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2024年10月10日木曜日

2024年米大統領選ウォッチ-その4: CBS『60 Minutes』カマラ・ハリス・インタビュー和訳①中東, 経済



それではCBS『60 Minutes』カマラ・ハリス副大統領のインタビューの和訳。全体を4つに分けて掲載。その①。


今回はどうしようかと思ったのだけれどやっぱり記録しておこう。あくまでも自分用。これをやっておくと今後のリファレンスとして自分の元に資料として残せる。恒例なのでまたやろう。

4年前の前回は1ページに長々と全部を乗せて読みにくかったので、今回は項目ごとに小分けした。一字一句は訳していない。質問も答えも要点だけを取り上げた。私の解釈した意訳も多い。それからカマラさんの意味のない言葉は訳していない。彼女は時に、質問に答えず、事実をただ並べて時間稼ぎをしているように見えたところがあったので、それは省略した。

それから途中で副大統領候補・ティム・ウォルズ氏のインタビューもあったが取り上げていない。それからカマラさんのキャンペーンにリズ・チェイニー氏が加わっている場面も訳していない。ここに記録するのはカマラさんの言葉のみ。

またまたGoogole翻訳で訳しておかしなところ、補足のいるところは修正したもの。


インタビューの映像と文字起こし
https://www.cbsnews.com/news/kamala-harris-2024-election-interview-60-minutes-transcript/


Kamala Harris makes the case in 60 Minutes interview for why she should be president
その①中東, 経済



★中東

Bill Whitaker:  【状況が悪化していることから】…中東の問題の悪化を防ぐためにアメリカは何ができるのか?

Kamala Harris:  【去年の10月7日の事実を伸べ】…私はイスラエルには自国を守る権利があると主張する。それをどのように行うかが重要。あまりにも多くの罪のないパレスチナ人が殺された。この戦争は終わらせなければなりません。

Whitaker:  アメリカは大きな莫大な軍事援助をしているがネタニヤフ首相は独自の路線を描いている。バイデン政権は停戦に同意するよう圧力をかけたが抵抗したし、レバノンに侵攻するなと言っても侵攻した。米国はネタニヤフ主首相に影響力がないのか。

Harris:  私たちがイスラエルの指導者と外交的に行っているのは、私たちの原則を明確にすること。それを中心として継続的に追求している。

Whitaker:  でもネタニヤフ首相は聞いていない

Harris:  私たちは、この戦争を終わらせる必要性について米国がどのような立場にあるのかを明確にするために何が必要かを求めることをやめるつもりはない。

Whitaker:  ネタニヤフ首相に本当に親しい同盟者はいるのか?

Harris:  アメリカ国民とイスラエル国民の間に重要な同盟関係があるのか…の質問の方がいい。答えはYES。

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亀:
この中東問題、特にイスラエルに関する質問にきちんと正しく答えられる人はいませんね。米国だけではなく世界各国のどの国も答えは出せないと思う。イスラエルのネタニヤフ首相はユダヤ・カードを振りかざして好きなようにやっている。イスラエルを援助しなければ、米国国内の親イスラエルのユダヤ系が抗議するし、だからと言ってパレスチナを見殺しにすれば世論は政府を非難する。難しい問題。いかにネタニヤフ首相と交渉して平和的な解決が出来るかどうかにかかっているけれど、はたしてハリス氏にもトランプ氏にもそれが出来るのかはわからない。


★経済

Whitaker:  アメリカの経済の調子はいいが、国民はそう感じていない。食料品は25%値上がりしており、人々はあなたとジョー・バイデンを非難している。彼らは間違っているのか?

Harris:  今の失業率は歴史的に見ても低い。私たちは現在、あらゆるマクロ経済指標によって繁栄している。わかってます。対処する必要がありそれが私の計画の一部。食料品の価格を下げるために何をするべきか。

ハリス氏は食品や食料品の価格つり上げを連邦政府が禁止する法案を可決するよう議会に働きかけるとしているが、詳細はまだ決まっていない。

Whitaker:  あなたは児童税額控除を拡大したいのですね。初めての住宅購入者にも減税を。そして事業を立ち上げる人にも減税をと。… しかし超党派の「責任ある連邦予算委員会」はその計画で今後10年間連邦赤字が 3 兆ドル増加すると推定している。どう支払うのか?

Harris:  他の経済学者は私の計画がアメリカ経済を強化すると判断した。私の計画は、中小企業に投資することは中間層に投資することで、アメリカ経済を強化することだ。

Whitaker:  私の質問は、どうやってそれを支払うのか?です。

Harris:  裕福な層に公平な税金を確実に支払ってもらう。教師、看護師、消防士が億万長者や大企業よりも高い税率で支払っているのはいけない。… 私は税を公平にする。

Whitaker:  現実の話をしています。どうやって議会を通すのですか?

Harris:  議会の議員達と落ち着いて話している時、彼らは私の言うことを理解している。なぜなら(議員の)有権者達が私の言うことを理解しているから…彼らは消防士、教師、看護師…中産階級で勤勉な人々です。

Whitaker:  議会はあなたに同意してませんね。

Harris:  違いますよ。トランプの減税が連邦赤字を悪化させたことを理解する議員は多い。私達はアメリカ経済の強化について近視眼的になるわけにはいかない。私は真剣な公務員だし資本主義者でもある。政府の限界もわかっている。

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亀:
経済は、今の状況は特殊。コロナの時期にバイデン政権が経済を救うために多くの投資をした。それが4年後の今になって結果に表れている。しかし同時に物価も上がった。経済に関する施政とその結果はどうしても時間差がある。今の経済が順調であると同時に、また物価が高いのはコロナ禍を通り抜けた特殊な状況だからと考えなければならない。

カマラさんの公平な課税は悪いとは思わない。しかし今のところアイデアだけで議会を通る見通しは立っていないようだ。Whitaker氏がカマラさんの言うプランを赤字を出さずにどうやって支払うのか?の質問にもきちんと答えていない。アイデアはいい。しかし実現可能かは不明。



★インタビュー和訳
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