またまた遅れに遅れた感想の続き。クリスマス前にドラマも終わってしまいました。なんとか今年中に終われるかな。
今回も関ヶ原までの前段階。しかしいつも言ってますけど、この官兵衛さんはよく色んなところに現れますね。三成に出陣のアドバイスをしたり、毛利をつついてみたり。まったく主人公ならどこに行ってもいいのか…という感じです。史実に無理やり絡めるところを見るにつけ、どうも脚本が真面目に書くのを投げちまった感じですね。なんでもいいやという感じ。まあいいか。ところでここでは官兵衛君の名前は如水にせず「官兵衛」のままで通します。
★あらすじ
家康が大坂城に乗り込んできて居座る。官兵衛は突然蟄居中の三成を訪ね、関ヶ原の作戦指南。九州に帰宅途中に広島の毛利にちょっかいを出す。一方家康は長政を抱きこみ、北の上杉討伐に出発。その後で佐和山の三成が立つ。
●流れと感想
・前回より 三成と長政達の騒ぎ。三成は佐和山城へ蟄居。官兵衛は「我が道を行く」。
・大坂城・本丸 9月9日、家康がやってきた。家康と淀さんの皮肉のやりとり。
・黒田家 また3家臣が噂話。
・大坂城・西ノ丸 官兵衛はおねさんに大坂城を出ることを進言。黒木さん綺麗ですね。
・家康が西ノ丸に入る。長政が家康にべったり。
・京・天満・黒田屋敷 帰宅した長政にまた糸ちゃんが文句「実家に帰りたい」。しかしこの子も突然性格が変わったな。
・光ちゃんと官兵衛がなごむ。中谷さんの光ちゃんがやっと年相応になってきた。
・官兵衛+長政 長政は家康推し。しかしこの場面も長政の方が賢く見えますね。この2人もようやく認め合った模様。官兵衛は九州に帰る。
・佐和山城 三成が変なかぶりもの。おっと官兵衛がやってきた…また来た。どうも三成君は役に馴染まないですね。迫力負け。官兵衛「どうやって徳川を討つ?」←うわぁ~またぶしつけな…んなこと言うわけないじゃん。…んで自ら作戦を指南。余計なお世話。こんな会話あるわけないじゃないか。関ヶ原も官兵衛の考えかよ…イヤー参った参った困ったねこりゃヤッテラレネー!しかし官兵衛君、どうして今さら三成に構うのよ?三成のこと嫌いじゃなかったっけ? …結局火だけつけて「わしは隠居の身…」と逃げる官兵衛。なんだかヤナ感じ。どこまでも出しゃばる主役であった。
・広島城 九州に帰る途中の官兵衛がまたやってきた。官兵衛「徳川と戦になったらどうする?」…ってまたそんなことずけずけ聞くんか?この時代の武将がそんな作戦や本音をベラベラ話すわけないじゃん。輝元君はよくわかんないみたいだし、おっと恵瓊さんが強気よ。しかし官兵衛君、いろんなところつついてどうするの?
・大坂城・西ノ丸 1600年。家康、長政をがっつりと抱え込み中。家臣も接待。…お…お見合いの話。この状況ではイヤとは言い辛いですね。
・黒田屋敷 糸ちゃんは黄昏ているし。
・九州・豊前・中津城 5月。上杉謀反の情報。あの愛の人の失礼なお手紙事件ですね。官兵衛の説明台詞。歴史は予定どおり回っていく。
・大坂城・西ノ丸 家康はやる気まんまん。その勢いで長政も徳川との縁談を受けることに。糸ちゃんサヨウナラ。徳川の栄ちゃんは古典的な美人。政治的パワーもあるな。長政君よかったね。
・大坂城・本丸 出陣の前に家康が秀頼にご挨拶。その子供+お姫様のママに、狸ジジイ家康が向かい合うシーンを見ると、所詮女子供に勝ち目は無いと思いますね。このシーンはとてもいい。
・6月16日 家康の上杉討伐軍出陣。そして三成も立つ。西軍もかなりの面子が揃いましたが、このドラマ、今まで三成をあれだけ小さい人物に描いてきたせいで、なぜ西軍にこれだけの味方が集まったのか不思議。
・三成の出陣の報を聞いて、家康大興奮。
・天満・黒田屋敷 光と栄は善助と太兵衛が守る。
・豊前・中津城 情報が届く。官兵衛「兵をあげるぞ」嬉しそう。