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2018年11月14日水曜日

LIVE★Bruno Mars/ブルーノ・マーズ Live!!! 24K Magic World Tour 2回目– 11 November 2018



2日目。また行ってきた。この日は24K Magic World Tourの最終日

この日の席はスタジアムの横の最上階の一番上。会場中で一番高い所にある席なので全体が見渡せる。ステージも確かに遠いのだけれど、上方から見下ろす位置のせいかそれほど遠くに感じない。これはこれでまた悪くない。

70年代に建てられたこの古いスタジアムの最大キャパは50000らしい。東京ドームよりちょっと小さいぐらいのはずなのだけれど、全体にもっとこじんまりと小さく見えるのは不思議。こちらのスタンドから見る向こう側のスタンドもそれほど遠く感じない。このライブでは俵型の会場の一方にステージを組み立ててキャパは35000だったそうだ。

前日はステージの近くで大盛り上がり大会だったので、今回はあまり騒がなくてもいい。周りが踊れば踊るけれど、座って上から下の様子を観察するのもまたいい。2回目は余裕だ。

この日も前座は同じ。地元のThe GreenとカリフォルニアのCommon Kings。どちらもレゲエバンド。この日は前座のショーも観客のノリがいい。歓声も大きい。さすが最終日。

レゲエバンドの後の休憩時間にはスタンドの客席で何度も何度もウェーブが起こる。皆立ち上がるたびに女の子達が黄色い声を上げる。キャーキャー騒がしく面白い。その後、今度は観客が自発的にスマホのライトで遊び始めた。最初は数人がライトを揺らしていたのに、徐々に会場中の観客がそれに参加。左右、上下、四角と光で形を描けば、数百の観客が徐々にそれに従って動きを変える。会場中がライトで同じ動きをするのは見もの。光が踊っている。今夜の客はノリがいい。


★ライブ

会場が十分温まってから9時過ぎに開演。ブルーノ君の思い出ビデオに「ARE YOU READY?」で会場が叫ぶ。ステージの前面を覆っていた幕が落ちてライブの開始。


今日の場所は昨日よりも音がいい。たぶん。少しよく聞える気がする。それに照明に照らされたステージは実際よりも大きく見えるのでそれほど遠く感じない。音のディレイがほとんど無いのは不思議。昔は東京の武道館でも東京ドームでも音が遅れていたけれど、ここでは殆どディレイが無い。どうやって調整しているのだろう。

最初の24K Magicからのノリのいい曲で、周りの若い子達が立ち上がって踊り始めた。ビールで気持ちよくなっているらしい。一緒に立ち上がってちょっと踊る。この列は後ろに誰もいないので好きなときに立ち上がればいい。ステージから遠いせいか周りには「とりあえず見に来た」客もかなりいる。最後まで立ち上がらずに鑑賞する客も結構いた。スマホのカメラで写真を撮り、オペラグラスでじーっと見て全体の様子をまったりと楽しんだ。最後はもちろん踊る。構成は昨日と一緒。

最後のMCではブルーノ君がよく喋っていた。この日は最終日。また24K Magic World Tourの最終日でこのショーは200日目だったそうだ。最終日ということでブルーノ君も饒舌。会場には家族や親族一同、クラスメートなども来ていたらしい。彼もよく笑ってリラックスしていて楽しそうだった。この日のMCの様子には彼が心からショーを楽しんでいる様子が見えた。大掛かりなスタジアムのショーが、温かいパーソナルなコンサートになっていて感動的だった。




これは後から動画サイトで見つけた最後のMCの内容。聞き取れるところをおおまかに意訳。ちょっと感動しますね。
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「…世界中を回って歌を歌えるなんて本当に幸運で恵まれているんだけれど、でもね、ここ僕のホーム・ホノルルに帰ってこれて本当に幸せ、幸せだよ本当に嬉しい みんなありがとう。 …聞いて、今晩みんなに会えて歌えて心から嬉しくて胸が一杯だ。…。 …そしてずっと一緒にやってきてくれたバックステージのクルー、スタッフ皆に感謝したい。これを建てるのは大変なんだよ。拍手してあげて。 …それからハワイいつもここだけ…友達にファミリー、おじさんやおばさん、甥に姪にいとこも今夜ここにいる。 …そしてお父さんがいる。僕に全てを教えてくれたお父さん"Dr. Doo Wop"が今晩ここにいるんだ。彼に会えるよ。 …それから友達もいる…奴らの名前を呼ばなきゃ…(友人達それぞれの名前)…こんな話があるんだ。僕達が9年か10年生(中学生)の頃、その友達は僕が校内のどこに行っても向こうから叫ぶんだよ「おいっブルーノ、ドレッドひとつくれ、ドレッド房ひとつくれよ」そして僕の髪を切ってよこせって言うんだ。それで僕が「おい変人、なんで僕の髪が欲しい?」って聞いたら「いつかお前が有名になったらそれを売るんだよっアホ」(笑)。 …でも聞いて、それはね、彼の「おれはお前を信じてるんだよブルーノ、やってくれよ」っていう彼なりの言葉だったんだ。 …聞いて、知っていて欲しい、キミたちのおかげ。キミたちが僕に何だってできるって思わせてくれたんだハワイ…僕がどんなにキミたちが大好きでいつも恋しがっているか。 …それからキミたちも知っているように僕がやっている全ての事、僕の事をテレビやニュースやビデオで見てラジオで聞くと思うけど、僕が一番やりたいのはキミたちに誇らしく思って欲しいこと。本当にありがとうハワイ。 …2つお願いがあるんだ。一つ・皆さんどうかここから安全運転をしてどうか安全に家にたどりついてください。 …二つ・これは僕と世界とバンドのために…ここにいる皆でこのコーラスを最後にもう1回歌って…皆の声が聞きたい、ハワイいいかっ ほらっWhen I see your face…(歌)
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いろいろとこみ上げてくるものもありますよねきっと。今までショー200回…かなりハードなスケジュールで世界中を飛びまわっていたわけで、これが最後となれば胸が一杯になりますね。いつもどおりの完璧なショーをやりながらもこの日の彼は心の中で何を思っていたのだろう。

上から見るステージは宝石箱のようにキラキラと輝いて、花火も火も紙ふぶきもレーザーもとても綺麗で、観客もよく歌い楽しそうで、素晴らしいショーでした。ブルーノ君、本当に本当におつかれさまでした。ありがとうありがとうありがとう❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤


このライブはチケットを取るのに半年も前からパニックになったり、ライブが近づけば「ちゃんと車で行けるのだろうか」「パーキングは大丈夫だろうか」と心配し、そわそわと気もそぞろ、何も手につかないし、何も出来なくなって、何をやってもふわふわと心ここにあらずで、そんな年甲斐もない自分の落ち着きの無さに自分でもびっくりした。スタジアムのライブなんて久しぶりで、それだけでもかなり興奮して、ちょっと今燃え尽きてます。お祭りですね。カーニバルとか、そういう感じ。昨日も今日もぼーっとしてる。
ぼ~~~っとしてる。
こういうのは久しぶりですな。


今晩ブルーノマーズ君のコンサートに行くのだけど…      ---2018/11/11
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