能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年4月23日水曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第16回「上月城の守り」



先週からの流れで今週は一大決戦だとばかり思ってました…が、今回は戦の前の状況説明という感じ。戦は来週です。

このあたりの史実をよく知らないので、今回は状況がよくわかってとても面白い。尼子さんに鹿介とか、櫛橋兄さん、それに毛利勢と宇喜多さん。そして官兵衛君と荒木ちゃんをいれた秀吉軍。おっと最後は織田のボンも重臣達を連れて参加。だんだん面白くなってきました。

こういう状況はおそらく以前見た大河にもあったのでしょうがよく覚えていない。しかし今回は全員の位置関係がわかりやすくていい。これも黒田さんちを中心にした話だからなんでしょう。

さて今回は、面白いところと妙に尺の長い場面があってリズムがちょっと変。相変わらず脚本に深みも無く、内容も時々違和感がありますがもう慣れました。それよりも先週に引き続き俳優さん達がかなりガミガミ男男しているのでワタクシはとても嬉しい…


★今週の大雑把なあらすじ

播磨は真っ二つ。そしてとうとう毛利が本気の5万でやってきた!!!目指すは上月城。秀吉と官兵衛は、上月城の尼子さんと鹿介を助けたいが、ノブ様が送ってきた信忠ボンは「わしは三木城を攻めるので上月城は秀吉と荒木でやれ」と決定。篭城1ヶ月で兵糧も底をついた上月城はどうなる?

●今週の感想とつっこみ

・まず櫛橋左京進兄ちゃんの荒ぶる声から。
・さあ戦争だ!三木城も戦闘準備。おじさんに押しきられた別所君も心を決めたらしいが、いつそんなに心を変えたのだ?なんだか可哀想かも。
秀吉軍@姫路は作戦会議。陣を書写山へ移す。えーあそこずいぶん高い山の上ですよね。移動が大変じゃない?皆で毛利勢は1万か2万だろうと予想
・秀吉が黒田パパと光さんをたずねる「官兵衛を連れて行くので姫路を頼む」。
・光さんが官兵衛君に「ぞんぶんにお働き下さい」。戦国の嫁らしくなってきたぞ。
・さて安芸では…毛利が作戦会議。うわーなんか強そうだ。小早川さんが無茶苦茶かっこいいな。声がいい。「織田との大いくさ!」鶴見さんもおじさんになりましたね
・…で毛利の軍勢は5万!!!おおーうわー本気やな。「一気に織田を叩き潰す!」「上月城をとりもどすっ!」キャーかっこいい
・その頃、上月城では。鹿介が吼える。700の兵…あああああぁそれはイカン…。
・さっそく秀吉軍@書写山へお引越し。そうか…こんな歴史があったんですね。書写山と言えば『ラストサムライ』のロケ地で、ワタクシちょっと前に旦那Aと見に行きました。秀吉が陣を構えたとは知らなかったです。あそこの建物はかっこいいです。知ってるところが出てくると嬉しいな。でも高い山の上だったと思うんだけど、上るのも降りるのも移動が大変じゃないのか。
・秀吉配下の荒木ちゃんに元気がない。上月城に加勢をたのまれると「いやだ」。その後急に半兵衛が咳き込む…吐血。秀吉のうろたえる顔。
安土城ではノブ様が能パーティー。機嫌が悪い。なんと上杉謙信が亡くなったそうだ。急に官職を辞すると言い始める「わしはなぁ人からもらう官職などいらんのよ。わしが朝廷を庇護しとるのだ文句あっか!」と荒ぶる。
・とうとう毛利がやってきた…5万!うわー東京ドーム1杯分。これはタイヘン。
・官兵衛君がいきなり上月城にいるんだけど、どこから入ったのだ?もう毛利に囲まれてるのに。この時に米を運び入れていれば…。
・そのころ宇喜多さんは仮病で毛利軍に参加を拒否。女の子とおうちでイチャイチャ。
・宇喜多さんが来ないので毛利軍の吉川元春さんがガミガミ怒ってます。いいぞオヤジもっと怒れ!中年オヤジが怒鳴るとただただ嬉しい
今のところ毛利さんちの方が強そうだ。
・そこへ九郎右衛門がザンバラ頭でやってきた。毛利兵を連れて城に引き込み騙し撃ち。九郎右衛門さんはロン毛が似合う。戦闘シーンもよかったわ。
・荒木ちゃんは秀吉が嫌いなのかな。ものすごく不機嫌。
・なんと織田勢3万がやってきた!!!やったーっ!率いるのは信忠ボン。とうとう中央の人達が播磨にやってきた。盛り上がってまいりました。ワクワク。
・…が信忠ボンは三木城を攻めるという。官兵衛と秀吉が必死で上月城を守るよう訴えるが、結局秀吉と荒木ちゃんの軍1万だけで上月城に行くよう決定。1万=武道館一杯分。
・その頃光さんは姫路を抜け出し実家・志方城の左京進兄さんをたずねる「兄さん、櫛橋の家を滅ぼさないで」。とにかく光さんは気が強い。さてこの二人の会話がかなりだらだらと長かったです。左京進兄ちゃんは「嫌いじゃないけどやっぱり官兵衛が全部悪い」うーん…。妹光さんもいきなり「戦の無い世が来ると思いますか?」…って来ないです。唐突な愚問。また「戦のない世」って…もう平和話はいりません。だって敵になった兄ちゃんに言っても無意味だべ。どちらかが勝てばどちらかが死ぬ。ガタガタ言ってもしょうがない、もう手遅れ。
・↑しかしこの場面、左京進・金子さんがいい。このお方はドラマー=ミュージシャンだそうですが俳優さんとしていい。表情がすごくいい。あの…演技がよくて脚本がまあまあなのでもったいない。この人をもっといい脚本のドラマで見たい。
・立ち去る兄ちゃんを追う光さんを休夢おじさんが抱きしめる…オイ。
姫路に帰った光さんに黒田パパは優しすぎ。でも「黒田の嫁になったら黒田の人間」と言う台詞はいい。昭和の嫁の心構えです。戦国時代にそうだったかは分かりませんが…。光さんが常識知らずのはねっかえり嫁なのでパパが小言。
上月城は篭城1ヶ月。もう食料が無い。
・秀吉が安土のノブ様へ直訴。援軍を要請すると「上月は見捨てよ!」
・秀吉のびっくり顔。おしまい。