能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2013年4月22日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第16回「遠ざかる背中」


今週は最高に面白かったです。今回は今までで最高かも。見せ場につぐ見せ場。大盛り上がり大会。台詞が素晴らしい素晴らしい。やっぱいいわ…このドラマ。大変面白かった。

…会津ではみねちゃんの火事中行方不明事件とか、中野竹子ビッチ登場事件とかあったのですが、京都があまりにも盛り上がっているので省略します。

今週も慶喜公(小泉孝太郎)が最高。ますます情の薄い慶喜公が光ってます。いやーいいですね。この人は冷たければ冷たいほどいい。薄情であればあるほどいい。うわーいやな奴だなーと思いながらついつい見とれる(笑)。この元総理大臣の息子さんの慶喜公ははまり役。すっごく面白い。

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そんな今週の慶喜劇場をまとめて…。

(第二次長州征伐をドタキャンした)何を考えてるのかよく分からん慶喜公に、みんなが怒ってます。そりゃそうだ。熱血佐川君(中村獅童)も「あの食わせ物…」などと言ってます。

さて慶喜公は松平春嶽(村上弘明)と勝海舟(生瀬勝久)と会談。勝さんには長州と和議を結んでくるよう要請。
慶喜「さっさと戦を止めてまいれ。いろいろとめんどくさいから。
「将軍がいないんだから勅命をくれ。あんた将軍やりたくないんだろ。(徳川はもうダメだから)朝廷が出ないとダメ。じゃないと長州に首を切られるからヤダ。」
慶喜「うぐぐ…」

とりあえず諸侯会議の約束をとりつけ、勝さんは長州へ行くことになったのですが、その直後にまたまた慶喜公密かに朝廷に掛け合って「長州に兵を引くよう」勅命をひきだします

さあ、松平春嶽も怒り心頭! 
春嶽「仲直りしようと言っておきながら朝廷を使って兵を引かせるなんて長州を欺いたことになるじゃないか」
慶喜あらなんのことかしら。朝廷が言ったんだからしかたがないじゃないの。」
春嶽「で、諸侯会議は」
慶喜「あらなんだっけそれ。」(←意訳です)
春嶽「わしはもうしらん。これかぎりさらばでごさる!」
↑あ~あ、春嶽さんも怒らせちゃった。

その頃、勝さん「あの二枚舌め…」←もっと言ったれ。

さて、真面目な容保公(綾野剛)は。
容保「慶喜さん、号令をかけていきなりドタキャンするなんて、あまりにも不実じゃないですか。諸藩も不満がたまってますよ。」
慶喜「え~じゃあボクが行って負けてたらどうするのよ。幕府の権威に傷がつくじゃないの。」
容保「でも人心が離れる…」
慶喜かまわぬ!幕府なんて一度壊れたほうがいいの。一度壊して作り直せばいいじゃん。もちろんオレがやるのよ。オレオレ、オレがやるの。」(←えええぇまたいい加減なことを…)
容保「ほんとですか…?」(←全然信用してない)
慶喜「オレはやるってば。まかせなさい。強い幕府で皆をまとめるの。だから容保君、助けてね。ヨロシク。」
容保公は相当怒ってるので瞬きもせず慶喜公をにらみつけます。
 
外では、熱血佐川君が槍の舞。さすが梨園仕込。かっこいいわ。その踊るお歌の歌詞が「大好きな故郷を捨てたのは義の為。だけどまるで雨雲の中の月。真心が見えない。これからどうしようか…」←あちゃー…慶喜公へのあてつけですよねコレ。そやそや、もっと言ったれ!

それを見た慶喜公、「ふんっ」と鼻息で吹き飛ばしてさっさと通り過ぎます。

ここまでが、慶喜公ぶっちぎりの独り舞台の様子でございます。あ~面白かった。もう…ほんとにこのお方。周りの人達は大変ですね。将軍になるなると言ってやる気満々みたいですが、さてこのやる気もいつまで続くのでしょうか…。

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話の前半、長州征伐のドタキャン云々で二条城につめかけた覚馬君(西島秀俊)と大蔵君(玉山鉄二)が、たまたま勝さんを見つけて話を聞きます。

覚馬と大蔵「納得がいかん。長州を叩かなきゃ…」
「いやあんなくだらない戦はやめたほうがいい。もう幕府はダメなのよ。中から崩れてるの。そもそも幕府なんて大名の中で強かったってだけ。そんなんで260年も続いたけど、もういけねえ。」(←きっついなー)
そこに大蔵君が食いつくと。
「もっと世界に目を向けろ。徳川か日本国の存亡かどっちが大事か考えてみろ!」

↑そのとおり! 勝さん、かっこいい! ここでこの会津の二人も覚醒したみたいです。しかし覚馬君、そんなメソメソしてる場合かっ。しっかりしろっ! 

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慶喜公が皆を振り回している頃に、岩倉邸では薩摩の大男二人と岩倉具視(小堺一機)が密談中。「慶喜はフランスを雇って軍制改革をしとるそうな」「じゃあどげんかせんといかん…。」「勝てるの?」「幕府はほんのこて弱か…。」西郷どん(吉川晃司)は自信満々。いろいろと考えてるみたいです。怖いですね。

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そんな折、梶原平馬(池内博之)宅では二葉さん(市川実日子)がご出産。たまたま居合わせた覚馬君、大蔵君、平沢君(岡田義徳)が赤ちゃんのにおいをかいで喜んでます。平馬さんが二葉さんの手をすっと握って「ご苦労であった。」という場面が良かったです。平馬さんちょっといいよね。

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そして今週のもう一つの目玉は、容保公と孝明天皇(市川染五郎)の二人の時間

「人払いをさせたの。君と二人でお話しがしたかった…。中将、もっとそばに来て…。(中略)キミの苦労は分かっていた。でもキミがボクの心の支えだった。心のふかーいところで通い合うものがあった。重い荷物を背負う苦しさを分かち合えたのはキミだけ…。長い間誠を尽くしてくれて、本当にありがとう 。」

容保公は肩を震わせて泣く…。こんな風に冗談めいて書いてますが、結構じーんときました。史実で実際にこういう場がもてたのかどうかは知らないけど素晴らしい場面。

だから、その暫く後、孝明天皇が亡くなったとのニュースが大変なショック。愕然として崩れる容保公のアップで今週は終わりましたが、彼は今後大丈夫でしょうか…。心配。

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その直後の「八重の桜紀行」では、孝明天皇の死に関する情報。発病から13日で亡くなったそうで、毒殺の噂もされたそう。帝は容保公のことを心から信頼されていたそうで、お手紙の中の歌にも「容保と心を合わせればどんな困難にも打ち勝つことができる」とのメッセージ。ほぼラブレターです。容保公はそのお手紙を生涯肌身離さず持ち歩いていたそう(涙)。

35歳の孝明天皇が無くなった時、容保公は30歳。真面目な性格のこのお方が、帝から受けた信頼を考えると、孝明天皇の死がどれほど大きな衝撃であったかと思わずにはいられない。辛いです。さて来週はどうなる…。

2013年4月21日日曜日

映画『オブリビオン/Oblivion』:戦う男トム・クルーズ

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Oblivion2013年)/米/カラー
126分/監督:Joseph Kosinski
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またやっちまった…。ちょっと眠ました。
 
私はSFが好きだ…好きなはず。でもそういえばSFらしいSFの本を20年以上読んでいないぞ…。それにここ最近見たSF映画もいくつか途中で眠てしまっている。あれおかしいな…ああいうロボットとか浮かぶ船体とかいろいろ飛び回る機械とか、ああいうイメージは大好きなはずなんだけど…どうしたんだろう。
 
一応映像は全部見たつもりなのですが、ところどころ記憶が飛んだらしく、最後のほうはよくわからなくなったので、後から旦那Aに筋を聞いてほぉ~~~と思った。…なのであまりいいレビューは書けません。
 
 
さて、そんなわけでトム・クルーズ主演のSFアクション映画『オブリビオン』を見てきた。すごく綺麗だった。ああいうイメージは本当にわくわくします。
 
時は2070年代。何年も前に宇宙人から攻められて地球は壊滅。人類は新天地を求めて宇宙に飛び立った後。地球は無人の惑星になった。そこに送られた元兵士のトム・クルーズとパートナー。地球の資源を確保するための番人のような仕事をしている。そういう設定。地球は壊滅してるので、いろんな有名なアメリカの建物が砂に埋まってます。ペンタゴンも5角形だけ残して真ん中に大きな穴があいているし、ニューヨークではエンパイア・ステートビルが先だけ出して砂に埋まって『猿の惑星』の自由の女神のよう。こういうイメージはほんとにいい。
 
トム・クルーズは女性パートナーとたった二人、地球の上空に浮かんだ家に住んでます。大変スタイリッシュで美しい。何もかもが綺麗です。飛行マシンで一人飛んでいく外の自然もすごく綺麗。CGでの景色が美しい。ああいうのはSFならではのロマン。うわーすごいなーと思えばそれでいい。
 
さてお話は…。どうも今まで見たSF映画のよせあつめっぽい。これを言い始めると思い切りネタバレになってしまうので言いませんが、とにかくあれもこれもと思い浮かぶ映画が多い。旦那Aによると、そこがいちばん残念なところらしい。確かに…。
 
ただ全体として絵は綺麗だし、話もなかなか面白い設定だし、ドキドキ劇もびっくり劇もあるし、なかなか楽しめた。ちょっと最後が安っぽいけどまあいいや。いい娯楽。面白かったです。(←…じゃあなぜ眠ってしまったのだ。)
 
追記:今回のマスコットもボブです。ところでレッド・ツェッペリンにプロコル・ハルムとはこれいかに…。あまりにも趣味が古くてびっくりした。監督さん74年生まれなのに先祖返りしてるの?
 
 
ちょっとここでトム・クルーズさんの事を書きたい。
 
私は決してこの俳優さんのファンではない。以前からあまり表情の変わらない顔だし、そもそも顔がそれほど好きではないし、マッチョだし、アクションものの映画が多いのであまり興味の湧かないタイプ。
 
ところがここ10年ほどだろうか、なかなかいいと思い始めた。ほんと。
 
というのもこの人、その長いキャリアの中で一度も勢いをなくしたことがないんですよね。それがまずすごい。それにこの人の名前だけで集客が出来るせいなのか、ほとんどの映画が王道のハリウッド映画。だから、ばーんと気分を変えたい時は、かなりの確立ですっきりさせてもらえる。
 
『ミッション・インポッシブル』も一度も見たことが無いし、やっぱり彼のファンとは言い難いのだけど…、なんていうかな…ああいうアクション映画専門の俳優さんとしては、すごくいい演技が出来る人なのではないかとさえ思い始めた。
 
アクション映画にあった真剣な演技の出来る人? 今回の映画もそう。このひとが極限の状況に放り込まれて、びっくりしたり、困ったり、焦ったり怒ったりすると、なんだか信じられるんですよ。あーもうだめかも…とか、よーしイケイケどんどんとか、スクリーン上で大変な思いをしているのがリアルに見える。ほんとに大変そうだな…と思える。それもいい演技だからなのかも。
 
餅は餅屋。この人に、普通のぐうたらオヤジは決して出来ないだろうけど、ハマる役は確実にハマる。いつも戦っているのだ。この俳優さんは年をとってこれからもっと面白くなるかも。悪人をもっとやってほしい。


 
 

2013年4月18日木曜日

Negiccoちゃんが可愛い

 

すごく可愛い。 

 
やっぱりこの子達はいけると思う。急にお洒落になった。ステキ。大物のプロデューサーの方が新曲を担当されたらしくて結構話題みたい。嬉しいですね。
早速似顔絵を献上。

 
 

2013年4月17日水曜日

リンダⅢ世/Linda III Sei - 未来世紀eZ zoo (2013)



なんじゃこら……???


リンダⅢ世/Linda III Sei - 未来世紀eZ zoo (2013)

  DVD発売日: 2013/04/24 、発売元:クライムエンタテイメント


うわーまたまたヘンテコリンジャパンプロダクツ? でも可愛いし面白い。もう思いつきであげちまおう。グループ名は「リンダIII世」。ブラジリアンガールズユニットだそうですよ…(笑)。

たった今たまたまYoutubeでリンクをクリックしたら出てきた。ほんとにほんとになんじゃこら…。これはテンプラキッズ以上の驚き…(笑)。このPVは毒が強いな…。

さっそくにわかで検索したら、この子達、ブラジル系の群馬育ちの女の子達だそうで、平均13.5歳だそうです。なんだか妙すぎてよくわからんけど、確かに面白い。

ブラジルか…。サンバやね。リズム感はいいだろうな。

何がなにやらさっぱり分からん。これから一発屋狙いなのかイロモノ狙いなのか大変真面目にアイドル業界でAKBと対抗するつもりなのかも分からんけど…なにやら面白い。それに皆すごく可愛い。これはブラジル版の現代リンリンランランみたいなものだろうか…(←古)。ま、いいや…曲も面白いし。この80年代ヒップホップの香りのする作曲は誰?

しかしこんな妙なものが出てくるのも日本ならではだろうな…。いいと思います。今でこそ可愛い美少女グループだけど、長続きすればそのうちセクシームッチリサンバグループになるかも…。ぜひ頑張っていただきたい。


★これ情報
群馬発、ブラジリアンガールズユニット「リンダIII世」がパフォーマンスするのは、日系ブラジル人彼女たちの新しく、元気いっぱいのサウンド、その名もB-POP!! (B=ブラジル)「リンダ III 世」のメンバーは全員が群馬出身の中学生で、全員が群馬育ちの平均年齢12歳!ヤマダ電機系レーベル発のインディーズアイドルだそうです。

 

2013年4月16日火曜日

きゃりーさんLAライブでの模様…Viral Marketingとは、Perfumeはどうする?


たった数日前きゃりーさんのLAでのライブが評判だったらしいと書いたのだけど、その後ここ数日で動画サイトにも映像がどんどん出てきてます。(米のNYLAなら子供でも誰でも持ってる)iPhoneでファンが撮影したらしいライブ映像がガンガンあがってます。もうやる曲やる曲大盛り上がり大会。すごいです。



その模様




新曲「インベーダーインベーダー」がライブでは世界で初披露だったみたいだけどウケてますよ。あのDubstepとかいう重いリズムのところでは客が狂ってます(笑)。アメリカの若い子達はああいうのが大好きなのね。すんごい盛り上がり。(別の動画では)客席から「WOoooooo!!...OMG, OMG, OMG,  Wooooooooo!!!!!!!!!!!」びっくりするんだろうな。面白いですよね。中田さんも相変わらず絶好調。この曲も売れるな。(注:OMGOh my god.


もう海外に出たら、ファンの勝手にあげる動画を規制することなんて出来ないのね。クオリティーも何も一切関係ない。音も映像もとんでもなく低クオリティーの映像があがってる。でもね、見てるこちらにも撮ってる子の興奮が伝わるの。海外の子がきゃりーちゃんと一緒に日本語で歌ってぎゃあぎゃあ騒いでるのを自分の目線で記録してるのね。それがほんとに微笑ましい。

世界の各都市の若い子供達が彼女のライブにやってきて動画を勝手に撮影して、それぞれの戦利品をYoutubeにガンガンあげて、それを世界中のお友達と共有して遊んでいるわけです。これを見たら次回のきゃりーちゃんのライブに参加したいと思う人も多いと思う。ほんとに楽しそう。


これから日本でこれらの動画が規制されるのかどうかは分からないけど、とにかく今の時代、世界にこういう流行り物を売ろうと思うのなら、インターネットの力を無視してはだめ。コピーライトをどうこういうよりも逆に利用しなきゃ。日本のファンだってきゃりーさんが海外で頑張ってるのを見れるのは嬉しいはず。

そこでどうしても比較してしまうのがPerfumeの売り方。きゃりーさんに比べるとPerfumeの売り方はまだまだ規制が多い。しかし規制して喜んでるのはレコード会社や事務所のお偉いさんだけ。規制してそれであと何枚CDが売れるかを気にしてばっかり。少なくともそういうふうに見える。実にくだらない。ほんとに大人はくだらない。

こんなことを書くのも、きゃりーさんとPerfumeの海外展開に、今の時点ではっきりと差がついてしまったから。実にイライラさせられる。Perfumeのパフォーマーとしての実力はきゃりーちゃんよりも10倍ぐらい上。舞台の経験も比べ物にならないくらい多い。彼女達は叩き上げであがってきた正真正銘ライブのプロなんです。今回世界に行くのも成功は間違いない。保証する。

世界中に待ってくれてる人達が沢山いるんですよ。だけどなんでここまで引っ張った…。なんで未だにPVをフルに公開しない。なんでアジアのライブのファン動画は一個もYoutubeにあがって来ない…。全部事務所やレコード会社が規制しているからでしょ。

Perfumeがあれだけのすごいプロのパフォーマーなのに、大人の都合で自由にはばたけてないんじゃないかというのが本当に悔しい。Perfumeならもっといける。いまからでも遅くないからPerfumeの周りの大人の方々は、ネットの力を信じてもっと利用して欲しい。もっと自由にPerfumeをはばたかせて欲しい。きゃりーちゃんの今回の成功を見るとますますそう思う。


海外では、インターネット上で勝手に人気が出るものを「Viral(バイラル)=ウィルス性の」と形容詞をつけるんです。ウイルスみたいに勝手に広がっていく状態。4千万を超えてなおヒットカウントを更新中のきゃりーちゃんの「PONPONPON」動画は間違いなくViral。世界中で爆発的に売れたPSYさんの「Gangnam Style」もViral。だからそんな世界の状況の中でPerfumePVさえもフルで出さないなんて全く理解できない。

そもそもPerfumeも、世界には5年ぐらい前からクチコミでじわじわと知られるようになったと聞いてる。そこでお世話になったのは日本のファンの方々が自主的にあげたPerfumeのファン動画。私もそれでファンになった。とにかく世界に行くのならインターネットの力を無視してはダメ。勝手にクチコミで広がるのがviral 。それを意図的に利用するのがviral marketing。もうネットを利用するのはあたりまえなんです。ほんとにもう少しなんとかならんものか…。


★バイラル (viral) とは
「ウイルスの」「ウイルス性」という意味であり、転じて「伝染性」=人から人へ急速に伝播していく、という意味を表している。
★バイラルマーケティングとは(viral marketing
口コミを利用し、低コストで顧客の獲得を図るマーケティング手法である。情報の広まり方がウイルスの感染に似ることから、「ウイルス性の」という意味の「バイラル」の名を冠している。




2013年4月15日月曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第15回「薩長の密約」


今週は徳川慶喜さんが頭ひとつ抜きん出てました。いやーびっくりさせられます。今週は第二次長州征伐が始まりました。このあたりの歴史はほんとに難しいけど面白い。

この大河は八重ちゃんのドラマなんですが、実はがっつり男のドラマ。大変結構。知性派も肉体派も上流も中流も、みんなそれぞれしっかりと古典的に男らしいのでとても嬉しい。みんな気概のあるイイ男達です。メソメソしたりニヤニヤしたりしない真剣な大人の男達の姿がほんとにいい。今の日本の若い俳優さんたちが、こんなにしっかりと男らしいオトコ達を演じられるとは…。それぞれみんなかっこいいですよ。痺れる。毎週楽しみです。
 
 
まず船上の新島襄(オダギリジョー)さん登場。あ、現代人がいる…。

今週の会津の八重ちゃん達は、長州征伐の戦況を聞いてみんな心配してます。もう覚馬君が4年も帰ってきてないので、奥さんのうらさんもとても心配している様子。
 
 
さて第二次長州征伐が始まる前、薩摩の西郷どん(吉川晃司)と大久保さん(徳重聡)が長州の桂小五郎(及川光博)と密談。先週から薩摩は長州征伐には出兵しないと言っていたのですが、これで長州と薩摩は仲良くなってしまう(→薩長同盟)。えええっハマグリ御門では戦争したのに…。薩摩は長州に「いい新式銃も送ってあげる」それに「会津は京から追い出さねば」と言ってる。これは大変…会津は薩摩の敵になってしまったらしい。相変わらず西郷どんがいい。それにしても薩摩の二人は大男。史実でも大きい人達だったらしいし、実際にもああいう迫力だったのかも…。

京の会津藩では、別撰組と新撰組がマッチョな交流中。佐川さん(中村獅童)の男ぶりもいいが斎藤一(降谷建志)のキョーレツ野獣顔もすごい。

そんな状況で18666月、ついに長州征伐が始まってしまう。長州は薩摩から送られた新式銃で頑張っているらしく、幕府軍は苦戦。京の会津藩も焦ってます。覚馬君(西島秀俊)と修理さん(斎藤工)は「長崎に行って新式銃を買って来い。」と命じられる。このドラマでは戦のシーンは全く描かれませんが、いろんな所で戦争をしていたらしい。

そんな折、将軍家茂が亡くなってしまう。大問題。さて次の将軍は…。

…もちろん徳川慶喜さん(小泉孝太郎)。…がこのお方「徳川宗家は継いでもいいけど将軍はやだな…。将軍の席なんて暫く空けとけばいいじゃないの…」だそうです。えええぇー??? む、無責任…。ヤダわこのお方。

慶喜さん、その後なんとか宗家を継ぐと決めた後、88日に孝明天皇(市川染五郎)から節刀を賜って自ら長州征伐へ出陣の意思表明(史実では8月5日でこちらが先だそうです)。「たとえ千騎が一騎となろうとも、勝負が決するまでは一歩も引かぬ!オレはやる!いくぞみんなっ!」と燃えてます。あまりにもやる気満々過ぎるので、その場にいた覚馬君もあきれていますが、「おそらく慶喜さんは戦勝で株を上げてから将軍になるんだろう」などと会津の仲間と話してます。

そしてそのたった5日後の8月13日慶喜さんは出陣をキャンセルし、長州と休戦の協議に入ると朝廷に願い出たらしい…。

えええええええええええええええええええぇぇぇぇぇ~~~~????

ほんとにヤダもうこのお方…。
 
ちょっと痩せました。

 

2013年4月14日日曜日

きゃりーぱみゅぱみゅさんがロサンゼルス公演大成功だそうです



まずは、その様子のレポートから。



いちいちチェックしていないんで気付かなかったんだけど、きゃりーさんはワールドツアーばく進中の模様。日本も含めてほんとに世界中回ってるんだ。すごいですね。今日まで知らなかった。

今回のロサンゼルスのキャパは2300人。実はこのお方、新人のように見えてロサンゼルスでは2011年から小さい箱でやったり、去年はJapan Expo内でショーをやったりして初めてじゃないんですね。

動画サイトに早速今回のロスのライブの様子がほんのちょっとだけあがってたけど、会場中大盛り上がり大会。「つけまつける」で会場中がバンザイして踊ってます。素晴らしい。たいしたもんです。

こちらはご本人の会見。

http://www.youtube.com/watch?v=j5fwnSk7JIQ(いつか消えるかも)


「日本政府が推し進めている“クール・ジャパン”事業の一環で…」というのに、今さらながらやっぱり驚いてしまうのだけど、それ以上にご本人が「…(私は)アーティストなので日本にこういう元気なアーティストがいるよっていうことをロスにも発信していきたいと思います。」と、ご自分の立ち位置を明確にしているのにも驚き。この子はほんとに頭がいい。まだ20歳よ…。

淡々としてるんですよね。妙な自意識やエゴがほとんど感じられない。「自分がやりたい事を自己責任でやってるんだ」というのを、一切躊躇せず堂々と宣言してる。結局そこが正真正銘のアーティストたるところ。自分が何のためにこれをやってるのか…ということさえしっかりとしていればこれだけ潔くなれる。

真面目な話をするなら、彼女はダンスも歌も一流ではないんです。どちらもパフォーマーとしてそれほど上手いわけではない。だけど彼女が世の中に発信していきたいこと、モノ、思想はしっかりと存在してるんですね。ポイントはそこ。だから流されることがない。

アーティストになるには自覚が必要。「アーティスト」と自ら宣言することは、自分の作品に責任を持つということ。だから自分がやりたいことなら(作品上で)どんなに妙なことでも出来るけど、やりたくないことは金を積まれてもやらない…。そういうのがファンにとっては(彼女の)作品に対する信頼に繋がったりする。…と同時に自分の作品に全責任を持つことは(アーティスト本人に)相当の覚悟も必要。ウケてもウケなくても全て自己責任。それをこのお方は飄々とやってる…。

所属事務所の自由な気風も大きいと思う。ウケてるうちにどんどん出ていく、やれるうちにやっちまえ的なフットワークの軽さで、たった2年間でここまできた。世界に出るにはこれも必要。それが出来たのも彼女のやりたいことがブレてないからでしょう。

政府が「クールジャパン」で持ち上げようが、メディアが囃し立てようが、ご本人は淡々とやりたい事をやっているだけ。やりたいことをやってるのがたまたま政府や世界に取り上げられても、彼女の立ち位置は微動だにしない。すごいことです。

きゃりーさんにはますます驚かされる。