2014年6月19日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第24回「帰ってきた軍師」



大変個人的な意見なのでございますが、先週の荒木村重退場がいかに大きなものであったか…を実感した回でございました。荒木ちゃんがいなければ、だしちゃんもいない。おまけに竹中半兵衛君もいないではないか。あーこれは寂しい…。

荒木ちゃんの田中さんが見てて面白かったんですよ。彼の演技が上手い上手い。いや単にワタクシが役者さんのファンというだけかもしれないけど毎週楽しみにしてたのよ。主役の官兵衛君を1年間も幽閉した悪者なんだけど、とても味のあるキャラでしょ。追い詰められてキレちゃった人。なんだか応援したくなった。冷たい竹中半兵衛君もよかったな。あまり出てこなかったけど。ちょっと楽しみでしたね。

それから今週は面白い曲者の脇役さん達も出ませんでした。毛利の3人や宇喜多さんなんかの変な人達が出ると面白い。あっそうだ今週は小寺鶴殿も退場。三木城ではベンガルさんにももう少し頑張って欲しかった。どんどん面白い人達がいなくなる。

これからは悪辣ノブ様と明智さんの「窮鼠猫を噛むドラマ」、それにもう少ししたら秀吉も黒くなる?家康との化かし合いか?おっとその前に官兵衛君が黒くなってくれないといけません。あまり全員が優等生だとつまんない。荒木ちゃんがそういう面白味を全部持ってった。このままではいけない。

というわけで今回もあまり物事が進まない繋ぎの回。いや…三木城攻めとか石山本願寺との和睦とか…いろいろあったはずなんですけど、結局ナレーションで終わってしまったので大変残念。顕如様はもう少し見せてほしかった。

今回の目玉は官兵衛君の心の闇と小寺殿との最後の対決。荒木+半兵衛という華やかなキャラが2人いなくなった後、あまり物事も進まず、ぽっかりと心に穴の開いたような回でございました。

今週は脚本も微妙。なので感想も文句が多い。


★あらすじ

いきなり三木城落城。小寺家は分裂して逃亡。すぐに小寺鶴殿は捕まるが官兵衛が逃がす。お咎め無し。秀吉に1万石をもらって大名になった。


●流れと感想

・官兵衛、秀吉の陣に帰ってきた。
三木城は飢えてます。別所さん達は会議中。そこへいきなり官兵衛登場。ええええ?なんだか急ですね。前振りなく急展開ですか。
・可愛い別所長治君はあまり痩せていないぞ。粘るベンガル。説教する官兵衛。別所さん2分で「わかりもーした」え~?もう終わり?え~~?唐突だなぁ。もっと三木城攻めを盛ってくれよぉ。展開早いなー。
秀吉の陣 …で、みんな「官兵衛は変わったのぉ」とスゲースゲー言ってる。そんなに変わったかな?言葉で説明し過ぎ。別所君が可哀想だ。いや…こんな軽い扱いなのが可哀想だ。後はナレーションだけで三木城攻めは終わり。うわー早いなー。もう予算足りないの?
姫路城 小寺の重臣が逃げてきた。もう小寺はダメらしい。
御着城 小寺鶴殿はうろたえてます。家臣にも逃げられた。…ってこういう状況ならあの家臣の人、小寺さんの首を取って黒田さんちにお土産に持っていけばいいのに。この人の不満爆発も唐突ですね。鶴殿は逃げる。
有岡城信長陣 ノブ様御一行は荒木ちゃんの城を乗っ取って能パーティー中。濃姫がいる。わざわざ戦地についてきてるの?…で、だしちゃんのお化け登場。おおおおお…怖いねぇ。素晴らしい。桐谷さん綺麗。桜吹雪はやり過ぎだけどこういうのは好き(怖い美人はいい)。ノブ様の表情が変わったのは良かったです。
姫路城 官兵衛君は今日も眠れない。岡田さんは表情が暗い方がいいですね。元々パーッと華やかな俳優さんというより渋い表情が似合う人なんでしょう。悩む顔はなかなかいい。アイドルのタグで見ると誤解しますね。
・…そして小寺鶴殿が捕まる。黒田パパの演技の迫力がいい。鶴ちゃんはバカ殿ぶりが上手い。岡田さんの暗い表情がいい。鶴ちゃん熱演。この人も面白かったけど今週で退場ですね。しかしベタやね。この場面にこんなに尺をとるなら、もうちょっと三木城攻めが見たかった。
秀吉陣 小寺殿を逃がした報告。官兵衛「某は甘い…」って、んもーそんな反省をしてゴメンナサイをする暇があったら次の作戦を考えなさいね。またそこで秀吉も和んじゃうし。官兵衛君よりも脚本が甘いのね。ベタベタのこの場面必要?俳優さん達は素晴らしいのにな。
姫路城 官兵衛君は城のリフォームのデザイン中。黒田パパが鯛を持って酒盛りをしに来たのに、官兵衛はちゃっかり保存食を作ったらしい。え~?パパに失礼じゃないの?せっかく一緒にお祝いしようとやってきたのに。
石山本願寺 「10年に亘る戦いは終わり」え~~~~またナレーションだけ?もう予算が足りないのね。
大阪天王寺城 ノブ様、急に佐久間さんのリストラ。これも急だなー。これこそナレーションでいいんじゃないの?だって佐久間さん、今までほとんど座ってるだけで目立たなかったのに、リストラの場面だけやってもなんだか唐突。俳優さんは濃くていい顔なのにもったいない。
長浜城 秀吉おねちゃんと和む。急に秀勝の話。おねちゃんの計算力。「天下一の女房じゃ」またベタやのぉ。
秀吉陣 評定。官兵衛の黒田家は10000石の大名になる。どうして?なんだか唐突ですね。
姫路城 家紋決定。家臣たちと思い出話。「生きる生きる生きる生きる…」くどいなぁ。ここまで言葉にして言わんといかんのだろうか…。俳優さんが素晴らしいのになんだか残念な感じ。