能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年3月1日土曜日

映画『追憶のローマ/La grande bellezza/The Great Beauty』:ローマの薫りに酔う




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La grande bellezza2013年)/伊仏/カラー
142分/監督:Paolo Sorrentino
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しばらく前に鑑賞。

これはいかにもイタリア映画…フェリーニです。まんま『甘い生活』のその後の話ともとれるでしょう。(内容は全く違うけれど)一見ストーリーのない『ローマ』や『アマルコルド』的な場面場面のコラージュで構成された叙情的な雰囲気映画。いかにもフェリーニ監督へのオマージュ。それにヴィスコンティも入ってます。


ストーリーはうっすらとアウトラインがあるのみ。フワフワと雰囲気だけで時間が過ぎていく。主人公は65歳のお洒落な紳士…ちょっと前に小説を書いて成功したライター/ジャーナリストのジェプさん。彼の豪華な日常を追う。

西洋でよく言うMid Life Crisis(中年期の危機)にはちと年をとり過ぎてはいるものの、このジェプさん、何だか元気がない。昔書いたような小説が書けないと言っている。もう今さら年をとったからといって無駄に落ち込んだりはしないけれど、なんとなく調子が出ない感じでしょうか。それでも日々は過ぎていきます。

年をとって立ち止まってちょっと昔を懐かしがったりするのが、晩年のヴィスコンティの映画的でもあったりする。そんなちょっと元気の無いお洒落なおじさんが、またぼんやりと元気を取り戻すまでの豊穣な2時間。

どうしてこの映画が西洋で大変高評価なのか。その理由は映像がものすごくお洒落で綺麗だから。それに主人公の迷いが世界共通普遍の哲学的なものだからでしょうか。芸術枠では最高の素材でしょう。


主人公は現代のセレブ=上流階級。ものすご~くお金持ちです。昔一つだけ小説を書いて成功して名前もよく知られているし、友人にも有名人やお金持ちが多い。住んでるマンションも超高級=コロッセウムの目の前のバルコニー付きペントハウス…ってどんだけ高級なのよ。着ているスーツもそりゃー上質です。色も綺麗。触ると柔らかそう。何から何までお高い世界に住んでるんですこの人。

出てくる女性も濃い。日本人のゴージャス系女性を3倍くらい濃くしたような女性ばかりです。…あの美的感覚は南欧独特のものでしょう。ねっとりと蜜のように柔らかく…テラテラと光る焼いた肌に濃いメイク。彼女達の生な迫力に比べると英国の上流階級の女性なんてもっと枯れてます。とにかくイタリアのお金持ちな女性は濃厚。

しかしそんなゴージャスな風景、ゴージャスな人々、ゴージャスな家、ゴージャスなパーティーをフワフワと漂いながら、この主人公の紳士は一人溜息をつく。


要は芸術枠の映画。わざわざ手取り足取りな筋書きの説明はしてくれません。このおじさんがなんとなくふわふわと漂って、友人達と会話をし、考え…次第に自分だけの答えを見つけるまでの期間を映像化したものと思えばいいでしょうか。

こういう映画では、観客は、ただただ移り行く風景を眺めながら旅行でもしているように雰囲気を楽しみ、豪華さに溜息をつき、そして主人公と一緒にちょっとだけ人生を考えてみる。ちょっと哲学をする。

昔のフェリーニの映画にもこういうのがありましたね。筋の無い場面場面のコラージュのような映画。それに何よりもこの映画、同じフェリーニの『甘い生活』のマルチェロのその後と考えてもいい話。あの遊びほうけてダメになりかけていた小説家志望の男が、なんとか立ち直って念願の小説も書き、大成功を収め、老年期にさしかかってちょっと考え事…という風にもとれるんですよ。

監督は間違いなくフェリーニを意識しているはずだし、そのまんまフェリーニへのリスペクト映画でしょう。


この映画の美は、ローマそのものの美しさと、極端に裕福な人々の生活の豪華さに負うところが多いのですが、なによりも一番綺麗なのは思い出の中のガールフレンド。あまりにも豊かで濃厚、時に醜悪とさえ思えるほど熟れ過ぎた桃のようにねっとりと「甘い生活」に生きる老いた主人公が思い出すのは、若かった頃の自分とあまりにも美しかったガールフレンド。何があったんでしょうね…。もちろん彼女とは別れてしまったんですね。

ジェプさんは今の生活にも十分満足しているんだけど、ちょと立ち止まって思うところがあるんでしょう。友人との会話の台詞も哲学的で英語の字幕での意味も私にはかなり難しかったです。イタリア的な言い回しなんでしょうか。妙にコミカルでよく理解できないところもかなりあった(笑)。


イタリアの街は美しいですが、毎日毎日、何百年…千年以上変わることなく存在し続ける遺跡や建造物を眺めながら暮らすというのも、それだけでなんとなく精神的に重いものがあったりするのかもしれません。イタリアには何度か行ったけど、私は個人的にはイタリアというのは本当に異質な所という感じがする。とにかくいろんなものが大きくて重くて豪華。家の床が冷たい石…というのがどうも馴染まなかったりもする。でも異質だからこそ憧れるんですよね。イタリアの感性というのは日本人にはなかなか分かりづらいものじゃないか。どうなんでしょう。



2014年2月27日木曜日

Perfume:'Perfume WORLD TOUR 2nd'公式映像化希望への署名運動が始まってます



これも書いておきましょう。


現在、イギリスのPerfumeファンの方が、ネット上でPerfume WORLD TOUR 2nd』の映像の商品化を望む署名運動をなさっています。素晴らしい!さすが理屈と行動の国・英国のファン!素晴らしいです。発起人はノーサンプトン州在住のハナ・ブラウンさん。

私も含めておとなしい日本のファンは、もうWT2の映像化はないのか…と諦め始めていたのではないかと思うのですが、さすがは海外のファン。諦める前にまずは行動です。

嘆願のあて先は「staff of the PTA, WPTA, Amuse, and Universal Music Japan」。ファンクラブにアミューズさん、それにユニバーサル・ジャパンのスタッフの方々へ…というもの。


原文はこちら

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★Official DVD/BLU-RAY Release of 'Perfume WORLD TOUR 2nd'

Dear staff of the PTA, WPTA, Amuse, and Universal Music Japan,

This petition is being created on behalf of fans who attended the 'WORLD TOUR 2nd'. We write to express our utmost thanks for bringing the chance to fans to experience a Perfume live in European countries and allowing fans to meet together and share their love for Perfume.

For some fans, this was their first live and a memory to never forget. For other fans, it was a chance to build on their love for Perfume, and it united fans all over Europe, strengthening our love for Japanese music, culture, and A~chan, Nocchi, and Kashiyuka.

Many fans let their voices be heard, and 'WORLD TOUR 1st' was released on DVD and BLU-RAY. Now, the European fans are doing the same! Please hear our voices, and our request! Please create a 'WORLD TOUR 2nd' release on DVD and/or BLU-RAY, to allow us fans to cherish this as a precious keepsake of the time we spent with Perfume. We will continue to support Perfume in the future, no matter how far we may be. But for now, fans all over the world will unite to sign this petition!

Thankyou for the 'WORLD TOUR 2nd' Perfume, staff members, and fans!

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ざっと訳すると…(また意訳です。だいたいの雰囲気を)
 
 
★オフィシャルの「Perfume WORLD TOUR 2ndDVD/BLU-RAYのリリース希望
 
親愛なるPTA, WPTA, Amuse, and Universal Music Japanのスタッフの皆様
 
この署名運動はWT2に参加したPerfumeファンを代表して作られたものです。(WT2においては)Perfumeさんのライブを、私達ヨーロッパのファンにも経験させて下さり、また私達ヨーロッパのファンが一緒にPerfumeへの愛を確認しあえる機会を作って下さって本当にありがとうございます。
 
このWT2のライブは多くのファンにとって初めての経験で決して忘れられないものであり、また別のファンにとっては、ヨーロッパ中のファンが一緒になってPerfumeへの愛を確かめ合い、日本の音楽や文化、そしてあ~ちゃん、のっち、かしゆかへの愛を強く実感したものだったのです。
 
(過去にも)多くのファンが声を上げWT1DVDがリリースされましたよね。今度はヨーロッパのファンの番です!どうかこの声を聞いてください!どうか「WORLD TOUR 2nd」のDVD/BLU-Ray化をお願いします!どうか私達ファンにあの日の思い出を噛み締めさせてください。Perfumeと一緒に過ごした大切な時間の記念なんです。私達はこれからもずっとPerfumeのファンでいつづけます。でも今は世界中のファンが一緒になってこの署名運動をしているんです!
 
もう一度、Perfumeさんとスタッフさん、そしてファンの皆さんに「WORLD TOUR 2nd」を感謝いたします。」
 
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…あ…訳していて涙が出た(泣)。なんと情熱的なPerfumeへの愛にあふれる言葉なんでしょう…。熱いね。まじで泣く。Perfumeは本当に愛されてます。
 
ところでもっとすごいのは、その署名のページのリンクの下の段を見ると、なんと樫野さん、大本さん、西脇さんの名前があるんですね。これ住所が東京になってるんですけど、メッセージの文面を見ても、おそらくPerfumeさんご本人の方々だと思うんですよ。
 
なんとPerfumeさん3人もDVD/BLU-Ray化を希望している!
 
ユニバさんアミューズさん、これはもう映像化するしかないでしょう…。

私からも深く深くお願い申し上げます。
 
オフィシャルの「Perfume WORLD TOUR 2ndDVD/BLU-RAYのリリースをお願いします!


2014年2月26日水曜日

Perfume:KKBOX MUSIC AWARDS出演







これは書いておかなくては…

どうもこの頃、大河ドラマと映画のブログになりつつある「眠る海亀」。Perfume対バンツアーのニュースに文句を言い、冬眠に入ってしまったカメでございますが、ワタクシの冬眠中もPerfumeさんは元気に活動をされていた模様。特に去る22日の台湾でのテレビ出演は「Perfumeを海外へ」のブログとしては大きなニュースです。


急に決まったんでしょうか。Perfumeさんの台湾での人気は安定しているらしいですね。以前、台湾国内でCDを出した時も、国内のチャートで1位になってませんでしたっけ。

今回の大ホールでの出演も、基本的に国内のアーティストのためのものだったんだろうと思うのですが、その中でも馴染んでしまうほどPerfumeさんの名前は一般にも知られているんだろうと思います。そういえば空港で出待ちをしているファンの動画もありましたね。

ちょっとだけ顔を出す感じの出演なんで、2曲だけだったみたいですが、それでも台湾のファンの方々には嬉しかっただろうと思います。ファンサービスと言ってもいい。こうやって時々行って顔をみせるのはとてもいいことだと思います。


あがっている映像を見ると、ご本人達も最初は多少緊張気味とはいえ、2曲目の「チョコレート・ディスコ」からはノリノリでとても楽しそうです。やはり音楽が鳴り始めればどこでも大丈夫な人達なんでしょう。プロですね。

映像がおかしいのかもしれませんが、2曲とも途中で音がぶれたようにゆっくりになったり、「チョコ」で一瞬他の音楽が鳴ったりして、多少ヒヤヒヤする場面もありましたが、ご本人達は全く動じずいつもの笑顔。これも場数を踏んできた余裕でしょう。

それにしても一瞬でもああいうことがあると、ほぼ口パクのアーティストとしては、バックの音が全ての頼み…ということを強く感じた舞台でもありました。「もし音が止まったら…」どうする。バンドでマイク1本さえあればアドリブで歌えるシンガーに比べると、音源あってこそのPerfumeさんたちは、しっかりした音源がなによりも大事。今後も特に海外ではこのあたりをしっかりおさえるのが一番のポイントでしょう。


それにしてもPerfumeさんは完成しましたね。これからは、いかに今までやってきた事をさらに大きく、また冒険を取り入れて変化球も投げられるようになるか…が今後の展開には必要になってくるんだろうと思います。

また今年もいろいろとやってくれるでしょう。

対バンの頃はあまり書くことも無いと思いますが、5月以降いろいろと出てきたらまたウダウダ書こうと思います。Perfume関連はもうしばらくゆっくり行くと思います。
 
…あ、そうだ、ちょっと前に「Perfume Clips」のブルーレイ・ディスクがうちにも届いたんでした。ブルーレイのプレーヤーが無いのでまだ見ていない…。

『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」』Blu-rayも予約済みデス。



TBS 月曜ゴールデン特別企画 『恋』



日本では去年の12月に放送だったらしい。こちらの日本語ケーブル・TV Japanでも本日放送。原作は未読。

あ~これいいわ…いいな。うんうん。

まぁ…あのね…これが中高年女性の為の昭和風味のドラマだと言えば…そのとおり! そうですそうです。…しかしな…これは70年代あたりの少女マンガを覚えている世代には、たまりませんですね…(笑)。

いいな…毒がある話って。ステキ。最近こういう話をあまり見ませんからね。欧米の映画では今でも時々見かけるんだけど、今の日本ではこういう真顔で制作した男女の悲しくて暗い話は珍しいですよね。


配役も最高。石原さとみさんの矢野布美子、本当に素晴らしいです。なんて綺麗なんだろう。小さな鼻に繊細な輪郭、細い顎の上のぼってりした唇。セクシーです。たまらなく可愛い。石原さんは27歳だそうですが清純な感じが本当に綺麗。70年代のうぶな女の子という設定もいい。純情だからこそ怖いんですよ若い女の子は。一途ですから…。

そもそもこんな設定って今どきの若い人達で可能なんでしょうか。無理じゃないのかな。昭和の日本の女性の道徳観は今では考えられないくらい強いですからね。話の最後が多少安っぽい展開だったとはいえ、こういう昭和の話を今の俳優さん達で今どき恥ずかしげもなく真面目にドラマ化したTBSさんには大きな拍手。いいじゃないですか…欲情のもつれ。日本のドラマでこういうの久しぶりに見た。


崇徳上皇…いや井浦新さんが、これまたこんなエロいオヤジ・片瀬信太郎を演じられるとは驚き。あ…この俳優さんは39歳ですか。もっと若いかと思っていた。最近の俳優さんはなかなか色気のある方がいらっしゃらないんでこれは嬉しい発見。しかし39歳ならもっとギラギラしててもいいのに。皆さん若くて爽やかですよね最近の俳優さん達は。

それから片瀬雛子の田中麗奈さんもいい。彼女もすごく綺麗。いい雰囲気です。彼女は本当に細くてちょっと危うい感じが魅力的。電気屋になびくあたりから、話が急展開になったんでちょっとそれが残念ですが、悲しい女の役なんてとても似合いそうです。

電気屋・大久保の斎藤工さん。この配役はガチで狙ってるでしょう。この人は不気味なエロキャラが最高にキモくていい。このドラマではあまり掘り下げられたキャラではなかったので、ちょっと中途半端な気もしましたが雰囲気は合ってます。もっとキモくなってもいいと思う(笑)。

植木屋の石橋さんを始め配役全てが素晴らしいです。原田さんはいつも最高の女優さん。


それにしても、こんな話は今どき若い人にはウケないんじゃないかな。それともこれ話題になったのかしら。こんなにベタベタの人情・情欲物って昨今の醒めた若い人達には理解できるんでしょうかね。今の人達ってもっとサバサバと現実的だから、石原さとみさんの狂気は分からないんじゃないかな…(いやあの展開は私もよく分からなかったけど)。ああいうふうに自分を極端に追い込むような若い女性は今どきいるんでしょうか。皆もっと現実的で醒めてるんじゃないかな。

お話もベタベタなのね。富豪のお父さんが横暴で、女中を手篭めにして出来た息子が正妻の娘と仲良くなる話…なんて今どきありえませんもん。まさかないでしょう。

かし70年代の少女マンガにはこういう設定もあったんですよ。一条ゆかりさんの『デザイナー』とか知らない? 読んだのは70年代も半ばだったと思いますが、子供ながらに唸りましたね。しかしああいう風な話が今どきドラマ化されるとは驚きです。

原作を書かれた小池真理子さんは1952年のお生まれだそうです。もしかしたら同じような少女マンガを読まれていたのかも…。たまにはいいですねこんな話。ちょっとロマンスノベル風なのかしら…。いきなりハンサムな先生に助手を頼まれるとかね…ヤバいな(笑)。あまりそういうのを読まないんで楽しい。


この話、現実的には、30代のワケアリ夫婦が22歳のウブな女子大生を信頼して、全ての秘密を話すなんてありえないと思うんですよ。私が30代だったら22歳の学生なんて全く信じませんもん。そんなプライベートなことは話さないと思う。

だけどポイントはそこじゃないんですね。この話、女子大生の矢野布美子の目線で見るとなかなか面白い話なんですよ。仮に女子大生の妄想だとしても実に面白い。これウブな女子大生の冒険RPGとして見るとなかなかいいのね。いろんな意味で冒険でしょ。

これ最後にああいう多少安っぽい終わり方をしなければ、途中までの話の展開そのものはなかなかエロくてドキドキでいいですよね。若い女性が喜びそうな設定だと思う。そういう意味では、最近アメリカで高校生にウケた『トワイライト・サーガ』にも似てると思う。まあいろいろと若い女性が妄想しそうな展開で面白い。もっとドロドロに踏み込んでもいいな。その方が最後の狂気も納得できる。


ともかく、こういう話を真面目にドラマ化して下さったのは嬉しい。最近見たNHKさんの不倫ものなんて何故かお笑いになってましたからね。最近の若い人向けの恋愛物ドラマを見てもみんな癖のない一直線な話が多いんで、一般的にこういう一癖あって暗い色恋の不幸な話はあまり一般ウケしないんだろうと思う。しかしこういう情念の話が無くなったら本当につまらないです。もっとドロドロしたのをやってもいいと思うのよ。屈折したエロ話に見えて、実は人の心の話ですからね。古今東西普遍のテーマです。娯楽として大切に残して欲しい。

それにしても、こういう昭和テイストの話なら、7080年代に当時の俳優さん女優さん達でのドラマ化を見てみたい。松坂慶子さんや秋吉久美子さん、古谷一行さんとかもっとエロエロでやっていただきたい。女子大生は誰だろう…田中 美佐子か。電気屋は根津 甚八だな…。