能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2025年4月9日水曜日

D.O.D feat. NORTH - Wrap Yourself Around Me (2025)



これも佳作



D.O.D feat. NORTH - Wrap Yourself Around Me (2025)
 
Wrap Yourself Around Me (feat. NORTH) – Single
D.O.D
Released: February 18, 2025
℗ 2025 Armada Music B.V.


この曲もここのところ英国のダンスチャートに入っていた曲。数週間入ってた。歌はリピートが多いですが、時々テクスチャーが面白いかな。佳作。まだ未完成にも聴こえるけど。もっと展開できそう。

今のダンスチャートはメロディが無い、リズムが単調、シンプル過ぎて面白くない、または昔の曲のリミックス等が多くて新しくない…等々なんだかネタ切れかなという気もする。


★D.O.D.
Daniel O'Donnellさん。1995年生まれの英国のDJ、record producer。ジャンルはProgressive house、electro house、bass house。2009年(14歳)頃から活動開始。様々なDJのサポートを務める。2016年に楽曲「Blip」をリリースし、その新しいサウンドとジャンルを「Future Jack」と呼んだ。

★NORTH
英国の女性シンガー・ソングライター。ネット上の記事で写真は出てきたのだけれど本名を含め他の情報が出てこない。とても綺麗な方です。しかしNORTH(北)とは探しにくい名前よ。

抱きしめてよばかり言ってます。



Wrap Yourself Around Me
D.O.D
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[Chorus]
私を抱きしめて
ニューヨークであなたがそうしたように
あなたが私を愛してると言う前にそうしたように
あなたがこれはダメだと言う前にそうしたように
そして私は縫い目からほどけている
もしあなたがここにいるのなら 
私を抱きしめてくれる?
私を抱きしめて

[Drop]
Ah

[Chorus]
私を抱きしめて
ニューヨークであなたがそうしたように
あなたが私を愛してると言う前にそうしたように
あなたがこれはダメだと言う前にそうしたように
そして私は縫い目からほどけている
もしあなたがここにいるのなら 
私を抱きしめてくれる?
私を抱きしめて

[Bridge]
だって私は 季節のようにやって来て立ち去るから
熱く 冷たく 今私は震えている
私は 季節のようにやって来て立ち去るから
熱く 冷たく 今私は震えている

[Build]
だから 私を抱きしめて
どうか私を抱きしめて

[Drop]
Ah
だから 私を抱きしめて
どうか私を抱きしめて

[Outro]
だから 私を抱きしめて
どうか私を包み込んで

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Songwriters: Toby Scott / Paul Harris / Olivia Sebastianelli / Daniel O Donnell / Joshua Record / Jennifer North






DHT Musical★『グリース/Grease (musical)』





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Grease (musical)
Music & Lyrics by Jim Jacobs, Warren Casey
Book by Jim Jacobs, Warren Casey
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ホノルルのコミュニティー・シアター Diamond Head Theater(DHT)で先週の週末ミュージカル『Grease/グリース』を見てきた。

タイトルは1950年代のサブカルチャーで米国の労働者階級の若者達を「greasers」と呼んだことから名づけられた(整髪料や車のグリース等々の意味があるらしい)。初演は1971年、シカゴのKingston Mines nightclubにて。ブロードウェイでの初演は1972年でロングランを記録する大ヒット作となった。また1978年にはハリウッドで映画化もされ、主演はジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンで映画史上に残る大ヒット作となる。


ストーリーは…
ライデル高校の1959年卒業生クラスの同窓会が開かれている。そこから1958~1959年を振り返る。ある日、真面目で純粋なカトリックの女の子サンディが転校生としてライデル高校にやってきた。彼女は同高校の男の子ダニーが夏休みに出会った女の子だった。サンディは大人びた女の子達のグループPink Ladyに誘われる。彼女達は同校の不良グループBurger Palace Boysと交流していて、ダニーもそのグループのメンバーだった。さて女の子達に人気のダニーが、真面目で純粋なサンディとつき合えるのか。そして周りの若者達はどうなるのか…にぎやかな1950年代の高校生達を描く。


グリースと言えば…私の世代ではオリビア・ニュートンジョンの映画ですよ。ところが、ワタクシ一度も見ていない。それなのにほとんどの歌に馴染みがあるのは、この映画 ver. があまりにも有名で、今までにテレビなどのメディアで曲だけは何度も聞いているから。例えば「ベスト・ミュージカル・ソング・ベスト10」のような番組にはこの映画の歌が必ず選ばれる。

それから、オリビア・ニュートンジョンとジョン・トラボルタは当時スーパースターだったので映画化したら大ヒット間違いなし。彼らのプロモーション用の写真は当時の雑誌にもよく出ていた。そしてこの映画は日本でももちろん大ヒット。

この映画はその後、日本の民放のテレビでもよく放送されていたと思うのだけれど、私はなぜ見なかったのだろう…?


まず映画が公開された時に思ったのは「今1979年なのにどうして古臭い1950年代なんだろう?オリビア・ニュートンジョンの皺が…」などなどいかにもティーンらしく批判的。いつの時代もティーンは辛辣。私も色んなものに文句を言っていて、この映画の1950年代のリバイバル調にも興味がもてなかった。当時はね、お洒落なのは…チャーリーズ・エンジェルの風にそよぐ金髪ふわふわの大きな髪にサングラス、ボタンを外したテロテロの柔らかいシルクのブラウス、細身のパンツスーツとか…そのようなエレガントなものがかっこいいと思っていたのよ。オリビア・ニュートンジョンのピッチピチの黒スパンデックスにパーマで大きく盛り上げた頭はないだろう…とティーンのワタクシは文句を言っていたのだと思う。

そんなわけで、後にこの映画がテレビで放送になっても食指が動かず一度も見ることがなく時間が過ぎてしまった。だから今までストーリーも内容も全く知らなかったです。今回のミュージカルが初めて。それはそれで楽しい。なによりも歌、曲に馴染みがあるのがいい。(歌詞を知らないので歌えないが)鼻歌が歌えるぐらいには馴染みがある。曲がわかればミュージカルはもっと楽しい。

というわけで楽しかったです。曲がいい。ダンスも多い。特にダンスが多いのが楽しい。


俳優さん達も(いつも思うけれど)アマチュアの方々なのにすごいねぇと感心する。今回の色男のダニーはなんと米軍の海兵隊のお方。すごいですねぇ。サンディちゃんもかわいい。やっぱり最後の変身では(わかっていても)開いた口が塞がらないほどびっくりした。不良娘のベティ・リゾはDHTではお馴染みの女優さん。彼女はいつも金髪なのに、この公演では黒髪ショートの髪型で最初は全く誰だかわからなかった。すごく綺麗だった。彼女黒髪のほうが綺麗だと思った。フレンチ―の若い女の子の背がとても高くて美人。彼女は都会に出て本格的なモデルになれると思う。それからダニーと共に踊るチャチャの女の子の動きがいい。気の強いイカしたオンナ最高笑笑笑。フレンチ―のガーディアン・エンジェルの人が最高に面白かった笑笑笑。役者やのぉ。爆笑もの。彼は高校の先生だそうだ。実はガーディアン・エンジェルの彼が一番よかったかも。その他にも若い役者さん達が沢山出ていてよかった。バックダンサーの中には明らかにバレリーナの男の子もいたぞ。まぁ色んな見どころがたくさんで楽しかった。


それにしても…私のミュージカルの鑑賞能力はどうよ。やっぱり歌での英語が聞き取れない~。それは大きな問題。大抵はショーが進むと耳が慣れて聞き取れるようになるのだけれど、いや~今回は本当に何を歌っているのか聞き取れなかった。大問題。

舞台のショーは見ていればおおまかな筋はわかるので楽しめることは間違いないのだけれど、細かな内容は本当にわかっていなかった。今この文を書くためにWikipediaにいってあらすじを読んできたのだけれど「あ そんなこと言ってたっけ? あ そうだったんだ…」などなど、自分でもびっくりするぐらい情報が聞き取れていなかったことを知った。唖然。なんだ~ダメダメだな~ワタシ。細々と散りばめられたジョークは沢山笑ったんですけどね。

ショーの後で旦那Aが、このライデン高校の生徒達は彼の母親とほぼ同じ世代だと言っていた。そのことを思えば…このストーリーのティーン達はものすごい不良!笑 女の子達はタバコにお酒にピアス…男の子達は車のホイールを盗んだり喧嘩したりしてる。ものすごい不良高校生だ!!笑笑笑


というわけで、これを機会に今度こそ映画の『グリース』を見てみようと思った。見ます。しっかりと字幕を出して読もうと思う。


ロンドン公演のトレーラー


2025年4月7日月曜日

お猫様H:明るい部屋






いつの間にかもう4月。怖いくらい時間の過ぎるのが速い。今古いPCのデータの整理をやっているのですけど仕事が全く進まない。データのフォルダーを開けて見ていると途中で何をやっているのかわからなくなる。なんだかもうワタクシ 能力的にも老化してるんじゃないかという気がする。


2025年4月5日土曜日

MLB★ドジャースとフィリーズ戦でローキ君を見たわ



お昼近くにテレビを点けたら丁度ドジャースとフィリーズが試合を始めるところだったので観戦。ランチ用にチキンとサツマイモをオーブンでローストしながら見た。なんとローキ君が投げてましたよ。これは見なければ。

実は先日3月29日の対デトロイト・タイガ―ス戦も見たのだ。ローキ君、初めての米国本土でのメジャーリーグで緊張していたらしかった。球があっちの方向に飛んでいた。そりゃーそうでしょうそうでしょう。生まれて初めての米国のメジャーで投げるって…そりゃ~緊張するでしょうそれは。だって彼はまだ23歳だもの。初めてならしょうがない、大丈夫大丈夫。御本人は悔しかったみたいだったけれど。これからがんばればよしよし。

そして今日たまたまテレビを点けたらローキ君がいたので見ましたよ。全部見た。

よく投げてた。今日は緊張してなかった。全然大丈夫だと思った。汗もかいていない。表情も落ち着いてましたね。集中していた。ハーパーやシュワーバーなどの大物を相手にストライクをかましていた。すごいじゃんすごいじゃん。おそらくフィリーズの選手達もローキ君のボールが打ちにくかったのだろう…何度か打ち上げていたけれど、外野が取ってHRにはならず。

だってね、初戦の対タイガースの時は生まれて初めてだったから緊張したのだろうけれど、今回のフィリーズの打線は大物スター選手ぞろいですからね。 ローキ君も日本にいる時からハーパーだのシュワーバーだの…元大谷さんの同僚のマーシュ君などなど、フィリーズのよく知られたスター選手達を見ていただろう。彼らに一人で対峙するのは本当に怖いと思うのよ。彼らは有名な選手達だもの。それにフィリーズの地元への遠征の試合だから観客もフィリーズのファンばかり。

よくやったと思います。大物達を相手に三振4つとったもんね。そして4回まで投げた。いいじゃ~んやったじゃないですか。ローキ君は23歳よ。若いやん。これからこれから。彼にはまだまだ成長するための長い時間がたっぷりある。これから様々なチームの大物達と対峙してどんどん経験をつんで慣れていけばいい。

ローキ君よくやったと思う。4回の途中で降板で勝利ではなかったらしいのだけれど十分よかったと思うぞ。これからやでこれから。頑張れ。応援するわ。ガンバレヨ~。


ゲームの結果は

LA Dodgers 3 – 1 Phillies

でドジャースの勝ち。

1回裏でフィリ―ズのボーム君が打ってシュワーバーが帰ってきて1点。
2回表でドジャースのエンリケ・ヘルナンデスが2ラン・ホームラン
6回表でドジャースのコンフォルトがホームランで計3点で勝利!

フィリーズは面白いのね。好きなスター選手が沢山いる。皆ポストシーズンで顔を覚えた。ハーパー&シュワーバー、カステラノス、リアルムート、マーシュ君いいねぇ。久しぶりに見て嬉しかったわ。ハーパーは試合中は本当に怖い。野球をしてない時はそれほど怖く見えないのに、なぜ試合中はあんなに怖くみえるのか不思議ね。

というわけで楽しかったので観戦記録。


2025年4月3日木曜日

マザーテレサの言葉を書き留めておこう



2022年の11月、ワタクシの古いPCが壊れた。すぐにBest Buy(家電量販店)のGeek Squad(サポート・サービス)にお願いしてデータを復旧してもらったことはこのブログにも書いた。

無事復旧したデータは外付けのHDに全て入れてもらったのだが、データが救済できたことで私は安心してしまいそのまま外付けHDを見ることも整理することもなく、2年以上もそのままにしてしまっていた。

そろそろデータの整理でもしようか…

というわけで昨日から1日中PCの画面に向かい、呆れかえるほど大量の猫の写真を日付順に並べ、他のデータもいちいち中身をチェックなどして…データの整理整頓に追われている。いつ終わるんだろうと気が遠くなる。猫の写真がものすごい量あるぞ。1年間に平均2000~3000枚ぐらいの写真を毎年撮っていることに気付いた。明らかに異常。

さて、とあるフォルダーを見ていたら、どうやらネット上からコピーしたらしい「マザーテレサのお言葉」が出てきた。テキストで保存したことも全く忘れていた。日本語だったが原文を知りたいと思い、今日ネットを探したら出てきた。新しくGoogle翻訳をかけたらいい感じに直訳になったので、少し編集してここに載せることにした。

いい言葉に触れるとあらためて目が覚めるような気持ちなる。正しく強くあれと励ましてくれる言葉だと思う。心に留めておこう。


最後の言葉に「神」の言葉が出てくるのですが、あなたが善い行いをすること、いい人間であろうとすることは誰か他の人間が関わることではない。あなたと「神様」「内なる神」との関係であると仰ってます。キリスト教での神との関係…「神様があなたと共にいるのだから誰が何を言おうとより正しく強くあれ」…ということだと思うのですが、日本人なら例えば「ご先祖様」とか「天国にいる両親」とか「守護霊様」とか「自分の中の良心」…などなど、それぞれ個人個人の思う「神様」でもいいのかな~と思った。



Do it Anyway — Mother Teresa


People are often unreasonable, illogical and self-centered. Forgive them anyway.
人々はしばしば理不尽で、非論理的で、自己中心的です。それでも彼らを許してください。

If you are kind, people may accuse you of selfish, ulterior motives. Be kind anyway.
あなたが親切であれば、人々はあなたを利己的で、裏の動機があると非難するかもしれません。それでも親切でいてください。

If you are successful, you will win some false friends and some true enemies. Succeed anyway.
あなたが成功すれば、偽りの友人と本当の敵がやってくるでしょう。それでも成功してください。

If you are honest and frank, people may cheat you. Be honest and frank anyway.
あなたが正直で率直であれば、人々はあなたを騙すかもしれません。それでも正直で率直でいてください。

What you spend years building, someone could destroy overnight. Build anyway.
あなたが何年もかけて築き上げたものを、誰かが一夜にして破壊する可能性があります。それでも築いてください。

If you find serenity and happiness, they may be jealous. Be happy anyway.
あなたが平穏と幸福を見つけたら、彼らは嫉妬するかもしれません。それでも幸せでいてください。

The good you do today, people will often forget tomorrow. Do good anyway.
あなたが今日行った善行は、明日になったら人々は忘れてしまうものです。それでも善行をしてください。

Give the world the best you have, and it may never be enough. Give your best anyway.
あなたが持っている最高のものを世界に与えてください。それでは十分ではないかもしれません。それでも最善を尽くしてください。

You see, in the final analysis, it is between you and your God. It was never between you and them anyway.”
結局のところ、それはあなたとあなたの神との間のことなのです。いずれにせよそれはあなたと他の誰か(人)との問題ではないのです。

― Mother Teresa


2025年4月2日水曜日

Nathan Dawe & Abi Flynn - Here in Your Arms (2025)



佳作



Nathan Dawe & Abi Flynn - Here in Your Arms (2025)
Here In Your Arms - Single
Nathan Dawe, Abi Flynn
Released: February 14, 2025
℗ 2025 Helix Records, LLC. under license from Atlantic Records UK



これも暫くUK upfront club chart と commercial pop club chartに入ってる。小曲だけどいい曲はチャートに入りますね。今こういうこじんまりとしたいい曲が数曲上がってます。


★Nathan Dawe
Nathan John Daweさん。英国のDJ、 record producer。1994年生まれ。Soundcloudで様々なジャンルの曲をマッシュアップすることで知られるようになる。2010年ごろから活動開始。2018年頃から曲がチャートに上がるようになる。多くのシンガーとのコラボ作多数。

★Abi Flynn
英国をベースに活動するSoul、R&Bシンガー&アーティスト。英国のSoul/Jazzシーンで歌ってきたが、近年はDJとのコラボ作でダンス・チャートに上がるようになった。アルバムを準備中。



Here In Your Arms
Nathan Dawe, Abi Flynn
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[Verse 1]
雨を感じてる? yeah
今降ってるでしょ?
あなたの上に降りかかっている
私があなたの日の光になるわ
暗い雲の間でも
私達の愛の光なら通り抜ける, oh yeah

[Pre-Chorus]
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない
私はここにいる
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない

[Build]
私はここにいるから…

愛を怖がっているけど 私は逃げない
私はここにいるから

[Drop]
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない
私はここにいる
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない

私の心をあげる
私はここにいるから…

愛をとても怖がってるけど
私は逃げない
私はここにいるから…

愛をとても怖がってるけど
私は逃げない


[Build]
あなたの準備ができたら 
私も準備ができてるから
私はここにいる 
あなたが許してくれるなら
あなたの準備ができたら 
私も準備ができてるから
愛をとても怖がってるけど 
私は逃げないから
私はここにいるから


[Drop]
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない
私はここにいる
あなたの腕の中
私はここで
待ってる
愛をとても怖がってるけど
私は逃げない
私はここにいる

あなたの準備ができたら 
私も準備ができてるから
私はここにいる 
あなたが許してくれるなら
あなたの準備ができたら 
私も準備ができてるから
愛をとても怖がってるけど 
私は逃げないから
私はここにいるから

[Outro]
あなたの腕の中で

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Songwriters: Neave Applebaum / Nathan John Dawe / Isabella Eliza Victoria Cross / Abigail Flynn


2025年3月30日日曜日

BBC『HARDTALK』が終わってしまった…BBCは何を考えているのだ?



ここ数年で私が一番よく見ているTV番組は、BBCのインタビュー番組『HARDTALK』だった。この数年間、毎日番組を録画して(出来るだけ)見ようとしていた。この番組は今の私が物事を考える上での大きな判断基準であった。この番組が私の正気を保ってくれていた。

そのBBC『HARDTALK』が3月いっぱいで終わってしまう。番組の打ち切りである。

私は2週間前ぐらいにそのことを知ってとにかく残念で残念で残念で…。3月いっぱいで終わりだと言うので「なにごとか」といくつか情報を見てみたのだけれど、私には納得がいかない。インタビュアーのStephen Sackur氏も納得していない模様。出てきたインタビューをここに貼っておこう。


The G2 interview/ガーディアン誌
‘I feel really, really cross at incredibly dumb decisions’: Stephen Sackur on the end of HARDtalk – and leaving the BBC


★ Stephen Sackur: How the BBC killed HARDtalk
https://www.youtube.com/watch?v=cpxRYYGwk0Y
 

Stephen Sackur氏はBBCから一方的にクビ/解雇を言い渡され『HARDTALK』も終了。BBC側の理由は、予算削減と、この番組の視聴率が低いことからだという。

ところが Sackur氏によると、その判断は決してフェアなものではない。『HARDTALK』の予算はBBC内で削減されるべき予算の5%しか使われておらず比較的少額で、また判断の基準になった視聴率は英国内のみの数字。そして番組の英国での放送は真夜中0時過ぎと午前4時からの2回のみ…(誰もテレビを見ない)放送時間での視聴率での判断らしい。

現実には、この番組は世界的な人気番組で、海外の視聴者(ラジオも含む)は1週間で1億7千万人。その質の高さから世界中の人々に愛され信頼され称賛され、BBCにとっても「信頼できるジャーナリズム」の番組として実績のある看板番組であった。それにもかかわらず、BBCはこの番組を打ち切りとした。Sackur氏によると、BBCの上部のマネジメント側はこの番組の世界的な評判と価値を理解していないのだろうとのこと。


本当に残念です。まずSackur氏がクビ/解雇になったというのが信じられない。私はてっきり彼が61歳であることから、御本人がそろそろリタイアしたいと思ったのかと思っていた。いやいや彼はまだ続けたかったらしい。40年間もBBCと共に、現在局を代表するスター・ジャーナリストであるにも関わらずSackur氏がクビになるとは…。信じられない。


この『HARDTALK』のなにが面白かったのか。

Sackur氏御本人が仰っているように、このインタビュー番組はできるだけ政治的なバイアスを入れないようフェアであることを信条としていた。インタビューの前には内容に踏み込むためにリサーチを怠らず、実際のインタビューでは、相手の人物に対して直接的な(時には厳しい)質問をしてそれぞれの正直な意見を導き出す。…言葉巧みな政治家の裏と嘘を暴き、戦争が起これば両方の陣営に意見の場を提供する。そしてそのインタビューへの判断は視聴者に任せ、決してBBC側が視聴者に意見を押し付けることはない。


例えば…
ロシアがウクライナに侵攻すれば、数か月おきにロシア側とウクライナ側両方へのインタビューを試みる。そしてロシアの周辺国の政治家へのインタビューも度々行われた。ロシア側の代表の言葉、それからウクライナ側の代表の実際の言葉は大変貴重。ロシアの周辺国、また欧州の政治家の言葉は現地の人々がどのような状況にいるのかの実際の様子を知るのにも貴重な情報だった。

イスラエルでの紛争ではイスラエル側(追記・元首相 Naftali Bennett氏と Netanyahu首相の元首席報道官 Mark Regev氏と他の数名)とパレスチナ側の代表(駐英国パレスチナ代表団長 Husam Zomlot氏)へそれぞれインタビューを行い、またガザでの苦しい状況がニュースにになれば、 UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の長官(Philippe Lazzarini氏)にインタビューを試みて現地での様子を聞く。

これらがなぜ(私が物事を判断するために)貴重な情報なのか…

例えば…
今どきの米国の右寄りの情報/噂には「UNRWAの全てはハマス寄りである」との意見がある。しかしそれらの情報/噂を広める人々が、UNRWAの長官によるガザの現場のリポートを実際に聞いているとは思えない。(信頼性のないSNSの偽情報も含めて)右寄りのメディア情報を鵜呑みにして満足し、 UNRWAのガザでの実質的な救済活動の全てを拒絶してしまう態度に公平さはあるのか。

そしてまた同時にイスラエル側の主張、戦争の理由、戦争はどこへ向かっているのか、その意図や目的も知りたいと思う。両方の意見を聞きたいと思う。


イスラエル側であれパレスチナ側であれ、またロシアとウクライナの状況であれ、知りたいのは世界で何が起こっているのかの事実。事実を把握するために様々な立場の人々の主張を彼らの言葉で聞きたいと私は思う。

なぜなら人物のインタビューの映像は、その人物の言葉以上に大きな情報を明らかにするからだ。私達は「言葉を発する人物」の表情やボディーランゲージで言葉以上の様々な情報を読み取ることができる。質の高いインタビューでは、視聴者が言葉巧みな政治家の嘘を見透かすことも可能。インタビュー映像は、編集された活字の記事以上にその「言葉を発する人物」の本質が見えることも多いのである。

『HARDTALK』は様々な要人への貴重なインタビューを放送してくれることによって視聴者が自分で判断する機会を与えてくれていた。主題に踏み込んだリサーチをベースに、あくまでも対象に対しフェアであることを信条にした「HARD/厳しい」インタビューは、他では見られない貴重なものであった。この番組は今の(様々なことが動いている)世の中で私の正気を保ってくれる数少ない番組の一つであったと思う。本当に惜しい。


これから Sackur氏は本を書かれるそうだ。そして彼がこれからどこに行くのかは「まだ話せない」とのことだが、またどこかでメディアに出てこられるのだと思う。それにしても彼がBBCと切れたのは惜しい。彼のインタビューもBBCの看板があるからこそ出来たものも多かったはず。Sackur氏にとってもBBCにとってもいい番組だったのになぜ終わらせてしまったのか理解できない。これからSackur氏がどこに出てくるのか、注目していこうと思う。  


昨日は様々なことを思いついてうだうだと書いていたけれど主題から外れるので削除した。この『HARDTALK』の終了で私はかなり upsetであることは間違いない。