2014年6月3日火曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第22回「有岡、最後の日」



あー今週はいいドラマを見た。良かったですよーほんと。先週に引き続き岡田さんの仰天ヘアメイクも今週で見納めなのは残念ですが本当にお疲れ様でした。

そうなのよ。これ黒田官兵衛の話なのよね。いろいろと知られている話だけでも、この有岡城幽閉はとにかく酷いものだったらしいです。事実よく生きていたもんだと思います。荒木さんの話などこの官兵衛幽閉がらみの詳しい史実を知らなかったので本当に面白い。

たった2週間の幽閉期間でしたが、岡田さんはとにかくよくぞあのヘアメイクをOKしたもんだと思います。何度も言ってますがああいうところを手抜きしないからこそ、ドラマが面白くなるんですよ。気合がいっているもの。しかし史実の官兵衛さんもよくがんばったよなぁ…。

最後の救出の場面が今週は最高。3人の家来の表情が最高に良かったです。なんともいえずいい表情。あ~信頼し合ってるんだよなぁ…と素直に感動しました。

怖いノブ様、はしゃぐ秀吉、いつも上手い田中村重に、グッと印象深くなっただしちゃんなどなど今週も見所はいっぱい。それから今週は竹中半兵衛さんの最後でした。あーこの俳優さんはもっと見たかったですね。これで消えるのは残念…。


★あらすじ

官兵衛は土牢の中。3人の家臣は有岡城下で官兵衛救出の時を待つ。荒木村重は「来ない毛利」においつめられる。半兵衛が美濃から播磨の秀吉軍へ帰ったもののその直後に落命。秀吉は宇喜多を調略。毛利の援軍はもう来ない。荒木村重は密かに城を出る。毛利に直談判に行くと言う。…が織田勢に止められて先に進めず。結局城を見捨て、織田に降伏することもなく逃げることに。有岡城に攻め入る織田。3人の家臣達が官兵衛を救い出す。ほぼ1年が経っていた。


●流れと感想

・官兵衛は有岡城の土牢の中。
・善助がフンドーシで堀を渡って牢の外へたどりつく。外から官兵衛に話しかける。官兵衛は嬉しい。この場面、なぜか昭和の大河っぽい演出。水の上の靄とか懐かしい。
有岡城 毛利が来ない…あせる荒木陣。田中村重がすごい迫力です。織田方のスパイが処刑される。九郎右衛門は城内で無事。
姫路 善助からの官兵衛の無事を告げる手紙が届く。光ちゃん…もっと他の泣き方を考えましょう。
美濃菩提山 半兵衛が松寿丸に愛用の軍配を渡し、播磨の秀吉の陣に出発する。
播磨秀吉陣 半兵衛到着。秀吉にも官兵衛の無事を知らせる手紙が届く。半兵衛が松寿丸の無事を伝えると秀吉は大喜び。半兵衛が宇喜多調略を提案。
有岡城土牢 官兵衛君、あいかわらずすんごい状態。目だけの演技。目しか見えません。そこへ柴犬と子供。牢番の子供らしい。
播磨秀吉陣 半兵衛が危篤。なんと石田三成にズバリ直球のアドバイス。半兵衛天使の微笑みで「天下を…」と呟く。秀吉大泣き。谷原さんは鼻の形が綺麗だなぁ。
有岡城土牢 半兵衛の夢を見る官兵衛。どうやら虫の知らせで理解したらしい。
岡山城 宇喜多さんは元気が無い。「ワシは毛利を捨て織田につく。」
有岡城下 町人達が噂する「荒木様は毛利に見捨てられたかも」。篭城してから8ヶ月ならもう限界だろう。しかしもこみち太兵衛君は大きいね。
有岡城 村重は毛利へのお土産の吟味中。城を出て自ら出向いていって直談判に行くらしい。とまどうだしちゃん。
有岡城土牢 村重が官兵衛に会いに来る。官兵衛やっぱりすごい格好。田中村重目がイってます。最高。そして夜、彼はひっそりと城を抜け出す。
安土城 ノブ様が武将達と歓談していると「村重逃走」のニュースが届く。怒り狂うノブ様。そこへタイミングの悪過ぎな秀吉が「宇喜多を調略した」と告げに来ると、意味もなくまた八つ当たりされ足蹴にされる。運が悪いなぁ。ノブ様手の施しようが無い乱暴者ですから。
尼崎城 村重ここで先に進めなくなる。海路は閉ざされている。「もはや毛利は来ぬ…」この直後の表情がそれはそれはもう素晴らしい。絶望と悲しみの薄ら笑い…田中さん最高です。なんて上手いんだろう。
有岡城下 10月、織田勢が城に攻め込む。だしが短刀を抜くがキリシタンは自害が出来ない。
尼崎城 村重の家臣が織田の降伏勧告を伝えに来る…が、村重「降伏はせぬ」「わしや負けぬ。降伏などせぬ。ワシは思いついた。信長に決して負けぬ手立てを。生きることだ…。何があろうと生きて生き抜いてやる。」←これはいい台詞。この時代の人として「自分が生きること」はとても実感のある言葉。人に「生きよ」と言うよりも、自分が「生きる」と宣言する方がずっとリアルだと思う。あの時代はみんなそう思っていたと思う。これを村重に言わせたのは上手い。
・そして織田の降伏勧告を伝えに来た家臣も遁走。これはイカン…。
有岡城 戦乱は続く。残されただし。目の前で家臣が自害する。すごい場面。
有岡城土牢 牢番が錠をはずし、官兵衛に外の状況を伝える。…ところでこの牢番の俳優さん、何処かで見た顔だと思ったら、以前「江」で真田幸村をなさっていた方だそうです。顔を覚えてました。わーなんかこんな役なんてもったいない…。武将姿の似合う役者さんなのに…。
有岡城 織田軍総攻めが始まる。だしさん赤ちゃんを侍女に託し送り出す。桐谷さん抑えた演技がいい女優さんになったなぁ…泣けました。
有岡城内 戦闘場面。九郎右衛門が中から錠をはずして門を開ける。例の牢番はこれで戦死。ここは戦闘のケオスでいい感じです。
有岡城土牢 牢にたどりつく3人の家臣。ここからの3人の表情がとてもいい。すごくいい場面です。官兵衛の状態に驚き、悲しみ、とにかく牢から抱え出し、善助も九郎右衛門も太兵衛も泣く。3人の表情が素晴らしい。こちらももらい泣き。太兵衛が官兵衛を背負って外に出る。1年ぶりに日を浴びる。
・…と、この日の下に出てきた官兵衛のヘアメイクが…

スゲ―――――!
うわああああああ!

…頭もっさもっさ…。すんげー。
いや牢から出れた事にも感動しましたっす。官兵衛君外に出られて本当によかったね。よかったよかった。
 
さて来週、予告のだしちゃんの白装束だけでもう泣く。来週は泣く…。