ディスコのゴッドファーザー
Manu Dibango - Soul Makossa (1972)
Album: Best Of Manu Dibango
Released: April 3, 2020
℗ 2020 Mercury Music Group
▼これはたぶん公式ではないと思うので消えるかも
でもダンスが和む みんな上手ね
米国の非営利・公共放送ネットワークPBS (Public Broadcasting Service) Hawaiiのチャンネルにて現在ディスコのドキュメンタリー番組を放送している。シリーズは全3話。先日第1話から録画して見ている。
元々はBBCが英国で去年の12月に放送したプログラムらしい。BBCがディスコのドキュメンタリーを作るとは…さすがダンスミュージック好きの英国らしい。
番組の名前は『Disco: Soundtrack of a Revolution(ディスコ:革命のサウンドトラック)全3話』。内容は1970年代初期に出現したディスコは元々は地下のゲイクラブで発達したもので…そしてまた1970年初期の時代はゲイ・ライツ・ムーブメント(男性同性愛者の人権運動)や女性解放運動が盛んな頃で、ディスコは新しい時代の幕開けのBGMであった…という話。
それで出てきたこの曲「Soul Makossa」。1972年にアフリカのカメルーンでリリースされたこの曲の輸入盤が米国ニューヨーク・ブルックリンのクラブのDJの目にとまりクラブで流れるようになってその界隈で大ヒット。私は初めて聴いたのだけれどビートが気持ちいいのでメモしておこう。1972年なんてそんな昔になんとかっこいい音。サックスが素晴らしい。延々と踊れる。
それにしてもこの歌詞「ママクーママサーマクマクサー」はマイケル・ジャクソンの「Wanna Be Startin' Somethin」の「ママセーママサーマママクサー」の元ですね。その後リアーナも使っていた。
★Manu Dibango
Emmanuel N'Djoké "Manu" Dibangoさん(1933 – 2020)。カメルーンのmusician、songwriter。 サックスとヴィブラフォンを演奏する。 jazz, funkに伝統的カメルーンの音楽を合わせるスタイルを確立。「 Soul Makossa」はアフリカでリリースされた曲の中で世界中で一番サンプルされた曲で、1972年に米国で輸入盤が売れた後、米国で公式にリリースされてUS Billboard Hot 100 chartの35位を記録。