2015年10月14日水曜日

TBS 日曜劇場『ナポレオンの村』全7回・感想



これはいいドラマ。良かったです。録画を見終わった。

アツい男・唐沢寿明が限界集落にやってきて、村を元気にしていく話。

村おこしのドラマとはいってもリアルではないんだろうと思います。過去何十年もの間、過疎化の問題を抱えた村を、たった7話分の話で全て改善させてしまうなどということはおそらく現実にはありえない。だけどこの話はそこをつついてもしょうがないですよね。このドラマのポイントは基本的なメッセージが非常にポジティブであること。そこが要。

本当に気持ちがいい話です。メルヘンだとかファンタジーとかおとぎ話とか…それでもいいじゃないですか。だってこのドラマから出される基本のメッセージは正しいんだもの。それだけでOK。

限界集落だけとは限らない…日本中の小さな町や村が元気になることは=日本全体が元気になること。村や町に住む人々がその土地を愛して幸せに暮らすこと。その生活をよりよいものにするために土地の人々も努力をすること。それを導き支援する公の人々…このドラマで描かれてるのは本当に正しいメッセージです。直球。

もっと日本の田舎が元気になればいい。空気がおいしくてご飯もおいしい。温かい人々。土地も広くて子供はのびのびと育つ。ご飯が美味しくて空気も綺麗だから身体にもいい。春には花の匂い、夏にはセミの声、秋は紅葉、冬は雪…本当に綺麗な日本は田舎に存在する

英国人には「カントリーライフ」にポジティブなイメージを持つ人が多い。田舎の大きな家の庭で本格的なガーデニング。広大な牧草地には羊がうろうろして牛、馬が草を食む。ファーマーズ・マーケットには新鮮な野菜と手作りのジャムや蜂蜜が並ぶ…。田舎での生活に憧れる人はロンドンにも結構いて、人生の半ばを過ぎた頃に田舎に移住する人も多い。そういえば日本でも英国人のベニシア・スタンリー・スミスさんがそんな生活を京都の大原でなさってますね。

日本人ももっと田舎にいいイメージを持ってもいいと思う。移住することは出来なくても都会から田舎をサポートすることは可能。国産の農作物を買ったり地方都市へ観光に行くこともできる。地方が…田舎が元気になることが、日本人の食の安全や心の豊かさを守ると私は思う。

だからこういうドラマを見ると本当に嬉しくなるのね。いい話。


俳優さん達も素敵です。登場人物が全員魅力的。唐沢さんも麻生久美子さんも、イッセー尾形さん、ムロツヨシさん、ほっしゃん…その他の村人全員がユーモラス。それぞれ全員にキャラがあって楽しい。だんだん人物達のキャラに惹かれていく。たった7話だけなのに最後は皆と別れるのが悲しくなった。最後、バスで村を去る唐沢さんは本当に泣いてるみたいに見えた。「あのままあそこにいればいいのに」と思ってしまった。

本当にいいドラマでした。


それにしても沢村一樹さんはつくづくイイ男だな。最後は「いい人」になっちゃったけど最初の頃の悪い市長がいい。エロい秘書とのやりとりもまたいい。私はこの俳優さんは他のドラマをほとんど見ていなくて、それ以外にもバラエティをちょっと見ただけなんだけど悪役が似合います。「いい人」はたぶん御本人そのまんまの印象なんだけど、悪い人をやるとすごくいい。身体が大きいから怖いです。もっと極悪のキャラをやって欲しい…怖い

またイケメン推しの話で〆てしまったハハハハハハ。 (^_^;)\