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2024年10月10日木曜日

2024年米大統領選ウォッチ-その7: CBS『60 Minutes』カマラ・ハリス・インタビュー和訳④銃, 締めくくり



続いてCBS『60 Minutes』カマラ・ハリス副大統領のインタビューの和訳。全体を4つに分けて掲載。その④。


インタビューの映像と文字起こし
https://www.cbsnews.com/news/kamala-harris-2024-election-interview-60-minutes-transcript/



Kamala Harris makes the case in 60 Minutes interview for why she should be president
その④銃, 締めくくり



★銃

Bill Whitaker:  話題を変えます。あなたは銃の所有者であると人々を驚かせました。もし誰かが家に侵入したら撃たれると…

Kamala Harris:  これを言うのは初めてではないですよ。

Whitaker:  どんな銃ですか?いつ、なぜそれを手に入れたのですか?

Harris:  Glockを持ってます。長い間持ってます。私の経歴は法執行機関ですから

Whitaker:  撃ったことがありますか?

Harris:  もちろん。射撃場で。



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ティム・ウォルツ氏のインタビューは略
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★最後に

Whitaker:  あなたは今私達と共に座っている。トランプ陣営は(この放送に参加するために)同意していたインタビューをキャンセルした。どう思いますか?

Harris:  もし彼が視聴者に、あなたとの有意義で思慮深い会話や質疑応答を見せないのなら、彼のラリーを見ればいい。彼自身のことと彼の個人的な不満についての話を聞くことになるでしょう。そしてあなたが聞くことがないのは「あなた…つまりはリスナーのあなた(有権者)に関する事」です。彼がどのようにして国をまとめ、共通点を見つけようとしているのかについて聞くことはないでしょう。だからこそ私は、魂と心で、アメリカの人々がページをめくる準備ができていると信じているのです。


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亀:
彼女が銃を持っていることは驚くことではない。これは共和党支持者に対するアピールでもあるでしょう。それから最後のトランプ氏がこのインタビューを受けず、ラリーで何を言っているのか…これも確かに納得。トランプ氏は自分のことにしか興味がない。彼は国をどのようにまとめるかの話もしないでしょう。国を分断するようなことばかり言っている。



それにしてもこのインタビューではカマラさんが誰であるのか、何ができるのか…の強い印象は受け取れなかった。可もなく不可もなく。最初の感想にも書いたように、そもそもそれほど期待していたわけでもなく。しかし彼女は真面目に正しい政治をやろうとしているのは感じる。それがわかっただけでもいいと思う。このインタビューにも出てくるように、いい法案を通すには議会を通さなければならない。それが彼女にできるのか。やっぱりちょっと物足りないかな。


しかし、彼女が今この場所にいるのは彼女のせいばかりではないですね。4年前に、それ以前の4年間のトランプ氏の時代にうんざりした国民を呼び込めるようにと立候補したのは中庸のバイデン氏。彼は政治家としての経験が長く、議会にも民主、共和の両党に多くの友人がいる人物。極端なリベラルではなく、共和党支持者にも受け入れられるような中庸の民主党の大統領候補。彼はそれで4年前に大統領に選ばれた。

しかしバイデン氏は白人で男性で…、そのことで民主党は女性票とマイノリティ票を集めるためにカマラさんを副大統領候補として選んだ。もし彼女があの時に選ばれていなければ、彼女は今のこの立場にはいなかったわけで。もし彼女が、米国の大統領として(今のトランプ氏と戦うために)まだ十分でないとすれば、それは4年前に彼女を選んだ人々の責任だろうとも思う。

副大統領候補は常に次の大統領になる可能性を見据えて選ぶべし。

まさかトランプ氏がまた立候補するとは思わなかったけれど、それにしても彼は今も大変な人気だそうだ。カマラさんが彼に勝てるのかは、今もわからない。本当にどうなるのか正直今も不安である。どうなることやら。


★インタビュー和訳
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