能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年1月6日火曜日

椎名林檎/ Ringo Sheena - NIPPON (2014)



いい曲です!


Ringo Sheena  - NIPPON (2014)-1前半

Ringo Sheena  - NIPPON (2014) -2後半




今年の最初の曲は和ロックです。

去年年末の紅白で一番良かった。何度か録画を見直したんだけどぶっちぎりで輝いていた。問答無用。赤い着物で仁王立ち、長いネイルの指でギターを弾く彼女は圧倒されるほどかっこいい。椎名林檎さん本当にステキです。

曲がすごくいい。ガンガンのパワーポップなのにメロディーはどこか切ない。大昔Cheap Trickあたりを聞いていた耳には涙が出るほど気持ちいい音。コードの展開も素晴らしい。本当に涙が出るほどいい。メロディーのはっきりしたベースもいい。映像ではギターソロの間奏部でブチっと切れてますがこの間奏部がまたいい…というわけで後半部も掲載。最初から最後まで突っ走るのが最高に気持ちいい。


歌詞もいいじゃないですか。女の子がこういう歌を歌うのがまたいい。

日本よ元気を出せ!

(^o^)

今年は年始から元気が出る曲をやる。
なんて気持ちいいんだろう…。
 
 
椎名林檎さんのことは全く知りませんでした。動画サイトでチラっと見た程度。紅白のこの曲のパフォーマンスでガーンとやられた。なんと素晴らしい。
 
声は好き嫌いの分かれる声だと思う。悪く言えば黒板を引っ掻くような声。だけど彼女の声には熱がある。力がある。この声だからいい。この高音で腕に鳥肌が広がる。なんという熱気。なんというカリスマ。
 
日本の音楽業界の大人の事情で、楽曲のフルは動画サイトに出さないことが多いらしく、この曲もいい所でブチっと切れて後半また別の動画になってます。いつもはこういう中途半端な動画はこのブログには載せないのだけど、この曲はあまりに素晴らしいので載せます。背に腹はかえられん!

いい物はいい!

紅白で演奏を終えて深々とお辞儀をする椎名さんは本当に綺麗でした。本当にいいものを見た。


 

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第1回「人むすぶ妹」 1月4日放送



初回です。
 
かなりいいと思う。

驚いています。というのもワタクシ、2年前に発表になったこの「○○の妹の大河」のアイデアに大変腹を立て、わざわざこのブログにも文句を書いたぐらいでして、今回見始めたときも最初はかなりイジワルく、ダメだったら感想を書かないなどと息巻いていたのでした。
 
いや…それが、見始めたら悪くない。いやかなりいい。「○○さんの妹」がこれから大活躍するのかどうかはまだ不明ですが、初回の主役は明らかに吉田松陰。この伊勢谷友介さん演じる松陰さんが素晴らしかった。たった1回見ただけなのに、もうこの人物に惹かれています。
 
たぶん今年は脚本がいい。松陰の人となりの描写も…学問に目覚めた子供時代。学ぶ事の大切さと、現実に向き合うことの大切さを語り、古風な体制に挑戦する気概を持つ。妹には優しい兄であり師である。人を善であると信じ、未来を見つめ、真実を説き、努力をし、そして周りの者を巻き込んでいく熱い人物…。いいじゃないですか。たった1回分のドラマなのに、この人物のことはもっと知りたいと思う。ドラマは人物に惚れてナンボ。これは楽しみかも。
 
全体を通して人物達の台詞も自然。少なくとも去年のように初回からとってつけたような台詞の違和感はない。この初回のように、妹を狂言回しにして松陰を主役にすれば面白い歴史ドラマになるかも。結局一番の心配は「無名幕末女子の歴史に頭突っ込み時々恋愛」みたいなドラマ。もしそうなったら見ない。
 
 
それから今回、話全体に流れる学ぶことを真正面から正しいことであるとするテーマにも惹かれた。このテーマをもとに
 
実際の主役=吉田松陰とは誰?
この人が一番大切にしたものとは何?
 
この2つだけで1時間を回した。とにかく学問とは学問とは学問とは…?と、しつこく問いかける台詞に引き込まれる。全体に流れるメッセージとして「学問は大切だ」と言い切る脚本にまず希望を感じる。もしかしたらドラマの制作現場でも知性を尊重しようとしているのでは?真面目に歴史上の人物を描こうとしているのかも。
 
 
あまりにも痺れたので台詞を抜粋。
 
学問とは?
 
・子供時代の高杉晋作が問う「学問は何のためにする?
・妹・文に、叔父に叱られた自らの子供時代の話をしながら吉田松陰(伊勢谷友介)が問う「己とは?公とは?なぜ学ぶ?なぜ生きる?」すると、それまで学んだ本の文章が答えのように浮かび上がってくる松陰覚醒のシーン。
「本は文字ではない。人じゃ。開けば触れることが出来る…他の人の考えにも、江戸におる人にも、外国におる人にも、とうの昔に亡うなった人にも、出会うことが出来る。」
「同じく悩んで、同じく答えを見つけようとした誰かがおって、教えてくれる。その人の目で見た世の中の、人生の、あらゆることを教えてくれる。生きるに迷うとるのは自分一人じゃないことを。」
・また藩校・明倫館でも同じく松陰が叔父・玉木文之進(奥田 瑛二)に問答で挑戦
「己の頭で考える。ただ覚えるだけでなく考える。」
禁書を破り捨てた後で
「禁止しても無駄だ。どこにでもある。なぜこれを読もうとするのか? 知りたいから。学びたいから。変えたいから。今までの学問じゃもう日本国は守れん。本気でこの国を思う者は知っとる。死に物狂いで学ばにゃこん国は守れんと…。」
人はなぜ学ぶのか? 学ぶのは知識を得るためではなく、職を得るためでも、出世のためでもない。人にものを教えるためでも、人から尊敬されるためでもない。己のためじゃ。おのれを磨くために人は学ぶんじゃ。」
・それに呼応して小田村伊之助(大沢たかお)が名乗りを上げる。
人はなぜ学ぶのか? お役に就くためでも、与えられた役割を果たすためでもない。かりそめの安泰に満足し、身の程をわきまえ、この無知で、世間知らずで、何の役にも立たぬ己のまま生きるなどごめんです。なぜ学ぶのか? この世のために、己がすべき事を知るために学ぶのです。己を磨き、この国の役に立ちたい。そのために学びたい。」
 
何度も繰り返される「人はなぜ学ぶのか?」の問いかけ。畳み掛けるようにその答えを人物達が答えてくれる。これにはかなり心を動かされる。これほどまでに学ぶ事を正面から正しいと宣言するドラマもあまりなかったのではないか。
 
 
松陰はいいやつだ
 
熱い男松陰はいいお兄ちゃんでもある。内気な妹には、
「人が怖いか?怖いのはお前がちゃんと自分の目で人を見ようとしとるからじゃ。上手くしゃべれんのは、お前が間違うたことが言えん正直者だからじゃ。おれにはわかるぞ。お前はよう人を見とる。本当は誰よりも強く人を知りたいと思うとる。本当は誰よりも強く誰かと出会いたいと心の底から願うとる。」
兄に認められた妹は泣く。それまでもっさりと表情の暗かった文の泣く姿がたまらなく可愛い。いいシーンです。
「人の本性は善だと俺は信じる。じゃから真心を込めて人と向き合えば、思いは必ず伝わるはずじゃ。」
 
 
●ところで叔父・玉木文之進が昔の怖いオヤジ
 
叔父さんの奥田さんが怖い怖い。子供でもパーンと張り倒す!いいぞ。NHK本気かしら。昔はこれくらい怖い大人がどこの家庭にもいたんです。この奥田さんのキレるオヤジキャラは妙にリアルでいい。なんだか懐かしい。実際に江戸の時代に女の子が平手打ちされるかどうかは知らないけれど、男の子なら親に殴られて痣ができるぐらいは当たり前だったでしょう。こういう人物描写はあってもいい。キレオヤジでも決して嫌な奴ではなく、厳しくても実はいい人というのがまた重要。奥田さんは愛すべき怖オヤジなんだろうな。
 
 
…さて、来週はもう女の子がいなくなって、大人の女優さんになるみたいですが、はたして彼女にこのイノセントな可愛らしさが出せるのか注目。このもっさりした女の子と松陰のシーンがとても良かったので、ちょっと心配。大人の女優さんになると松陰とのシーンも雰囲気が変わってしまうかも…。
 
ともかく期待しましょう。ドラマの筋を書くことは去年で懲りたので、これからは感想だけを書くと思う。…だけど、もし台詞が書き留めておきたいほど素晴らしかったらまた延々と抜粋するかもしれない。いや…実はそれが一番いいのだけれど…。


2015年1月4日日曜日

Perfume:2015年1月・究極のPerfume曲好きな順リスト



紅白の後は今年もやっぱりPerfumeで始めたい。

今年の最初はPerfumeの音楽を真面目に考える。これは数週間前から書こうと思っていたもの。きっかけはちょっと前にたまたま掲示板のリンクで見たこのページ。
 
 
このページが本当にすごいです。ランダムに出された2曲から好きな曲を選んでいくだけでPerfumeの作品全曲を好きな順に並べられる。
 
以前からこういうことはやってみたかったのだけど、全曲マニュアルでこれをやるのは不可能に近い。そのため今まで出来ずにいたのだが、このページに出会ったことで可能になった。このページを作って下さった方には心から感謝致します。

 
数度やってみて気付いたのは、何度やっても同じ結果が出ないこと。その時その時の気分やノリで毎回結果が変わる。そのいくつかの結果を見て、私個人の「究極のPerfume曲好きな順リスト」を作ろうと思い立った。
 
このページを数度やって結果をいくつか出し、その後マニュアルで微調整をしたものが下の結果。
 
かなり長いのだが、あえて全曲の結果を発表する。全曲81曲。かなり無理があるとはいえ全曲に1位から81位まで順位をつけた。上下の位置のあいまいなところもかなりあるのだが、とりあえず現在の「私の好きなPerfume作品の順番」はこのようなものだ。私の個人的なPerfumeへの思い…なぜPerfumeが好きなのか?Perfumeに何を期待しているのか?…もこれでおおまかな答えが出た気がした。
 
 
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1        ポリリズム
2        Spring of Life
3        Baby cruising Love
4        1mm
5        GLITTER
6        不自然なガール
7        セラミックガール
8        エレクトロ・ワールド
9        Magic of Love
10      シークレットシークレット
11      ワンルーム・ディスコ
12      SEVENTH HEAVEN
13      チョコレイト・ディスコ
14      Twinkle Snow Powdery Snow
15      ナチュラルに恋して
16      575
17      Dream Fighter
18      だいじょばない
19      Speed of Sound
20      love the world
21      Puppy love
22      The best thing
23      NIGHT FLIGHT
24      wonder2
25      Hurly Burly
26      Sweet Refrain
27      Zero Gravity
28      おいしいレシピ
29      コンピューターシティ
30      パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
31      Kiss and Music
32      ねぇ
33      引力
34      GAME
35      Have a Stroll
36      VOICE
37      スパイス
38      ポイント
39      Clockwork
40      ファンデーション
41      edge
42      Enter the Sphere
43      Spending all my time
44      Take me Take me
45      マカロニ
46      リニアモーターガール
47      MY COLOR
48      いじわるなハロー
49      ふりかえるといるよ
50      ビタミンドロップ
51      恋は前傾姿勢
52      コミュニケーション
53      レーザービーム
54      Butterfly
55      Party Maker
56      I still love U
57      微かなカオリ
58      心のスポーツ
59      スウィートドーナッツ
60      Hold Your Hand
64      未来のミュージアム
62      ジェニーはご機嫌ななめ
63      コンピューター ドライビング
64      23:30
65      願い
66      FAKE IT
67      Perfume
68      plastic smile
69      DISPLAY
70      Dream Land
71      Sleeping Beauty
72      Cling Cling
73      Take off
74      The Opening
75      エレベーター
76      時の針
77      モノクロームエフェクト
78      Handy Man
79      シークレットメッセージ
80      彼氏募集中
81      OMAJINAI★ペロリ
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●印はアルバム別の色分け
PerfumeComplete Best
GAME

JPN
LEVEL3
Cling Cling Single
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これが私個人の「純粋なPerfume作品の好き嫌いリスト」だ。自分の好きな曲リストなのだから内容はほぼ予想通りなのだが、いくつかの結果は普段なんとなく思っていたものと違っているのが面白い。

例えば以前から「My Color」はいい曲だと思っていたのにPerfumeの曲として好きかといったら微妙な位置になったのにはびっくりした。そんな曲がかなりある。ライブでのパフォーマンス曲としては最高に素晴らしい「GAME」や「Edge」も、曲そのものは上位に来なかったことにも驚いた。


上位の曲を何故好きなのか…の理由は単純だ。好きなものは理屈抜きに好き。あえて理由を分析するなら…勢いのある曲、コード進行やメロディーにアレンジの美しい曲。彼女達に合っている曲…だろうか。何はともあれ好きなものはとにかく好き。

順位が下になった曲はもう少し分析に値する。なぜ下位になってしまったのか? もちろん単純に曲が好みではないのが一番の理由なのだけど、それ以外にも理由があると今回気付かされた。下位の曲がなぜ上位にいかなかったのか…のおおまかな理由は下のとおり、

1.好みではない
2.曲の質がよくない(と思う)
3.飽きた
4.古すぎる
5.印象が薄い=勢いが無い
6.こういうのをPerfumeには望まない
7.リズムが踊りにくい
8.プレゼンが良くなかった

…等々。曲そのものは決して悪くなくても「これをPerfumeには望まない」というのは結構あったように思う。要はこちらがPerfumeに何を望むかで曲の好き嫌いも決まってくるということだろう。

ともかくここではあまり分析をせず(実際なぜこうなったのかよくわからないものも多い)、ただ結果を発表するだけにする。これを見てまたいろいろと考えたいと思う。