能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年6月4日水曜日

その後のお猫様H その2– 猫は人の所有物にはならない



猫は言う事を聞かない。命令して操ることもできない。この子は抱っこもさせてくれない。夜は狂ったように猛獣になる。呼べば来るがコントロールは出来ない。たまらなく可愛いのも本当なのだが、3週目頃にはお猫様と暮らす現実が次第に実感できるようになった。

お猫様は私達の所有物にはならない。

好奇心、独立心ともに旺盛。好き嫌いがハッキリしていてイヤなものはイヤ。おとなしい時はやたらと可愛らしいが、いじり過ぎると文句を言われ、リミットを超えるとカチッと噛まれる。

なにしろ驚くほど頭がいい。マンネリや繰り返しを好まない。同じおもちゃは直ぐに飽きる(今まで買ったおもちゃは15個以上)。人に遊んでもらいたい時は積極的にアピールするが、だめならすぐに諦める。私に遊んでもらえなければ旦那Aをたずねて行って可愛がってもらう。

自動で動くおもちゃにはほとんど興味を示さない。おもちゃは人と遊ぶためのツール。人に遊んでもらうからこそ喜ぶ。遊びながら人の顔を見ている。人の顔色を読む。おそらく私達の感情はほぼ理解できているはずだ。

旦那Aと私が軽い口論をすれば間に割り込んできて「ウニャウニャ」言いながら邪魔をする。仲間はずれにされるとウダウダ文句を言う。悪戯をして叱られると文句を言いながら逃げ出し、部屋の隅の暗がりでしばらく一人(匹)で拗ねている。

起きている時は一人(匹)になるのが嫌い。人が移動すると必ず一緒についてくる。人のやっていることに何から何まで興味を示す。何をやっていても「何何何何何…?」と顔を突き出して参加したがる。旦那Aと私が食事中会話に夢中になっていると、必ずやってきて椅子をガリガリっとやる。無視されると我慢が出来ないらしい。いつでもどこでも「私私私私を見て見て見て…教えて…何何何…?」と首を突っ込む。

何か要求があると声に出して訴える。「寂しい」「遊んで」「つまんない」「なにしてるの?」「それ頂戴」「見せて」「やめて」などなど…それらしいことを言う。いちいち可愛い。

まるで子供と同じ。彼女の頭の良さには本当に驚かされる。猫がここまで頭がいいとは知らなかった。猫がただ可愛いだけの動くぬいぐるみだなんてとんでもない。性格・人格(猫格?)があまりにもはっきりしている。あそこまで賢いのなら猫達は決して人間の所有物にはならないのだろう。猫はあくまでも人と同レベルの友人、同居者、家族なのだと理解した。目から鱗の驚くべき発見である。なんと素晴らしい。

元々超犬派の旦那Aもすっかりメロメロである。私よりもベタベタとお猫様Hに触って「Hi, cutie…, hi, sweetie…, Oh, baby…」などと甘い言葉を囁いている。猫も「キュー」などといちいち返事をするので微笑ましい。時々いじり過ぎて噛まれて「oh, why baby …?」と嘆いている(笑)。そんな旦那Aに「…で、猫もいいでしょ?どう?」と聞くと「Hちゃんは特別なんだ。僕はやっぱり犬がいい。でもHちゃんはいいんだ…」とすっかりお猫様H教に改宗してしまった模様。デレデレしている。

なぎ?
さてお猫様Hは今もたぶん成長中。元々小さいのだが(顔が小さい)、1ヶ月過ぎて間違いなく大きくなった。いや長くなった。なんだか胴ばかり伸びている気がする。足は短いままなのでどうも妙だ。階段をよく駆け上がるせいか、肩の辺りがモリモリしてきた。顔もとんがってきた。毛並みはツヤツヤととても綺麗になった。見違えるようだ。大人系のスレンダーな美人だと思う(オヤバカデス)。これからもいろいろと楽しみだ。
  (*´ェ`*) カワイイヨ