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2016年4月26日火曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第16回「表裏」 4月24日放送



サナダマル16回。話のほとんどが大坂城内の信繁の出来事という感じですが、歴史も進んでます。いつの間にか大名同士の戦は秀吉の許可制になったらしい。それで徳川は真田を攻めたいわけですが、一応秀吉にお伺いを立てる。上杉は「真田に味方をするな」と秀吉に釘を刺されているので、徳川が攻めてきたら真田は大ピンチという状況。

●あらすじ
上杉は越後へ帰郷。真田パパは上洛しない。秀吉は痺れをきらす。もうすぐ九州征伐も始まるし、徳川が真田征伐の許可を求めてきたので許可してしまう。真田ピンチ。…茶々さんと仲良くなれば殺されるかもしれないし、石田さんは利休さんを排斥しようとしているし、信繁いろいろと困った。

★感想
・大坂城。上杉さんが信繁を残して越後に帰っていった。あれー
・信繁、秀吉に呼びつけられ「上杉に真田に味方をするなと言ったのよ」と言われる。あれー
・そして秀吉の馬廻衆に勝手に決められている。いろんな事が勝手に進められている
・直属の上司は平野長泰「茶々様に近づくと殺されるぞ。実は前の子もそうなんだよ…」
・秀吉は利休による舶来品の展示即売コーナーへ。
・秀次が美術に詳しい。ブランド品に詳しいのね。
・寧々さんへ帯をプレゼント。
・おいきりちゃん、寧々さんとこで何やってるんだ。
・秀吉「九州征伐が始まる」←おおおおぉ…ってこのドラマで九州攻めが描かれることはまさかあるまい。
・次は茶々さんへ帯をプレゼント…すぐに信繁に話しかけてくる。この娘はたいくつしてるんだろうな…。
茶々さんに親しくして殺された秀吉の近習は今までに3もいるんだそうだ。こええぇ。
信繁の真田のパパへのお手紙は検閲されていた!ひー。
・石田三成「これからの世は、大名は殿下の許しなく戦をしかけてはならぬ。…もはや戦で事を決する世は終わった」←今週の〆言葉。
・石田さんの高圧的な感じもいいですね。だんだん慣れてきた。
・石田さんは堺を配下におくために、利休さんを失脚させるつもりでいるらしい。それにしても信繁はいろんな事を知りすぎる。
・いきなり茶々さんから呼びつけられ(逃げ場なし)
・信繁はそれにしてもずいぶんずけずけとぶしつけなことを聞くわね。
・加藤清正はただの暴力男じゃないか…おかしいやろ。あ、それにさっさと「自分が殺した」と白状するのか?聞いてないです。みんなよく内情をぺらぺら喋りますね。
・井戸に投げ込まれそうになったところを秀長さんが通りかかったので助かる。ぶっそうやな大坂城。
・秀長さん「兄上についてここまでやってきた。…生まれながらの大名は一人もいない。元をただせば中村の百姓。あっという間だった。だが心がついてきていない。」←今日の決め台詞。秀長は弟。豊臣家も弟ができる人なのね。

・その頃浜松城では。娘が可愛い本多忠勝。デレデレしてる。稲ちゃんは元気がいい。

徳川は秀吉に真田討伐の許可をもらうふり…?

・信州・真田には上杉離反のニュース。家康は秀吉に下ったのか。昌幸パパ「えらいことになった。どうすればいい」

・大坂城。秀吉は信繁を呼びつけ「家康が真田攻めの許可を求めてきた」←え…これって信繁に言う必要ある?
・(家康が本心で秀吉に従っているのではなくても)家康は単に真田を攻めたいだけ。それに秀吉は先週「徳川に恩を売っておきたい」と言って上杉に真田を助けるなと言っているので、徳川の真田攻めへの許可は既に決定事項でしょう。秀吉は信繁に「そうかーだまされるところだった。」なーんてニコニコしてるけど、そもそも秀吉は真田のことなどなんとも思っていない。上杉にも釘を刺してるし「真田は逆らってるから徳川は勝手に攻めていいよ。」と思ってますよね。
・案の定、徳川の真田討伐は認められたらしい。
・驚く信繁。

2016年4月25日月曜日

Princeさんの思い出~1986年‣横浜スタジアム「Parade Tour」最終日のセットリスト



アメリカのTVでは、昨日もプリンスさんのニュースが流れていた。もう4日も過ぎたのにまだ心が落ち着かない。

1月にDavid Bowie氏が亡くなって、今度はプリンスさんなんて今年はどうしたんだろうと思う。たった4ヶ月ほどの間に若い時に大好きだったスターが2人もいなくなるのは悲しい。


高校生の頃初めて聴いたプリンスの曲は「I Wanna Be Your Lover」。最初に買ったアルバムは1999。その頃からファンになってParadeまで新しい作品が出るたびにアルバムを買って聴いた。

1983年の1999は全米9位。その翌年1984年には、自伝的映画Purple Rainのサントラが全米で1位になる。その後も1985年のAround the World in a Day1986年のParadeと傑作を連続して発表。作品も売れに売れてプリンスは世界クラスのスーパースターになった。この時期をファンとして過ごすことが出来たのは幸運だった。

当時学生だったこともあって、多くの時間とエネルギーを彼の作品や情報を集めることにつぎ込んだ。発表されたアルバムはもちろん、過去の作品を遡ってDirty Mind』『Controversy買った。プリンスをめぐるミネアポリス界隈のアルバムも漁った。Sheila E.の『The Glamorous Life』、TimeWhat Time Is It? 』『Ice Cream Castle』、Vanity 6Vanity 6』、Apollonia 6Apollonia 6』などをレンタルレコード屋で借りて聴いた。プリンスの関わった音作りは独特で、それまで聴いていたイギリスのバンド、米の普通のロックが全て色あせてしまった。

当時から彼は天才だと様々なメディアが書いていた。どのアルバムも殆ど捨て曲がなかった。バンドRevolutionも本当にかっこよかった。ギターのウェンディ、キーボードのリサが素敵だった。特にリサの声はプリンスの作品に独特の色を添えていた。大好きだった。


プリンスは19869月に初来日。会場は横浜スタジアム。98日と9両日とも参戦気になって当日のセットリストを調べたらなんと出てきた。


198698日 横浜スタジアム
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1. Around the World in a Day
2. Christopher Tracy's Parade
3. New Position
4. I Wonder U
5. Raspberry Beret
6. Delirious
7. Controversy
8. A Love Bizarre  (Sheila E. cover) 
9. Do Me, Baby
10. (How Much Is) That Doggie in the Window? (Patti Page cover) 
11. Lady Cab Driver
12. Automatic
13. D.M.S.R.
14. When Doves Cry
15. Little Red Corvette
16. Paisley Park
17. Under the Cherry Moon
18. Anotherloverholenyohead
19. 17 Days
20. Head
21. Pop Life
22. Girls& Boys
23. Life Can Be So Nice
24. 1999
--------Encore:
25. Mountains
26. Kiss
--------Encore 2:
27. Purple Rain
 
198699日 横浜スタジアム
--------------------------------------------------------
1. Around the World in a Day
2. Christopher Tracy's Parade
3. New Position
4. I Wonder U
5. Raspberry Beret
6. Delirious
7. Controversy
8. A Love Bizarre  (Sheila E. cover) 
9. Do Me, Baby
10. (How Much Is) That Doggie in the Window?  (Patti Page cover) 
11. Lady Cab Driver
12. Automatic
13. D.M.S.R.
14. When Doves Cry
15. Little Red Corvette
16. Do U Lie?
17. The Ladder
18. Condition of the Heart
19. Under the Cherry Moon
20. Anotherloverholenyohead
21. or $
22. Head
23. Pop Life
24. Girls& Boys
25. Life Can Be So Nice
26. 1999
--------Encore:
27. America
28. Kiss
--------Encore 2:
29. Sometimes It Snows in April
30. Purple Rain
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…うわ凄いセット。9日は30もやったとは今まで知らなかった。いいものを見たんだなぁ。これはライブの音源が残っていないのだろうか。欲しい。あったらいつか公式にリリースしてほしい。


ツアーは『Parade』ツアー。前座はSheila E.。プリンスのライブが始まって数曲目、ウェンディとリサが「I Wonder U」を歌う。二人の篭ったような声の、もあ~っと湯気の出るような感じにうわーっと圧倒された。興奮のあまりこのコンサートのことはよく覚えていないのだけれど『Girls& Boys』で手をくねくねクロスさせて回りのみんなと一緒に踊ったのは覚えている。最後は『Purple Rain』で、スタジアム中の観客全員が催眠術にかかったようになった。

あのライブがバンドRevolutionとして最後のライブだったことは後から知った。


後日、雑誌『Rockin’ On』のライブ・レビューで(たぶん)渋谷さんが「プリンスのライブは彼と観客が一人一人直接繋がっているような…」と表現していて、ああなるほどと思った。確かに9日最後の「Purple Rain」には、催眠術にかけられたような、全身が痺れるような不思議な感覚があった。

スタジアムでのライブなのにどこか秘密クラブの集会のような雰囲気、異様に密度の濃いショー…あの日の濃い空気は、バンドからのエネルギーと観客の熱意が一緒になって起こった化学反応だったのだろうかと今になって思う。

1986年になっても日本での一般的なプリンスのイメージは、まだどこか「キワモノ」だった。だからあの横浜のライブに集まったのは「俺にはわかる」「私には彼の事が理解できる」…そんな濃いファンばかり。それぞれプリンスに対して特別な思い入れのあるファンがあの日かなりの数集まっていたのだろうと思う。

そしてその日はバンドにとってもRevolutionの最後の特別なショーだった。

あれから数多くのスターのライブを見たけれど、あのような全身が痺れるようなライブはあれ以来一度もなかったかもしれない。あのライブで何かが完結した。Revolutionも解散した。全ての事があいまいでいろんな事に馬鹿みたいに夢中になれる学生時代もおしまい。翌年私は社会人になった。


その後時代も変わった。プリンスも通好みのキワモノアーティストから、東京ドームを埋める誰もがよく知るスーパースターになった。彼のライブも、ボディコン姐ちゃんの群集が踊るバブルにふさわしいイケイケなイメージに変わった。1990年の東京ドームと横浜スタジアムのショーは行ったはずなのに殆ど覚えていない。そのあたりから私はプリンスの音楽を聴かなくなってしまった。


アイドルとの濃い時間を過ごしてもいつかは終わる時が来る。そして振り返らないまま時は流れた。それでも思い出が消えることはない。学生時代にプリンスに夢中になっていた頃のことは忘れない。彼と彼の音楽は特別だった。かっこいい音。素敵なリズム。溢れる才能。圧倒されるほどに濃く妖しくパーソナルでディープな世界。突き刺すような視線の綺麗な目。身体をくねらせながら歪んだギターを弾く彼は本当に素敵だった。そんな彼を綺麗な女性達が常に取り巻いていた。あれほど苦しくなるほどかっこいい人もめったにいない。

買い集めた初期のアルバム。オールナイトの映画館で連続4回見た『Purple Rain』。ディスコでも彼の曲が流れていた。熱気むんむん横浜スタジアムのParade Tour最終日。どれも素敵な思い出。彼の音楽を、彼の創りだす世界を追いかけるのは本当に楽しかった。


プリンスさんありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

 
Sheila E-TheGlamourous Life (1984)
Wendy &Lisa -Honeymoon Express (1987)

 

 

2016年4月21日木曜日

Some Times It Snows In April…Rest In Peace Prince



Some Times It Snows In April (piano cover)


本当に今年はどうしちゃったんだろう。
本当にどうしたんだろう…。
言葉もないです。ほんとに。
涙が出るわけではないけれど、
また心に穴が開いたようだ。

プリンスさん、あなたがいなくなって寂しい。
若い頃にあなたの音楽と一緒にいろんな時間を過ごした。
あなたは誰よりもかっこいいスーパースター。
大好きでした。
素敵な音楽をありがとうございました。
R.I.P.




 

2016年4月20日水曜日

お猫様H:たわむれ



椅子の横のカーテンを自分でたぐり寄せてその上に座っている。
カーテン越しに触らせてね。
「んがっ」…歯が刺さってますよ。
「…」
仲直り。
おすまし。
 
 

2016年4月19日火曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第15回「秀吉」 4月17日放送



サナダマル15回「秀吉」。そうです秀吉のお出まし。
この秀吉、
惚れました。
 
いい。すごくいい。なんか納得した。すごく面白い。あーもしかしたらこういう人だったのかもなぁ。
 
軽いんですよ。人物が軽い。軽い軽い軽い。小さくて、ひょこひょこひょこ…どこでも走って行ってしまう。動きが素早い…印象が素早い。外見の印象と同じく

頭の回転が速い

速い速い速い。明るい。陽気。楽しい。軽薄。女好き。笑い好き。面白いもの好き。

この秀吉は

天才型。

納得した。アマデウスか。子供がそのまんま大人になった感じですね。子供がチョロチョロチョロチョロしている感じ。それなのに頭の回転が超高速で誰も追いつけない。だからどんどん先に進んで周りがついていくしかない。この人には誰もかなわない。とにかく速い。軽い。信長がこのお方のことを「ハゲネズミ」とか「猿」と呼んでいたのも納得できます。
 
新解釈なのかな。竹中さんとは全然違う。竹中さんの秀吉は、若い頃はお調子者で面白いけど情に厚くて、人徳で人をひきつけたキャラだったと思うけれど、この小日向さんの秀吉は、とにかく天才過ぎて周りが追いつけない感じ。無駄を嫌い合理的。情も薄そうだ。たぶんこの人のことは誰も理解できない。でも人並みはずれているからやっぱり惹きつけられる。
 
人が1ヶ月かけて練るプランを5分で思いついてしまう。実務はめんどくさいから部下にポンと放り投げてすぐに遊びに行ってしまう。この人の言ったことを周りが考えている間に、本人はもう次の事を考えている。何事もすぐにたいくつしてしまうから、すぐに次のことを始めて忙しい。頭が良すぎて回りが全部バカに見えてしまう。アイデアがどんどん出て来て止まらない。ひょこひょこしてる。
 
そうか…天才か…。だから同じく天才型の信長と馬があったということか。へー…面白いなぁ。小日向さん最高。本当に子供みたい。
 
でも子供はわがままだ。だからすぐに機嫌をそこねる…→怖い。秀吉って史実でも怖い人でしたっけ?この秀吉は竹中さんや緒方さんの印象とは全く違いますよね。…なんかね…頭の回転が速過ぎて何を考えてるかわからないから怖い…あ、でもそれは信長じゃん。
 
ともかくこの秀吉が面白いから楽しみになってきたぞ。今回の話では、信繁が秀吉にマッチした頭の良さだから気に入られた…としていますね。なるほどなぁ。しかしこの信繁は秀才型で天才型ではなさそうですね。
 
 
●あらすじ
大坂に上杉さんとやってきた信繁。秀吉に出会う。気に入られる。上杉は苦渋の決断…とうとう秀吉に頭を垂れる。真田のパパはまだ上洛しない。

★感想
・吉野太夫は綺麗ね。
・福島正則のガハハハハハ笑い。酒の枡の大きさの違いを秀吉が見てます。
・三成はガチガチ優等生。
・遊郭遊びが三成にバレて、秀吉のいい訳「ちがうんだよー源次郎のせい…」←食えねーっ(^_^;)\
・信繁はヌレギヌのあしらいが上手い。

・信州では、作兵衛がすえちゃんを大切に育ててます。
・佐助は出浦さんに弟子入りしてすっぱのトレーニング中。火遁の術…おーい家が燃えるぞ。
・お兄ちゃんは手持ち無沙汰なので奥さんと庭仕事。
真田のパパとママが仲良し。

これはいい場面。
薫さんが可愛い。高畑さんがすごく嬉しそうだ。かわいい。パパはお兄ちゃんの良さもよくわかっているのね。

・京では、三成が信繁に突然フレンドリー…→なぜなら秀吉が信繁を気に入ったから。
・…と、大谷吉継さんが教えてくれる。

・秀吉、裏では上杉さんのことを興味がないように言っていたのに、会えばニコニコ。しかし「真田に味方するなよ」と釘を刺す。この場面がまたいい。
・秀吉「真田をこらしめねば」「家康に恩を売っておきたい。あいつはめんどくさい男だ」←これがまた怖いの。
秀吉が圧倒的に強い。
自信たっぷりで余裕。家康のことも全く恐れていない。
・また落ち込む上杉の殿

茶室のシーン。これもいい場面。上杉が信繁を紹介すると秀吉「何を申しておる。昨日会ったろ」ヒャ~「そうか…心優しい男だのぉふぁははははは」。
・信繁両手グー。
・上杉さんの心の流れ→茶碗を持ったまま「これで飲んだらおしまいだ…あーどうしよう…ためらい…やっぱり降参…飲んで放心…あーとうとうやられてしまった…」←名演ですまた落ち込む
・千利休の目が怖い。
・秀吉。上杉さんが茶を飲んだらさっさとおしまい。二人を茶室から追い出してしまう。秀吉は無駄を好まない。
・利休「どっかでふんぎりをつけられたのでございましょう」秀吉ニコニコ子供のようだ。
上杉さん落ち込む。

・秀次はきりちゃんに一目惚れ。

・豪華な部屋に小さな秀吉がちょこんと座る。検地について。
・秀次君はあまり頭がよくないのね。
・秀吉「枡が違うと何もわからん」←あ~~~この枡か…遊郭のあの目線はこのこのとを考えていたのね。私は福島正則の大きな枡を見て怒ったのかと思っていた。
・かしこい信繁はそつなく回答。

・秀吉と茶々と信繁との神経衰弱。やっぱり秀吉は忙しい人ですね。1日にいろんなことをやってる。
・茶々と若侍の目配せに怒る…と思ったらまた子供のような笑顔。カードがつまんなくなったので「なんだよこれー」とカードをかき混ぜる。わがままな子供。(^­­_^)
・一家だんらん。ねねさんの名古屋弁がいいな。綺麗ですね。おっときりちゃんがなぜか場になじんでいるぞ。
・ところで今回も

ナレーションがネタバレしすぎ!