2013年5月1日水曜日

Perfume:「Magic of Love」音解禁!


聴きましたよっ。出てる間に何度か聴きました。
 
 
1回目の印象。
全編中田節。カプセルか。ケオス。よく詰め込みました。一粒で5度おいしい。ごった煮。ボーカルが荒い。ケオス。音数が多い。ミッチリ詰まってます。曲調の違うパートがツギハギされたような。つかみどころがないごった煮。それぞれのパートがバラバラな闇鍋。ケオス。サビはキャッチー。

2回目の印象。
ちょっとメロディーが見え始めた。構成も見え始めた。EWIが聞こえる。トランスの部品もいっぱい これが曲として正しいあり方なのか不明だが面白いかも。

3回目の印象。
サビは文句なしにキャッチー。他の部分との繋がりも見え始めた。ごった煮的な印象がかえって面白くなってきた。なんかザワザワした音の感じ。なんとなく荒い。勢いがある。もちろん踊れる

4回目以降~
いかにも近未来ケオス東京の音という感じ。ボーカルが安っぽい響きなのがかえって面白い。なんとなく荒い感じがするのもいい。『ブレードランナー』の近未来。ビルの壁に映される低解像度の派手なポップスターの映像。派手なネオンサイン。壊れたレコードプレイヤーが同じ部分を繰り返してる。壊れたラジオの割れた音。パチンコ店でジャラジャラワンワン鳴り響く大音響っぽくも聞こえる。洗練とは対極。ガヤガヤと大音響、チープで新宿のケオスとか…そんな感じ。いかにもアジアの混沌。だから面白い。大きな音。なんとなく大掛かりな感じ。

これさー新宿の高層ビル群にプロジェクションマッピングで、白地のバックで踊るPerfumeの三人を巨大に写してPVを撮って欲しい…。映像の映る巨大宇宙船とかね…。ギラギラの古典的近未来風でやってほしいわ…。そんな音。



  

最初は「うわっ騒がしい音やなー」という感じでしたが、だんだん慣れますね。いろんな要素や部品がみっちりミッチリ詰まった曲なんで、音数だけでうわーっと思わせるような曲かも。簡潔な曲ではない。洗練されてて分かりやすい曲でもない。「なんでこのBメロにこれが繋がってそれがAメロに行くのか」なんて妙な違和感もある。詰め込みつくした音の組み合わせが妙。実は無茶苦茶やっとる。インストも凄そうだ。なんとなくざらついた質感。面白いですよね。全体のノリと勢いで聴くタイプの曲。

いいと思います❤  馴染めばいつものPerfume節。いや王道のPerfume節。出だしからグッとつかまれる。よくある西洋のワンパターンEDMより全然いい。面白い。音圧のせいなのか大掛かりな感じ。アジアの混沌みたいなザラザラした音なのにメロディーは甘酸っぱいという…想定外の面白さ。それにしてもいろいろいろいろいろいろとやってるのに、やっぱりPerfumeに聴こえるのはさすが。そこがポイント。

もうPerfumeは音としてのPerfumeブランドを作り上げたんだなと思う。だから何をやってもPerfumeあの声は独特ですよやっぱり。今は違うタイプの曲を出せば出すだけ「Perfumeの木」の枝葉が広がるという感じ。中田さんの曲とPerfumeの「いつもの声」のおかげで、何をやっても「Perfume」。アイドルがここまで音のブランドを作り上げたことは本当にすごいと思う。だから「Spending All My Time」も「未来のミュージアム」も「コミュニケーション」も全部Perfumeで共存できる。

もう何をやっても、ファンによる曲の極端な好きも嫌いもあまり出ないだろうとも思う。にわかファンは曲によって多少の好き嫌いもあるだろうけど、長年聴き続けたファンは、この中田さん作曲Perfume印の楽曲群をしつこく聞き続けていけるだろうと思う。シングルアーティストと言うより、アルバムアーティストになったな…という感じ。こうなるとよほど酷くない限りPerfumeを曲で嫌いになることはないでしょう。

(ダンス、エレクトロ、J-POPの範囲内ではあるけれど)Perfumeは独自の音を確立したんですね。とりあえず何をやってもPerfumeに聴こえる。それはほんとにすごいこと。たいしたもんです。もう大人のアルバム・アーティスト。そんなことをちょっと思った。