能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年8月11日月曜日

映画『ゴジラ/Godzilla』 (2014):下半身デブは悪くない



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Godzilla2014年)/米・日/カラー
123分/監督:Gareth Edwards
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ずいぶん前に見たけど、なんだかやる気が起こらず感想を書けずにいた。とりあえず軽く書いておこう。
 
まーなんというか…どうしましょ。こういう映画を「いい」とか「悪い」とか言うのもあまり意味はない。深い人物描写があるわけでもなし。お話にリアリティーを求めてもしょうがないし、結局怪獣映画だし…。
 
…とまあ、そういう映画。あまりよく覚えていないんだけど、見た時に気になった事柄を箇条書きにしようと思う。とても辛口。
 

(追記:間違い・勘違いも多い全く役に立たない批評。少しネタバレあり)
 
良かった点
1-1998年版の、イグアナのように頭でっかちなゴジラ君に比べると、すーっと基本のゴジラっぽい。下半身デブに小顔のゴジラ君が帰ってきた。火を吹いたら炎が青かったぞ。とにかく脚が大きいな。身体もでかいぞ。
2-怪獣バトルは悪くなかったと思う。しかしやたらとゴジラ君が大きかった記憶があるだけであまり覚えていない。戦いは「パシフィック・リム」の方が面白かったわね。
 
残念な点
1-お話がなんだか薄すぎる。なんだこれ。なんだかもったいぶってるけど中身は一切無し。無駄がとても多い。何が言いたいのかよくわからない。
2-このゴジラ君は、日本では散々災害をもたらし、その日本滞在中におそらく数万の人々が亡くなっただろうに(←追記:これ間違ってます。ゴジラ君は日本には現れなかった模様。アチャー…チョーハズカシ…。なんだか全然真面目に見てなかったんだなぁ…。よく覚えていない。ゴメンネゴジラ君。アーホントニハズカシイ)、アメリカ側では敵の怪獣を倒しただけで最後はヒーロー扱い。なんだよそれ。アメリカが救われればそれでいいのか?ヨクワカラネー。(←追記:ということは結局ゴジラ君は最初からヒーロー扱いだったのね。なーんだ…ソウデスカ)
3-役者の無駄遣い。脚本が酷すぎる。脚本のせいだと思うけど、いいと思った俳優が一人もいなかったのは大きな問題。ジュリエット・ビノシュは何をしとるんだろうこんな映画に出て。
4-ケン・ワタナベがいけない。いやこのお方は悪くない。監督が悪い。この日本の誇るカリスマ俳優がなんであんな役をやったんだろう。見せ場は全く無し。台詞も一人で呟くだけ。まともな会話の台詞もない。ただ空気のようにそこにいて、目を丸くして宙を見つめ、
ぼーっとしてる。
大変な問題。監督さんは、この俳優さんに何をさせたかったんだろう。正直もう日本に帰ってきたほうがいいんじゃないかと思うけど、この俳優さんをフルに活かせる様な上手い脚本を書ける人が今の日本にいるのか?
5-翼竜と人を混ぜたような敵の怪獣が魅力的ではない。なんだか妙な造形。昔のウルトラ・シリーズの怪獣はかっこよかったぞ。エレキングとかね。ゴモラとかね。日本のゴジラさん映画ならキングギドラなんて最高なんだよな。ああいうカッコイイ怪獣を作ってくれませんかね。

…と、うだうだ書きましたけど、こういう映画はあまり文句を言ってもしょうがない。(←追記:あまり真面目に見てなかったもんね…反省)真面目に文句を言っても無粋なだけ。どうせ真面目な映画じゃないし(←追記:この言葉も反省。まことに申し訳なく候)、ポップコーンをかかえて、目の前で怪獣がガンガン戦ってくれればそれでよろしい…。