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2026年1月18日日曜日

英ドラマ BBC/HBO『インダストリー/Industry』(2026) シーズン4, 第1話まとめ:Paypal of Bukkake





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『Industry』 (2026) TV Series-Season 4/英・米/カラー
/約50分・全8話/
制作:Mickey Down, Konrad Kay』
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英国の金融業界を描いた米HBOのドラマ『Industry』のシーズン 4が今年1月11日から始まりました。相変わらず下品な言葉が多いのですでに食傷気味ですが、このドラマは密度が濃くて面白いのでこのシーズンではストーリーのあらすじをエピソード毎に書いていこうと思う。

スラング満載、金融のジャーゴン満載、隠語満載で1度見ただけではさっぱりわからない笑。しかし内容がわかればかなり面白いドラマ。私には言葉も内容も難しいので、今回も毎週日曜に放送されるドラマを、火曜か水曜あたりにまず私が一人で見てストーリーの流れを掴んだ上で、週末に旦那Aと一緒に見て意味を説明してもらうことにした。そこでわかった内容をここにメモしておこうと思う。ストーリーのまとめというよりも、大まかな内容の構成を分けて記しておこう。



★ほぼあらすじです/全てネタバレ注意




★ ハーパー・スターン/Harper Stern(Myha'la Herrold)

主人公の女性。前シーズンからの繋がりで、現在のハーパーは投資家/貴族院のメンバーのオットー/Otto Mostyn(Roger Barclay)から見込まれ、彼の投資会社『Mostyn Asset Management』の一部署「Short Opportunities Fund」のファンドマネージャーを務めている…この部署は「空売り/Short ㊟後述を専門とする。
2024年の労働党の勝利にともなう世相の動きを、昔の同僚リーシ/Rishi Ramdaniに探らせ、ハーパーはこれから価格が下落すると予想されている『Siren』の株を空売りしようとしている。
『Siren』はロンドンに拠点を置くインターネット・コンテンツの有料購読サービス…ポルノ制作者の間で人気が高いことで知られている。新政権が包括的な「オンライン安全法案」を提案していることにより、『Siren』のようなサービスは危機に陥る可能性がある。
折から『Mostyn Asset Management』内のハーパーの部署の成績は好ましくなく、今回の『Siren』の空売りも不評。
すでに引退している昔のボス、エリック/Eric Tao(Ken Leung)のファミリー投資会社がハーパーの会社から投資を引き上げたことから、焦ったハーパーは全てのクライアントのファンドを閉鎖(gating)してしまう(投資家が資金を引き出せないように閉じてしまう)。彼女の衝動的な行動にオットーが激怒「私の爵位を傷つけるな、君を雇ったのはただDEIに寄せた振りをしただけだ」とハーパーに告げる。オットーに失望したハーパーはエリックに連絡、新しい会社を二人共同で設立することになった。

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 「空売り/Short」とは
空売り(からうり)とは、手元にない株式を証券会社から借りてきて、高い値段で「売り」、その後株価が値下がりしたところで「買い戻して」差額を利益にする信用取引の一種。売った株が後に値下がりすればするほど買い戻した時に儲けが出る。
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『テンダー/Tender』

ロンドンの比較的新しい決済処理スタートアップ企業…『Tender』は特に賭博やアダルト業界などの怪しげな企業に(Paypalのような)決済処理のサービスを提供することで大手に成長した。この会社の共同経営者は…CEO/最高経営責任者/chief executive officer の ジョナ/Jonah Atterbury(Kal Penn)、そしてCFO/最高財務責任者/chief financial officer のホイットニー/Whitney Halberstram(Max Minghella)の二人。
ホイットニーは『Tender』の怪しげなイメージを刷新するため、今までのメインのクライアント…アダルトやギャンブル関連の顧客との契約を打ち切り、まっとうな銀行への事業転換を図ろうとする。
CEOのジョナは『Tender』の業界での最大の強みは、(誰も関わりたがらない)怪しい顧客にサービスを提供することだと言い、銀行への事業転換は危険だと反対する。
ホイットニーは『Tender』の取締役会と共に ジョナを突然解雇し、『Tender』のCEOに就任する。

その他のサイド・ストーリーと分析

● 2024年の選挙での勝利により労働党は…『Siren』などの怪しいサイトの取り締まりを厳しくする「オンライン安全法案」を成立させようとしている。

● 労働党の「オンライン安全法案」に保守党は反対している。その保守党の貴族院のメンバーのオットーは、ハーパーに委ねた(「Mostyn Asset Management」の中の)「空売り専門部署」が、労働党の「オンライン安全法案」(=『Siren』株の下落)により成績を上げることを良しとしない。彼が保守党内で顔を失うことによる。

● 金融を専門とするジャーナリスト、ジム/Jim Dycker(Charlie Heaton)は『Tender』の(まだ明らかにならない)不正行為を暴こうと嗅ぎまわっている。その不正行為で『Tender』の株価が落ちる可能性があることが示される。ジムはハーパーに連絡をし「空売りをするのなら『Tender』の方がいい」と告げる。

● 『Tender』のホイットニーが自ら関わっているアフリカでのプロジェクト…それが何かはまだはっきりとわからない。

● ホイットニーの台詞に出てくる『HGH』の言葉…HGH は Human Growth Hormone の略だろうか。ホイットニーが秘密裡に関わっているアフリカでのプロジェクトに『HGH』が関係する可能性がある。

● そこで思い出すのがシーズン3までのメインキャスト、ロバート/Robert Spearing(Harry Lawtey)。彼はシーズン3で、カリフォルニアのベンチャーキャピタルにリトル・ラボ社の事業計画を売り込み、成功を収めていたはず。今はカリフォルニア在住だろうか。ホイットニーのプロジェクトに今後ロバートが関わってくる可能性があると海亀は見た。

● もう一人のメインキャスト、ヤスミン/Yasmin Kara-Hanani(Marisa Abela)…彼女はシーズン3で貴族のヘンリー/Sir Henry Muck(Kit Harington)に嫁いだ。現在はマナーハウスに住み、上流の社交界で生きる。盛大なパーティーを催し、ビジネスのトップや政治家、貴族等の社会の上層部の人々に出会いの場を提供している。今回のパーティーでは『Tender』のホイットニーと労働党のMP ジェニファー/Jennifer Bevan(Amy James-Kelly)を結びつけた。また同パーティでハーパーとホイットニーが親しくなった。


第1話での情報はこれくらいだろうか。今後のドラマを理解しやすいように記録する。



それにしてもこのドラマは耳をふさぐほど、目を覆うほど下品なのに参る笑。これは制作と脚本の方々が、このような下の話題とロンドンのシティを結びつければ「Cool」だとか「Edgy」だとか思っているからだろう。(視聴者の求める)London City の金融業界のイメージによるものだろうか。主人公が女性なのにあいかわらず愛の無いセックスが多い。制作が男目線で創作しているからだろう。かなりシャープでキレのいい面白い話なのに下の話が多いのは、視聴者が堅い話に飽きないようにスパイスで味付けをしているのだろう。いいのか悪いのか私にはよくわからないけれど困るわけではないからまぁいいか。

エリックが帰ってきたのが私はとても嬉しい。シーズン3でのエリックの扱いがとにかく酷かったので、彼はもうこのシリーズから消えるのかと思っていた。彼はまたメインのキャラになりますね。

エリックは今度はハーパーと会社を共同経営するらしい。それにしてもエリックの女性の好みがこの第1話でほんの少し示されたように思うが、頼むからエリックとハーパーは寝ないで欲しい。たのみます。お願いします。もしそうなったら私はとてもがっかりする。幻滅する。エリックは厳しいお父さんキャラだからいいのよ。

Ken Leungさんは好きな俳優さん。小柄なのにカリスマがあって、このシリーズでは何を考えているのかわからないのが少し怖くていい。彼は目が全く笑っていなくて常に怒っているのかと心配する。今回も注目です。シーズン3のようなかっこわるい姿はあまりなければいいな。

ハーパーはとにかくすぐに爆発する爆弾のような娘で、彼女を見ているとハラハラするから面白い。今回も何をやらかしてくれるのか楽しみ。


これから暫くはストーリーのみをまとめて記録することにしよう。