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『 Red Cliff ( 2008 年)/中・港・日・台・韓/カラー
/ 150 分/監督: John Woo 』
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Netflix にて鑑賞。
古代中国歴史劇!面白かったです。三国志の知識はほぼゼロ。名前も曹操ぐらいなら聞いたことあったっけ…あ、諸葛孔明も聞いた事あったかな…程度。「三国志」の話だとは聞いていたので基本情報をざっと Wiki で調べた。しかしながら英語の字幕なので国名と人物名に苦労する。
英語の Cao Cao は曹操だそうです。たぶん発音はサオサオみたいに言ってるんだけどよく聞こえなくて、字幕をローマ字読みしてカオカオって誰よ?…と疑問を抱きながら最後まで見た。
ちなみに 周 瑜は Zhou Yu 、孔明は Kong
Ming 。孫権は Sun Quan 。劉備は Liu Bei …いゃーわかりそうで全くわからない。結局映画を見た後ネットで調べてやっと名前を知った。ひゃー難しい難しい。
し かし映画は面白かったです。内容も以外に単純。わかりやすくて俳優さん達はかっこいいし、あとはアクションアクションアクション…十分楽しめた。
あらすじは 3 世紀、中国・北の魏( Wei )の曹操 が 80 万の大軍を率いて南下。それに 西の 蜀漢( Shu Han )の劉備 と南の呉( Wu )の孫権 の連合軍が赤壁にて激突。
日本からは中村獅童さん、それに日本の俳優さんと言うより中国映画で有名な金城武さんが出演。それからこの映画、中・港・日・台・韓のアジア各国が関わってる映画なんだそうです。ひゃー知らなかった。
と いうわけで、派手派手の一見アジア版ロード・オブ・ザ・リングという感じですが、さすが歴史もの…こういう話は「これほんとなのかな?」といろいろと思いをめぐらすのが楽しい。旦那 A が「この時代にクロスボウなんてあったのかね?」などとつぶやいてましたが、あとで調べたら紀元前 2 世紀の兵馬俑からもクロスボウが発掘されているらしいので、この話の時代の 3 世紀なら間違いなくあったはず。他にも投石機とかいろいろと出てきますが、こういうものの映像での再現は限りなく楽しい。
海亀はグロ耐性はゼロですがこれは大丈夫でした。切れるところが見えなければいい。スピードが速いので痛みを感じない。ガンガンアクションアクションで速い速い。
俳優さん達も素敵です。いつもなぜかエロ気だるいトニー・レオンさんはやっぱり色男役。女優さんも綺麗。中村獅童さんはまたまた脳筋キャラで火炎壺を投げてます。一番印象に残ったのは Cao
Cao 曹操さんのチャン・フォンイーさん。カリスマと目力がすごいです。かっこいいなと思い写真の検索をしたら普段はなんだか優しそうなおじさん。あの髪型に鎧を着るとすごく印象が変わるのね。役者さんはすごいな。
映画としては、ものすごくお金をかけた単純アクション映画という感じでしたが、鎧コスプレの俳優さん達は素敵だったし、アクションも大袈裟で楽しかったし、人も馬もやたらと多くて何もかも笑っちゃうぐらい大袈裟でとても面白かった。こういう映画は怪獣映画のように楽しめればいい。
燃える船が激突するところはこちらも燃えました。もう 1 回見ようかな。パート 2 も見たい。