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2015年9月14日月曜日

Whitesnake - Still Of The Night (1987)



たまにはいいな。


Whitesnake - Still Of The Night (1987)

Album:  Whitesnake
Released: Mar 23, 1987
℗ 1987 UMG Recordings, Inc.



年寄りにとってのBABYMETALちゃんの一番の効能は、彼女達の騒がしいメタル音に刺激されて、ついつい昔を懐かしがってしまうことです。彼女達の夏のツアーが終わってから、どうも昔聴いたHR/HMが懐かしくなって曲を掘り起こしてまた聴き始めてしまった。ちょっとマイブームかも。

もともとHR/HMばかり聴くコアなファンじゃないのであまりよく知らないのだけど、それでも30年ぐらい前は流行の洋楽の中に普通にHR/HMが存在したので何曲かは知ってる。アルバムを買ったバンドもあったな。

しかし久しぶりに聴くこういう重い楽器の音もいいものですね。2、3年前はPerfume姐さんがらみでヨーロッパのEDMなんかを聴き漁ってたんで、今さらHR/HMを聴けるようになるなんてオドロキ。たぶん短い期間の楽しみかな。

思い出して掘り起こしていくと結構出てくるんだけど、特にHR/HM関連は中古で売り払ったLPCDが多いのでまた聴けて嬉しい。ちょっと温故知新してここに記録しておこう。


さてWhitesnake。この曲は流行りました。出たのは1987年。最初に聴いたのは当時のTVの洋楽音楽番組。最初の印象は「なんだこれレッド・ツェッペリンのパクリじゃん」。

だって最初の歌い出しが「Black Dog」でしょ…で真ん中のもやもやしてるとこは「胸いっぱいの愛を/Whole Lotta Love」風でしょ。聴きようによっては最初のリフも「移民の歌」を別のリズムで弾いたような…と誰かが言っていた。それに実際ジミー・ペイジが文句を言ったとかなんとか噂も…。確かに似ている。「影響を受けてない」とは言えないレベル。

ところがこの曲売れたんですよね。アルバム「Whitesnake」もすごく売れました。この曲「Still of the Night」は今に至るまでWhitesnakeで一番人気らしいし、なんと米の音楽ケーブルチャンネルVH1は、2009年にこの曲を「ベスト・ハードロック・ソング」の27に認定。もう誰もが認めるWhitesnakeの代表曲なんですね。

だってかっこいいもんね。かっこいいならいいのよ。オマージュとかパクリとか似ているとかどうでもいいや…いやこっちの方がいいぞたぶん。曲がよけりゃいいんです。まったりと重い音が今聴くとますますいい。何度聴いても飽きません。


ところで私はこの曲を25年ぶりぐらいに聴いたんだけど、Whitesnakeが今も存在するとは全く知らなかった。それで調べてみたら今年はDeep Purpleのリメイクのフルアルバムをリリースしてツアーをしているんだそうな。日本にも今年10月から11月に来日するらしい。ほー…デビカバさんお元気ですね。

…んで現在のギタリストはレブ・ビーチさん。なんとこのお方は昔Wingerのギタリストでしたね。まーびっくり。その昔ウィンガーのメンバーとしてメタルアイドル雑誌に載っていた頃は本当に可愛かったんだけど、今はずいぶんおじさんになりましたな (^_^;)。今も一人ソロを長々とやってるのかな。

これがWhitesnakeの昔のライブのビデオ。1990年・英ドニントンでの「モンスターズ・オブ・ロック」の時のものだそうですが、この時はギターがスティーヴ・ヴァイさんですね。まーかっこいいな。ファンじゃないけどこの頃の彼はかっこいかったなぁ(*´ェ`*)❤❤❤


Whitesnake - Still of the night - Live 1990 Donington