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2017年8月21日月曜日

Japan – Swing (1980)



プロデューサーのおかげか?



Japan – Swing (1980)

Album:  Gentlemen Take Polaroids
Released:  Nov 1, 1980
℗ 2003 The copyright in this compilation is
owned by Virgin Records Ltd

From "Oil on Canvas — Live from Hammersmith Odeon, 1983"




先日のRe-Flexの情報を見ていたら出てきた情報…プロデューサーはJohn Punter氏。あ~この名前は覚えているぞ…誰だっけ?…と調べたらJapanのアルバムに行き着いた。このお方のプロデュースしたJapanのスタジオ・アルバムはQuiet Life/クワイエット・ライフ(1979)Gentlemen Take Polaroids/孤独な影(1980)。おおぉ。

この二つのアルバムはいいアルバムなんですよ。当時よく聴きました。特にGentlemen Take Polaroids』は捨て曲なしの傑作…おそらく一番好き。David Sylvianが手がけた作品の中ではたぶん一番好きだ。

このアルバムはいいんですよ。ほんとに。音がいい。音の響きがいい。ドラムとベースががなり大きなアレンジで、それでもキレがあって………最高です。この頃のデヴィッド・シルヴィアン先生は、ノリのいい大変美しい曲をお書きになっていた頃。いいメロディですね。切ないな。リリースされた当時、音の響きとメロディが好きでよく聴きました。とにかくよく聴いた。懐かしいです。

この捨て曲のないアルバムのアレンジは、もしかしたらプロデューサー、ジョン・パンター氏の技だったのかも。このお方は過去にRoxy Musicのプロデュースもなさっていたらしく…あぁなるほど…デヴィッド先生の『Quiet Life』からのブライアン・フェリー化はこのあたりにあるのか。どうだろう。このお方の他ののプロデュース作品はあまり聴いていないのだけれど、もしかしたらRe-flex Japanもアルバムがよかったのはこのお方のおかげなのかも。

実はJapanのこの後に出したTin Drum/錻力の太鼓(1981)はあまり好きじゃないのよ。なんだか音がぼーっとしてる。

…うーんこれはプロデューサーの音作りが好きだった可能性もありますね。ジョン・パンター氏はJapanの解散ツアーのライブ・アルバムのOil On Canvas(1983)もプロデュースなさってます。

本当に好きなアルバムのことはあまり書きたくないのだけれど、しかしここでとりあげておこう。