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2020年11月11日水曜日

National Geographic誌:バイデン政権で動物の保護はどうなる? 重要な6項目



Yahoo!のニュースを見ていたら出て来た記事。英文の元記事を見たら…ページは一瞬開くのだけれど「サインして購読しろ」と出てくるので結局読めなかった。というわけでナショナル・ジオグラフィック誌の和訳ページを参照。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/111100656/?P=1


大統領選の結果…世間はまだまだいろいろとやっているみたいですが、私が急に大統領選を追わなくなったのは、そのドタバタに飽きたから。

もうバイデン大統領で決まりでお願いしたい。たのむからバイデンさんでお願いしたい。今まで彼とカマラさんのプランを聞いていれば、アメリカの国を良くするためには、諸々の理由で今は民主党サイドの政策以外は私には考えられない。さっさと次に行こう。次。次行こう 

そもそもトランプさんが大統領になったのは大きな間違い。大統領になれる人ではない。たとえどんなに彼が(彼が思うところの独自の)理想を真摯に追い求めていたのだとしても。彼の志向は時代に逆行している。どうしても賛同できるものではない。


アメリカは正しい理想を追って努力をする国であってほしい。…富の分配、医療制度の改革、弱者を救うための健康保険を整え、環境問題に取り組み、法の整備、銃規制、人種問題、思慮深い海外政策(これが一番難しい)等々…問題は山積み。しかしそれがどんなに難しい課題でも、理想を追わないでどうする。アメリカはいつまでも50年前の古い価値観と、悪い慣習に留まっているわけにはいかないだろう。トランプさんのやりかたでは、アメリカは世界中から笑いものだ。


そして今日こんな記事にぶつかった。今まで知らなかったことがこの記事には書いてある。

トランプさん、今まで4年間の間に環境問題を無視しただけではなく、動物愛護の面でもかなり悪い方向に政策を変えていたのですね。詳しくは元記事を読んでいただくとして、内容を簡単にまとめておく。トランプ氏が4年間にやった改悪と、バイデン氏が状況を改善してくれるのではないかとの希望の記事。あくまでも今の時点では希望です。


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バイデン氏がやってくれるのではないか…の6項目

1 絶滅危惧種法の施行拡大

トランプ氏がやったこと
2019年8月、絶滅危惧種法の大幅な改定案を発表。絶滅危惧種法の目的に真っ向から反対。経済を優先。絶滅の恐れのある種にも自動的に保護措置を適用することはない
8月12日付 バイデン氏の言葉
「絶滅危惧種法は数十年間にわたって、わが国で最も脆弱な野生生物を絶滅の危機から救ってきた。それをトランプ大統領は全て台無しにしようとしている。気候変動で地球が瀬戸際へ追い詰められているこの時期に、私たちは保護を強化しこそすれ、弱体化するべきではない」

2 気候変動を考慮 

トランプ氏
そもそも気候変動を認めていない
★バイデン氏
気候変動が私たちにとって「存続に関わる脅威」であるとの立場を明確にしている。

3 保護が必要な種の指定

トランプ氏がやったこと
絶滅危惧種を次々に保護リストから外し、新たに種をリストに含めることを拒んできた。
バイデン氏
35年間…大体において絶滅危惧種の保護を支持してきた。1973年にバイデン氏は絶滅危惧種法の成立に賛成票を投じて以来、同様の法案を何年も支持。

4 鳥の死を防ぐ

トランプ氏がやったこと
1918年に制定された渡り鳥保護条約法を歪曲し、鳥の死に対する企業の責任をほぼすべて免除

5 動物福祉法を強化

トランプ氏がやったこと
2017年、トランプ政権は動物福祉に関する政策の方向性を明らかにした。農務省が、動物福祉法違反を記録した公的データベースを完全に消去。検査記録や、動物園、ブリーダー、工場式農場、研究室などすべての商業飼育施設に関する年次報告書も抹殺された。(その後批判を受けて、データベースは復活された)

6 家畜の福祉基準を改善

トランプ氏がやったこと
食用豚は、1時間で殺処理できる数に制限がかけられていたが、トランプ政権がこの制限を撤廃。結果残酷な処理をされる件が増えた。その他鶏、牛、馬の扱いを改善するための規制も廃止。

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最後に 「ブレイニー氏は、動物保護に関してバイデン氏がトランプ氏とは別の道を進むだろうと考えている。つまり、オバマ政権時代の取り組みを復活させ、議会と協力してより厳しい連邦動物福祉法案を可決させると期待する」

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こういう記事で事実が明かされる。あのオレンジ色のトランプジジイは、私達の知らないところでこんなことをやっていたんですね。びっくりだ。ご本人は経済経済と言っているのだけれど、今の時代は何をやるにしても、環境や生き物を大切にしないことは絶対に間違ってます。絶対にいけない。とんでもないです。本当に恐ろしい。全く悪党だ。

努力をする。何事もそこ。実現の難しい理想があって、それに向かって今少しだけ無理をする、努力をする。そうすれば将来20年後30年後に大きな違いが出てくる。未来を見据えて変化を恐れず正しい選択をしていく。いい政策とはそういうことです。

例えばこういう話をすると「動物愛護ならじゃあ肉食をやめるのか」などとと言い始める人もいるのだけれどそういうことではない。それは全く不必要な極論。言いたいのは、私たちが今ある生き方や考え方を意識して変えることで、人や生き物が苦しまない方法を選択していくということ。そうやって物事は改善されていく。

(古いやり方では)例えば、安い肉を消費者に多く買わせて経済を回すとかなんとか言いながら、劣悪な環境に生き物をギュウギュウ詰めに閉じ込めて、質の悪い安い餌を与え、それで病気になるからと抗生物質を与え、早く出荷するために成長ホルモンを与え…クスリ漬けの動物の肉を安く多く市場に出荷する。 
…結果そんな不幸な生き物を食べて病気になるのは人間なのですね。動物を大切にしないことは、そのまま直接人の健康に関わってくることを、皆もっと知っておいたほうがいい。 

環境や生き物を大切にしなければ、いつか将来人間は必ずそれで苦しむことになる。

政治家には良識をもって国を治めてほしいのですよ。トランプさんが4年間でやったことはあまりにも時代に逆行している。最低だ。本当に恐ろしい。トランプ氏、かなり酷い、思った以上に酷いですね。こんなことをやっていたとは。全く良識というものがない。もうさっさと次に行ってほしい。バイデンさんカマラさん、次を頼む。お願いします。