2016年7月7日木曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第26回「瓜売」 7月3日放送



ちょっと地味回?歴史があまり語られず「仮装大会」だけで終わっちゃった感じ。ちょっと休憩ですかね。

この三谷さんの大河ドラマの良さは、各キャラクターの人となりがよく見えることだと思います。どんな小さなキャラにも心がある。全員それぞれの人となりがよく見えるので、人物達に心を寄せられる。実は人物達を見ているだけでもドラマとしてはかなり面白い(…すべらなければ)。

今回26回は、1回分ほぼキャラクター達の愛嬌だけで見せたような感じもありました。ノリノリの真田のパパが一番。いつものように戸惑うお兄ちゃんもいい。おとりさんの最後も輝いていた。秀吉は相変わらよくわからない人だし、加藤清正は悪い奴ではない。秀次には陰りが見え始めた。…人物達に皆それぞれ愛嬌があるので、彼らを見ているだけでも楽しめる。それはそれですごいことだと思います。

ただそれがいい大河ドラマなのか…という疑問も湧いてしまった回でもありました。あまり話が動かなかった…いや大陸攻めは行われているんだけれど、信繁の見る秀吉の身の周りの話だけなので、実際に動いている歴史は見えなかった。いろんな事が裏で進んでいる間に、いつもの馴染みのキャラ達が仮装大会で遊んでいた…なんだかそんな感じ。


ちょっと気になったので、2年前に書いた『軍師官兵衛』の同じ時代の感想を見てみたんですけど、今振り返れば『軍師官兵衛』は全く正反対なドラマでした。あのドラマは、歴史の記録は描かれていたように思うけれど人物の人となりの掘り下げが浅くて、どうもドラマとして煮えきらなかった。だから俳優さん達のスターパワーや演技そのもので話を進めていったような感じもありました。年代順の歴史の再現として見ればそれなりに楽しめたけれど、ドラマとしてはあまり入り込めなかった。

今年の大河は反対に人物達に愛着がわき過ぎて、歴史が二の次になりそうになるのが問題なのかも。人物達が面白いから細々としたフィクションの話でもそれだけで楽しめてしまう。…それはそれでまた大河ドラマとしては問題なんだろうと思います。今回ちょっとそんな感じがした。

…草刈パパがノリノリで面白かったです。おとりさんの最後は素敵でした。人生悔い無しの大往生。彼女は最後までかっこよかった。

今回は歴史があまり回らなかったので、出来事を並べるだけにしよう。


★あらすじ
秀吉の大陸攻め開始。皆名護屋城に集まって仮装大会。真田のおとりさんが亡くなる。

●内容
○秀吉関連
・秀吉落ち込む。
・秀吉急に元気になって大陸攻めを決定。
・肥前・名護屋城に大名が勢ぞろい。それぞれ懇親会。
・茶々もやってきた。大谷さんの娘も来た。
・茶々懐妊。
・大陸攻めは苦戦中。
・秀吉「もうとっくに士気など下がっておる」←やはり冷静
・秀吉の思いつきで仮装大会を行うことに。
・片桐さんは猿回し。真田パパはいい声でノリノリ。家康の腹。秀吉は音痴。
・茶々出産。
○真田家、その他
・秀次関白に。
・秀次ときりちゃんが近くなる。
・茶々の懐妊で悩む秀次。
・おとりさんが危篤で真田家は上田城に帰郷。
・すえちゃんは信繁を怖がる。
・おとりさん死去。