2012年11月21日水曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」第45回「以仁王の令旨」


久しぶりに…なんだか今回面白かったかも。
 
またまた視聴率の記録を塗り替えたそうですが、いや今回、内容はよかったと思います。ほんとよ。歴史が動いた。動けばいいんです動けば。このドラマ、どうも歴史をナレーションで済ませて人物達のパーソナルな悩みや葛藤ばかりを拡大するので、なんだかつまんないなーという回が多いのだけど、今回は歴史が動いたぞ。歴史の動きが見えれば面白い。動く歴史に翻弄される人物達の心理描写もいいバランスで絡めていたと思う…。
 
なんだか妙な衣装があったり、肝心なところで合わない音楽が鳴ったりしていたけど、演出はすんなりと自然で鼻につく場面もなく話に集中できた。内容が盛りだくさんにもかかわらず、それなりに順をを追った状況展開があった。
 
 
くすぶる源氏と腐り始めた平家のあらすじ
 
源頼朝君は武芸のお稽古。奥州では義経が弁慶とじゃれている。お世話になってる藤原秀衡さんは平家にご不満らしい。
 
一方京では、平家に所領を奪われた以仁王が憤懣やるかたなく、(同じく)いろいろと我慢している源頼政に平家打倒をけしかける。
 
平家の宗盛はお兄ちゃんが亡くなって重圧に耐えかねたのかグレてます。頼政の息子はこの人に大事な馬を取り上げられて怒り心頭。頼政親子はだんだん頭にきている。源氏はくすぶってます。
 
清盛爺は孫の安徳天皇を即位させ、自分は福原で酒と女に溺れる。日々白拍子をはべらせて、周りには無理難題を怒鳴り散らす。重臣盛国も困り顔。老害はもう手のつけようがない。平家に陰りが見えてきた…。
 
満を持して以仁王が全国の源氏に平家打倒の令旨を発令。火がついたぞ。よしよし…盛り上がってまいりました。
 
 
不満を募らせ動き始めた源氏に、陰りの見え始めた平家の対比。そこに発令された以仁王の令旨。これがはっきり見えて面白かった。個々人の感情は歴史の大きな流れの中の飾り程度。いいバランスだと思う。
 
それにしても惜しむらくは俳優さん達が皆若いこと。これは今さらどうにもならないことだけど、平家側にもう少し(せめて)30代後半の俳優さん達がいれば、これから力をつけてくる若い源氏との対比が面白かったろうにと思う。時子さんも時忠も後白河法皇ももっと老けてたほうがいい。松山さんが一人ジジイになってがんばっている。
 
 
なんだか先週と全然違うな。やっぱり脚本や演出にムラがあるのかな…?ともかく最後に向けてラストスパートでしょうか。来週は「頼朝挙兵」。このままあと数回、面白いといいな…。