CONTENTS

2020年4月22日水曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第13回「帰蝶のはかりごと」4月12日放送



もっくんが馴染んできた


★あらすじ
1552年 土岐頼芸(尾美としのり)が美濃から追放される。尾張の織田信秀(高橋克典)が亡くなったことから、今川が尾張に手を伸ばしてくる。信長(染谷将太)は親戚からも背かれる。四面楚歌。そんな時に斎籐道三(斎籐道三)が信長に会いたいと言ってきた。帰蝶(川口春奈)がアイデアと金で信長を優秀な武将に飾り立てる。

なるほどねぇ。今回も帰蝶さんがほぼ主役ですね。


しかし今回はね、もっくんが馴染んできたと思った。役に慣れてきましたよね。もっくんはお顔が濃いので、あまり表情を作らないほうが威厳が出ていいかもしれません。ちょっと怖くていい感じの道三親分になってきたと思った。大きい親分に見えた。

 
前半は美濃から追い出された土岐頼芸さんの話。土岐さんはペットの二羽の鷹をとても愛しているのですね。だから道三のやったことは

酷いぞ 酷い酷い酷い…

うわーこれは酷いなぁ本当にひどい。土岐さんは愛する鷹を抱えて泣いてます。理解できるわ。辛い。
 

 というわけで、ペットロスでもう全てが嫌になった土岐さんは美濃を出てしまいます。その後彼はどうなったのか。番組後の紀行によると、その後土岐さんは80歳まで長生きなさったそうだ。すご~い。土岐さんはその後も鷹を飼ったのだろうか? 彼は絵が上手なんですよね。


そして(もしかしたら本当のパパだったらいいなと思ってきた)土岐さんに置いていかれた道三の息子高政(伊藤英明)が怒ってます。いやキミの眉毛は…道三パパの方だと思いますよ。それにしてもセクシーママ深芳野さんの南果歩さんはお若い。

織田家を出た東庵先生(堺正章)とちゃん(門脇麦)が未来の秀吉(佐々木蔵之介)に会います。ひゃ~出た高身長の秀吉。そこなのよ…この背の高さはどうするよ…秀吉は小さい人よ。いやこのドラマはノブちゃんも丸顔だしなぁ。このドラマは配役が予想を裏切りますね。しかしながら、この秀吉の佐々木蔵之介さんはいいかもしれんと思ったの。痩せ型の細面で目が大きいお顔は、結構肖像画の秀吉に似ているかも。それになんだか騒がしくてガシャガシャしている感じもいいと思った。佐々木さんは2007年の大河『風林火山』で誇り高い上品な真田幸隆をなさったのを覚えているのですが、この秀吉は全然印象が違う。うるさいキャラ。俳優さんてすごいですね。


そして信長と道三の聖徳寺での会見。大体戦国モノのドラマ(特に信長の話)では、この会見がストーリーの最初のイベントですね。あの道三とあの信長の会見!…みたいな。信長が長槍隊を連れていたとか、鉄砲隊を連れていたとか、馬の上で変な格好で筍を齧っていたとか…そんなことも昔読んだ小説やドラマで覚えたのですが、一説によると信長の背中には大きな珍なる宝の絵が描いてあったらしいギャハハハ バカデスネエ まぁノブちゃんはヤンキーだな。

それがこのドラマではぜーんぶ賢い帰蝶さんのアイデアだったというお話。面白いねぇ。

鉄砲隊を集めたのは(おそらく時々信秀様の愛人だったのだろう)伊呂波太夫(尾野真千子)。帰蝶さんが彼女に鉄砲隊を集めるようにと砂金を積む様子はなかなか面白かった。女性が影で歴史を動かしているなんていいな。


そして最後に馬にちょこんと乗ったノブちゃんにニヤニヤがとまらない。無邪気。帰蝶さんは縁側で「パパどうよ」と得意げにお茶を飲む。

このドラマのノブちゃんは本当に帰蝶さんを頼っているのね。帰蝶さんが大好きなの。道三からの会見の申し出に信長が「嫌だ」と言えば、「同盟は終わりよ。離婚だわね」と言う帰蝶さん。その手を握るノブちゃんはもう帰蝶さんにメロメロです笑。