能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2020年2月26日水曜日

OPERA★『フィガロの結婚/Le nozze di Figaro』by W. A. Mozart, - Feb 14, 2020

 
 
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Mozart: Le nozze di Figaro, K.492 – Overture

Conductor: Karl Böhm
Orchester der Deutschen Oper Berlin ·
℗ 1968 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin
↑元気が出る!かっこいいわーなんとゴージャスな。指揮したくなって手を振り回す。踊りたくなる。これは空でコロコロ鳴っていないな。がっつり胸倉を摑まれて振り回されるようなエネルギーに溢れた力強い演奏。思わずコブシを振り上げてヘドバンしそう。楽しいね。
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Le nozze di Figaro – Dame Kiri Te Kanawa
'E Susanna non vien!... Dove sono i bei momenti'
 
Sir Georg Solti, Dame Kiri Te Kanawa, Samuel Ramey,
有名なキリ・テ・カナワ様。この歌を動画サイトで探したのですが、これが一番綺麗だと思った。動画にあまり情報が無いのですが、ショルティにラミーと出てきたので、1981年のロンドン録音かもしれない。とにかく綺麗な声で、ここの文章を書きながら聴いて涙が出た。
 
 
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Le nozze di Figaro/The Marriage of Figaro
Opera by W. A. Mozart
Language:  Italian
Based on ‘La folle journée, ou le Mariage de Figaro’ by Pierre Beaumarchais
Premiere:  1 May 1786, Burgtheater, Vienna
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Blaisdell Concert Hall
Feb 14, 2020, Friday, 7:30pm
 
 
早く書かないと忘れてしまう。公演を見たのはほぼ2週間前。先週は忙しくて文が書けなかった。
 
さて『フィガロの結婚/Le nozze di Figaro。久しぶりのオペラ。去年の秋にあったToscaは見逃した。旦那Aがカレンダーに1週間間違えて予定を書き込んでいたギャ~!そんなわけでオペラは去年の5月の『椿姫』以来。先日手に入れたワンピーを着て友人夫婦と出かける。そういえば当日はバレンタインだったわふふふ
 
今回も事前にストーリーだけ読んでいった。言葉(イタリア語)がわからないのでストーリーはだいたい理解していった方がいい。しかしこれが思ったよりも複雑…面白いのでWikipediaで再度確認してまとめてみることにした。今後また見るときに役に立つかも。
 
…と思ったのだけれど、あまりに複雑で長いので最後に載せる
 
 
さてこのオペラは古いです。モーツアルトよ! 初演はウィーンで1786年。有名なオペラの多くが19世紀だと思えばこの作品は音楽のスタイル的にも古いのでは…。ドラマチックで浪漫な19世紀の音楽スタイルはまだ生まれていない時代かも。
 
 
 ★感想
 
モーツアルトの音楽は綺麗。幕が上がる前の序曲/OvertureK.492は超有名。綺麗ですねぇ。天から降ってきた音楽。空でコロコロ音が回るような音楽。
 
…しかし綺麗だけれど軽い。オーケストラで聴くインストは本当に綺麗で楽しい「陽」な音楽で気持ちがいい。しかし正直歌劇が始まって…さて台詞を歌うのに都合のいい音楽なのだろうか?…と思ってしまった。ちょっと忙しいかも。
 
チェンバロがジャラランと鳴って「ちょっと見てよぉ…あたしの帽子ぃ…幸せだわぁ…」「君に似合ってるよぉ…」台詞が全部早口言葉の歌になっているみたい。アリアは落ち着いた綺麗な曲もありますが、会話劇の場面は全体に忙しい。
 
しかし18世紀の作品ですから別世界の雰囲気は最高。その別世界の響きだけでも楽しめる。初演はウィーンで1786年だそうで、フランス革命のバスティーユ襲撃の3年前。あの時代は大好きなのでちょっと嬉しい。当時の欧州のハイソな方々の見たオペラなのね…。
 

今回、一番素晴らしかったのは伯爵夫人ロジーナ/Countess AlmavivaMané Galoyanさん。アルメニアのお方だそうです。素晴らしかった。役としてはスザンナの方が上なのではないかと思うけれど、このMané Galoyanさんが他の方々より頭一つ飛びぬけていた。伯爵夫人の声があまりにも美しくて、伯爵夫人の方ばかりに目と耳が向いてまう。目が彼女を追いかけてしまう。
 
人の声なのに楽器みたいな音。すーっと空気に馴染むように繊細に響いて人の声じゃないみたい。本当に美しい声。生まれ持った才能ってすごいと思った。
 
三幕の夫人の嘆きのアリア「Dove sono i bei momenti(幸せな時はどこへ)」が特に素晴らしかった。観客もじっと聴き入っているのがわかった。オペラは本当に上手い人が歌うと客の一人一人が集中しているエネルギーを感じるんですよ。そしてManéさんが歌い終わった瞬間に「おおっ」と歓声が起こって割れんばかりの拍手。すごいなと思う。生のライブの面白さ。
 
このお方は今オペラ界でどの位置にいらっしゃるのだろう。動画サイトを探したらManéさんが2015年のチャイコフスキー国際コンクールで3位に入賞なさった映像が出てきたのだけれど、まだお若いのだろうか。このお方はこれから大スターになるのかも。生で聴けるのは今回が最初で最後だろうけれど、このお方の声が聴けて本当によかったです。
 
 
楽しかったです。面白かった。フィガロと伯爵はお二人とも背が高い。バリトンは大きい方が多い。スザンナも気持ちのよい声。ケルビーノは女性が演じるのだけれど背が高くて少年ぽい。医者バルトロと女中頭マルチェリーナと音楽教師バジリオ、庭師アントニオは外見もコミカル。
 


 
ストーリーはドタバタのコメディ。二幕で伯爵夫人の部屋の窓から小姓ケルビーノが飛び降り、その後で庭師が窓に外から梯子をかけて登ってきて「さっき男が窓から落ちてきた」と文句を言うのに大笑い。それを聞いた伯爵がびっくりしているところでフィガロが「私私です」と辻褄を合わせる。笑った。さっきまで争っていた人達が「ああ~息子よ~」と抱き合ったり、スザンナがフィガロを張り飛ばしたり…なんだかドタバタ喜劇。演者も楽しそう。
 
衣装も綺麗。セットも奇を衒うことなくいつものようにクラシックで豪華。素敵です。
 
とにかく長い長いオペラで、二幕の後にインターミッション。それから三幕四幕。全部で3時間半ぐらいだろうか。とにかく長い長い。複雑なストーリーで長いので、とにかく覚悟を決めてしっかり腰をすえて楽しむしかない。演者の方々にも大変なショーなのではないかと思います。
 
 
ついに終わって幕が開きカーテンコール。脇役が出て来て、伯爵が出て来た後、夫人のMané Galoyanさんが出てきたら会場がどどどっと一気に立ち上がった。大歓声。Manéさんご本人もちょっとびっくりして嬉しそうなお顔。それから出て来たスザンナとフィガロにも拍手が起こったのだけれど、この夜のスターは間違いなく伯爵夫人のManéさん。オペラの観客ってこういうのはものすごく露骨。一番上手い人に一番大きな声援と拍手。演者には厳しい世界なのね。
 
私もすっかり彼女のファンになってしまって、最後に演者が列になってお辞儀をしている時も、少しでも彼女の姿を目に焼き付けておこうと彼女ばかりを見つめてました。スターってこういう人のことを言うんだろうと思った。ずーっと彼女を見てありがとうありがとう…と心で話しかけた。彼女に出会えてよかった。
 


CONDUCTOR:  David Angus
STAGE DIRECTOR:  Tara Faircloth

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Figaro:  Ryan Kuster
Susanna:  Elena Galván
Count Almaviva:  Edward Parks
Countess Almaviva:  Mané Galoyan
Cherubino:  Olivia Vote
Dr. Bartolo:  Kevin Glavin
Marcellina:  Jenni Bank
Don Basilio/Don Curzio:  Joseph Gaines
Barbarina:  Martina Bingham
Antonio:  Jamie Offenbach
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さてそれでは最後にお話の筋…何が起こるのかを書こう。簡単にまとまるかと思ったら超複雑だった。とにかく長いです。昔の話ってこういうのが多い。シェークスピアも…誰かが誰と勘違いして勘違いのまま相手を口説く…と思ったら実は他の誰かだった…こんなような話ありましたよね。「真夏の夜の夢」は媚薬で妙なことになる話でしたか…。昔のコメディは複雑。昔のお金持ちは暇だったのだろうな。
 
長いけれどとりあえず載せる。いつかまたこの作品を見るときに役に立つだろう。
 
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★フィガロの結婚

封建領主の(召使の女性への)セクハラ問題に対して、その奥方と使用人が一緒になって抵抗/仕返しをするドタバタのコメディ
 
一幕
18世紀、スペイン・セヴィリャ。アルマヴィーヴァ伯爵の館
従者フィガロと女中スザンナの結婚式の日。どうやら主君のアルマヴィーヴァ伯爵はスザンナに対して「初夜権」を復活させようとしている。怒ったフィガロは伯爵を困らせようと計画する。
女中頭マルチェリーナと医者バルトロ登場。マルチェリーナは以前フィガロから「借金を返せなければ結婚する」という証文を取っている。バルトロは(過去の色々なことから)この証文を使ってフィガロに復讐しようと計画。
小姓のケルビーノ(ティーンの男の子)は血気盛んな思春期の男の子。庭師の娘に近づいたため伯爵に追放されそうなので、スザンナ伯爵夫人ロジーナにとりなしてほしいと懇願する。
伯爵スザンナを口説きにやってきたので、ケルビーノは隠れる。
そこへ音楽教師のバジリオがやってくるので、伯爵も隠れる。バジリオが「ケルビーノが伯爵夫人に色目を使った」と言うのを聴いて伯爵が出てくる。隠れていたケルビーノも見つかる。ケルビーノが伯爵の誤解を解く。しかし伯爵はケルビーノをに連隊に行くように告げる。
フィガロが村の娘達を連れて登場。伯爵に初夜権廃止を確認。伯爵も同意。
 
二幕
伯爵夫人ロジーナの部屋
伯爵夫人ロジーナは夫の浮気心を悩む。スザンナケルビーノ登場。一緒に伯爵の浮気の尻尾を摑む為、囮作戦を思いつく。伯爵をスザンナの名前でおびき出し、女装させたケルビーノと密会させて現場を押さえようと計画。
スザンナが部屋から出ると伯爵がやってくる。慌ててケルビーノが衣裳部屋に隠れる。伯爵が衣裳部屋の物音に気付いたので夫人が「中でスザンナが着替え中だ」と言う。疑う伯爵はドアを開けようとするが鍵がかかっている。伯爵は斧を取りに夫人と共に部屋を出る。
部屋の影に隠れていたスザンナが出てきて、ケルビーノを衣裳部屋から出し、2階の窓から逃がす。そしてスザンナが衣装部屋に入る。伯爵が帰って来て隣部屋を開けるとスザンナが出てくる。
そこにフィガロがやってくる。庭師アントニオが登場「誰かが窓から飛び降りて植木を壊した」と言う。フィガロは咄嗟に「飛び降りたのは僕だ。スザンナを待っていたが伯爵の声を聞いて逃げた」と言う。医者バルトロと女中頭マルチェリーナと音楽教師バジリオがやってくる。フィガロに対し訴訟を起こすという。結婚式の前に裁判を行うことになる。
 
三幕
スザンナ伯爵夫人ロジーナと伯爵への囮作戦を企む。スザンナは結婚式の後に伯爵に会う約束をする。
裁判に出るフィガロが登場。裁判の結果…結婚を迫るマルチェリーナにフィガロが自らの生い立ちを話す…なんとフィガロは昔盗賊にさらわれたマルチェリーナの息子だった。しかも父親はバルトロ。親子なら結婚できない…と判決を取り消す。親子で抱き合って喜ぶ。
そこにスザンナがやってくる。母親と抱き合うフィガロを、嫉妬したスザンナが張り倒す。そこで親子がスザンナに事情を説明する。理解して親子と嫁で喜び合う。ついでにバルトロマルチェリーナも結婚式をあげることにした。
伯爵夫人ロジーナの部屋。夫との不仲を嘆く。スザンナがやってきて囮計画を告げる。スザンナが伯爵への手紙を書く。
広間では結婚式が始まろうとしている。村娘がやってきて夫人に花束を贈る。その中に女装したケルビーノもいる。庭師のアントニオがやってきてヴェールを剥いだらケルビーノだった。怒る伯爵。庭師の娘バルバリーナが伯爵に「いつも私にキスをして愛してくれたら何でもほしい物をやるぞおっしゃいましたね。ケルビーノをお婿さんに下さい」と告げる。
フィガロスザンナバルトロマルチェリーナの結婚式が始まる。式の最中にスザンナが伯爵に密会の手紙を渡す。伯爵の様子を見てフィガロが「伯爵に誰かが恋文をわたしたらしいぜ」とスザンナに言う。
 
四幕
伯爵邸の庭。夜。庭師の娘バルバリーナが探しものをしている。伯爵から「ピンを探してスザンナに届けるように頼まれた」と言う。フィガロは先程の手紙はスザンナが書いたものだと気づく。
フィガロはスザンナの浮気を暴いてやろうと人を連れてやってくる。女の本性を嘆く。
スザンナ伯爵夫人が衣装を交換してやってくる。
そこにケルビーノがやってくる。スザンナだと思い伯爵夫人に話しかける。
伯爵もやってくる。スザンナの側にいる邪魔者(フィガロ)に平手打ちを食わす。フィガロが逃げ出す。
伯爵はスザンナだと思いこんだ妻の伯爵夫人ロジーナを口説き始める。二人でその場を去る
フィガロは伯爵夫人に扮したスザンナと話していて騙されていると気づく。そこで事情をわかった上でわざと「私の妻は奥様のご主人と浮気をしていますが私も奥様が…」と口説く。スザンナが怒ってフィガロを張り倒す。そのあと打ち解ける。
そこにまた伯爵がやってくる。フィガロが(今度は伯爵を騙す為に)伯爵夫人に変装したスザンナを口説き始める。伯爵が怒る。皆を集める。伯爵は夫人とフィガロの浮気の現場を捕らえたと勝ち誇る。しかしスザンナの服を着た伯爵夫人が現れて、伯爵も状況を理解する。伯爵が夫人に謝る。一件落着。皆で歌ってハッピーエンド。
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ひゃ~それにしても細かい。Wikipediaの筋をまとめようとしたら全然まとまらずにうんざりした。
というわけで登場人物も大変多いですが、中心人物達はスザンナと伯爵夫人、それにフィガロと伯爵の4人。ケルビーノは話のスパイスだからいいとしても、バルトロとマルチェリーナの話なんて必要ないですよねぇ笑。こんなに複雑にする必要もないだろうに。
 
 
 

2020年2月25日火曜日

BABYMETAL:London Eventim Apollo Sold Out





英国ロンドン。223日(日)のショーが完売だったそうです。ひょ~。

Eventim Apollo=旧ハマースミス・オデオンでのライブも大変盛り上がった模様。またちょこっと見たのですが、ロンドンもベルギー、パリに劣らず客が大騒ぎ。完売もすごいが、客の盛り上がりも大変なものだったらしいです。ファンカムの客の歓声が、大昔のライブアルバムの客の歓声のようだもの。みんな叫んでますよね。なんだかすごいライブ。記録しておきましょう。


BABYMETALさんは、もう本物のロックスターだと思いますよ。今回英国4ヶ所でのライブは全て完売だそうです…英国を落とせば世界がついてくる。もうロックバンドとしてはBABYMETALさんは中堅以上なんですよねきっと。もう名前が世界中の音楽好きに十分に覚えられているレベル。そしてよく知られているからどこに行ってもショーは盛り上がる。

もう心配どころか、彼女達がどれくらい稼いでいるのか…を論じた方がよさそう。本当にどういう感じなんでしょうかね。そして今の状態で十分稼げているのなら今後どうやってその状態を継続させていくのか。


…なんだろう…世の中には米国発のアイドル型スーパースターという商売があって、アリアナとかテイラーとか、先日のJ.Loとかガガ姐さんとか…巨大アイドル産業系の方々がいますけれど、ああいう方々はちょっと別枠。だから彼らとは比べてもしょうがない。

しかしながら世の中には、怪物級のスーパースターにならなくても定期的なアルバム・リリースと世界ツアーで十分稼げるレベルのバンドやシンガーがたくさんいるわけで、BABYMETALさんはそういうレベルにはもう達しているのだろう(想像ですけど)。本当にすごいことになりましたよね。まぁライブの様子を見れば納得ですよね。



ところでBABYMETALさんが海外でライブをするたびに、ここのヒットカウントもドーンと上る…ありがとうございます。さすがBABYMETALコンテンツは人気。しかし大変申し訳ない、もう海亀はBABYMETALさんのことはあまり書けないのですよ。なぜならこのブログはBABYMETALさんを遠くから眺めて「すごいねぇ」と言ってるだけのもので、毎回同じことばかり書いている気がするのです。来てくださってもあまり面白くないだろう…申し訳ないなぁと思うのですよ。ごめんね。


2020年2月24日月曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第6回「三好長慶襲撃計画」2月23日放送



またまた面白かったですねー。いかにも時代劇なチャンバラ。このドラマはかっこいい中年男が沢山出ているドラマです。だから楽しいんだわ…と思った。あの連歌会の万里小路家での斬り合いの場面は、もぉーかっこいいオッサンばかりで華やかでした。オッサンが並ぶと大河らしくてなかなかよろしい。
 
 
★あらすじ
1548年 秋。京。明智光秀(長谷川博己)は(先週の)伊平次から三好長慶(山路和弘)とその家臣松永久秀(吉田鋼太郎)の暗殺計画を聞く。直ぐに三淵藤英(谷原章介)に伝える。その計画は管領細川晴元(国広富之)の企みらしい。三淵と弟細川藤孝(眞島秀和)と光秀が現場に駆けつけ、長慶と久秀を救う。光秀負傷。京に帰っていた東庵先生(堺正章)と(門脇麦)に再会。光秀は駒と共に美濃への帰途につく。
 
 
オッサンオッサンオッサン言いましたけど…。だってね、このドラマの主要なメンバーの俳優さんはみなさん40歳過ぎなんですよ。一番若いのが向井理さん38歳。彼の足利義輝が実は12歳だという…。なんと本当はお子様なのね。
 
というわけで気になったので、1548年のメンバーの年齢と俳優さんの年齢を調べてみた。
 
明智光秀 20歳  長谷川博己 42歳 
織田信秀 37歳  高橋克典 55歳  
斎等道三 54歳  本木雅弘 54歳 
松永久秀 40歳  吉田鋼太郎 61歳 
三好長慶 26歳  山路和弘 65歳 
足利義輝 12歳  向井理 38歳 
三淵藤英 不明  谷原章介 47歳 
細川藤孝 14歳  眞島秀和 43歳 
 
光秀は諸説あるらしいですが、だいたい20歳ぐらいでしょうか。ともかく俳優さん達が皆さん40歳以上。だから見ごたえがあるのだわね。大河はオッサンバンザイでいいのですよ。20代の若造ばっかりはつまんないもの。みんなエエ男やもんなぁーほほほほほ。
 
 
さて今回のお話は二つのパート。
細川晴元による三好松永の暗殺計画を、光秀三淵藤孝が救う
・負傷した光秀と東庵が再会。
 
三好+松永を救う場面は斬り合いのアクションが楽しい。華やか。紅葉も綺麗だ。光秀が飛び斬りしてましたよ。そしてこの回のポイントは、光秀と細川藤孝の友情でしょうか。これから後、藤孝とはいろいろとあるみたいです。彼だけじゃなく、今出ている方々というのは、これから光秀と関わっていく方々らしく…これから面白くなりますね。このドラマの信長は悪者なのだな。

今週の萌えポイント:ましまさん渾身のびっくり顔
 
そして最後は駒ちゃんと仲良し。駒ちゃんは可愛いです。どうやらこの頃の光秀は20歳ぐらいだそうなので、駒ちゃんは15歳ぐらいでしょうか。いつも背筋がピンと伸びてチャキチャキッとして可愛い。健気でいい子。かわいい。

さて今回、駒ちゃんは光秀君と二人きりになって「ここへはいらぬか はいってくれ」と言われて目をパチパチさせてうろたえてましたねぇ。駒ちゃんはもう随分前から光秀君が大好きなんですよね。だから15歳で好きな人にいきなり「そばにきて」と言われたら、そりゃードキドキしますわ笑。ドキドキドキドキうれしいだろうなぁ…駒ちゃんよかったね。 しかしこの二人は結ばれませんね。かわいそうだな。
 
光秀君はね…20歳なのにいきなり色気出しすぎ笑笑笑笑笑 もっと控えめにしてください笑笑笑笑
 
 
 

2020年2月20日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第5回「伊平次を探せ」2月16日放送



少しずつ政治が出てきました。ますます面白い。私はこの辺りの歴史をよく知らないのですが、今回から新しい名前が沢山出てきているので、いちいち学んでます。

とにかく脚本が面白ければ、全く知らない歴史上の人物にも心を寄せることができるわけで…。それこそが大河ドラマの面白さだと思うのですよ。この大河は楽しめる。


★あらすじ
1548年・秋。斎藤道三(本木雅弘)が鉄砲に興味をもつ。(先週の)将軍家が本能寺を通して鉄砲を作らせている…との話から、それを探るべく光秀/十兵衛(長谷川博己)はまた京に向う。東庵先生は京へ立つ。
京は荒れていた。細川晴元(国広富之)が将軍・足利義輝(向井理)を京に連れ戻したが、家臣…三好長慶(山路和弘)+松永久秀(吉田鋼太郎)…との内部抗争に手を焼いている。
光秀は本能寺の門前で護衛をする細川藤孝(眞島秀和)と揉めるが、それを出て来た将軍・義輝が止める。そこで藤孝の兄・将軍家奉公衆・三淵藤英谷原章介)と会う。三淵は光秀を連れて松永久秀を訪ねる。三淵が去った後、久秀は光秀を鉄砲鍛冶・伊平次(玉置玲央)に引き合わせる。


おっと…3行に収まらないほど色んな人々が出てきました。

ざっとまとめると、
  ・将軍家が鉄砲を作らせている。
  ・松永久秀も三好長慶の命で鉄砲を求めている。
  ・細川晴元も鉄砲を求めている
  ・その注文を受けている鉄砲鍛冶の一人が伊平次

その政治的な関係がドラマとしても面白く描かれてます。言葉のひとつひとつに意味がある。やっぱり脚本が素晴らしい。


今回も光秀の冒険物語でしたね。このお方はいろんなところに行きますね。まず手持ちの鉄砲を分解したいので、鉄砲鍛冶の伊平次を探す。伊平次を追って近江の刀鍛冶を訪ねるのに、美濃の職人の紹介状を持って訪ねている。そういうのも細かい。下っ端の職人にお金を渡して、伊平次が京へ行ったことを知る。一旦美濃に戻って道三にスポンサーを掛け合う。それから京に出かけているんですね。順番に話を見せてくれるのが嬉しい。

 そして本能寺の前で、警備員の細川藤孝とあわや斬り合い…が将軍に止められる。この時のにらみ合いに絵心をそそられた。藤孝の眞島さんの目が鋭い…
と思ったら、光秀の目も鋭かった。
 
いいですねぇ。こういう風に大人のおっさんがかっこよく見える大河は久しぶりかも…。

そしていつもニコニコ顔なのにドス声で怒鳴る三淵藤英の圧力。目が氷のように冷たい。谷原さんはこういう役が似合いますねぇ。

松永久秀の吉田剛太郎さんはノリノリです。特に遊郭は楽しそうだ。久永の着物はアロハシャツのようだ。吉田さんがアロハシャツを着てるみたい。

遊郭の描写も楽しい。モモを出して足相撲もはしたなくてよろしい。昔はこういう場面はおっぱいを出してましたよねぇ。
そこにいる伊平次…あ~っこのお方・玉置玲央さん覚えてますよぉ~。玉置さんは『真田丸』で織田信忠をなさってましたよねぇ。すぐにわかった。まーっそれにしても印象が全然違うわ。前の信忠はお顔の繊細な綺麗な青年でしたが、今回は飲んだくれの与太者。全然違う。やっぱり役者さんはすごいねぇ。ちなみにその時の信長は吉田剛太郎さんでした。


そして久秀は光秀を相手に、鉄砲を持つ意味を説く

「弓矢や槍ならかわせる。だが、鉄砲の弾はかわせない。銃口を向けるだけで、相手の動きを封じることができる。弾が当たる、当たらないではない」
鉄砲の怖さをお互いに知っていれば、気楽に攻め込むことはできん。敵はコチラの3倍も鉄砲を持っている、であれば戦は止めておこうとなる。戦は減るぞ

抑止力ですね。なるほどねぇ。

そして光秀も戦の辛さを口にする

「負けるわけにはいかないから私も戦います。しかし終わった後、数日、口の中に苦さが残るのです。これでよいのか?いつもこれでよいのかと」 

光秀君はまた哲学してますね。単純に戦がだめだとは言っていない。しかし人を殺せば嫌な気持ちがする…だから戦とはどうなのだ?と考えている。鉄砲の意味も少しわかったと言ってますね。こういう脚本がいいですよね。深いわ。
 
最後に伊平次が光秀の鉄砲を分解しようと一緒に寺に行くことになった。

 
 

2020年2月19日水曜日

お猫様H:寒い日は共に和む



そうだ…もう2月も15日を過ぎていた。

冬の数日、寒い日がある。雨の日も寒い。1日中雨が降って霧の中に入ったように窓の外が真っ白になる。そんな日は猫さんを乗せて和む。


ブランケットを広げると待ってましたと猫さんがやってくる。
のしのしと上ってくる。
どっしりと座り込むずっしり4.8キロの女
のびる
ツチノコ
こちらを見てます
起きた?
アゴマッサージ
オシリをつかんでみよう
 
 
猫さんはよく夢を見る。寝ながらぴくぴく小さく動く。そして「ぅわぁあああ」と大声を出して目を覚ます。また怖い夢でもみたのだろうか。「どうした。大丈夫」と撫でれば、猫さんはまたうとうと眠り始める。

ある寒い日、思い立って1日中猫さんを乗せて過ごしてみることにした。午後から猫さんを脚に乗せて昼寝。晩ご飯を食べてまたソファーに戻り猫さんを乗せる。そのままTVを見てうとうと。猫さんを乗せるとすぐに眠くなる。目を覚ましたら深夜だったのでそのまま睡眠。彼女は時々ご飯とトイレに出かけてまた戻ってくる。一緒に朝まで猫さんを乗せて過ごした。翌日背中が痛かった。