く知らないのであの曲、この曲だと言えないのだけれど、最初からリズムが踊れるリズム。バンドはやっぱり凄腕。トランペットがすごく綺麗な音。
曲が終わるとジェフリーさんが喋る喋る喋る。日本人のライブ以外でこんなに喋るお方は初めて見た。ほんとによくお話しになる。
いいだろう?
皆L.T.D.の曲を聴きたいんだろう?
でもね、これはジャズクラブでやるジャズのショーなんだよ。
だからね、今夜はあまりL.T.D.の曲よりもねうふふ、
ジャ-ズをやるんだよ。
うん、がっかりすると思うから、今言っとくけど、
今夜は俺のクールなジャ-ズ・ショーなんだぜ…
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…と言ったすぐ後に、背の高いベースの兄さんがファンキーなスラップベースをブイブイ鳴らしはじめる。なんだよーやっぱりFunkyヤッホー!大きなベーシストが弾きながらステップを踏み、ジェフリーさんもステップを踏む…。ヤダ…かっこいい❤
それはもう素敵なライブ。どの曲もリズムがかっこいいので1曲目から頭を振って身体を揺らす。素敵なバラード、もちろんL.T.D.の曲もやる。ジェフリーさんはいい人。凄いお方。客席全部に回ってきて客と一人一人ハイタッチ。私ものけぞってハイタッチをいただく❤ (^o^)/キャー!
8時から始まって2時間の間、ファンキーな曲、情感たっぷりのバラード、極上のディープなお声、凄腕のバンドの皆様(かっこいい)、ジェフリーさんのユーモアたっぷりのMC、客席全てを回りファンとハイタッチ、面白MC、カーペンターズの「Close To You」のジャズアレンジは皆で合唱、ファンにおなじみの曲では客席に下りてきて5,6人にマイクを持たせてフレーズを歌わせる。会場中が大盛り上がり大会。最後に皆たまらず立ち上がって踊り始める。やっぱりまたぐねぐね踊りましたとさ。\(^o^)/
楽しかったです。もうね、エンタメの楽しさ全てをてんこ盛りにしてこれでもかこれでもかと楽しませてくれる。サービス精神旺盛。会場中を湧かせ皆が幸せ。私はすっかりジェフリーさんのファンになってしまった。
ふと思ったんですけど、このお方のこのサービスてんこ盛りのショーは、なんというか…もしかしたら演歌の歌謡ショーという感じもしました。どこか通じるものがあった。いやワタクシ演歌歌謡ショーを見たことはないんですけど、エンタメって極めるとこんなにベタでてんこ盛りで凄いもんなんだと思いました。本当に楽しかった。
ジャス・クラブは、大抵1晩に6時半からと9時から、それぞれ1時間半弱の2回のショーをやるのが普通なんだけど、ジェフリーさんのショーは1晩8時からの1ショーのみ。2時間まるまるミッチリどんどん盛り上げて最後は大騒ぎ。楽しい。
バンドも素敵。ソウルやジャズのバンドの方々は、いろんなところで名前が出てくることがあるのでメモしておこう。
Patches
Stewart (trumpet),
Kevin Chokan
(guitar), Frankie Crawford (keyboards),
Bill Sharpe (Bass)
Khari Parker (drums).
トランペットのPatchesさんは、なんとマーカス・ミラーさんのバンドでお見かけしたお方。びっくり。
ジェフリー・オズボーンさんは68歳だそう。お若いです。58歳ぐらいかと思ってた。スーツ姿もとても素敵です。わたしあのスーツ姿でファンキーなステップを踏むあの世代の方々が、本当に好きだ好きだ好きだ…お顔も好き。
ジェフリーさんまた見たいわ。またいらしてください。今度は曲をちゃんと予習してきます!