踊れますとも。
Phil Collins - Sussudio (1985)
Album: No Jacket Required
Released: January 25, 1985
℗ 2016 Philip Collins Ltd. under exclusive license to Rhino Entertainment Company,
A Warner Music Group Company
さて、ゲーテッド・リバーブ・サウンドを生み出した、フィル・コリンズ(Phil Collins)さんがヒュー・パジャム(Hue Padgham)さんと共同プロデュースで1985年に出したアルバム「No Jacket Required/フィル・コリンズIII」からのシングル。大大大ヒットしました。とにかくこのアルバムから出す曲出す曲全部大ヒット。暗闇に赤いお月様のようなフィルさんの顔の浮かぶジャケットのこのレコードを私もついつい買った。
それで同年春にワールドツアーで来日したときにもついつい武道館に見に行った。1日だけのつもりがあまりに良かったので、ついつい翌日も当日券に並んで見に行った。とにかく歌うはドラムを叩くは日本語を話すは踊るは冗談を飛ばすは…細かいことは良く覚えていないけど、とにかく圧倒された。質の高い楽しいほんとに素晴らしいショーでした。プロというのはこういう人の事をいうんだろうなと思った。
なんと同ツアーのライブ映像が出てきた。アメリカでの5月ショー。日本のショーは4月だったので直後ですね。ライブなのに音をそのまんま再現してます。
Phil Collins - Sussudio (No Ticket Required) Live!
そういえばこのショーでは音と共に光の踊る照明のバリライトがすごく綺麗だったのもよく覚えている。このバリライトもこの人とジェネシスが開発に関わったらしいと最近知った。ほんとに才能豊かな人ですね。
禿で小柄ながっちり体形のオヤジ(ゴメンネ)なのに、音楽が出来ると20歳の女の子にもとてもステキに見えてしまうといういい例(笑)。少なくとも私はステキだと思った。だってドラムが上手いし楽しそうなんだもの。そんなファンは私だけではなかったらしく、全世界でも大人気。
伝説のライブエイドでは、ロンドンのウェンブレーで一旦演奏してから、わざわざ(今は無い)コンコルドに乗り込み同日中にアメリカのフィラデルフィアのステージでもドラムを叩いてしまうという離れ業をやってのけました。当時ものすごく忙しかったと思う。なんとこのお方は去年引退されたそうです。ほんとかな…。
余談だが、イギリスにはこういう体形のオジサンがよくいる。気さくでいい人が多い。