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2023年1月11日水曜日

★「鎌倉殿の13人」好きだった人々4

三浦義村 和田義盛 巴御前 
畠山重忠 上総広常 梶原景時
後鳥羽上皇 安達盛長 三善康信 運慶 善児


三浦義村
頭が良く計算高く要領もいいが、たぶんどこかが抜けている。彼が義時の上に立てなかったのにはきっと何か理由がある。御本人は真面目にやっているのになぜかユーモラスで笑いを誘うキャラ。突然脱いで筋肉を見せたがる笑。 最後の頃に度々義時を裏切るが、その理由は義時の成功に嫉妬していたことによるものだった。最後に本音が出た。急に親しみがわいた。義時のライバルとして最初から最後までいた重要人物。


和田義盛
豪快。脳筋。単細胞。でも心はゴールド。いい人。裏表がない。暖かい。こういう人がいいですよ。すごく好き。繊細な実朝が悩んでいれば自宅に招いて鍋パーティー。占い師の元にも連れていく。面倒見がよく思いやりのある人。子だくさん。その上に喧嘩も強い。最高ですね。最初はユーモラスなキャラで面白がってましたが、最後の頃にはファンになっていた。


巴御前
このドラマで一番かっこいい女性。現代的。自立していて御本人がとにかく強い。男以上に強いから皆に一目置かれる。そんな彼女が、和田義盛の優しさに触れて女性らしさを取り戻す。眉を剃り髪を整えて綺麗な女性に生まれ変わる。和田さんの前では女の子のような可憐な笑顔。すごくかわいかった。


畠山重忠
かっこいい武将。華やかな武将。素敵でしたね。中川さんはお若いのにベテランの俳優さん達と肩を並べて堂々とこの有名な怪力の武将を演じていらした。義時と殴りあったときは、そのまま義時をやっちまえと思った笑。


上総広常
豪快な人。彼もかっこよかったな。佐藤さん御本人は寡黙で知的な印象のお方なのだけれど、この上総介は大軍を率いて男気溢れる豪儀なお方。北の佐竹義政に「お前老けたなぁ」と言われて一瞬でバッサリと斬ってしまう笑。気が短いのね。すごくいい人だったのにパラノイアの頼朝に誅殺されてしまう。酷い酷い酷い。


梶原景時
苦悩の人。義経の天才的な戦略を間近に見て圧倒され、自分と比べて苦悩していた。最初に頼朝を見逃した時も理屈で判断していたようで、彼は常に直感よりも理屈で物事を考える優等生だったのだろう。努力する秀才か。お堅くて真面目過ぎるせいか肉体派の御家人たちにあまり人気がなく、皆から景時糾弾の連判状が作成され鎌倉を追われ討ち取られる。


後鳥羽上皇
やんごとなきお方。ただそこにいるだけでユーモラス。似顔絵がうまい。


安達盛長
安達さんはおだやかな頼朝の忠臣。いつも頼朝の突飛な行動に驚かされて目を丸くして困っていた。それがコミカル。このお方の最後は穏やかでよかったです。


三善康信
三善さんもいい人。控え目で欲がなく真面目でおだやかな人。いい人。このお方もNOを言えないお方かな。最後までチャーミングでした。


運慶
本物の天才。世界に誇れる天才。13世紀の大昔にあれだけパワフルでリアルな彫刻をなさったお方。特殊能力。このドラマの運慶さんは、権力者に媚びないかっこいい芸術家。芸術家はこうあるべし。かっこよかったなぁ。最後の義時の像はトラウマになるほど怖いが、あれは弟子に彫らせたのだろう。


善児
彼を忘れられるはずがない。怖い怖い怖すぎる善児。彼の名前が出るたびに皆恐怖に震える。強烈な印象。とにかく強い人。




…三谷さんのドラマはとにかくキャラひとりひとりが皆スポットライトを浴びるので、印象に残っている人…と思えばまだまだいくらでも出てくるのです。
北条長男言い出しっぺ宗時、伊東のじさま伊東祐親、マツケン平清盛、ホーオー様後白河法皇、男臭くかっこいい木曽義仲、綺麗な若者義高、戦は強いがおだやかな土肥実平、いつも笑顔の仁田忠常、いい人過ぎる江間次郎、奥さんと仲がいい/北条に騙された比企能員、一番の悪人大江広元、湯気出る筋肉土木課八田知家、京いけず源仲章、早口言葉慈円、神出鬼没文覚、中二病がんばれ北条朝時、頑張り屋さんの鶴丸/平盛綱、息子がよにん佐々木秀義爺、そして沢山の女性達。ひとりひとりキャッチフレーズが皆書けるほど。このドラマの俳優さん達は、たった1話限りの出演でも皆記憶に残ってます。
皆さまおつかれさまでした。